風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第88回  木梶三滝

日本の滝を訪ねて  第88回  木梶三滝  〔三重県〕
 

美しい水流を魅せるキワラ滝
 
  キワラ滝 きわらたき 落差50m 三重県・松阪市〔旧 飯高町〕
 
 アプローチ 国道166号線・旧道の高見峠より約2.5kmから分岐する木梶林道の奥2kmに位置する
       高見峠より徒歩1:30
 

 

白滝の滝つぼに
下りる道はない
 
    白滝 しろたき 落差40m 三重県・松阪市〔旧 飯高町〕
 
  アプローチ 木梶林道より木梶谷を約1km下る
        高見峠より徒歩1:20

《高見峠》より旧国道を三重県側へ下っていくと、『木梶三滝→』と記された林道が分かれている。
林道にはゲートがあり、たとえ車でここまで来たとしても、ここからは徒歩となる。 冬季など路面がアイスバーンとなっていたなら、三重県側は特に傾斜がキツイので歩いて行った方がいいだろう。
《高見峠》より約4.5kmの道程で、1時間半程の所要であろう。 まずは、地図上に記されている《キワラ滝》へ行ってみよう。
 
林道を40分程歩いていくと、落差50~60mの段滝と真新しい神社の祠が見えてくる。 美しい水流と周りの木々が美しい滝である。 《キワラ滝》の次は、《木梶三滝》にいってみよう。 《キワラ滝》よりゲート付近まで戻り、下方向へ延びる荒れた林道を下っていく。 木材切出し場を過ぎるとこの林道は途切れ、左端に“犬走り”のような踏跡が延びている。 

この踏跡の周りに立つ樹木には『登山道』と記された道標テープが巻いてあり、“登山道”であるのは確かなようであるが、それにしても道が荒れ過ぎている。 土砂崩れ跡が方々に形跡を残し、踏跡さえも不明瞭となっていく。 やがて、『←女滝・白滝→』との看板が捨てられてある分岐に出る。
先に《白滝》からいってみよう。 

指示に従い分岐を右へ進み、土砂崩れのガラ岩の上をトラバースして少し左へ周り込むと、下方より瀑音が轟いてくる。 落差40m位の《白滝》だ。 だが展望台らしきものは全くなく、視野も樹木に囲まれて今イチすっきりしない。
 

対岸の岩壁より
白滝を俯瞰する
 
ここは危険を承知で(決してお薦めはしない)、土砂崩れの溝を下って滝そばの岩の上に立つ。 
やはり滝は滝つぼより見上げると迫力がある。 次は、《女滝》とその下に続く《不動滝》である。 

先程の分岐に戻り、今度は左手にある脆い岩場を急下降で下っていく。 だが、《女滝》の姿が見当たらない。 ガレ岩からは《白滝》の全容が俯瞰できるのであるが、《女滝》は下の河原まで下っても発見できない。
 
そうこうしている内に、拠所ない事情が発生(歩いている最中へつり道が崩れて、指の骨をやっちゃった・・のである)して、この渓谷めぐりは途中で断念となってしまった。 この続きは、またいつかアタックしたいと思っている。 

とりあえず、無雪期にまともな装備(この時は、カメラと三脚持ちというナメたスタイルであった)でいかねば・・と考えている次第である。

   ※ 詳細は『日本の滝を訪ねて・・』より、『キワラ滝・白滝』を御覧下さい。
     また滝の訪問記は、メインサイトに掲載している『奥香肌峡<3>』をどうぞ。
 
 
 
 
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