風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出   第106回  伊豆箱根鉄道 駿豆線・修善寺駅

路線の思い出   第106回  伊豆箱根鉄道 駿豆線・修善寺駅 〔静岡県〕


修善寺駅
最近アートデザイン駅舎に建替えられたようだ
※ グーグル画像より拝借


でも小僧の時に降りたのは
こういう駅舎だったような
※ グーグル画像より拝借

《路線データ》
   営業区間と営業キロ            ’20年・運行本数
  三島~修善寺 19.8km     三島~修善寺 上下とも 毎時4~5本 
           東京〜修善寺 特急【踊り子】2往復(土・休日は3往復)

修善寺駅(しゅぜんじえき)は、静岡県伊豆市柏久保にある伊豆箱根鉄道・駿豆線の駅である。
駿豆線の終着駅で、ここから隣接する市や町、及び伊豆の観光地に向けてバスが出ている。

2014年に駅舎の建て替えと北口と南北自由通路を新設し、駅舎内には、コンビニ・食堂・土産物屋・観光案内所・駅弁売り場なども設置された。 なお、この北口の供用開始後も、バスやタクシーの発着は南口となっている。 2017年度の1日平均乗車人員は2,378人との事。

頭端式ホーム3面5線を有する駅で、有人駅で自動券売機・自動改札機などが設置された駅である。
出札口ではJRに直通する乗車券と、東京方面に直通する特急【踊り子】の特急券や新幹線特急券の発券を行っている。

POS端末とマルス端末が設置されており、そのうち乗車券はPOS端末で、特急券はマルス端末で発券される 但し、踊り子が駿豆線内での料金設定がない為、特急券の取り扱いは新幹線・在来線のいずれも三島駅発のみとなっている。

特急【踊り子】号は3・4番線から発車する。 普通列車は2・3番線の発着が基本だが、3番線に特急列車が停車している場合は5番線に、早朝の1本と折り返し回送列車となる列車は1番線を使用する。
土曜日の夜間に特急【踊り子】が翌日曜日の運用の為に留置される。

かつては駅構内に機回し線を含めて3本の側線があったが、駅改良工事により機回し線だった線路に5番線ホームが建設され、2012年12月1日より使用開始された。 5番線ホームの有効長は3両分であり、普通列車のみが発着できる。 残る2本の側線は1本が撤去されている。



今現在の筆者は訪ねた各地てオチャメな体験に遭うタワケた性質を抱いているが、それは今に始まった事でなく、昔の小僧の時期からちょっと(かなり・・だろ?)ヘンな小僧だったのである。

要するに、この年頃の少年の抱く憧れ事にはあまり興味を覚えず、変に重い事に興味を示していたのである。 それは小学校低学年・・一桁の歳なのに、当時流行ったテレビゲームやキン肉マンなどの『少年ジャンプ』系のバトル漫画、スーパーカー、プロレスなどには一切興味がなく、同じ年頃の少年と唯一同じ趣味の鉄道も旧型電車を撮ったり、特急より気動車急行を好んだり・・と、かなり撮り方の指向が違ったのである。


ブルトレ撮りに行った小僧は
こういうの撮らないよなぁ

今回の『路線の思い出』は、タワケが「この頃からキチンと修正していれば、今の『オチャメ野郎』からの脱出が適ったかもしれない」という遠い昔の事である。 それは、親族所有の別荘に泊まりにいった時の事である。 筆者(タワケ)の身内は全くもってウダツが上がらないが、周囲の親族は裕福な者が多く、毎年無理やりお誘いを受けていた(要求してた・・だろ?)のである。


急行【伊豆】
伊豆箱根鉄道の修善寺直通便もあった
こんなの撮ってたのね

この別荘を所有する親族には同じ歳の子がいたが、夏休みの別荘での『避暑地生活』の態度を見るだけで、コレとワテとは「別の生き物だなぁ」とつくづく実感したよ。 奴は勉強しているのである。
こんな所まで来て勉強してるのである。 ワテが「ブルートレインじゃぁ~」と言ってる時に、そろそろに有名中学受験の下準備をしていたのである。


でもこの頃は『少年のカケラ』を持ってたようで
メインの目的はコレでした

その「避暑地で勉強をしないダメっ子」が鉄道撮影を終えてあまった時間に好んでする事は、当時のこの年頃の小僧が好んで立ち寄るゲームセンターや本屋(漫画の立ち読み)ではなく、城跡とか歴史史跡など大概の人が歳を取ってからの趣味とする歴史探訪だったのである。 

この修善寺駅に立ち寄ったのも、「同じ年頃の少年と唯一同じ趣味」である三島駅で寝台特急撮影をした後の歴史探訪が目的だったのである。 それも歴史的にヒーロー視されている『源義経』ではなく、この地で謀殺された『源範頼』や『源義家』に興味を抱くという・・飛んだ思考を持つガキだったようである。


源範頼の墓
説明版

ここに、その「ヘンな」小僧が撮った修善寺の歴史探訪写真を掲載しようと思う。 特筆すべきは、この時に齢一桁のこのタワケ小僧が使っていたカメラは、レア中のレアなシロモノである2回巻き上げのレンジファインダー式のフルマニュアルカメラだったのである。


修善寺
齢一桁のガキの撮る被写体じゃねえよな


源範頼の墓
義経をヒーロー化する為に割を食った武将


変色してるけど源頼家の墓
大河「草燃える」で郷ひろみの演じた源頼家は良かった
郷ひろみ唯一の名演技だね


ワテの中では今イチな源義経
大河「草燃える」で演じたのは
当時のアイドル・国広富之(笑)

シャッター速度・絞り・ピント・・、全て自身で決定しなけりゃいけないシロモノだったのである。
齢一桁の小僧が、カメラの知識を大いに必要とするカメラを何の疑問もなく使っていたのは、今も銀塩マニュアルフォーカスのF-1を使っている事の暗示だったのかもしれないね。


修善寺温泉の足湯
記して思うが・・このガキ歳幾つだよ?

   ※ お口直しに『鉄道写真集』よりブルートレインなどをどうぞ。









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