2015-08-21 (Fri)✎
路線の思い出 第109回 関西空港線・関西空港駅 〔大阪府〕
関西空港駅第一ターミナル 案内図
※ グーグル画像より拝借
《路線データ》
営業区間と営業キロ ’12年・運行本数
日根野~関西空港 11.1km 特急【はるか】24往復(1時間毎に1本)
天王寺方面からの直通快速 1時間に3~4本の運行
関西空港駅(かんさいくうこうえき)は、大阪府泉南郡田尻町泉州空港中にあるJR西日本・南海電気鉄道の駅である。 駅ホームの北半分は、大阪府泉佐野市泉州空港北にもまたがっている。
JR西日本・関西空港線と南海電気鉄道・空港線とが乗り入れ、ともに当駅を終着駅としている。
JR・南海ともに島式ホーム1面2線を有する駅で、橋上駅舎となっている。 引上線が2線存在する。
のりばの番号は両社で通しになっており、南海は1・2番線、JRは3・4番線を使用している。
しかし、2階にある改札口およびコンコースは両社で完全に分けられている。 駅舎は関西空港ターミナルビル及び、エアロプラザとペデストリアンデッキで直結している。
大阪の空の玄関口の関西国際空港として鉄道ターミナル駅の機能を持っており、第1回近畿の駅百選に選定されている。 2017年度の1日の平均乗車人員は、JR西日本で14295人との事である。
南海は乗降人員34459人とかなりの水増し感を感じるので、ここでは多くを取り上げない事にする。(実際に見ても、南海は常時ガラ空きだったし・・)
JRの駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として東佐野駅・熊取駅・日根野駅・りんくうタウン駅の4駅を管轄している。 南海の駅も、駅長が配置されており、こちらは当駅のみの単駅管理である。
ハッキリ言うと5本の指に入る「嫌いな駅」が、この関西空港駅である。 なぜなら、これ程に不条理であり、しかも案内が悪く、使い勝手も悪く、しかも食いモンが高い・・と、ワテの旅スタイルからしたら、本当に「使えない」駅なのである。
北海道へ行くのに、鉄道を追っかけていた時代は周遊券と『セ・セ・セ・セ青春18キップ』とのコラボだった。 この時は、切符の有効期限そのままの日数が旅の日程となっていた。
ガキのあの頃はコレに夢中でした・・
興浜北線列車と北見神威岬
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コレを出す筆者(タワケ)は
閲覧者を釣る下心満々の下衆ですネ
やがて車を持つようになると、「10ヶ月働いて2ヶ月放浪する」という『ロクデナシ人生』を歩むようになる。 この時は幸い!?に『奇跡の体力』だった事もあり、日高のキツい山々や知床岬など普通の人なら踏破が難しい所を踏破できた。 その放浪時代の北海道への渡道手段は、カーフェリーだった。
もう、車持ち込みで北海道に渡り、車を住処としていたようなものだった。
山上の楽園
七ッ沼カールの湖沼群と戸蔦別岳
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実際にここまでテント担いで登ってたよなぁ・・
そして、歳を食うと共に『奇跡の体力』が終焉となり、また社会的にも「10ヶ月働いて2ヶ月放浪する」という『ロクデナシ人生』を続けるのが無理となってきて、同時に北海道へ行くのが可能な時がゴールデンウイークや盆休み、正月休みといった『定められた』数日間となった事で、北海道への渡道手段も変えざるを得なくなったのである。 要するに、『定められた』数日間を1日たりとも無駄にせぬ様に、渡道時間を極力少なくする=飛行機の利用となっていった訳である。
暮れの残光に輝く『白鳥・千鳥』
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この時はもう『奇跡の体力』は涙で枕を濡らす『思い出』に・・
でも、飛行機は早いわ・・。 朝6時に大阪の自宅を出たなら、その日の午前中に千歳空港に立つ事ができるのだから。 でも、飛行機っていうのは、最も旅人には向かない手段であるのも、利用する事で「解らされた」のである。
それは別の空港での出来事であるが、あれほどに荷物がぞんざいに扱われているとは思いもよらなかったのである。 その出来事とは、荷物に括りつけていた三脚が戻ってこなかったのである。
それに対しての対応は後回しで、結局団体(この時は会社の慰安旅行だった)で行動している事もあって、紛失した個人の私物でしかない三脚を追跡する時間など取れず、その三脚は放棄したのであった。
まぁ、荷物受取のコンベアに飛行機の荷物格納庫から放り投げるように陳列されるシーンを目にしたなら、「さも有りなん」である。 この事で飛行機に対して不信感を抱いたまま、「できたら使いたくない」という気持ちを抱きながら、この関西空港にやってくる。
タダでさえ搭乗手続きが鬱陶しいのに
こんな店で食事する時間なんてねぇよ!
