左や右に騙されない為に・・

おぉ・・、日記も新記録の5連チャン　　冬は写真を撮りに行けないから←物臭の言い訳

 

前回までで、左や右の思想に釣られてしまうととんでもない事になるという事を記した。　だが、左右どちらも、理想論に即した甘い囁きから、従わないと個人の尊厳を侮蔑したり、「従うのが当然」との命令口調まで、あらゆる手段を行使してくるから厄介だ。　まぁ、それだけ、「左右のどちらにも釣られてはいけない」という事を端的に表しているのであるが。

 

今回は、先週に行われた東京都知事選挙を通じての左右それぞれの勧誘手段から、釣られると必ず悪害を及ぼす裏付けのない思想、そして離反した時の態度の豹変など左右に共通する悪害を記述しようと思う。

前の都知事選では16の立候補者があったが、選挙戦が成立した候補者は当選した舛添、極左の宇都宮、脱原発だけのボケ老人・細川、右翼被れの田母神の4人に絞られるだろう。　そして、それぞれの主張を聞くと言い分では田母神がまともな事を言ってるが、それ以上に右寄り思想の悪臭が漂ってるのを感じたのである。

 

ワテは関西在住なので投票権はないが、投票権があるとすれば田母神に投票か？　いやいや、あんな右翼臭いのはまず勝てないので、辞任した前知事の猪瀬の名を書いた白票を投票していたかもしれない。

要するに、他の候補に比べて正論を吐きながら支持なし層を全くつかむ事が出来なかった事、これが田母神が惨敗した理由なのである。

左と右の構成員共であるが、左は『お勉強』だけはできて組織的なのに対して、右は組織をもたない『タダのアホ』なのである。　もちろん、左は『お勉強』だけで、その他の素養は『全く使えない』ばかりか、周囲に害悪を及ぼす地球上の汚物そのものなのであるが。

さて、その『タダのアホ』の右の構成員であるが、拠り所はネットの個人サイト・ブログのつながりである。　そこで、言いたい放題のお花畑を咲かしているだけの連中である。　まぁ、ワテも『言いたい放題』言ってるので、これらと一部同類ですが。

 

でも、ワテの場合、必ず悪害のある事のみを記しているのであって、選挙戦のような個人批判ではないのである。　それ故に、これら右の奴らの個人サイト・ブログを覗くと、「こりゃぁ、ノンポリ層の支持は皆無だわ」との確信が持てた。

それは、候補者の事を『閣下』と称したり、靖国を持ち出したり、候補者の自衛隊幹部時代の武勇伝を羅列したりしてる時点で選挙戦の『負け』は決定なのである。　なぜなら、こんな右翼臭のする事柄はノンポリ層にとってはウザい事この上ないからである。　そして、他の候補者が売国奴である事をガナり、田母神に入れないのは東京を滅ぼす『亡国の民』だと強い口調でこき下ろす。　これは売国奴に対しての正論ではあるが、有権者一個人にとっては『侮辱』と『云われなき命令』でしかないのだ。

 

侮辱を受け、云われなき命令を受けた個人は、正論であってもまずは受け付けないだろう。　更に他の候補者の人格攻撃をしているのが多々見受けられた。　これらを見て、田母神は(4候補の中で)最下位惨敗だな・・と予想はついた。

なぜなら、個人の人格攻撃は最も有権者に嫌われるのである。　たぶん、他の売国奴候補はコイツらが言っているようなクズな人格なのだろうが、それを口にすれば田母神も『同じ穴のムジナ』に堕ちるのだ。

誰も舛添の性的な悪癖を知りたいとは思わないのである。　そればかりか、逆に「他人の秘密を暴露する薄汚い奴」との印象が有権者に刷り込まれるのである。

 

要するに他候補の人格上の欠点を突くのは、支持者層が盛り上がる以外に何の得点ももたらさないばかりか、逆にその候補者の値打ちを下げまくるのである。

ネットでガナる右の構成員共は「田母神閣下は、組織的な支援がないにも関わらず61万票取った！」と豪語しているが、こんな事を続けていては、たぶん次も無党派層の支持は皆無の惨敗となるだろう。

