風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第124回  カムイミンタラ その1

『日本百景』 夏  第124回  カムイミンタラ その1  〔北海道〕
 

表大雪の壮観
白鳥・千鳥の雪渓に魅せられて
 
  旅行記 カムイミンタラ(神遊びの庭)で遊ばれて・・ より


『カムイミンタラ(神遊びの庭)で遊ばれて・・』
1日目~2日目途中 行程図 
※ 嬉しい“お花畑”指標入りだよ!
 
   行程記録  ※ 今回実際にかかった時間ですけど・・、何か?  
《1日目》 JR上川駅よりバス(0:30)→層雲峡バス停よりロープウェイとリフト
     (0:25)→黒岳7合目(1:10)→黒岳(0:15)→黒岳石室
《2日目》 黒岳石室(2:00)→北海岳(1:05)→白雲岳避難小屋(3:30)→忠別岳
     (1:10)→忠別岳避難小屋 ※ 白雲岳は分岐より往復1時間
《3日目》 忠別岳避難小屋(1:05)→五色岳より五色ヶ原散策・所要1時間(1:00)→化雲岳
     (1:00)→ヒサゴ沼
《4日目》 ヒサゴ沼(1:20)→トムラウシ・日本庭園(2:20)→トムラウシ山
     (2:50)→ヒサゴ沼分岐(0:50)→ヒサゴ沼
《5日目》 ヒサゴ沼(1:10)→化雲岳(1:30)→小化雲岳(4:00)→天人峡よりタクシー
     (0:50)→JR旭川駅
 
 
 《1日目》 大阪よりその日の内に大雪へ・・
・・飛行機は20分程遅れて千歳着。 でも飛行機って、キャンガスのボンベの持込ダメなんだよね。
残念ながら、もうチョットという所でボッシュ~ト。 これで1勝2敗だね。 400円損した。
キャンガスボンベのボッシュ~トでかなりピンチな状況である。 キャンガスのボンベがないと、山で飯が作れねえよ。 その上に飛行機が遅れて、旭川到着リミットの列車が接続列車となって、これで「札幌で買出し」の不可能が確定した。 だが、救う神はあったのだ。

ボッシュ~トの現場を見ていた乗客のおじさんが、「ボンベ没収されたのか?」と天の声を掛けてくれたのだ。 続けて、「ボンベなら、空港のブルースカイ(空港の名店街)で売ってるよ」と、御教授して頂いたのである。
 

朝露が光を浴びて輝く
 
・・となると、後は荷物を受け取ってからリミットの列車の発車までの24分間で、ボンベを買って乗り込めばいいのだ。 だから、23㎏担いで走ったよ、空港ターミナルを。 そして、まだ走れるよ、23㎏担いで。 立派だよ、筆者(じぶん)。
 
・・で、何とかノッケからのリタイヤの懸念は回避して、後は列車で上川まで行くだけだ。 
でも、JR北海道の《みどりの窓口》って、ナシてああまでトロ臭いのだろうか。 あのペースで切符売ってたら、絶対乗り遅れる乗客が出てくるよ。 だから、切符は車内で買う事にして、取り敢えず自動販売機で札幌まで買っておく。
 

朝日に映える白雲岳

・・JRに変ってからの特急列車は快適だが、つまらない列車となってしまったね。
快速〔エアポート〕から、L特急【スーパーカムイ】に格上げされる列車だったが、乗車時のワクワク感が全くない。 昔に乗ったキハ56の急行【かむい】は、それはもうワクワクした。 停車駅毎に駅を凝視し、発車時のエンジン音に耳をすませたものだった。 まぁ、今回は鉄道は関係ないから、この話題はこの辺で切り上げよう。

列車は、快速を飛ばして13:20に旭川に到着。 ここから20分チョイの待ち合わせで、キハ40の単行の上川行普通列車に乗り換える。 やはりキハ40の単行は、いつ乗ってもワクワクする。
窓を開けて北海道の涼風を扇ぎながらゆくと、いつの間にか爆睡してしまって、危うく上川からの層雲峡行きのバスに乗り遅れる所だった。 あぁ、ここでも23㎏を担いで階段ダッシュ付で走ったよ。
 

