2015-08-16 (Sun)✎
『日本百景』 夏 第194回 夏の徳本峠 〔長野県〕
山小屋の情緒を残す造りの
徳本峠小屋
徳本峠 とくごうとうげ (中部山岳国立公園)
常念山脈の南部にある標高2135mの峠。 峠より北方は蝶ヶ岳や主脈の常念岳へ、南方には霞沢岳への縦走路が延びている。 また、松本市島々より、上高地を経ずにこの峠に至る登山道も整備されていて、喧噪を避けたい登山者の間では注目されている登山ルートとなっている。 なお、峠上には食事提供のある徳本峠小屋と小屋管理のテント場もあるので、比較的軽装備で穂高連峰の雄大な眺めを味わう事ができる。
小屋にあった山岳展望図
峠までのアプローチ 駐車場・トイレ・山小屋情報
沢渡駐車場よりバス利用(0:30)→上高地バスターミナル(1:00)→上高地・明神
(2:20)→徳本峠
穂高連峰随一の鋭鋒・前穂高岳と
湧き立つ夏雲
上高地を挟んで穂高連峰と対峙する徳本峠は、穂高連峰の絶好の展望台となっている。
そして、同じく穂高連峰と対峙する常念山系や霞沢岳への登頂の基点としても絶好の位置取りにある峠である。 また、上高地に訪れる登山者の流れの大半は槍・穂高に向くので、割と静かな山旅も望めるのである。
その徳本峠であるが、峠上に山小屋とテント場があり、登山者の受け入れ態勢も万全だ。
しかも、峠までの登高も夏の無雪期ならぱ完全に整備された登山道で、初心者でも安心して登高できるのである。 それでは、穂高連峰の絶好の展望台である徳本峠の山風景をごろうじろ。
最初はお定まりの
穂高連峰全体図をば
徐々にアップして
でも望遠は210mmしかないんだな
とか何とか言ってると夕方に
まずは縦位置で高さを魅せて
いやいや夕景の
全体図が先だったか
いよいよ核心部分へ
前穂が目を魅き過ぎて
割食った最高峰・奥穂高岳
本来ならこの辺りが『一番星』なのだが
同じようなの撮り過ぎて
(写真床レベルで)甲乙着け難し
その内に夕日も暮れてきて
という訳で、
絶好の夕景色を目にしながら
無駄撃ちを繰り返すワテでした
申し訳ありませぬ。 殿下お得意の無駄撃ち、いえいえ『果敢討ち』の真似事をしでかしました。
殿下ぁ~ この不甲斐ない家臣をお赦し下されぇ~。 お手討だけは平にィ。 先日の〔名峰次選〕ファイナルで望遠レンズのマウントが歪んでしまって、山行道中ずっと約1kgのガラスとプラスチックのゴミを担ぐハメとなったワテ。 ・・で、ふてくされて、こんな記事に。
ぢ・つ・わ・・この記事、〔名峰次選〕の未記載峰・霞沢岳の写真ネタの使い回しだったりして。
まだ霞沢岳の本ネタ(ホームページ版)ができてなかったりして。←あぁ、また殿下の勘気に触れるよ・・ 剣呑・剣呑
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No title * by 風来梨
ミミズの如く写真床下を自在に這いずり回り、獲物を引きずり込む殿下ならではの戦略・・、末恐ろしゅうございます。
あのレンズ・・30年超えてたりして・・。 30年モノでも、壊れる時は一瞬ですな。
使用が荒いので、頑丈なのがよいですな。 今のやつは、ワテが腹から火を噴いても無傷だったのになぁ。
あのレンズ・・30年超えてたりして・・。 30年モノでも、壊れる時は一瞬ですな。
使用が荒いので、頑丈なのがよいですな。 今のやつは、ワテが腹から火を噴いても無傷だったのになぁ。
・・・いえいえ閣下が写真界の床を這いずり回るナメクジなら私めなぞ地中を蠢くミミズ以下でございますぅm(_ _)mへへ――っ......
私が徳本峠を訪れたのは秋たけなわの頃で青空にくっきり映える岩壁が美しかったのですが、残雪を抱く夏のほうが高山の雰囲気はよく捉えられるようですね。ここから見る前穂はまるでヨーロッパ・アルプスのように立派です(行ったことないけど)。
ここの小屋は山小屋らしい山小屋で雰囲気を味わうだけでも得難いものがあります。私は足が弱って最早3000mまで登る自信がありませんが、徳本峠ならそのうち再訪できるものと思っています。
レンズは残念でしたが足掛け30年近く持ったことを考えれば充分でしょう。程度の良い中古が見つかるといいですね。