勝ちたいなら・・、そして左の売国奴の脅威から国を守りたいなら、右思考を捨てる事が必要なのだ。

 

もしワテが今回の選挙参謀ならば、まずはこう言うだろう。　「田母神候補を『閣下』と呼ばないで欲しい」と。　また、「靖国参拝も個人的意思からのモノで、今回の選挙には関係ない」と。

その上で、選挙公約は『外国人参政権の絶対阻止』の一本に据えるだろう。

 

それと同時に『外国人参政権の是非』についてのアンケートと、アンケートに『反対』と答えた方の署名を募るのである。　これを都内の各地で行う。　もちろん、『外国人参政権導入による悪害』を箇条書きしたパンフの配布も必要だろう。

もちろん、TVに出ても「第一の公約は外国人参政権の絶対阻止です！」と答えるのである。　

当然、売国TVメディアなどは、「都政とは相容れない的外れな公約」やら「争点を意図的にズラしている」やら「もっと大切な事があるだろう」などと批判のオンパレードだろうが、これでいいのである。

なぜならTVを通じて、『外国人参政権の是非』を視聴者に植え付ける事ができるからである。

 

そして、TVメディアが田母神の事を『泡沫候補』扱いにして取り上げなくなったら、それはそれで好都合である。　要するに、これはTVメディアが『外国人参政権の是非』を争点から外す為に、意図的に無視している事を視聴者に訴求する事ができるからである。

その上で、まずは舛添に論戦を挑むのである。　もちろん、論戦のテーマは『外国人参政権の是非』である。　問いかけの内容としてはこうだ。

 

「舛添候補は以前からの言動から察しますと、外国人参政権の推進の意思をお持ちのようですが、外国人参政権が導入された時の都民全体の利益が何であるかをお答えください」と聞くのである。　もちろん、話が進む上で『外国人参政権の是非』を問うたアンケートの結果(全て都民の有権者で固めた場合、恐らく『反対』が100%近い数値となろう)や、『外国人参政権』反対の署名をチラつかせるといいだろう。

多分、舛添はハグらかすであろうが、「返答を頂けない・・というのは、都民にとって何ら利益のない事なのですね？　『外国人参政権』は・・」とたたみ掛ければいいだろう。

 

逆に何らかの返答があった場合は、「それでは、舛添候補は『外国人参政権』を推進する・・、即ち舛添候補の公約の一つとして掲げるという事と解釈して宜しいですね？　私は『外国人参政権』の絶対阻止を果たします」と答えて席を立てばいいし、舛添より「『外国人参政権』導入の意思なし」との回答があった場合は、「この発言は都民に対しての約束と捉えますよ。　もし、約束を違えた場合は徹底的にその責任を追及しますよ」との返答をして席を立てばいい。

こうする事で例え選挙で舛添が勝ったとしても、『外国人参政権』に対して人質ならぬ『言質』を取る事が適うのである。　もし、舛添が『外国人参政権』の導入を強行した場合、今まで集めた反対署名を提出し、リコール運動につなげていけばいいのである。

そして、脱原発のアカ二人組であるが、『左』に対しては『原理・原則論』で対応すればいいだけである。　なぜなら、『左』の取り巻きは勉強だけはできるが、その飾りに据えられた候補者は人間どころか直腸付近のサナダムシにも劣る知能しか持ちえない「どうしょうもなく使えない」人間の出来損ないだからである。

まずは『脱原発』に関しては、「『脱原発』を掲げておられますが、原発が停止してから度々起こる『計画停電』に対して、どのような対応をされるのですか？　何も手を打たず『計画停電』が重なって行われる事態となれば、都での生活・経済に大打撃となりますが・・」と問うといいだろう。

 

ボケ老人の方は『オウム返し』の如く『自然エネルギーへの切替』と答えるだろうが、これは次のようにたたみ掛ければいい。　「自然エネルギーへの切替は数年のスパンが必要だと思いますが、計画停電は毎年夏になると必ず上ってくる問題ですよ」と。　その上で、「細川候補が『例え計画停電で都の経済が傾いても原発事故よりはマシだから、それ位の辛抱に都民は耐えるべき』とお考えなら、それを公言した上で『脱原発』を主張して下さい」と更に楔を打てばいい。