『表大雪』の主峰・旭岳とコマクサ

バスは30分でつづがなく層雲峡へ。 大阪の自宅を6時に発って、今の時間は15時半。 
9時間半で大雪の懐に立てた訳である。 飛行機は早いね。 鬱陶しいけど。 ここからロープウェイとリフトに乗り、今日中に黒岳の石室まで入るつもりだが、「この筆者・・、本文で書いてる事と真逆な事をしとるなぁ」と筆者自身が心底思う。

常々、「前日アプローチの早朝登山」を言ってきた奴が、ここまで事を違えるとは清々しい気分でもある。 で、16:25にリフトの黒岳7合目に着く。 荷物は、4日分の食料を含めて23㎏だ。
午後から登山と言ってもコースタイムで1:10程なので、「下で水を500mlばかり飲んだなら、コレくらいは持つだろう」と言う事で、持ち水ナシでゆく。 ここで水汲むと、25㎏の『心のリミット』を越えて心の崩壊が始まって、Zガンダムのカミーユ君になっちゃうし。
 

エゾコザクラの群落
 
さて、登り始めは、30分程は順調にゆくが、それ以降は無訓練のツケがまわってくる。 駄々っ子の上半身が『時の泪を見るモード』に突入するのである。 でも、かつてより7㎏も痩せたと言うのに、何故に駄々捏ね具合は酷くなるのだろう? 脂肪も減ったはずなのに。 そうなのだ! ここでも『過ぎたる脂肪は力なり』という新たなる学説が身をもって証明されるのである。

まぁ、このルートはハイキングルートで標高差は400足らず、夏道ならスニーカーでもOK(だからって、スニーカーで来ないように・・、足潰れるよ)のコースだ。 いくら23㎏を担いでいるとはいえ、これで完全にヘバる(ちなみに少しヘバるのはOK by筆者)ようだと山から引退だあね。
で、それなりに汗はかいたが、17:35に黒岳山頂に到着。 コースタイム通りに1:10だった。
 

夕暮れに映える
『白鳥・千鳥』の雪紋
 
いい天気なので何枚か写真を撮り、「もう、灰になっちまったぜ」の《矢吹 丈モード》で、下に見える小屋までダラダラと向かう。 黒岳石室へは約10年ぶりだが、石室=避難小屋から完全無欠の山荘に様変わりしているみたいだ。
 
建物自体は石を積んだ石室なのだが、食事つきでバイオトイレもあり、テラスには木のテーブルがあるなど、本州の山荘そのままの雰囲気なのだ。 でも、素泊まり2000円は安いよね。 だが、せっかく担いできたのでテントを設営する事にしよう。
 

飯の仕度の最中に見た
山上の夕景
 
着いたのは18時過ぎだったので、さっそく夕飯の用意をしながら夕景の撮影に勤しむ。
まぁ、登り始めた時間はバットだが、結果としてはオーライである。 さて、明日は(根性が続けば・・)忠別岳避難小屋までの9時間のロングランである。 でも、更に根性なしに磨きが掛かった筆者ならば、白雲岳避難小屋でストップとなり非難を浴びてしまうかもしれない。 その確率は30%位か?
 


