2011-02-18 (Fri)✎
日本の滝を訪ねて 第14回 〔鳥取県〕
滝へのアプローチにしくじったせいか
あまり滝見に時間を割けなかった 残念
雨滝 あめたき 落差40m 鳥取県・鳥取市(旧 国府町)
北近畿から山陰の滝は、解りにくい位置にある。 滝の渓谷入口に着けばすぐなのだが、滝までのアプローチに苦労するのである。 そう、滝へ向かう車道が解りづらいのだ。
国道9号線で兵庫・鳥取県境を越え、鳥取県に入って最初に現れる県道(旧国府町に抜ける県道)に入っていくと、『雨滝↑』を示した案内板がある。 か細い道ではあったが指示通り右折。 すると、いきなり竹ヤブが道に覆い被さっていて通行不能となる。 仕方が無いので、車をデポって歩いていく事にした。
国道9号線で兵庫・鳥取県境を越え、鳥取県に入って最初に現れる県道(旧国府町に抜ける県道)に入っていくと、『雨滝↑』を示した案内板がある。 か細い道ではあったが指示通り右折。 すると、いきなり竹ヤブが道に覆い被さっていて通行不能となる。 仕方が無いので、車をデポって歩いていく事にした。
この時に地図を見ていれば、こんな無駄な苦労はしなくて良かったのだが。 歩き出すと、舗装はされているものの落葉がペースト状にヘバリついて徒歩でもスリップし、また所々残雪は残り、そして最後の峠越えではガードレールの一切ない“デンジャラスロード”であったのだった。 その峠道の名は県道31号線《十王峠》。
この峠を越えて二車線規格の道路まで登りつめても、滝案内は一つとして見当たらない。
それどころか『これより鳥取市』の看板が出て(この時、国府町が鳥取市に編入されていたとは知らなかった)、「逆にでも歩いてきたか」と苦虫を噛み潰すような思いで来た道を引き返す。 歩いてきた距離は約4km。 往復8km・1時間30分の無駄であった。
戻り着く直前、車をデポったあの竹ヤブの所に里の人がいたので、雨滝の事について訪ねてみる。
滝までは「ここから10km位ある山向こうだよ」との事。 そしてこの道は、車で通れなくはないが今は通行止との事。 滝へは、鳥取市からの県道37号線を大きく迂回するしかないとの事である。
そして、今この道を廃すべく上に道が造られている最中だ・・とも。
こうして、昼の2時頃には滝前に着くはずが、アプローチに約半日を費やして、滝前の駐車場についたのは夕方の5時過ぎ。 まだ雪の残る滝への遊歩道を駆け下りて、日が沈むまでに急いで滝をカメラに収める。
こうして、昼の2時頃には滝前に着くはずが、アプローチに約半日を費やして、滝前の駐車場についたのは夕方の5時過ぎ。 まだ雪の残る滝への遊歩道を駆け下りて、日が沈むまでに急いで滝をカメラに収める。
ここまでアプローチ道に気を殺がれては、さすがに滝をめでる気にはならなかったのである。
従って、写真もおざなりである。 つくづくもったいない事である。 これは2006年の事であるから、おそらく今は県道31号線は改良されている事だろうと思う。
- 関連記事
スポンサーサイト