2013-02-05 (Tue)✎
『日本百景』 冬 第49回 六甲山・夜景 〔兵庫県〕
港・神戸の夜景
六甲山 ろっこうさん (瀬戸内海国立公園)
六甲山 931メートル は、関西の日帰り山行とドライブのメッカである。 当然、訪れる人も数多く、山の魅力としてはあまりパッとしない。 だが、この山には、登山と違った大きな魅力を秘めている。
それは、山の上から望む“港”・神戸の夜景だ。 車のテールランプ、港のカクテルライト、これらの光の全てが“芸術”となる。 また、展望台の風吹岩からは、遠く・・大阪の街も見渡せる。
六甲山 931メートル は、関西の日帰り山行とドライブのメッカである。 当然、訪れる人も数多く、山の魅力としてはあまりパッとしない。 だが、この山には、登山と違った大きな魅力を秘めている。
それは、山の上から望む“港”・神戸の夜景だ。 車のテールランプ、港のカクテルライト、これらの光の全てが“芸術”となる。 また、展望台の風吹岩からは、遠く・・大阪の街も見渡せる。
六甲山 地図
行程表 駐車場・トイレ・山小屋情報
大阪・梅田駅より鉄道(0:30)→芦屋川駅(0:35)→大谷茶屋(0:45)→風吹岩
大阪・梅田駅より鉄道(0:30)→芦屋川駅(0:35)→大谷茶屋(0:45)→風吹岩
(1:00)→保久良神社(0:25)→岡本駅より鉄道(0:35)→大阪・梅田駅
芦屋ロックガーデンを登って神戸の夜景観賞
六甲山は“山”であるが、プロローグで述べた通り登山的な魅力は今イチである。 従って、今回のこの項目ではシャカリキに頂上を目指すよりは、気軽な身なりで“港”『神戸』の素晴らしい夜景を眺めようと思う。 それでは、夕方に《大阪》の街を出発するプランで出掛けよう。
《大阪・梅田》のターミナルで、阪急・神戸線の各駅停車に乗車して《芦屋川駅》へ向かう。
所要は30分位である。 《芦屋川駅》で下車して、山手の住宅街の方向へ緩やかに登っていく。
途中にある住宅は、あの有名な芦屋の高級住宅である。 小さいものでも、門構えで裕に50mはある家ばかりだ。 あまり見つめていると“ねたみ心”が現れてきそうなので、こういう所は速やかに通り過ぎるに限る。
20分程歩いていくと住宅街も消えて、《高座川》に沿っての緩やかな舗装道のみとなる。
ゆっくり歩いても30分少々で、《芦屋ロックガーデン》の入口である《大谷茶屋》に着く。
昼間であれば、ジュース・お菓子からおでん・軽食まで食する事ができる。
この茶屋を通り抜けると、《高座ノ滝》という落差10m位の滝がある。 この滝の前に掛けられた石橋を渡りジグザグに少し登ると、風化した花崗岩が見え始めてくる。 《芦屋ロックガーデン》である。
最初の岩に取り付く前に、脇を抜ける小道を見つけることができるだろう。 この小道は、この花崗岩が崩れ落ちて形成された谷・《地獄谷》である。
北アルプスの難所越えを控えての訓練などであればこの小道を行くのもいいが、今回の目的は“気軽に《神戸》の夜景観賞”にあるので、右上へ本コースを取る。 取り付いたこの《芦屋ロックガーデン》。
名前は『ロックガーデン』だが、“岩登り”としては大した事もなく、ものの25分で花崗岩の登高帯を通り過ぎて雑木の茂る尾根筋に出る。 途中で2つの鉄塔とあずま屋を越えると、程なく《風吹岩》が頭上に見えてくるだろう。 さあ、この岩に上がって、エメラルドに輝く“港・神戸”の輝きを心ゆくまで眺めよう。
芦屋ロックガーデンを登って神戸の夜景観賞
六甲山は“山”であるが、プロローグで述べた通り登山的な魅力は今イチである。 従って、今回のこの項目ではシャカリキに頂上を目指すよりは、気軽な身なりで“港”『神戸』の素晴らしい夜景を眺めようと思う。 それでは、夕方に《大阪》の街を出発するプランで出掛けよう。
《大阪・梅田》のターミナルで、阪急・神戸線の各駅停車に乗車して《芦屋川駅》へ向かう。
所要は30分位である。 《芦屋川駅》で下車して、山手の住宅街の方向へ緩やかに登っていく。
途中にある住宅は、あの有名な芦屋の高級住宅である。 小さいものでも、門構えで裕に50mはある家ばかりだ。 あまり見つめていると“ねたみ心”が現れてきそうなので、こういう所は速やかに通り過ぎるに限る。
20分程歩いていくと住宅街も消えて、《高座川》に沿っての緩やかな舗装道のみとなる。
ゆっくり歩いても30分少々で、《芦屋ロックガーデン》の入口である《大谷茶屋》に着く。
昼間であれば、ジュース・お菓子からおでん・軽食まで食する事ができる。
この茶屋を通り抜けると、《高座ノ滝》という落差10m位の滝がある。 この滝の前に掛けられた石橋を渡りジグザグに少し登ると、風化した花崗岩が見え始めてくる。 《芦屋ロックガーデン》である。
最初の岩に取り付く前に、脇を抜ける小道を見つけることができるだろう。 この小道は、この花崗岩が崩れ落ちて形成された谷・《地獄谷》である。
北アルプスの難所越えを控えての訓練などであればこの小道を行くのもいいが、今回の目的は“気軽に《神戸》の夜景観賞”にあるので、右上へ本コースを取る。 取り付いたこの《芦屋ロックガーデン》。
名前は『ロックガーデン』だが、“岩登り”としては大した事もなく、ものの25分で花崗岩の登高帯を通り過ぎて雑木の茂る尾根筋に出る。 途中で2つの鉄塔とあずま屋を越えると、程なく《風吹岩》が頭上に見えてくるだろう。 さあ、この岩に上がって、エメラルドに輝く“港・神戸”の輝きを心ゆくまで眺めよう。
『100万ドルの夜景』という言葉に納得
もし、天気が良くて霧が出ていなければ、『大阪・通天閣』のてっぺんにある“シグナル式天気予報”も見えるだろう。 ちなみに、赤く灯っていたなら、明日の天気も大丈夫との事である。
たぶん、今から下っても、最終電車に間に合うかどうか。 それならば、ここで夜明けを待って下るも一興だろう。 岩の上で夜明けを待つのも良し、《風吹岩》近くの《横池》でキャンプを張って、御来光を拝んだ後に六甲山へ繰り出すのもいいだろう。
夜景を眺めてたたずんでいると夜明けの時がきた
なお、この《芦屋ロックガーデン》のルートは基本的には“登り専用”なので、下山コースは《保久良神社》経由で岡本駅への道を取ろう。 このコースの道程については、今さらガイドする程のこともないので割愛したいと思う。
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No title * by gamba_hanshin19
写真とっても綺麗ですね。
No title * by 風来梨
gamba_hanshin19さん、こんばんは。
写真を褒めて頂き有難うございます。
六甲山は比較的に登りやすいので、御来光を眺めるいいスポットですよ。 この写真も、かなり前の初日の出の写真です。
写真を褒めて頂き有難うございます。
六甲山は比較的に登りやすいので、御来光を眺めるいいスポットですよ。 この写真も、かなり前の初日の出の写真です。