 

北海岳とエゾツガザクラの群落
 
 《2日目》 表大雪から裏大雪へ
朝、4時起床する。 天気は上々。 どうやら、私が大雪を歩く4日間は天気の大崩れはなさそう・・との事である。 テントを撤収して、ひと通りの準備をしての出発は5時過ぎ。 北海道は緯度が高いので、3時半頃にはもう明るくなってきている。 日の出を撮るなら、2時半頃から動き出さないと無理っぽい。

さて、黒岳石室を出ると、掘られたような道が沢の方へと続く。 沢とは、御鉢平より流れ出る赤石川である。 で、この川を渡るのだが、本州の山と違う所は丸太などの桟橋は全くなく、飛び石伝いに徒渉せねばならぬ事だ。
 

赤石川の徒渉地点
水量が少なければ徒渉としては
何でもないレベルだが
24㎏の荷を担いでとなると
そして渡る奴がヘタレだと・・
 
沢の流れや水量は大した事はなく、普通なら簡単に乗り越えられる事ができるが、コチとら昨日の夜飯で1食減ったとはいえ、白雲岳避難小屋の水場までの行程水1.5リットルを加えて24㎏近くとなった荷を担ぐ身だ。 それに付け加えて、ワテの跳躍能力は金字塔モノ(最も身体の動く高校時でも垂直跳び33cmと、未だかつて走り幅跳びで3mを越えた事がない)なのだ。

沢で転びでもしたら、その時点でやる気が萎んでゲームオーバーは必至である。 
また、これより9時間歩くのだから、できれば靴中を濡らしたくない。 でも、素足になるのはちょっと・・って事で、妥協案として靴下を脱いで『素足に登山靴』で渡る。 徒渉自体は簡単に済んだものの、仕掛りと事の収め(靴下履いたり、靴紐結んだり)で併せて10分くらい費やす。 
そういえば、この時も徒渉だけで30分以上かかったっけ。
 

北海岳までは
お花畑の中を歩いていく

これを越えると、御鉢平を挟んで『白鳥・千鳥』の雪紋で有名な北鎮岳と対峙しながら進む。
途中に、『白鳥・千鳥』の雪紋とチングルマの花を添える名景があったので、荷物を下ろして撮影に勤しむ。 『勤しむ』といえば聞こえはいいが、とどのつまり『高山植物撮影休憩』である。
だが、この休憩手法は、出発の度に24㎏を担ぎ上げないといけない『負の面』もあるのだ。
 

チングルマを前景に
『白鳥・千鳥』の雪渓を魅せる北鎮岳を望む
 
それで、それなりにヘバって北海岳到着は7時過ぎ。 沢を渡るのに時間を食い、『高山植物撮影タイム』を連発した割にはいいタイムだ。 北海岳は、白雲岳避難小屋から来た人や、銀泉台からの人、旭岳方面からの人など、いろいろな方向から登山者がやってくるオアシスのような所だ。 そして、『白鳥・千鳥』の雪紋や旭岳の勇姿が望まれる。
 
北海岳の頂よりの眺め

『白鳥・千鳥』の雪渓と御鉢平
 

黒岳と御鉢平
そしてニセイカウシュッペの山々
 

お花畑越しに望む
トムラウシと奥大雪の山々
 
また、これより挑むトムラウシへの道がグリーンベルトのように連なる。 あの平な丘が高根ヶ原、非対称になだらかな丘がストンと切れ落ちる忠別岳、王冠のような頂を魅せるトムラウシ・・と夢の眺めが広がる。
 

あの“王冠”へ向けて
歩いていこう
 
しばし、この贅沢な眺めと涼風を受けて休憩(何度とっても休憩は心地良い)をした後、白雲岳方向へと進む。 北海岳から一つ丘を越えると、銀泉台から赤岳や小泉岳を経由する道との交点の《白雲岳分岐》に着く。 ここに荷物をデポして、白雲岳を往復してこよう。
 

白雲岳頂上直下にある
“グラウンド”

白雲岳へは、山容の通りゴツゴツした岩場を登っていく。 岩場を尾根筋まで登りつめると、巨大な野球場がスッポリと入る位の大きな“クレーター”がある。 もちろん、この大きな“クレーター”はお花畑の宝庫となっており、チングルマ・キジムシロ・アオノツガザクラ・キバナシャクナゲ・エゾコザクラなどが、彩り鮮やかな“花のじゅうたん”を“クレーター”のあちらこちらに敷きつめている。
 

