風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出   第112回  神岡線・神岡駅

路線の思い出   第112回  神岡線・神岡駅  〔岐阜県〕


国鉄時代の神岡駅
ネット見たけど一切見かけなかったから
コレかなり貴重ですよ

《神岡線・路線データ》
       営業区間と営業キロ        輸送密度 / 営業係数(’83)    
       猪谷~神岡 20.3km          256  /  522
           移管年月日                転換処置 
              ’84/10/ 1                神岡鉄道
移管時運行本数
猪谷~神岡 6往復〔土曜 7往復〕
 
《神岡鉄道・路線データ》
    営業区間と営業キロ       廃止年月日        廃止転換処置   
猪谷~奥飛騨温泉口 19.9km.    ’06・12・1      濃飛乗合自動車バス
                               富山地方鉄道バス  
移管先廃止時運行本数
             猪谷~神岡(奥飛騨温泉口)6往復
             神岡(奥飛騨温泉口~神岡口(神岡鉱山前)3往復

神岡駅(かみおかえき)は、かつて岐阜県飛騨市神岡町東雲にあった国鉄・神岡線の駅である。
国鉄時代は神岡線の終着駅の駅名を『神岡駅』としていたが、1984年10月1日の神岡鉄道への経営移管の際に奥飛騨温泉口駅(おくひだおんせんぐちえき)に駅名改称された。 神岡線の終着駅であったが、2006年に神岡鉄道・神岡線の路線廃止によって廃駅となった。 現在は、観光用の軌道自転車の体験運転ができる。

単式ホーム1面1線と留置線を有する駅であったが、留置線は夜間滞泊には利用されず、当駅に到着した最終列車は神岡鉱山前駅まで回送で戻っていた。 かつては島式ホーム1面2線を有したが、末期には一部が埋め立てられ、片側のみが使われた。 無人駅であるが、駅舎には自動券売機が一台設置されていた。
神岡鉄道では、神岡鉱山前駅と共に乗車券の購入できる駅となっていた。

神岡鉄道移管後の2002年に完成した二代目駅舎は、木造一階建ての建物で線路の奥に垂直に建てられていた。 内部には待合所の他に神岡鉄道本社があり、同社が経営する旅行センターも営業していたが、旅行センターは末期に廃止された。 また、初代駅舎(コンクリート平屋建て)は元の位置(ホーム脇)に残されており、こちらでは喫茶店『あすなろ』が営業していた。 トイレは旧駅舎側にあった。
その他、ホーム上に布袋の木像をまつった祠が置かれていた。

高原川の西側の旧阿曽布村の中心地に所在した。 川の対岸や駅の西側に住宅が多くたっている。
また、駅前に路線バスが乗り入れており、奥飛騨温泉郷に行く事ができる。 だが、神岡町の中心部から外れている上に、高山本線の高山駅から別ルートで直通するバスも存在する為、当駅は奥飛騨への玄関口としては全く機能しなかった。

隣の神岡大橋駅までの沿線に歩道が設けられており、ハイキング感覚で通行できる。 駅前広場には貨物列車牽引に使用されていたKMDE101(元国鉄DE10)が静態保存されていたが、2007年2月に解体された。

国鉄時代の路線の距離が20.3キロメートルに対して、神岡鉄道時代の路線の距離は19.9キロメートルというのは、国鉄時代は2代目駅舎から南へ400メートル、ディーゼル機関車が保存されていた位置を含めて線路が延びていた為である。 また、途中に踏切があった。 これは当路線が信富線として平湯まで延伸する計画があり、一部は神岡セラミックからの貨物輸送の専用線として使用していた為である。

4月から11月までの水曜日以外には、当駅から神岡鉱山前駅までの廃線跡を、観光用の軌道自転車『レールマウンテンバイク』での体験運転ができる。 2017年4月からは、飛騨市(神岡町は2004年に周辺町村合併を経て飛騨市となった)の進める『ロスト・ライン・パーク構想』の一環として、廃線時まで運行されていたKM-100形KM-101〔おくひだ1号〕が展示される予定となっている。



この駅は第三セクター・神岡鉄道に経営移管され、駅名も『奥飛騨温泉口』に改称された上で、その神岡鉄道が路線廃止となって廃駅になったのだから、現存時の最終駅名である『奥飛騨温泉口』駅として取り上げねばならないのだろう。 だがワテにとっては、この駅こそ『神岡線の終点・神岡駅』であり、神岡鉄道によって『飛騨神岡駅』とされた隣の駅は『飛騨船津』なのである。


これでこそ我が心を虜にした
ローカル線たる『神岡線』だ

こんなのは他の人にとってはどうでもいい事なのだが、ワテはあくまでもこういう事には拘る性質なのである。 それがこのタワケが抱く、『腐ったミカン』たる強烈な偏固な性質である。


コレを撮ったのは
念願のAE-1+Pを「大人買い」してすぐの時

だから、新しい技術でも昔のモノに著しく劣り、「そのモノに魂が宿らない」と認めたなら、自分の創作活動には絶対に使わない=デジタル画像製造機(アレを『カメラ』とは呼びたくない)を一切使わないのもその性格所以である。