※ グーグル画像より拝借
まずは、まともな安い大衆食堂がないのである。 「朝飯は空港で食えばいいや」と、自宅を早朝に出ての待遇がコレである。 見事にレストランしかないのである。 そしてレストランとやらは、搭乗手続きをするエントランスホールとは離れていて、朝飯を食う事を選択すると、地獄のように長い手続き待ちの最後尾となってしまうのである。
また、航空会社事に手続き場所や方法が異なり、行先方向での統一性もない。 案内に関しても、互いに商売敵である航空会社間での案内もぞんざいで、『おもてなし』の心は皆無のようである。
それに加えて、不条理この上ないのである。 それは荷物の中身を暴かれた上に、山の道具であるアイゼンや燃料ボンベは難癖をつけられるのである。 アイゼンやピッケルは刃先や爪先にクッションを着ける事を求められるが、ザックの中に入って搭乗中は飛行機の荷物格納庫の中に放り込まれるアイゼンの爪が、何でどのように『危険』なのか?と問い返したい位だ。
ザックの中にしまい込んだコレ・・
どうやったら爆発するの?
※ イワタニプリムスの商品案内より拝借
もう一つの燃料ボンベであるが、有無を言わずに没収である。 ライターが良くて、何で携帯コンロ用ボンベがダメなのか?の整合性もつかない。 それでいて、ペットは旅客室内に連れ込んでもいいのだそうだ。 まぁ、「カゴに入れて」との事だが。 何かおかしくないか? ペットこそダメだろう?
ワテは「ペット飼うなら旅は諦める事だ」と常々思う。
ペットを連れ込むような常識知らずは、大概はカゴを開けて客室内にペットを徘徊させている。
そして、注意されると逆ギレする。 まるで、チョーセンヒトモドキそのままの所業だ。
これこそ、全面禁止にすべきなのだ。 必要なら多額の料金を払って、専用便により完全隔離の上で輸送すべきなのだ。
野生動植物を根絶やしにしかねない
自然界へのペットの連れ込み
そして傍若無人なる公共へのペットの連れ込み
コレって日本を疎んじる反日チョン思考に通じてるよね
こんな事を書くと「携帯コンロのボンベは爆発の危険がある」との揶揄があるだろうが、缶に充填された燃料に火気は皆無だ。 もしこのボンベが爆発するとしたら、外部から金属が破損するような大きな衝撃がかかり、重火力にさらされる事が必須条件となるのだ。 それは即ち、飛行機が墜落する以外にはないのである。 これは、反日サヨクにほだされた反原発厨の「火山の爆発で原発が壊れる」やら、集団的自衛権に反対するチョンどもの「戦争法案だ!」という難癖と同じようなモノなのだ。
要するに、「火山の爆発」が起きれば国土全体に影響が出るのであって、「原発がどうのこうの」ってのは見当違いなのである。 「戦争法案だ!」にしてもそうである。 本当に問題となるのは、「相手から攻撃を受けた時」なのである。 『安保法案』を否定する奴は、そうなれば「座して死を待つ」のであろうか? それを防ぐ為には、自らの身を守る術=集団的自衛権を模索していかねばならないのである。
それらに当てはめると、旅客機の客室内において最も防がねばならない行為は「実際に目の当たりにする迷惑行為」であり、それが『ペットの連れ込み』なのである。 要するに、全てが消滅するような『火山の爆発』や『大地震』を危惧するかの如く、墜落事故でもなけれは爆発などする訳のない燃料ボンベの持ち込みを禁止するより、常時迷惑行為で客室内での不快の対象となる『ペットの連れ込み』を禁止する方が理に適っているのである。
公共での迷惑に配慮する事ができないチョンのような輩に
マナーを期待する方が無理なのである
※ グーグル画像より拝借
あらら・・、話題が脱線しちまったね。 でも、こんな不条理が渦巻くこの駅は好きになれないのである。 そして飛行機代も高いし、シーズン中は高値となるなど利用客の『足元を見る』航空会社にも嫌気がさしてきて、最近は仙台まで夜行バスの鉄道利用や、車はレンタカーを予約してフェリーに『人だけ乗車』する方法に『戻りつつ』ある。 そして、こういった方法の方が、「旅をしているなぁ」と思えるのである。
最後に、『○鉄』記事らしく・・。 北海道から帰った時は大概疲れているので、特急料金払ってでも特急【はるか】に乗っちまうな。 でも、南海の『ラピート』は乗る気しないなぁ。 アレ、滅茶苦茶ブサイクだしィ。 何かアレって、旅の余韻を台無しにしそうだし。
能面ヅラの【はるか】はまだ許せるが
【ラピート】の『鉄人28号』はちょっとねぇ~
※ グーグル画像より拝借
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