2013-10-06 (Sun)✎
名峰次選の山々 第102回 『129 磐梯山 その2』 福島県
さて、この山の魅力としては、独立峰に近い存在である事から、その雄大な展望と景観が挙げられる。
雪食によって表と裏の様相がまるで違う姿や、爆裂火口に広がる火口湖の《銅沼》や《鏡沼》の景観、山頂より望む澄んだ瞳の如くの蒼を魅せる《猪苗代湖》や《桧原湖》、《小野川湖》、《秋元湖》の裏磐梯三湖は感銘させられる。
さて、この大きな看板に誘導されて登山口へ入っていくと、森の中の広い砂利道を行くようになる。
約1kmほどこの広い砂利道をゆくと、徐々に道幅が狭まり登山道らしくなってくる。 やがて小さな丘状の膨らみを越えると、視界がパッと開けて、目指す磐梯山の主峰が眼前にバンとそびえ立つ。
さて、この清水で喉を潤したなら、磐梯山の頂上に向けて登っていこう。 磐梯山の登路は小屋前にあり、入口には『頂上まで560m』とある。 この山行の最大の行程といえば、この直登気味の560mの磐梯山本峰への登りだろう。 一般行楽客レベルならば、勾配はかなりキツく感じるだろう。 また、通路の整備はされているが、今までのように“致せり尽くせり”ではなく、所々でロープが張りめぐらされている所もある。
さて、頂上からの景観だが、私の登った時は残念ながらガスに巻かれて“白霧”の状態だった。
下山して街に下りた時は快晴だったので、どうやら山の上だけが雲で覆われているみたいである。
今回、この磐梯山は追加補欠で取り挙げる事となったが、こんな事があった故に“できれば取り挙げたくなかった”というのが心情である。 それは冒頭でも記したように、『会津地方の心の山』と云う割には、山での自然破壊行為『犬連れ登山』に対しての地元の対応が放置状態であった事である。
独立峰(磐梯朝日国立公園) 1819m コース難度 ★ 体力度 ★
麓の高原から眺めた磐梯山
磐梯山 ばんだいさん (磐梯朝日国立公園)
会津地方の“心の峰”といえば、おそらくこの山・磐梯山を思い描く人がほとんどだろう・・と思う。
その為かこの磐梯山の周囲一帯が一大レジャーランドと化し、道路は縦横無尽に張りめぐらされ、山肌にはいくつもの禿山の要素・スキー場ゲレンデが開設されている。 このように、山と自然の様相はかなり削られているのが現状だろう。
だが、この山の抱く最後の力が、どれだけ山体を削られて禿山となされようが今をもって名峰として君臨し続けているのである。 だが、いつまでもこの力が続くのかは定かではない。 だから、山をこれ以上破壊せぬように働きかける必要があると思うのだ。 その意味では、地元の方々の山での自然破壊行為者に対しての対応が放置状態なのが気になる。
その為かこの磐梯山の周囲一帯が一大レジャーランドと化し、道路は縦横無尽に張りめぐらされ、山肌にはいくつもの禿山の要素・スキー場ゲレンデが開設されている。 このように、山と自然の様相はかなり削られているのが現状だろう。
だが、この山の抱く最後の力が、どれだけ山体を削られて禿山となされようが今をもって名峰として君臨し続けているのである。 だが、いつまでもこの力が続くのかは定かではない。 だから、山をこれ以上破壊せぬように働きかける必要があると思うのだ。 その意味では、地元の方々の山での自然破壊行為者に対しての対応が放置状態なのが気になる。
さて、この山の魅力としては、独立峰に近い存在である事から、その雄大な展望と景観が挙げられる。
雪食によって表と裏の様相がまるで違う姿や、爆裂火口に広がる火口湖の《銅沼》や《鏡沼》の景観、山頂より望む澄んだ瞳の如くの蒼を魅せる《猪苗代湖》や《桧原湖》、《小野川湖》、《秋元湖》の裏磐梯三湖は感銘させられる。
