風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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路線の思い出   第28回  近鉄橿原線・平端駅

路線の思い出』    第28回  近鉄橿原線・平端駅  〔奈良県〕
 

どひ~、近鉄の“天(鈍)才たまご”
昔の特急車輌だそうで・・
 
《路線データ》
営業区間と営業キロ                            運行本数   
  大和西大寺~橿原神宮前 23.8km                     橿原線
                    下り 橿原神宮前方面 急行 毎時2本
                               普通 毎時2~4本
                    上り 大和西大寺方面 急行 毎時3本
                               普通 毎時3~5本
                                天理線
                    下り 天理方面 普通(京都方面からの急行も
                               天理線内は各駅停車) 毎時3~5本

平端駅(ひらはたえき)は、奈良県大和郡山市昭和町にある近鉄・橿原線の駅で、開業当時に当駅が所在した平群郡平端村が駅名の由来である。 『平端』は平群郡の「端(はし)」を意味する地名であるといわれている。

駅構造は2面4線の島式の橿原線のホームと2面2線の相対式の天理線のホームがあり、線路は駅北方で合流している。 駅舎は駅西側にあり、各ホームとは地下道で連絡している。 地下道から各ホーム及び駅舎・改札口へは、エスカレータが設置されている。

橿原線ホームは内側2線を主本線、外側2線を待避線としている。 なお、下り島式ホームの外側からは、当駅折り返しの上り列車の大和西大寺方面への出発も可能である。

橿原線内唯一の待避可能駅であり、橿原線普通・急行と天理線直通急行の相互接続、橿原線普通の特急待避が行われている。 日中は天理線内の区間運転列車が毎時2本、当駅で折り返し運転を行っている。
なお、天理方面は大和西大寺方面からの直通列車と折り返し列車の双方がある為、発車番線が一定していない。

天理駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機が設置されている。 
2018年の1日平均の乗降客数は、4,341人との事。




流れてますネェ
この頃は近鉄特急にお熱でした
 
この路線を撮影したのは、もう30年以上も昔の小学校3年生位である。 確か、腹違いの兄さんが高校野球で有名な天理高校野球部のキャプテンをしていて(残念ながら、一度も甲子園には行けなかったとの事)、その関係で天理教詣でに連れてかれた時のモノである。 まぁ、筆者の複雑!?な家庭事情で、この数年後にこの兄さんとはアカの他人となってしまって、以来会う事もなくなったが。
 

天理教本殿
撮らされていたようですね
 
脱線話は置いといて、小学校低学年の小僧には、親に連れられての宗教詣でや説法など“嫌で退屈なモノ”でしかなく、ゴネにゴネて「1000円やるから、好きに遊んできな!」の『上意』を獲得し、単独で平端に戻って撮影したようである。
 

18000系 これは珍しいと思うよ
つり掛け駆動で加速時に“アォ~ン”ってうなってたような
 
でも、変色した写真が歴史を感じさせますね。 それに、コリはかなりのレアモノで・・。
「小学校低学年の小僧、なかなかヤルじゃん」ってな写真ですね。 それにこの時に撮っていたカメラは、東京光学『トプコン』の『T-35L』というカメラであった。
 

方向幕があるのが冷房車
 

方向幕ナシで看板付が非冷房車
どっちがお好き?
 
これは現代では超アンティックなカメラで、巻き上げは2回巻き(何と2回ですよ!)で、フイルムカウンターは自分でダイヤルを回してセットする代物だった。 また、露出計とかは一切ついておらず、僅か9歳にして露出は全て自分で考えて(ほとんど考えていなかったが)撮らねばならなかった代物である。 

まぁ、「晴れたらF11か8、曇ればF5.6、雨ならばF4・・と、暗くなれば絞りを開く」という、露出の基本は子供ながら覚えていた。 また、『鉄道=動くモノ』という事でシャッター速度は1/250秒に固定していた。 しかし、これはピント合わせは元より、写真の全ての設定を自ら決めなくてはならない“とんでもない代物”だったって事である。 だが、これが当たり前だと思っていたのだから、無知とは怖ろしいものである。
 

これも結構レアかも
銀帯のヒゲ付

ただ、露出計がないのに何故かASA感度(現 ISO感度)がついていたのは、現在をもっても解明に至っていないが。 またこれが、現在カメラオタクの中でひっそりとローソクの灯のようなブームが巻き起こっている“レンジファインダー形式のカメラ”であった事は、9歳の小僧には知るよしもなかったが。
 

近鉄の列車看板は
種別や行先別に個々にデザインされていた
 
この頃に何気なく撮っていたのが、今にして思えばかなり高度な撮影条件設定を踏んでいたのである。
そりゃぁ、昔の方が写真が上手いわ。 列車の走行写真なんか、悲しい事に今より中学当時に撮った時のモノの方が出来栄えがいいし。
 
 
   ※ 詳細は『魅惑の鉄道写真集』より『近鉄・橿原線』を御覧下さい。
 
 
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No title * by tom
こんばんは
どれも貴重な画像ですね。2枚窓の800系は晩年に養老線でかすりました。7枚目の2ドア車も820系なんですね。どちらも残念ながらカルダンのようですね。

それにしても3年生でこの画像は見事です。側面から下回りをキチっと撮影されていますね。タイトルを”近鉄の旧型車”あたりにしたらもっと皆さんがアクセスされたのではないでしょうか(もったいないですね)?

No title * by 風来梨
tomさん、こんばんは。
お返事が遅れてスミマセン。

多分、列車を素直に形式写真として撮らせたら、小3当時の方が上手かったと思います。 旧型電車の持ちネタは、少なくて・・。 後は伊賀線と荷物車しかないです。 もっと撮ってればなぁ・・って今更ながら思います。

コメント






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No title

こんばんは
どれも貴重な画像ですね。2枚窓の800系は晩年に養老線でかすりました。7枚目の2ドア車も820系なんですね。どちらも残念ながらカルダンのようですね。

それにしても3年生でこの画像は見事です。側面から下回りをキチっと撮影されていますね。タイトルを”近鉄の旧型車”あたりにしたらもっと皆さんがアクセスされたのではないでしょうか(もったいないですね)?
2013-09-30 * tom [ 編集 ]

No title

tomさん、こんばんは。
お返事が遅れてスミマセン。

多分、列車を素直に形式写真として撮らせたら、小3当時の方が上手かったと思います。 旧型電車の持ちネタは、少なくて・・。 後は伊賀線と荷物車しかないです。 もっと撮ってればなぁ・・って今更ながら思います。
2013-10-04 * 風来梨 [ 編集 ]