更にアカの宇都宮に対しては、こう言うと決定的に潰す事ができる。　それは、「宇都宮候補は共産党さんや社民党さんの強い支持・推薦を受けておられますが、共産党さんや社民党さんは『従軍慰安婦問題では、日本政府は永遠に謝罪し償い続けるべきだ』と答えてますね。　宇都宮候補も同じ考えをお持ちでしょうか？　そして、『永遠に償う費用』は我が国の首都としての責任を果たすべく、毎年都財政よりの出費で賄うお考えでしょうか？」と問えばいい。

 

これをTV放映中にすれば、売国奴という事が全国ネットで放映される事になるのだ。　まぁ、戦略的な手法としては、必ず生放送の討論の場で・・である。　これが上手くいけば、宇都宮に入れた無党派層の半分位は宇都宮から離れるだろう。

ワテの見立てだが、舛添に入った無党派層の票は30万票位、宇都宮・細川も同じく30万票位と予想する。　それに対して田母神へは1万も入ってはいないだろう。　つまり、田母神への無党派層の票は「ほぼゼロ」と思うのである。

 

その理由は前述の如く、右翼のアホ共が「田母神に入れない都民は愚かな民やら非国民やら」との論調でガナったからである。　そんな事を云われて、「ハイそうですか」という奴なんていないのである。

要するに負けるべくして負けたのが、右翼臭を漂わした田母神って事である。　選挙で『人を騙す事』にかけては、左の方が洗練されているのであるから。

・・で、最後にそういう『左や右に騙されない為に・・』を語っていきましょうか。　まずは『右』。

コイツらは基本アホウなのですぐに解るが、厄介なのは主張が『正論』である事が多いのである。

その見分け方としては、『正論』と同時に何ら争点とは関係ないコイツらの思考である『靖国』やら『天皇』やら『皇紀○○年』やらが出てくる事である。

 

これが出てきたら、話半分にしてフェイドアウトした方がいいだろう。　あと、自分達の信奉する思想に違えたら『非国民』だの『売国奴』だの『国を顧みない愚民』だのと、国を守る衛士気取りの側面が出ても同様である。

次に『左』。　この『使えない』人間の出来損ない共の誘い文句は、甘い囁きに聞えても全てが『裏付けのない騙しや理想論』なので、『原理・原則論』を挙げるだけで全てが理論崩壊してしまう。

例えば『平等』であるが、この人間の出来損ない共の云う『平等』とは民から全ての資産を奪った『ゼロの平等』であり、『原理・原則論』で『完全なる平等』を突き詰めると、答えは『ゼロの平等』以外有り得ないのである。

 

『非正規雇用の減少』も、経済の仕組みという『原理・原則論』に照らし合わせると、『非正規雇用の減少』を数字で実現させるなら『非正規雇用者を解雇する』しかないのである。　現実的には『非正規雇用者の減少』よりも、『非正規雇用者の待遇改善』こそが問題解決につながるのである。

また『左』は『お勉強』だけはできるので、話に詰まると訳の解らん言葉を多用してくるのである。

例えば、『ネオコン』とか『レイシスト』とか『ルサンチマン』とか辞書でもない限り意味が解らん社会用語を羅列してきますね。　これで逃げを打ってるつもりなのでしょうが、話が全く分断されて成立せず堂々めぐりの徒労となり、傍から見れば『やっぱり、左は頭おかしい』となりますな。

 

あと解りやすいのは、「風が吹けば桶屋が儲かる」が如く何があっても「自民が悪い」「安倍が悪い」という、いわゆる「○○ガ～」ですな。

でも、左にも右にもブレない真の政治家が出てこんかなぁ。　今の所、安倍さんや麻生さんは割と近いのだけど。　ワテ？　ワテはやはり『原理・原則論』だよなぁ。

　　　※　メインサイトの日記より抜粋