風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

TOP >  路線の思い出 >  路線の思い出 1~50 >  路線の思い出   第12回  山陽本線・広島駅

路線の思い出   第12回  山陽本線・広島駅

路線の思い出   第12回  山陽本線・広島駅 〔広島県〕
 

白地にピンクの【さくら】が入線
 
《路線データ》
     営業区間と営業キロ       輸送密度 / 営業係数(’15)    運行本数
 神戸~門司・兵庫~和田岬 537.7km    38534 /    95      時刻表を見てください

広島駅(ひろしまえき)は、広島県広島市南区松原町にあるJR西日本・山陽本線の駅で、広島県の県庁所在地でもある中国地方最大の都市・広島市の中心駅である。 山陽新幹線の全列車が停車し、また在来線についても、広島シティネットワークの中枢となるターミナル駅でもある。

単式・島式4面8線の地上ホームを有する在来線の北側に、山陽新幹線高架ホーム(島式2面4線)が並ぶ。 駅の南側に「南口」、北側に「新幹線口」がある。 南口は地上7階・地下1階建ての駅ビル『ASSE』(アッセ)となっている。 また、南北自由通路沿いに商業エリア『ekie』(エキエ)が新設されている。

駅長が配置された直営駅であり、管理駅として山陽本線の天神川駅、芸備線の西三次駅 - 矢賀駅間各駅を管轄している。 乗車人員数は2017年で77174人と、中国・四国地方で第1位、JR西日本管内では大阪環状線の鶴橋駅に次いで第7位との事である。

在来線は1番のりばが単式、それ以外が島式である。8番のりばは9番のりばの東端を切り欠いた切欠きホームとなっており、7・8・9番ホームは同じ面にある。6番線はホームのない中線で、機関車の付替や列車の入換などの為に使われる事もある。

構造上は、山陽本線上りは3・4・5・7番線、山陽本線下りは1・2・3・4番線から出発可能であり、芸備線は7・8・9番線から出発可能である。 現在では山陽本線下りが1番のりば、山陽本線上りが5番のりば、呉線が3・7番のりば、可部線は4番のりば、芸備線は9番のりばから発車する設定となっている

新幹線ホームは16両編成対応の島式ホーム2面4線を有する高架ホームで、現在の11・14番のりばのそれぞれ外側に1面1線ずつホーム・線路を増設して4面6線まで拡張可能な構造としている。



山陽本線は、我が国第二の主要幹線だ。 まぁ、新幹線ができてから・・というものは、鉄道の主任務である都市間輸送の任から外され、線内を疾走する優等列車も、近年のブルートレインの全廃により完全消滅してしまったが・・。
 
だが、それでも(新幹線を除く)我が国第二の輸送量を擁する『本線』なのである。
従って、路線の性格的には、『旅』や『旅の思い出』といったイベントが発生しにくい路線であるのだ。
要するに鉄道による旅をするならば、これから『旅』や『旅の思い出』をこしらえるべく旅立つ時に通る“経路”たる路線なのである。
 
だから、本格的に旅を志すようになってからは、このような“本線”での思い出は皆無である。
・・でも、小僧時代の・・、しかも中学生になるかならんかの遠い昔の幼い時ならば、地元大阪の駅では撮れないあるモノがあって、こういう“本線”が旅の目的、即ち『旅の思い出』の要因と成りえたのである。 それは察しの通り、東京発着のヘッドマーク付の寝台特急である。
 

ヘッドマークがいいねぇ
特急【はやぶさ】
 
もう30年も昔のこの頃は、東京発着の寝台特急の花形だけがヘッドマークを掲げていたのである。
大阪発着ものはヘッドマークもつけてもらえず、同じ寝台特急でありながらも明らかに『格下』の扱いを受けていた。 要するに「何でも東京が一番で大阪が上に出る事は有り得ない」と、物的に示しつけられたようなものである。
 
正直言って、大阪が全てにおいて東京の格下なのかどうかは今も昔も“知ったこっちゃない”が(まぁ、プロスポーツ球団においては、全てが格下だけど・・)、子供心にこのヘッドマークの有無だけは不満に思っていた。 まぁ、“願望に沿わないから気に食わない”という、小僧の浅はかな不平感であるが。
 
でも、今も昔も・・だが、不平感にブータレているだけでは何も手元に残らない。
そして、小僧だった昔の筆者は、願望を実現する気力にだけはみなぎっていたみたいである。
確認した訳ではないので、小僧だった自らの行動から鑑みての事だが・・。
 
それでやってきたのが、ブルートレインの撮影をすべく・・の広島駅である。
友達と2人で普通列車を連ねて広島に入る。 着いたのは夜の10時過ぎだ。
 
夜の11時前後から、そろそろに九州から各方面へ向かう寝台特急が到着し始める。
【さくら】や【みずほ】、ちょっとレアな名古屋行の【金星】などが、大阪発着のヘッドマークもなく“ハズレ”である【あかつき】や【彗星】に混じって入ってくる。
 

