風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第126回  仙娥滝

日本の滝を訪ねて  第126回  仙娥滝  〔山梨県〕


落水が凄ましい水煙を上げて

  仙娥滝 せんがたき  落差 30m  山梨県・甲府市
昇仙峡のシンボルである覚円峰の麓にある。 この滝は地殻変動による断層によって生じた。花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝で落差は30mである。 駐車場から徒歩約5分の場所にあり、秋の紅葉シーズンには数多くの観光客が訪れる。




昇仙峡 全体図

          甲府市街より、案内に従って昇仙峡グリーンロード(現在 無料開放)に入る。
        この道路は昇仙峡の遊歩道に沿っており、下の駐車場なら昇仙峡全体を中ほどに
アプローチ   ある駐車場なら昇仙峡の代表的景観である覚円峰と仙娥滝を、
        滝だけなら昇仙峡ロープウェーのある最上部の駐車場と、
        希望する探勝範囲に応じて駐車場がある。

 行程表    中ほどにある駐車場から仙娥滝展望台まで徒歩で約20分


本来なら昇仙峡全体を探勝したいのであるが、訪れた時間が昼の2時過ぎと遅かった為、中ほどの県営駐車場(無料)よりの『ショート探勝コース』を使って、昇仙峡の代表的景観・《覚円峰》と仙娥滝を探勝したいと思う。 昇仙峡へのアプローチであるが、我が国でも有数の景勝地であるので、甲府市街は元より隣の韮崎市や笛吹市(元の石和町など)でも誘導案内看板が充実していて、よもや間違う事はないだろう。


この滝は落水が巻き上げる
水煙が絶妙ですね

《昇仙峡グリーンロード》は昇仙峡の遊歩道のかなり上方にあり、グリークロード上にある駐車場から遊歩道までは急な坂道(舗装道)を下る事から始まる。 急な坂道を標高にして30~40m下って、明らかに観光客向けの出店茶屋が現れると昇仙峡の遊歩道である。


昇仙峡の渓流

出店茶屋はかなりの数があり、ソフトクリームやジュース、軽食として地元名産の蕎麦や信玄餅、そして土産物を売っているのだが、出店茶屋同士での競争が激しいのか客引きや呼び込みの類があるので、雰囲気的には足早に通り過ぎたい状況の遊歩道である。

この出店街は出店茶屋の車が通れる車道が10分ほど続き、昇仙峡随一の景観である《覚円峰》と瀬滝が望める展望所に着く。 ここからは車の進入が不可となり、遊歩道も煉瓦敷きの渓谷探勝道然となってくる。


覚円峰を背後に従える
無名滝もなかなか


昇仙峡随一の景勝・覚円峰

この上で坊さんが
お経を唱えたんだって

途中で《石門》という花崗岩の岩門をくぐって、橋で沢を渡ると《仙娥滝》が姿半分魅せ始める。
《仙娥滝》の姿を隠す巨大なハング気味の岩のを巻くように進んでいくと、滝釜が水煙に撒かれる程の水勢を落とす《仙娥滝》が現れる。 滝前はテラス状の展望台となっていて、観光客が多数いても写真を撮るスペースはありそうだ。 それでは、凄しい水瀑布を落とす《仙娥滝》をごろうじろ。


正面から全体を見ると
平凡ですね


だから滝の真ん中部分をアップして
落水で巻き上がる水煙を強調してみる

  ※ 詳しくは、『撮影旅行記』の『関東・甲信越の滝めぐり<1>』より『仙娥滝』を御覧下さい。














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No title * by たけし
忘れていた記憶を呼び覚ましてくれてありがとうございます。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんにちは。 こちらこそ、見て頂き有難うございます。

夏は山と滝を中心に載せて行きますので、素晴らしい自然を一つまみ味わって頂ければ嬉しいですね。

コメント






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No title

忘れていた記憶を呼び覚ましてくれてありがとうございます。
2015-07-11 * たけし [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんにちは。 こちらこそ、見て頂き有難うございます。

夏は山と滝を中心に載せて行きますので、素晴らしい自然を一つまみ味わって頂ければ嬉しいですね。
2015-07-11 * 風来梨 [ 編集 ]