風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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私の訪ねた路線 第8回  陸羽東線

『私の訪ねた路線』 第8回  陸羽東線 〔宮城県・山形県〕
 

鳴子峡を渡る列車

《路線データ》
      営業区間と営業キロ             輸送密度 / 営業係数(’15) 
     小牛田~新庄 94.1km               980  /  246   

運行本数(’15)
                            小牛田~新庄    1往復【快速】
                  小牛田~鳴子温泉 14往復
                  小牛田~古川     9往復
                  鳴子温泉~新庄    8往復

   《路線史》
東北の第一都市・仙台より、日本海側へ縦断すべく計画・建設された路線である。
鉄道敷設法では、「石巻より小牛田を経て山形県に至る鉄道」の一部となっているようである。


快速〔いでゆ〕は
キハ58を使っていた

建設は小牛田・新庄の両側から進められ、1913年に小牛田~岩出山、1915年には新庄側の新庄~羽前向町(現 最上)が開業する。 その後も延伸を続け、1917年には全線が開通している。 
戦時中は不要不急路線として撤去された事もあったが、1960年に原状復帰している。

路線の転換期といえば、新庄駅への新幹線の乗り入れであろう。 これによって奥羽本線は改軌され、陸羽西線と完全に分断されてしまったのである。 かつては、急行【もがみ】や【千秋】など、陸羽東西の路線を横断する優等列車もあったのだが、これらの都市間輸送は全て山形・秋田新幹線がその任を担うようになったのである。
 

下で撮ろうと途中まで降りたが
遊歩道が雪に埋まって
危険だったので引き返した
アイゼンもっていたらなぁ

沿線は東北屈指の名湯・鳴子温泉を始めとした『いで湯の里』で、路線の愛称を『奥の細道湯けむりライン』と称するなど、温泉行楽客を意識した地域振興の流れに乗っているようである。
 
  ※ 詳しくは、メインサイトより『魅惑の鉄道写真集』を御覧下さい。




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