ピンク地に白サクラの
寝台特急【さくら】
 

もしかして、コリはビーナス?
電車寝台 特急【金星】
今となってはかなり貴重だね
 
でも、お目当てはこれらではない。 夜明け前の3時から4時過ぎにかけて入線する東京発の下りの花形ブルトレなのである。 そう、【はやぶさ】やら【富士】やら、白地に赤のヘッドマークの【さくら】やらである。
 
この小僧達は、この深夜まで駅で出張って、この花形列車の雄姿をカメラに収めよう・・という腹つもりなのである。 まぁ、中学にいくかいかないかの歳で、この行動力はすごいと思う。
 
でも、11時の上り列車の“前哨戦”を終えたら、本番の明け前の3時4時まではかなり長い。
持ち金も僅かだし、当時はコンビニもないし、もちろんネット茶屋なんかもある訳もない。
要するに、「時間をどうやって潰すのか」という事に対する解決策が皆無の状態なのだ。
 
考えられる手は、オーソドックスに駅のベンチで寝転がるか、ひたすら歩き回るか・・のどちらかである。
一緒に来た友達は『ベンチで寝転がる』を選択したようだ。 これは「朝まで寝ちゃったよ!」というリスクはあるものの、確実といえば確実な選択だ。
 
そしてもう一匹のアホ(幼き筆者)は、後者の『ひたすら歩き回る』を選択したのである。
歩いて周っていると、程なく駅の前で酒盛りをしている浮浪者がいて、「坊主・・、こっちぁ来い」とのお誘いを受ける。 普通なら丁重にお断りをして逃げるように走り去るのだが、このアホはホイホイと誘いに乗ってしまう。 ・・となれば、浮浪者どもによる尋問と晩酌となる。
 
尋問の内容は憶えていないが、たぶん「小僧が、何で夜にうろついてる」・・という事だろう。
それと、「一杯呑むか・・」「呑め!呑め!」の煽り文句だろう。 そして、小僧の答えはたぶん、「エヘヘ・・、ブルートレイン撮りに来た」という事と、「ちょっとだけ・・、ウェッ」ってリアクションだったろうと思う。
 
運良く、この浮浪者たちは割と“いいオッサン”だったようで、無理強いもなく仕事の時間(撮影タイム)である深夜3時には見送りと声援つきで開放してくれたのである。 ・・で、少し酔いながら撮ったのが、コレです。
 

白地にピンクのお目当ての【さくら】
たぶん・・酔っていた
 

九州方面のブルートレインの中で一番かっくいい
特急【はやぶさ】
目的を果たせて・・いい気分に酔っていた
 
まぁ、今もそうだが、小僧の頃から“ロクでもない”奴だったんだなぁ・・、としんみり思う。
朝7時の【あさかぜ】まで撮影をし、その後に酔い醒まし!?の為に立ち寄ったのが、原爆トームと宮島である。 後は友人にこの出来事がバレないように、酔いがバレないように取り繕いながら1日を終える。

     ※ 詳細は『魅惑の鉄道写真集』より『山陽本線』を御覧下さい。
 
 

 
 
 
関連記事
スポンサーサイト



No title * by tom
こんばんは
山陽線・広島駅と聞いて、80系か?153系か?山陽特急か?と思いましたが、ブルトレでしたね。確かに当時の夜行では東京発着だけHM付きでしたね。関東にいると当たり前すぎてあまり有り難味を感じませんでした。案外、普段見られない程気になるものですよね。徹夜の撮影お疲れ様でした。

No title * by 風来梨
tomさん、こんばんは。

鉄道少年なら一度は憧れる東京発のブルートレイン。
幼かった私も一度はハマりました。

こういう優等列車の徹夜根性撮りをやっていた幼い頃より、どのように自身の被写体が変わっていったのかを追っていくと、結構面白かったりしますね。

今は、あの時なら見向きもしないモノを“気の抜けた”スタイルで追っかけています(笑)。

コメント






管理者にだけ表示を許可

No title

こんばんは
山陽線・広島駅と聞いて、80系か?153系か?山陽特急か?と思いましたが、ブルトレでしたね。確かに当時の夜行では東京発着だけHM付きでしたね。関東にいると当たり前すぎてあまり有り難味を感じませんでした。案外、普段見られない程気になるものですよね。徹夜の撮影お疲れ様でした。
2013-06-09 * tom [ 編集 ]

No title

tomさん、こんばんは。

鉄道少年なら一度は憧れる東京発のブルートレイン。
幼かった私も一度はハマりました。

こういう優等列車の徹夜根性撮りをやっていた幼い頃より、どのように自身の被写体が変わっていったのかを追っていくと、結構面白かったりしますね。

今は、あの時なら見向きもしないモノを“気の抜けた”スタイルで追っかけています(笑)。
2013-06-09 * 風来梨 [ 編集 ]