廃止直前時には中年のヘタレと変わっても
ずっと銀塩一筋でっす

アラ・・、脱線しちまったけどこの駅の思い出は大部分は、『神岡鉄道』に経営移管された以降の『山登りの最盛期』の時の事なんだけど。 それは、北アルプスの《上高地》に次ぐ登山基地である《新穂高温泉》に下山した時は、なぜかいつもこの神岡駅に立ち寄っていたのである。

それは、下山して無料の銭湯でひと風呂浴びた後、頃合いよく発車するバスが『奥飛騨温泉口駅経由の富山駅』行きだったのである。 この頃はまだ安房トンネルが工事中で、松本に抜けるにはシーズン時なら混み合って「通過に半日かかる」という旧国道の安房峠越えるなど現実的ではなく、関東圏からやってきた者でも、このルートで下山したなら高山に抜けるのが一般的であった。


山の景色を撮りながら下っていくと
『奥飛騨温泉口』経由のバス時刻の
ちょうどいい頃合いに

でも、その数多く運行される『高山駅』行きのバスはちょうど正午時だけ運行がなく、代わりに『奥飛騨温泉口駅経由の富山駅』行きの便となっていたのである。 そして、早朝に山の幕営地を出発したなら、10時半頃に下山し終えて新穂高温泉に到着していたのである。 10時半に着いて、風呂入って、軽食で軽く腹を満たしたなら、ちょうど正午の『富山』行きのバスのやってくる時刻となっていたのである。

そして、このバスの行く富山方面は、関東・関西圏共に遠回りで人気がなく「並ばずとも乗れる」、ともすれば座席に装備一式のザックを「座らせる」事ができる程に空いていたのである。


遠回りな上に更に時間を食う
このルートを選択する奴は
このタワケ(筆者)以外にはいないな

ローカル線が淘汰されて以来、気持ちが『○鉄』より離れて山に夢中だったけれど、『奥飛騨温泉口経由』という鉄の残り香に釣られて降りてしまうのもあの頃のワテだった。

でも、この『奥飛騨温泉口』で降りてしまうと、そこからは1日7~8本程度の運行本数しかない神岡鉄道に乗って富山方面に出ねばならない。 そして、その神岡鉄道の列車の発車時刻は15時前だったのである。 ここで降りずに富山まで直行すると、14時前後には富山に着いているのだ。

最初に『鉄の残り香』に釣られて降りてしまった時はさすがに「シマッタ~」と思ったが、救いの神はこんなタワケの下にも現れるのである。 駅にテナントとして入っていた喫茶店が、漫画単行本を1000冊以上そろえる『マンガ喫茶』状態で、喫茶店側も列車待ちでの利用客がいるのも織り込み済のようで、入店時間無制限の「ランチパック」や「フリードリンク券」なるモノを1000~1500円程度で提供していたのである。


駅がこんなのに変わっていたなら
ワテ的にはもっと「シマッタ~」だったろうね
※ グーグル画像より拝借

ここだけの話・・、結構濃い同人誌的なマンガもあり、また人気マンガは全巻揃っていて、通して読む事も可能だった。 でも、マンガ読みふけって列車に乗り遅れた事はないよ。
上山田駅では『オチャメ』ちゃったけど。

   ※ あんまり関係ないけど、『魅惑の鉄道写真集』より『神岡線』もどうぞ。













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No title * by 風来茄子
閣下!プチ御殿風駅舎より○有△園※派出所ばりの
コンクリスクエアな駅舎萌えとは流石でございます。
この殺風景もとい機能美を極めた駅舎こそ国有鉄道信頼の
証しでございました。小奇麗な駅舎よりもむしろ人の温もりを
感じるのが不思議なところです。

私めは国鉄時代は最終列車で往復したのみで記憶が薄いのが
残念です。あの時は猪谷駅でビバークでしたので朝往復乗り直せば良かったと悔やんでおります。まあ3セク転換後は登山の足として何度か利用したのですが。

No title * by 風来梨
殿下・・、深夜のお忍び恐れ多き事にございまする。

殿下も写真床下統一を果たす前は、ビバークで夜露を凌ぐ厳しい戦いをしておられたのですな。 今や殿下がそのような事をされると、『床下一大事! やれ吹◇に参陣されたし!』の大号令が発せられまするぞ。

何を隠そうワテも、この地を訪れる2日前に越前の国・下山にて初駅寝を果たしてございまする。

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閣下!プチ御殿風駅舎より○有△園※派出所ばりの
コンクリスクエアな駅舎萌えとは流石でございます。
この殺風景もとい機能美を極めた駅舎こそ国有鉄道信頼の
証しでございました。小奇麗な駅舎よりもむしろ人の温もりを
感じるのが不思議なところです。

私めは国鉄時代は最終列車で往復したのみで記憶が薄いのが
残念です。あの時は猪谷駅でビバークでしたので朝往復乗り直せば良かったと悔やんでおります。まあ3セク転換後は登山の足として何度か利用したのですが。
2015-09-27 * 風来茄子 [ 編集 ]

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殿下・・、深夜のお忍び恐れ多き事にございまする。

殿下も写真床下統一を果たす前は、ビバークで夜露を凌ぐ厳しい戦いをしておられたのですな。 今や殿下がそのような事をされると、『床下一大事! やれ吹◇に参陣されたし!』の大号令が発せられまするぞ。

何を隠そうワテも、この地を訪れる2日前に越前の国・下山にて初駅寝を果たしてございまする。
2015-09-27 * 風来梨 [ 編集 ]