2014-03-08 (Sat)✎
『日本百景』 春 第110回 阿弥陀ヶ滝 〔岐阜県〕
阿弥陀ヶ滝
雪をまとうその姿は
清楚という言葉の解を現す
阿弥陀ヶ滝 あみだがたき
我が国の『名瀑百選』にも選ばれた阿弥陀ヶ滝は、“なるほど”とうなづける素晴らしい景観を魅せてくれる。 春は残雪と新緑に絹糸のような白布を掛けて、夏は見る者に涼風を誘い、秋は燃える紅葉の中に錦絵を描き、そして冬は再び静寂へと姿を変える。 このように、四季折々の風景を楽しめるのである。
我が国の『名瀑百選』にも選ばれた阿弥陀ヶ滝は、“なるほど”とうなづける素晴らしい景観を魅せてくれる。 春は残雪と新緑に絹糸のような白布を掛けて、夏は見る者に涼風を誘い、秋は燃える紅葉の中に錦絵を描き、そして冬は再び静寂へと姿を変える。 このように、四季折々の風景を楽しめるのである。
阿弥陀ヶ滝 位置図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
阿弥陀ヶ滝へは岐阜市街から約85km、車で所要2時間15分 なお、交通機関利用で最寄り駅は長良川鉄道の終点・北濃駅 北濃駅より滝への交通機関はなく、駅から徒歩で約2時間
この《阿弥陀ヶ滝》は、『白川郷』や『五箇山』の合掌造・《御母衣ダム》・白山からの岐阜県側への登山道『大倉尾根』を下山した時の“ついで”に立ち寄られる事が多いだろう。 ワテは夏に高山からの帰りに立ち寄ったのだが、明るいイメージいっぱいの《阿弥陀ヶ滝》は、特に印象深く瞼の奥に焼きついている。
だが、残念な事にその時はフイルムを使い果たし、映像として形あるものを手元に残す事ができなかったのである。 そして、ようやく春浅い頃に、“映像を得る”という念願が叶ったのである。
残雪と清楚な一条の白布は、静寂な雰囲気の中に崇高な趣が漂っていた。 夏には、爽快な白布が肌に涼風を呼び起こす。 盛夏の焦げるようなキツイ日差しの中で、涼風を感じた瞬間がここにあった。
残雪と清楚な一条の白布は、静寂な雰囲気の中に崇高な趣が漂っていた。 夏には、爽快な白布が肌に涼風を呼び起こす。 盛夏の焦げるようなキツイ日差しの中で、涼風を感じた瞬間がここにあった。
あの夏の暑さと、あの時に感じた涼風を今も忘れない。 そして、浅き春の清楚な白布に心を奪われた事も、生涯忘れない。
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No title * by 風来梨
プリウスおじちゃんさん、こんばんは。
この滝は鉄道を撮っている青年時代から注目してまして、2度目の旧越美南線撮影の時に訪問しました。 その時は車もなく、北濃駅から徒歩で訪れたのを憶えています。 その時の写真は滝まで歩き着くのが精一杯で手ブレちゃっいました。
それ以来、「是非とも撮らなくてはならぬ滝」として、訪れる機会を伺っていました。 そして、撮るなら雪のある方がいいな・・と考えて撮ったのがこの写真ですね。
素晴らしい滝ですよ。 立ち寄る機会があれば是非。
この滝は鉄道を撮っている青年時代から注目してまして、2度目の旧越美南線撮影の時に訪問しました。 その時は車もなく、北濃駅から徒歩で訪れたのを憶えています。 その時の写真は滝まで歩き着くのが精一杯で手ブレちゃっいました。
それ以来、「是非とも撮らなくてはならぬ滝」として、訪れる機会を伺っていました。 そして、撮るなら雪のある方がいいな・・と考えて撮ったのがこの写真ですね。
素晴らしい滝ですよ。 立ち寄る機会があれば是非。
この滝は行ったことがないですね。
ホントに見事な名瀑。
石徹白の大スギは20年ぐらい前に行きましたけど。