磐梯山・猫魔八方台ルート 行程図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
会津若松市街より磐梯山ゴールドラインを車利用(0:50)→八方台登山口駐車場
(1:20)→弘法清水小屋(0:30)→磐梯山 帰路は往路の通り戻る・所要1:30
八方台登山口駐車場より車利用(0:50)→会津若松市街
さて、今回は磐梯山を最短ルートを使って手軽に登ってみよう。 最短ルートという事で、ハイカー未満の一般行楽客もこのルートを使って磐梯山に登るので、道は完全すぎる程に整備されている。
アプローチであるが、会津若松市街より磐梯町に出て、磐梯山ゴールドラインで最高点にある駐車場《八方台駐車場》まで進む。 ここまで約25km、車で1時間足らずの所要時間だろう。 登山口は駐車場の道路を挟んだ対面に『八方台・磐梯山登山口』と書かれた大きな標示板で示されている。
さて、今回は磐梯山を最短ルートを使って手軽に登ってみよう。 最短ルートという事で、ハイカー未満の一般行楽客もこのルートを使って磐梯山に登るので、道は完全すぎる程に整備されている。
アプローチであるが、会津若松市街より磐梯町に出て、磐梯山ゴールドラインで最高点にある駐車場《八方台駐車場》まで進む。 ここまで約25km、車で1時間足らずの所要時間だろう。 登山口は駐車場の道路を挟んだ対面に『八方台・磐梯山登山口』と書かれた大きな標示板で示されている。
弘法清水小屋下の
草原から望む磐梯山
さて、この大きな看板に誘導されて登山口へ入っていくと、森の中の広い砂利道を行くようになる。
約1kmほどこの広い砂利道をゆくと、徐々に道幅が狭まり登山道らしくなってくる。 やがて小さな丘状の膨らみを越えると、視界がパッと開けて、目指す磐梯山の主峰が眼前にバンとそびえ立つ。
ここが《中ノ湯》である。 この《中ノ湯》はかなり以前に廃業したようで、建物は封鎖されているようだ。
《中ノ湯》で一度たわんだ後、再び森の中に入ってゆく。 これよりは、森の中の水はけの悪い山道をゆくが、泥がハネそうな所は木段や木の板を渡してあるなど、致せり尽くせりな手配が施されている。
やがて、『山頂まで0.9km』の道標が立つ分岐に出る。 この分岐は左右で行先が変わる分岐ではなく、《弘法清水小屋》への短絡ルートか磐梯山の火口原を展望しながらいくルートかの違いである。
ここは、もちろん《展望ルート》を取ろう。
火口原と支峰の櫛ヶ峰を望む
《展望ルート》を取ると、磐梯山の肩に広がる草原帯に出る。 ここは一帯お花畑の養生中で、ロープで通路が仕切られている。 右を見ると紅葉に彩られた磐梯山の主峰、左は荒々しいガレを魅せる噴火口壁と爆発の名残りである《天狗岩》が見られる。 このルートで始めて山岳らしい情景が望める所なので、カメラ片手にゆっくりいこう。
大噴火の置き土産
天狗岩
天狗岩
噴火口壁を見ながら磐梯山山体の右側へ周り込むような形で詰めていくと、《弘法清水小屋》が見えてくる。 この小屋は、うどんや丼モノなどの軽食や山の記念品を販売する売店のみで宿泊施設はなく、泊まりは不可のようである。 また名称の如く、小屋前に磐梯山の主峰より湧き出でる清水で喉を潤す事ができる。
山中の茶屋 弘法清水小屋
横に磐梯山より湧き出る清水
横に磐梯山より湧き出る清水
弘法清水がある
さて、この清水で喉を潤したなら、磐梯山の頂上に向けて登っていこう。 磐梯山の登路は小屋前にあり、入口には『頂上まで560m』とある。 この山行の最大の行程といえば、この直登気味の560mの磐梯山本峰への登りだろう。 一般行楽客レベルならば、勾配はかなりキツく感じるだろう。 また、通路の整備はされているが、今までのように“致せり尽くせり”ではなく、所々でロープが張りめぐらされている所もある。
