2014-12-21 (Sun)✎
『日本百景』 冬 第152回 祇園滝 〔宮崎県〕
岩壁の模様と落水の妙が
水彩画を想わせて
祇園滝 ぎおんたき 落差 78m 宮崎県・木城町
滝へのアプローチ 木城町市街の北西約30km
木城町市街より県道22号を車で約1時間で祇園滝キャンプ場
行程表 キャンプ場より700m、遊歩道を徒歩15分程で滝前に出る
祇園滝位置図
キャンプ場の駐車場に車を止めて、案内板を見て滝へのルートを把握したら出発しよう。
階段上に沢の右岸(沢の左手)を登っていくと、100m程先に落差35m位の滝が落ちている。
この滝は案内板によると《梶尾滝》との事であるが、まだ朝の7時過ぎで暗くあまり見通しも良くないので、この滝は帰りに撮る事にしよう。
階段上に沢の右岸(沢の左手)を登っていくと、100m程先に落差35m位の滝が落ちている。
この滝は案内板によると《梶尾滝》との事であるが、まだ朝の7時過ぎで暗くあまり見通しも良くないので、この滝は帰りに撮る事にしよう。
この滝の前で探勝路は折り返して、急登で高度を稼いでいく。 《梶尾滝》から100mほど登り返すと、もう一つの前哨の滝である《鉤掛滝》も見えてくる。 落差は、こちらも35mほどの滝だ。
この滝も、帰りに明るくなってからの方がいいので後回しとしよう。
この2つの前哨滝を過ぎると、道は落葉に埋もれた急傾斜となる。 この急傾斜を300mほど登りつめると、遠くに《祇園滝》が見えてくる。 滝が見えてくると、程なく滝つぼと滝の落ち口へと分かれる分岐に出る。 だが、落ち口の方は落石が多く通行止の処置がなされている。
白い文字の詳細は
リンク先の旅行記を見てネ
多くは語りたくないし・・
一方の滝つぼへの道は約250mとあり、更に落葉に埋もれてトレースが消えかけた通路を伝っていくと滝つぼ手前に出る。 そこには倒木が横たわり、滝前への進路を塞いでいた。 仕方がないので、この大木を跨ぎ越えてみる。 すると、美しい柱状節理を従えた枝垂れ直瀑と蒼い滝つぼが水彩画のような滝絵巻を魅せていた。
風が吹きぬける度に
飛沫が風になびいて
そして、その滝つぼへの前には、土砂崩れ状のガレがあり、常に崩壊しているようだか何とか下降できる傾斜であった。 ここは、「道が土砂崩れで埋まってしまったのなら仕方がない」と、恐る恐る『伝家の宝刀』を抜く。 必殺秘技!『クマ下り』の発動である。 一見不様だが、3点トラバースを確実化した理論的なモノなのだよ。 それに今までの山もこれで凌いできたのだから、信頼のおける手なのである。
でも、背後が見づらい・・という欠点があるけど。
今回もキッチリやっております・・ 『オチャメ』
多くは語りたくないので詳細はリンク先の旅行記を見てネ
で、5分程かけて15mを下る。 そして、滝前に降り立つ。 水彩画の蒼のような透き通った蒼き滝つぼに、枝垂れて落ちる落水が波紋を描き、そして柱状節理の岩壁が彫刻絵の如く彩られている。
滝を見上げてハング気味の落ち口を狙ってみる
滝全体を撮るも良し、滝つぼの蒼と落水の波紋を撮るも良し、見上げての落水の霧雨に魅せられるのも良し・・である。 他にも、いろいろとカメラ片手に試したいアングルが思い浮かんでくる。
滝下部の岩紋様に魅せられて
「いい滝だ」と、思わず呟いた。 暫く、近くにある座り良さそうな岩に坐って、何をするでもなくこの水彩画調の美瀑を眺めているのも、案外充実して幸せなのかもしれない。 カメラも、ゆっくりとシャッターを切ろう。 こんな美しき水彩画を目の前にして、ワタワタと慌てるのはもったいないから。
それでは、暫く心を奪われて呆然となったその時の情景をごろうじろ。
それでは、暫く心を奪われて呆然となったその時の情景をごろうじろ。
思わず呟いた「いい滝だ」と
こんな魅せられる情景を撮りたいなぁ
後は、往路で見た2つの滝《梶尾滝》と《鉤掛滝》を撮って戻る。 ちなみに《梶尾滝》は上が氷瀑となっていた。 氷瀑となった上部を合わせると落差40m以上はありそうだ。 落水はチョロチョロだけど。
鉤掛滝 梶尾滝
失敗しちゃいましたね 上の氷瀑がほとんど写ってないし
《祇園滝》は期待通りの滝だった。 九州の滝でも1~2を争う印象強い滝だった。
「また、九州の旅がしたい」と思わせる具が、また一つワテの思い出に加わった。
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No title * by チョン
滝やせせらぎが大好きです
祇園滝
good
OK木刀
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OK木刀
No title * by 風来梨
way*ay*an1*3氏
メールアドレス狙いのマルチポスト投稿は止めて下さいね。 次は消去します。
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No title * by 風来梨
チョン氏
あなたは、前に顔文字のみのふざけた投稿をした方ですね。
あなたの噂はほぼ把握してます。 当方としては好ましくない方と考えますので、もう二度とこないでね。
あなたは、前に顔文字のみのふざけた投稿をした方ですね。
あなたの噂はほぼ把握してます。 当方としては好ましくない方と考えますので、もう二度とこないでね。
No title * by 風来梨
内緒さん、こんばんは。
こういう輩の対応は、こんな感じで宜しいかと・・。
こういう輩の対応は、こんな感じで宜しいかと・・。
はじめまして!
風来梨さんのブログファンです!
ブログだけじゃなくて、風来梨さんのファンですからね。
ずっと落ち込んでる日が続いてたりしたときに
ふとブログをみてたら、風来梨さんのブログに辿り着きました。
色々風来梨さんのブログに救われました。
こうして書き込みを初めてしたのは、
是非、素敵なブログの管理者の風来梨さんと直接お話ししたいし
素敵な言葉を私にくれるんじゃないかって思ったからです。
勝手ながら…連絡を載せてみました
ayundamon@i.softbank.jp
まずは直接風来梨さんにありがとうって言いたくて…
では待っていますね