人気の多かった小松島港(臨)駅
小松島駅(こまつしまえき)は、かつて徳島県小松島市小松島町に存在した小松島線の駅である。
単式ホーム2面2線を有し、うち1線は構内の中田方で分岐して小松島港仮乗降場に至る線路であった。
この他、構内に小松島客貨車区及び徳島気動車区小松島支区があり、多くの側線を有した。
また、大阪・和歌山への汽船・フェリーとの連絡のため小松島港に設けられた小松島港仮乗降場は当駅の構内であり、営業キロは当駅までのキロ数(当駅と仮乗降場間の実キロは、0.3km)であった。
駅は小松島市の中心部に近い住宅地の中にあったが、牟岐線の南小松島駅と比べると周囲はやや寂しい感じであった。 駅跡地は、小松島ステーションパークとなり、C12形蒸気機関車と50系客車を展示したSL記念広場などがある。 但し、SL広場付近は操車場の跡地であり、駅舎やホームは小松島みなと合同庁舎が現在建っている付近にあった。 1992年には、小松島市立図書館が隣接して整備された。
小松島港仮乗降場(こまつしまこうかりじょうこうじょう)は、かつて徳島県小松島市小松島町にあった(国鉄)小松島線の仮乗降場である。 1940年3月15日に、小松島駅構内に開設された。
1985年3月14日に、小松島線廃止に伴い廃駅となる。
当仮乗降場の駅構造は、単式ホーム1面に機回し線を有していた。 国鉄本社設定の駅ではなく四国総局設定の仮乗降場であり、正式な位置付けは小松島駅構内に存在する『小松島駅』であった。
時刻表では臨時駅の表示がされていたが、実態は前述の通りである。
営業キロは設定されず、小松島駅までのキロ数(小松島駅と当仮乗降場間の実際の距離は、およそ300m)が使用された。 出札口があり、硬券を含む乗車券や入場券も発売されていた。 但し、券面は「小松島駅発行」になっていた。
大阪・和歌山への汽船・フェリーとの連絡の為に小松島港に隣接して設けられ、改札口すぐの踏切の先はフェリー乗り場となっていた。 線路端部の少し先は岸壁であった。 出札口付近で、竹ちくわが販売されていた。
・・とはいっても、訪ねたのは初めての鉄道旅行をした中坊の頃のネタなんだよね。
もう、30年を越えた以前になってるよ。
今や急行列車は全廃されて特急ばかりとなった四国の鉄道(もはや全国的といっても差し支えないが)であるが、筆者の少年時代のこの頃の四国は急行列車『王国』だったのである。 そして、車両も今のようにゴチャゴチャとして統一性のないモノではなく、急行色に統一された塗装のキハ58という美しい編成美を魅せて、更に愛称名と急行を示すシンプルなヘッドマークを付けて、子供心ながら『カッケ~(カッコイイ)』と感じてカメラに収めたい・・と思ったものである。
その思いが少年を鉄道旅の世界に誘ったのである。 この『初めての鉄道旅行』は四国の全線完乗を目的にいったのであるが、この旅で撮った鉄道写真は今でも我がホームページやこのブログの閲覧者を釣る最大のネタになってるし。 まぁ、中坊という事で、撮ったのは鉄道ばかりだったけど。
でも、何故にスタンプ押して
そう、この小松島線は、この小松島機関区への引き込み線の性質が強かったのである。
それを片手間に旅客運用した為に、営業成績が計上されて赤字不採算路線として廃止対象に挙げられたのである。
- 関連記事
もう面倒なので、9/2付の新規記事で挙げました。
前の記事に『傑作』←(ナイスなんて言い方は個人的に好きくないので戻して欲しい)を押して頂いた方、前の記事は消します。 スンマセン。