山肌を彩る紅葉
麓まで続く紅葉の波
山肌を鮮やかに染め上げて
だが、途中の潅木の隙間から見る《磐梯高原》に連なる紅葉の彩りは、この登りのキツさを完全に払拭してくれるだろう。 また、《桧原湖》の澄んだ蒼も目を虜にしてくれる。 やがて、飛び出る感じで瓦礫の積み重なりの前に出る。 この瓦礫の上に磐梯山神社の祠が奉られている。 そう、磐梯山の頂上である。
岩が積み重なった頂上に奉られる
磐梯山の山ノ神
磐梯山の山ノ神
頂上の瓦礫の上は足場が悪く、祠の前に立てるのは2~3人だが、瓦礫を下りた所には物置(中は鍵が掛けられ入れない)に庇とベンチが付いた休憩所があり、その前に『磐梯山 山頂 1819m』と頂上を示す標示板が立てられている。 ほとんどの人がそこでアリバイ写真を撮っている。
さて、頂上からの景観だが、私の登った時は残念ながらガスに巻かれて“白霧”の状態だった。
下山して街に下りた時は快晴だったので、どうやら山の上だけが雲で覆われているみたいである。
晴れていれば裏磐梯三湖が
手に取るように望めた事だろう
:
晴れ間の出ていた山頂直下にて
頂上踏破の余韻を十分に堪能したなら、往路をもどっていこう。 道は安全なので、天候が急変しない限りはカメラ片手に紅葉を追いながら下っていくのも悪くないだろう。
磐梯山の山体を染める
紅葉の十二単
火口壁に雲の影が出てきた
山のガイドはこれにて終えるが、下山の最中に山を破壊する人間の出来損ない共に3つも遭遇してしまった。 特に最初に遭遇した人間の出来損ないの連れた犬はお花畑養生地を駆け回り、そして所かまわずキャンキャンと吼えまくっていた。 これで、この付近の野鳥は全て退避行動を取るだろう。
小動物は、ストレスからの生殖障害をきたしてしまうだろう。 養生中の花や草木は犬が駆け回って踏み潰され、尿・糞をぶっかけられてその多くが枯死しただろう。
「ここは国立公園でペットの連れ込みは禁止されている」、「登山口に看板で『ペットの連れ込みはやめて下さい』と書いてあっただろう? 日本語が読めないのか?」、「今すぐ連れて帰れ!」と激しく警告したが、3つ(野生動物を根絶やしにする行為を楽しむなど、コイツらの行動はもはや人間とは認められないので個数で表現している)が3つとも「調べてきた」、「看板に書いていない」、「かってに訴えればいいだろう」と、今はやりの竹島領有問題でイチャモンをつけるチョーセン人そのままの文言で言い返してきた。
ハッキリ言おう。 全てウソである。 看板には禁止が書いてあるし、『犬連れ登山』というわが国の自然破壊や国土破壊を推奨しているクズサイトは、反日チョーセン人が主催する『犬連れ登山サイト』でしか存在しないし、『犬連れ登山』という行為は『公園法第15条』の『公園内における迷惑行為の禁止』と、公園法の主旨である『公園景観保全』に逆行する犯罪行為として刑罰モノなのである。
「ここは国立公園でペットの連れ込みは禁止されている」、「登山口に看板で『ペットの連れ込みはやめて下さい』と書いてあっただろう? 日本語が読めないのか?」、「今すぐ連れて帰れ!」と激しく警告したが、3つ(野生動物を根絶やしにする行為を楽しむなど、コイツらの行動はもはや人間とは認められないので個数で表現している)が3つとも「調べてきた」、「看板に書いていない」、「かってに訴えればいいだろう」と、今はやりの竹島領有問題でイチャモンをつけるチョーセン人そのままの文言で言い返してきた。
