2011-02-24 (Thu)✎
『私の訪ねた路線』 第3回 矢部線 〔福岡県〕
スンマセン
矢部線の写真はコレだけです
山内付近にて
:
他はAE-1+Pの絞込みレバー
(イジると露出が狂う機構欠陥アイテム)
イジって失敗
写真がない時は
現物に逃げます
《路線データ》
営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83)
羽犬塚~黒木 19.7km 694 / 892
廃止時運行本数 廃止年月日 転換処置
6往復 ’85/ 4/ 1 堀川バス
《路線史》
改正鉄道敷設法による、羽犬塚~矢部までの計画線。 建設当時に太平洋戦争が勃発し、多くの鉄道建設線が『不急不要路線』として凍結されるなか、筑後福島に軍事施設関連の工場があった事で建設が進められた経歴がある。 完成は1945年の12月と終戦から僅か4ヶ月で、この線は知る者ぞ知る記念すべき『終戦後初の鉄道開通路線』との事である。
黒木駅スタンプ
写真も下手なら、スタンプ押すのも下手だねぇ
路線名の“矢部”は八女郡の矢部村を指し、この地を皮切りに宮原線の肥後小国を通って豊後竹田に至る建設計画もあったらしい。 だが、肥後小国はおろか、路線名の矢部までの建設も成しえる事なく終わっている。
沿線は路線バスが発達していた事から利用者のほとんどが通学の学生で、そのようなジリ貧の利用状況から国鉄再建法による第一次廃止対象路線として指定されてしまう。
廃止転換路線に指定された後も、九州の他の廃止線によく見られたように存廃問題に対してその盛り上がりに欠け、もはや『代替輸送ありき』といった感じで、あっさりと1985年3月末をもって廃止となってしまった経緯がある。
沿線は路線バスが発達していた事から利用者のほとんどが通学の学生で、そのようなジリ貧の利用状況から国鉄再建法による第一次廃止対象路線として指定されてしまう。
廃止転換路線に指定された後も、九州の他の廃止線によく見られたように存廃問題に対してその盛り上がりに欠け、もはや『代替輸送ありき』といった感じで、あっさりと1985年3月末をもって廃止となってしまった経緯がある。
羽犬塚駅スタンプ
:
ディスカバー・ジャパンの
スタンプは味があるね
沿線は『八女茶』で有名な茶の里で、八女までは広大な茶畑を見ながらゆく路線である。 だが、終点近くになると予想に反して山里めざして深く山間に分け入ってゆく。 撮影の観点からしたら予想以上に面白い路線であったものを・・と、当時の安易な撮影を悔やむ事しきり・・である。
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