2014-06-28 (Sat)✎
路線の思い出 第58回 神岡鉄道・漆山駅 夏 〔岐阜県〕
トンネルからライトを照らして出てくる
シーンを狙ったのだが何か今イチ
《神岡鉄道・路線データ》
廃止年月日 移管先廃止時運行本数 廃止転換処置
’06・12・ 1 猪谷~神岡(現 奥飛騨温泉口) 6往復 濃飛乗合自動車バス
神岡(現 奥飛騨温泉口)~神岡口(神岡鉱山前) 3往復 富山地方鉄道バス
漆山駅(うるしやまえき)は、かつて岐阜県飛騨市神岡町西漆山にあった神岡鉄道・神岡線の駅である。 神岡鉄道の路線廃止に伴い、2006年12月1日に廃駅となった。 単式ホーム1面1線で無人駅となっており、ホーム上には小さな待合所と寿老人の木像を奉った祠が設置されていた。 開業当初は、駅名標のうち照明に取り付けられていた縦型のものは、国鉄時代の「にしうるしやま」の「にし」を取ったものになっていた。
駅は高原川沿いにあり、当駅と対岸を走る国道41号線とは鉄橋で結ばれている。 駅の周りには西漆山の集落が開けており、正眼寺、白山神社がある。 駅の対岸にある集落としては東漆山と牧があるが、西漆山ほど規模は大きくない。
駅の北東1キロメートルほどの土(ど)という場所で、高原川に跡津川が合流している。
当駅と茂住駅の間の神岡線はほとんどが茂住トンネルの中であった。
ティーンエイジ(死語)の撮り鉄全盛時は、夏は暑いのであまり撮りには出なかった。
そして何時しか目標が山になって、結果的には夏はほとんど撮り鉄をしなかったのである。
・・で、時が流れていい歳になってから、『山と鉄道の旅』や『滝と鉄道の旅』と称して、何の脈絡も見いだせない訳の解らん旅企画の下で○鉄&撮り鉄が復活してきたのである。
神岡鉄道の前に立ち寄った滝 その1
龍双ヶ滝
だが、『復活した』といっても、あの時のほどばしる情熱は絶無となり、気合いもなく、撮影時間がやってきても眠たければ寝るし、時刻表は「重いから持っていかない」と誓っているし、三脚は山の格言「2kgの三脚を持つなら2リットルの水を持て!」を持ち出して持ってこない言い訳にしているなど、真面目に撮り鉄をしている方々にとっては汚点のような存在である。
神岡鉄道の前に立ち寄った滝 その2
仏御前ノ滝
まぁ、以前のあの時もほどばしる情熱とそれを実現する体力はあったものの、性質は今と変わらないが・・。 それでも「情熱さえあれば何とやら」で、情熱も体力もない今は見苦しさと無様さだけが目立つ惨状になっているし。
この時は偉大なる我が師匠にして主君・マルゥテツⅡ世殿下が途中から下向在らせられ、その饗応の大任を仰せ遣った時の事でした。 題目では『滝と鉄道の旅』で、鉄道よりも滝の写真を撮るのが主だったのだけども。
神岡鉄道の前に立ち寄った滝 その3
根尾ノ滝
さて、今回のターゲットとなる神岡鉄道であるが、この年の廃止が決まり、かつてこの路線で“ローカル鉄道撮影の楽しみ”を知った私としては、当然お別れする為に“何か”をここで記さねばならないと思ったのが撮影の動機である。 でも、“第一歩”を記してから今まで、乗車する事はあっても撮影に行った事はなかったんだよな。 北アルプスの《新穂高温泉》からここに、バスが出ていたし。 これが、下山時刻に都合が良かったんだよな。
前日に細入の『道の駅』で仮眠して、朝の6時に漆山~神岡鉱山前にスタンバイ。 位置的には、割石トンネルの少し漆山寄りの所である。 『足場』は、車やツーリングバイクが猛スピードでケタ走る国道41号線の《東漆山スノーシェード》近辺である。 そして、スノーシェード内こそ“歩道”があるが、その間は路辺が僅か50cmの“とっても危険”な撮影地である。 もし、酔っ払い運転の車にでも突っ込まれたら一巻の終わり・・って所である。
夏の風物詩!?セイタカアワダチソウ
を入れてみましたがイマイチですねぇ
列車を撮る為にこの危険極まる路辺を歩いていると、トラック2台がスノーシェードから『捲り合い』をしながら出てきたのである。 後ろから捲る方も頭を押さえられた方も10トン級のトラックで、それはそれはオトロシイ迫力を見せていた。 そして捲りが決まった後は、頭を押さえられた方にも『火が着いた』ようで、猛烈なスピードで追走しているように見えた。
このバトルを目にして、同じ職場にいた元長距離トラックの運ちゃん曰く、「長距離の1/3~1/4はシャブ中だよ・・」との爆弾発言をかましていたのを思い出した。 ほんとかどうかは定かではないが、とにかくくデンジャラスな証言である。 この事を思い出して、殿下に御申告。 「アレ、大麻かモルヒネでも吸ってんのとちゃう?」 殿下も我が意に御意なされました。
今回の一番星がコレとは
つくづく低レベル
始発から約3時間粘って2往復4列車を狙ったのだが、“火縄銃”であるワテの手巻き式のF-1では4列車で8枚撮るのが精一杯。 直参指導に参られた師匠殿下は秒間3.5コマの連射砲で1列車16コマの無駄撃ち・・もとい、果敢に狙撃されていたようであるが(ちなみに今回の私の主たる役目は、“師匠殿下の鞄持ちとお抱え運転手”です)。 まぁ、こういうレベルなのですわ。
廃線になるとこの鉄橋も放置されて
時と共に朽ちて廃墟となるんだろうな
この時の失敗が秋の撮影につながったので、このロクデもない撮影行は『失敗は成功の母』として意味があったモノ・・と思う事にしよう。
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No title * by 風来梨
殿下、御来訪有難きめいわ・・もとい、有難き幸せにございまする。
この時の殿下は寄せ来る敵兵どもを仕留めるが如く、被写体に湯水の如く連射砲をぶっ放しておられましたなぁ。 被写体を寄せ来る敵兵に例えるなど天晴!、さすがは殿下でござりまする。
>某SGW急便内でシャブ流してるって噂聞くけど
SGWとは、ソー△ガッカイワールド・・でせうか?
殿下・・、お言葉が過ぎますと、ソ○カの信者一派から粛清の魔の手が・・。 剣呑・剣呑・・。
この時の殿下は寄せ来る敵兵どもを仕留めるが如く、被写体に湯水の如く連射砲をぶっ放しておられましたなぁ。 被写体を寄せ来る敵兵に例えるなど天晴!、さすがは殿下でござりまする。
>某SGW急便内でシャブ流してるって噂聞くけど
SGWとは、ソー△ガッカイワールド・・でせうか?
殿下・・、お言葉が過ぎますと、ソ○カの信者一派から粛清の魔の手が・・。 剣呑・剣呑・・。
国道トンネル内バトルというと只見線会津檜原の撮影地も凄かったよ。某SGW急便内でシャブ流してるって噂聞くけど本当かも知れませんね・・・。