ハッキリ言おう。 全てウソである。 看板には禁止が書いてあるし、『犬連れ登山』というわが国の自然破壊や国土破壊を推奨しているクズサイトは、反日チョーセン人が主催する『犬連れ登山サイト』でしか存在しないし、『犬連れ登山』という行為は『公園法第15条』の『公園内における迷惑行為の禁止』と、公園法の主旨である『公園景観保全』に逆行する犯罪行為として刑罰モノなのである。
ただ管理者に、「このような景観保全に反する行為を防ごう」という気概が見られないが為にスルーされているのが現状なのだ。 でも、それをいい事に日本にとって害をなす事をし続けるコイツらは、日本を逆恨みする反日チョーセン人そのままなのである。 まぁ、日本人なら登山口に書いてある禁止の警告文が読めるハズだし、わが国の自然景観を破壊するような愚行はしないだろううし。
これは、敗訴確実の国際裁判の提訴を承服せず、何の裏づけも示さずに『竹島は南チョーセンの領土』と難癖を並べたて、従軍慰安婦問題でいつまでも日本の悪態を着き、自らの思惑通りにならぬと発狂して不当行為や嫌がらせを強行し慰謝料・解決金をいつまでもせびるチョーセン人と、「登山者こそが山を破壊したのに、犬連れ登山者に責任を転嫁してる」とホザき、連れてきた犬の撒き散らす病原体で野生動物コロニーが数多と消滅する甚大な被害を引き起こし、「ヤメロ!」と警告しても認めずヤッキになって自然破壊行為をし続ける『犬連れ登山』の人間の出来損ないと全く同じではないか!
これは、敗訴確実の国際裁判の提訴を承服せず、何の裏づけも示さずに『竹島は南チョーセンの領土』と難癖を並べたて、従軍慰安婦問題でいつまでも日本の悪態を着き、自らの思惑通りにならぬと発狂して不当行為や嫌がらせを強行し慰謝料・解決金をいつまでもせびるチョーセン人と、「登山者こそが山を破壊したのに、犬連れ登山者に責任を転嫁してる」とホザき、連れてきた犬の撒き散らす病原体で野生動物コロニーが数多と消滅する甚大な被害を引き起こし、「ヤメロ!」と警告しても認めずヤッキになって自然破壊行為をし続ける『犬連れ登山』の人間の出来損ないと全く同じではないか!
紅葉を光にかざしてみると
今回、この磐梯山は追加補欠で取り挙げる事となったが、こんな事があった故に“できれば取り挙げたくなかった”というのが心情である。 それは冒頭でも記したように、『会津地方の心の山』と云う割には、山での自然破壊行為『犬連れ登山』に対しての地元の対応が放置状態であった事である。
警告を発する事なく放置されて、あの悪害が野放しの現状を見るにつけ、「この山は本当に“心の山”として大切に思われているのだろうか?」と思ってしまうのである。 これを見た地元の方は「何を余所者が・・」と反発を抱かれると思うが、これは偽らざるワテの気持ちである。
なぜなら、すぐ近くにある《雄国沼》は、『犬連れ登山』の犬の媒介によって引き起こされた『ディステンバー災禍』によって、野生タヌキやイタチ、テンなどのコロニーの数多くが消滅した甚大な被害地域なのである。
なぜなら、すぐ近くにある《雄国沼》は、『犬連れ登山』の犬の媒介によって引き起こされた『ディステンバー災禍』によって、野生タヌキやイタチ、テンなどのコロニーの数多くが消滅した甚大な被害地域なのである。
要するに、人間の出来損ない共による悪鬼たる行為『犬連れ登山』の横行で野生動物種が死滅するという、郷土の山と自然が潰されている事実があるのだ。 そんな甚大な被害を受けながら、まだキッチリとした対策も取らずに悪害を野放し状態にしている事が至極残念であり、悔しくて仕方がないのである。
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