可憐に咲くチングルマの花
 

エゾノツガザクラ
 
この大きなグラウンドの縁を巻いて進み、壁のように積み重ねられた岩場をよじ登っていくと白雲岳 2230メートル 頂上だ。 頂上に立つと、思わず声を上げたくなるような“絶景”が見渡せる。
それは、旭岳から後旭、そして北海岳の山腹にかけての白銀と緑の見事なストライプである。
 

白雲岳の頂上に立つと
大雪山系でも指折りの“絶景”が見渡せる
 
雪渓の“白銀”とグラウンドの“緑”との、これほどに見事な調和が惜しげもなく投げ出されているのだ。
これを魅せられると、大雪山の懐の深さを身にしみて感じるのである。 この山上の“楽園”を充分に満喫したなら、デポした荷物を回収して先に進もう。
 
  以降は『カムイミンタラ その2』に続く。

  ※ 詳細は、メインサイト旅行記より

 

 
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No title * by 風来梨
今日の11時頃にコメントの書き込みをした輩のブログを確認した所、反日のチョウセンヒトモドキだと判明しましたので、管理者権限で削除しました。

私のブログを閲覧される方を粗悪な反日内容のチョウセンブログから守る為の処置です。

悪しからず御了承下さい。

No title * by たけし
いつもご来訪いただき感謝申し上げます。
私、心臓疾患により山行ができなくなり、風来梨さまの素晴らしい写真と山行記録の臨場感がいながらにして体験できるような気がします。

私のブログも登山としての記録を残していますが、ごく一部です。
過去に登った山々、風来梨さまの記事で思い起こしては懐かしんでおります。ありがとうございます。

ナイス!

No title * by 風来梨
たけしさん、こんばんは。 見て頂いて、有難うございます。

私がブログを立ち上げた時は、政治やニュースをネタに語るブログを目指していました。 でも必然的に、いつの間にか過去の栄光!?にすがりっぱなしの内容となってしまいました。

やっぱり、情報を入手する事は「物臭さ」には無理だったみたいです。(笑)

旅に出ては「オチャメ」に遭遇し、それの報告会のようなブログですが、時折自己満足満開(自分では良いと思うだけ)の写真が掲載されますので、たまに覗いて頂ければ嬉しいです。

No title * by たけし
この時期、本屋さんには山の本がうず高く積まれています。
山ガ-ルということで、下界のおねいちゃんみたいなモデル?さんが
頂上でハシャいでいる写真が多いですね!
山に簡単に登れるイメ-ジを強調しているようですが、厳しさも表記してもらいたいです。

No title * by 風来茄子
こんばんは。アルプスの岩峰も美しいですが準平原と称される広大な山々の連なりは写真を拝見しているだけで心が晴れやかに開放されるようです。網の目状の残雪のストライプなど緩やかな地形の成せる技でしょうね。私はついぞ北海道の山には縁が無かっただけに憧憬の念を抱いてしまいます。それにかの地固有のピンクのツガザクラを見てみたい。本州のアオノツガザクラも可憐ですがこの赤花の絨毯はさぞ壮観でしょうね。

No title * by 風来梨
たけしさん、こんにちは。 お返事が遅れてすみません。 山行ってたもんで・・。

確かに、山に対する危険意識が低いですよね。 まぁ、今は有名な山の山荘では個室だの、山のビアガーデンなどがある始末ですから・・。 ツアー組んで裕福層の中高年がタ-ゲットのようです。

そういえば、大雪山の遭難もこの手の中高年ツアーでした。 一日避難小屋で待機してれば助かったのに、帰りの飛行機を気にして悪天候の中に出て自爆した事例ですね。

過ぎたる便利は、人の危険回避能力を奪うみたいですね。

No title * by 風来梨
殿下・・、度々の遅参の不手際お許し下され~。お仕置きだけは御勘弁を・・。

霞沢攻めにて、稜線付近で暴風雨攻めに手間取りまして、帰りのバスに乗り遅れて、砦(テント)も水攻めに遭い、上高地で禁断の野宿(ビジターセンターでごろ寝)と相なりました。

