2014-10-12 (Sun)✎
日本の滝を訪ねて 第110回 常清滝 〔広島県〕
清涼感と玉簾れが創造する
パラレルワールドに引き込まれる
常清滝 じょうせいたき 落差 3段126m 広島県・三次市(旧 作木村)
常清滝 位置図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
JR三次駅より鉄道使用(0:35)→JR作木口駅より約2km・徒歩40分で常清滝
この行程では、中国地方随一の落差を誇る《常清滝》を訪ねてみよう。 JR三江線の広島県側の起点・三次駅から1日6本(現在は更に減便されて5本)しかない列車に乗り込む。 広島県内では、“可愛 えの 川”との別称を持つ《江ノ川》の雄大な流れを左車窓に見て列車は進む。 雄大な《江ノ川》の流れを見ていると、45分などあっという間に過ぎ去る。
江ノ川の雄大な
流れをみて列車は行く
駅舎もなく屋根もない片面ホームの無人駅・《作木口》より、ワイヤー片吊りの橋で《江ノ川》を渡って県境を越える。 駅は島根県側にあり、集落の全部は《江ノ川》対岸の広島県側にある。 従って、駅名も“口”がついているのである。
・・今日の行程はゆとりがある。 それに、上り列車(口羽行)が《作木口》駅を発車してから約20分で、下り列車(三次駅)がやってくるので容易に撮影できる。 雄大な《江ノ川》の流れを前景に、田舎の駅に入ってくる列車を狙うのもいいだろう。 風情ある写真を得ること請け合いである。
さて、列車の撮影などを終えたなら、《常清滝》へ行ってみよう。 川から離れ、村役場のある《天楽》集落を越えると、《常清滝》を御神体とする《天楽神社》がある。 この鳥居をくぐり5分程沢に沿って歩いていくと、冷涼極めたる玉簾れの滝が天から飛沫を散りばめている。 その落差126m。 中国地方随一の落差・・、いや日本でも屈指の大瀑布である。
秋の雨天の時に訪ねて
この滝を眺めていると、その清涼感と美しい玉簾れが創造するパラレルワールドに引き込まれる。
恍惚感に襲われ、呆然自失となるのだ。
恍惚感に襲われ、呆然自失となるのだ。
やはり滝風景は秋ですね
少なくとも、初めてこの滝を眺めた時の私は、こんな感じが体を駆けめぐったのである。
しばらく、この恍惚感に浸った後、《作木口》駅に戻ろう。
しっとりした
良い感じの滝でした
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No title * by 風来梨
こうしの母さん、こんばんは。 見て頂いて有り難うございます。
秋の滝は彩り豊かですね。 百名滝の秋模様のストックがまだまだありますので、秋の滝めぐりの記事を小出しにアップしていこうかと・・。
宜しければ、時折覗いてみて下さいね。
秋の滝は彩り豊かですね。 百名滝の秋模様のストックがまだまだありますので、秋の滝めぐりの記事を小出しにアップしていこうかと・・。
宜しければ、時折覗いてみて下さいね。
No title * by roba
滝が大好きです♪
自分が生まれる前からずっとここでこうして、
自分が死んでもずっとこうやって変わらず水が流れているんだろうな~と思うと何だか不思議と落ち着くんですよね。
ここはバイクで行きました。
今は病気で身体障害者になり、
あまりバイクで出られませんが、酸素ボンベ背負ってたまに乗っています(^m^)
自宅から駅が近ければ電車での旅もよさそうなんですけどね^^
自分が生まれる前からずっとここでこうして、
自分が死んでもずっとこうやって変わらず水が流れているんだろうな~と思うと何だか不思議と落ち着くんですよね。
ここはバイクで行きました。
今は病気で身体障害者になり、
あまりバイクで出られませんが、酸素ボンベ背負ってたまに乗っています(^m^)
自宅から駅が近ければ電車での旅もよさそうなんですけどね^^
No title * by 風来梨
robaさん、こんにちは。
見て頂いて有難うございます。
滝姿は魅る者の心を洗いますね。 滝を魅せられるとスッキリとします。
他にもいろんな滝を訪ねてますので、宜しければご覧下さいね。
見て頂いて有難うございます。
滝姿は魅る者の心を洗いますね。 滝を魅せられるとスッキリとします。
他にもいろんな滝を訪ねてますので、宜しければご覧下さいね。
紅葉と滝を求めて・・・「常清滝」の検索からの訪問ですぅ。。。
さすが滝百選・・・素晴らしい