風来梨のブログ

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日本の滝を訪ねて 第96回  大釜ノ滝

日本の滝を訪ねて  第96回  大釜ノ滝  〔徳島県〕
 

大釜ノ滝 位置図
 
  大釜ノ滝 おおがまのたき  直瀑 落差 20m 徳島県・那賀町(旧 木沢町)

 アプローチ  阿波市・山川(旧 山川町)より、国道193号線を約45km南下直進する
        なお、国道193号線は舗装は成されているが、離合困難な狭隘道路区間
        が長くあるので注意したい。
 
平成の大合併で阿波市となった旧 山川町のJR山川駅を出発点としよう。
ここから国道193号線に乗る。 国道193号線は進めば進むほどに劣悪な道となっていく。 約20km進むと神山町に入り、その神山町と那賀町との境である《雲早トンネル》を越えると、ついに国道の冠が取り外されて『県道253号』に格下げとなる。 ガードレールも途切れ途切れとなり、狭隘のヘアピンカーブの連続で対向車との離合も困難な状況となってくる。

完全たる“酷道”となったこの道が再び“国道”の冠をつけ直すと、両側は100mを越える岩盤が迫り寄ってくる。 この立て屏風のような岩盤を見ながら行くと、『大釜ノ滝』の大きな案内板が現れるだろう。 その眼前に『日本の滝100選』に選定された《大釜ノ滝》が、水量豊かな瀑布を掛けているのが見えるだろう。

滝の落差は20m程であるが、釜は深く神秘的な蒼を魅せている。 立て屏風となった周囲の100mは越える岩盤との調和は“素晴らしい”のひとこと。 この滝では深く神秘的な蒼を魅せる釜に由来した大蛇や竜の伝説が語り継がれ、白布よりも釜に魅力が凝縮された滝だ・・と言えるだろう。

なお、付近には駐車場はなく、トンネル前の対向車との離合目的の為に作られたスペースがあるだけだ。 車は普通車なら1台、軽乗用車で2台、バイクならば縦に並べて2台分位の手狭なもので、トンネル通行の為の離合の事を考えると、あまり長居は出来そうにないだろう。
残念ではあるが、滝釜へ下る遊歩道があったのだが今回は見送る事にした。 それでは、美しい釜淵を抱く名瀑をごろうじろ。
 

百名滝にしては平凡だが
釜は美しい

  ※ 詳細は、メインサイトの旅行記『四国の滝めぐり』より『大釜ノ滝』をどうぞ。
 
 
 

 
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