そして、「55ミリキャノンウルトラレンズキャップ介は、「殿下の御為に!」と、暴風雨に立ち向かい討ち死にを遂げました。 忠義の臣下に慰みのお言葉を願いまする。

難航不落の霞沢を落として、96峰となりましたぞ。

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No title

今日の11時頃にコメントの書き込みをした輩のブログを確認した所、反日のチョウセンヒトモドキだと判明しましたので、管理者権限で削除しました。

私のブログを閲覧される方を粗悪な反日内容のチョウセンブログから守る為の処置です。

悪しからず御了承下さい。
2014-07-21 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

いつもご来訪いただき感謝申し上げます。
私、心臓疾患により山行ができなくなり、風来梨さまの素晴らしい写真と山行記録の臨場感がいながらにして体験できるような気がします。

私のブログも登山としての記録を残していますが、ごく一部です。
過去に登った山々、風来梨さまの記事で思い起こしては懐かしんでおります。ありがとうございます。

ナイス!
2014-07-22 * たけし [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんばんは。 見て頂いて、有難うございます。

私がブログを立ち上げた時は、政治やニュースをネタに語るブログを目指していました。 でも必然的に、いつの間にか過去の栄光!?にすがりっぱなしの内容となってしまいました。

やっぱり、情報を入手する事は「物臭さ」には無理だったみたいです。(笑)

旅に出ては「オチャメ」に遭遇し、それの報告会のようなブログですが、時折自己満足満開(自分では良いと思うだけ)の写真が掲載されますので、たまに覗いて頂ければ嬉しいです。
2014-07-22 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

この時期、本屋さんには山の本がうず高く積まれています。
山ガ-ルということで、下界のおねいちゃんみたいなモデル?さんが
頂上でハシャいでいる写真が多いですね!
山に簡単に登れるイメ-ジを強調しているようですが、厳しさも表記してもらいたいです。
2014-07-25 * たけし [ 編集 ]

No title

こんばんは。アルプスの岩峰も美しいですが準平原と称される広大な山々の連なりは写真を拝見しているだけで心が晴れやかに開放されるようです。網の目状の残雪のストライプなど緩やかな地形の成せる技でしょうね。私はついぞ北海道の山には縁が無かっただけに憧憬の念を抱いてしまいます。それにかの地固有のピンクのツガザクラを見てみたい。本州のアオノツガザクラも可憐ですがこの赤花の絨毯はさぞ壮観でしょうね。
2014-07-26 * 風来茄子 [ 編集 ]

No title

たけしさん、こんにちは。 お返事が遅れてすみません。 山行ってたもんで・・。

確かに、山に対する危険意識が低いですよね。 まぁ、今は有名な山の山荘では個室だの、山のビアガーデンなどがある始末ですから・・。 ツアー組んで裕福層の中高年がタ-ゲットのようです。

そういえば、大雪山の遭難もこの手の中高年ツアーでした。 一日避難小屋で待機してれば助かったのに、帰りの飛行機を気にして悪天候の中に出て自爆した事例ですね。

過ぎたる便利は、人の危険回避能力を奪うみたいですね。
2014-07-29 * 風来梨 [ 編集 ]

No title

殿下・・、度々の遅参の不手際お許し下され~。お仕置きだけは御勘弁を・・。

霞沢攻めにて、稜線付近で暴風雨攻めに手間取りまして、帰りのバスに乗り遅れて、砦(テント)も水攻めに遭い、上高地で禁断の野宿(ビジターセンターでごろ寝)と相なりました。

そして、「55ミリキャノンウルトラレンズキャップ介は、「殿下の御為に!」と、暴風雨に立ち向かい討ち死にを遂げました。 忠義の臣下に慰みのお言葉を願いまする。

難航不落の霞沢を落として、96峰となりましたぞ。
2014-07-29 * 風来梨 [ 編集 ]