2015-02-14 (Sat)✎
日本の滝を訪ねて 第118回 乙原ノ滝 〔大分県〕
滝飛沫で全身がずぶ濡れに
なるのを覚悟で訪れる滝だ
乙原ノ滝 おつばるのたき 落差 60m 大分県・別府市
滝へのアプローチ 別府市街の西方約5km・大分自動車道・別府ICより車利用
(0:20)→別府ラクテンチ(遊園地)前の滝遊歩道入口
行程表 別府ラクテンチ駐車場(有料)脇にあるより滝遊歩道入口から
約15分登ると滝前に出る
今回訪れる滝《乙原ノ滝》は、「場所は判っているものの、滝までのルートが判らない」というちょっと厄介な滝である。 それは、滝の所在が高速道路の橋の上から望める位置にあるという事だ。
本来、高速道路というものは、できるだけ人里はなれた地価の安い所を用地買収して建設されるのである。 従って、滝までのアプローチ道は、道路地図やカーナビには記載されていないレベルの道なのだ。
・・という訳で、滝の位置から推察すると「《志高湖》という湖畔キャンプ場の下方に滝がある」と踏んで、《志高湖》へ向けて車を進める。 で・・、《志高湖》は割と有名な別府郊外のリゾート地らしく、カーナビでもすぐに検索できた。 カーナビの指示通りに行くと、湖畔のレストハウスと駐車場で行き止まっていた。
これによって、せっかく取り返した20分をまたもや吐き出してしまう。 しかも、『道のロスト確定』のオマケ付だ。 もう、判らないのに闇雲の当てズッポで行動しても仕方がない。 ここは、レストハウスの中に入って滝の事を聞くしかないな・・と。 「まぁ、軽食の一つ位は仕方がないか」と聞いてみる。
・・という訳で、滝の位置から推察すると「《志高湖》という湖畔キャンプ場の下方に滝がある」と踏んで、《志高湖》へ向けて車を進める。 で・・、《志高湖》は割と有名な別府郊外のリゾート地らしく、カーナビでもすぐに検索できた。 カーナビの指示通りに行くと、湖畔のレストハウスと駐車場で行き止まっていた。
これによって、せっかく取り返した20分をまたもや吐き出してしまう。 しかも、『道のロスト確定』のオマケ付だ。 もう、判らないのに闇雲の当てズッポで行動しても仕方がない。 ここは、レストハウスの中に入って滝の事を聞くしかないな・・と。 「まぁ、軽食の一つ位は仕方がないか」と聞いてみる。
滝飛沫が雨の如く降り注いで
すると、レストハウスのマスターも「知らない」との事。 でも、「《乙原》という集落はあるよ」との返事。 ちなみに、《乙原》は“おとはら”ではなく“おつばる”だそうで。 そして、観光案内のパンフ地図を開けてくれたので見てみると、小さく点があって『乙原滝』と記載されてあった。
これを見てレストハウスのマスターは、「あぁ、高速の橋から見える滝かぁ」と。 どどのつまり、「この滝を見るには、高速に乗って橋の上を通ればいい」との結論のような。 結局、この滝へのアプローチは判らぬまま、また30分の無駄をたたき出した。
もうこの滝の断念も視野に入れ、『最後の足掻き』とばかり、カーナビの画面をタッチしながら高速道沿いになぞっていく。 すると、縮尺を最小までにすると、『乙原滝』の表示が出てくる。
ダメ元で、この『乙原滝』を目的地に指定する。 カーナビは起動し、最小縮尺のレベルで道が表示されたよ。 これで、何とか滝へのアプローチが適いそうだ。
先程に迷い込んだ《志高湖》より戻って別府へ向けて下っていくと、別府市街の入口に《大分道》の別府ICがある。 ここから、『別府といえばココ!』という位に有名な《杉ノ井パレス》へ向けて下っていく。 後は設定したカーナビに任せるだけであるが、道順としては《杉ノ井パレス》下に展開する格下温泉旅館街への通路に入り、この温泉街を抜けて《別府ラクテンチ》なる遊園地の山上駅へ向かえばいい。
ちなみに、遊園地はやってるのかやってないのかが定かでなく、巨大な駐車場はあるものの、駐車料金を払う場所が判らず手前の道脇に“ゴメン!(路駐)”した。 そこからすぐに『別府観光50選・乙原ノ滝↑』と記された看板と、土手上に向かって切られた遊歩道の入口があった。
この指示通りに入っていくと、それなりに整備された登山道が続いていく。 やがて、巨大な高速の鉄骨アーチ橋をくぐり、傾斜を強め高度を上げていく。 キツイ傾斜といっても、ものの5分程だ。
ちなみに、遊園地はやってるのかやってないのかが定かでなく、巨大な駐車場はあるものの、駐車料金を払う場所が判らず手前の道脇に“ゴメン!(路駐)”した。 そこからすぐに『別府観光50選・乙原ノ滝↑』と記された看板と、土手上に向かって切られた遊歩道の入口があった。
この指示通りに入っていくと、それなりに整備された登山道が続いていく。 やがて、巨大な高速の鉄骨アーチ橋をくぐり、傾斜を強め高度を上げていく。 キツイ傾斜といっても、ものの5分程だ。
この坂を登っていくと、程なく飛沫が煙と化した大瀑布が視界に入ってくるだろう。
上に横たわる樹より前に出ると
その日に着ている服がダダ濡れとなります
この滝は滝つぼが狭く、また滝の落ち口がハング気味に迫り出している為に、滝飛沫が滝つぼの外に雨の如く降り注ぐ霧雨滝のようだ。 写真を撮れる位置まで近づくと、途端にズブ濡れとなる。
また、滝つぼを挟んだ対岸の岩壁が函状を成していて、その岩壁の上に雑木が伸びて滝の上部を覆い隠している。
従って、この雑木を取り入れて撮るか、前に出てダタ濡れ覚悟で飛沫の情景を撮るかの選択がなされる所だ。 ワテは根性なしなので、もちろん樹を活かした撮影を選択した。 それでは、その選択で撮った霧雨滝の雰囲気をごろうじろ。
従って、この雑木を取り入れて撮るか、前に出てダタ濡れ覚悟で飛沫の情景を撮るかの選択がなされる所だ。 ワテは
替えの衣類に乏しいので(根性ナシなので)
ここは安全ラインより下がって撮影しますた
『乙原ノ滝』を御覧下さい。
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No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。
この滝の飛沫はすごいですよ。
上の樹の枝より前に出ると、一瞬の内にずぶ濡れになります。
夏なら気持ちいい-イオンなんでしょうけど、冬はそりゃあもう(笑)
この滝の飛沫はすごいですよ。
上の樹の枝より前に出ると、一瞬の内にずぶ濡れになります。
夏なら気持ちいい-イオンなんでしょうけど、冬はそりゃあもう(笑)
No title * by eij**olen*sor*21
おはようございます寸前のこんばんわ(^O^)
俺空です
訪問ありがとう(*^ー^)ノ♪ です
またきます じゃぁね
俺空です
訪問ありがとう(*^ー^)ノ♪ です
またきます じゃぁね
No title * by 風来梨
eij**olen*sor*21さん、こんにちは。
見て頂き、ありがとうございます。
見て頂き、ありがとうございます。
ナイス!