風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第84回  垂水ノ滝

日本の滝を訪ねて  第84回  垂水ノ滝  〔石川県〕
 

強い季節風に煽られて
飛沫が昇華する“逆さ滝”・垂水ノ滝
 
   垂水ノ滝 たるみのたき  落差 40mの海岸瀑  石川県輪島市
 
    滝へのアプローチ  輪島市街の北東 約20km・曽々木海岸にある滝
              輪島市街より国道249号線を車で約30分
              曽々木海岸の道路沿いから見える
 
奥能登の《外浦》最大の景勝・《曽々木海岸》に掛かる滝である。 《曽々木海岸》は『奥能登』でも有数の観光地で、内の陸地側は観光旅館が建ち並び少し無粋だが、冬の海の情景は間違いなく“イチ押し”である。
 

押し寄せる波濤に
羽ばたくカモメたち
 
ジオラマのように迫力いっぱいに視界に迫る波濤。 海辺にある岩礁に寄せて砕け散り、“波の花”と散華する潮騒。 寄波をかわしつつ周囲を伺うカモメの群れ。 そして、左の海崖の方向に目を配ると、落差40mはあろうか・・という海岸瀑が白布を掛けている。 

この滝は“垂水ノ滝”と呼ばれるのだが、別名の“逆さ滝”が示すが如くかなり珍しい滝なのである。 
それは、海崖を駆け上る強い季節風によって煽られて、落ち口付近の飛沫が上に巻き上がる現象が見られる滝なのである。
 

この日は沖合いを『爆弾低気圧』が通過し
海上に竜巻が発生する大荒れの天気であった
 
真冬の強い海風が吹きつける日に、滝の落水が左右に震えながら空に向かって吹き上がり、まるで霧の中を白竜が天に駆け昇るような幻想的な眺めを魅せてくれる。 なかなか思い通りにはこの現象を撮影できなかったが、このシーンを取りあえずはゲットできて良かったと思う。
 
   ※ 詳細は、メインサイトより『奥能登』を御覧ください。
 
 
 
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綺麗に写真取れてますね

No title * by 風来梨
koyukiさん、こんばんは。
写真を評価頂き、有難うごさいます。

奥能登の冬は、厳しい中にも暖かさを感じる情景が続きます。
味わいのある写真が撮れる所ですね。

No title * by kei
風来梨さん、こんにちは。千枚田や時国家を訪れたとき、この滝に立寄りました。ナイス! 逆さ滝の現象が起こるのは、かなりの強風が吹き荒れるときらしいですね。

No title * by 風来梨
Keiさん、こんばんは。
トラックバック有難うございます。

逆さ滝の現象が起こるほどに強風が吹き荒れた時の奥能登は味わい深いですね。 押し寄せる波が岩にぶち当たって波の花を咲かし、横殴りの潮が岩礁を帯のように飾ります。

厳しい気候で10分立ってるのがやっと・・ですが、これを目にした心の高揚は今でも忘れません。

コメント






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No title

綺麗に写真取れてますね
2013-01-25 * - [ 編集 ]

No title

koyukiさん、こんばんは。
写真を評価頂き、有難うごさいます。

奥能登の冬は、厳しい中にも暖かさを感じる情景が続きます。
味わいのある写真が撮れる所ですね。
2013-01-27 * 風来梨 [ 編集 ]

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風来梨さん、こんにちは。千枚田や時国家を訪れたとき、この滝に立寄りました。ナイス! 逆さ滝の現象が起こるのは、かなりの強風が吹き荒れるときらしいですね。
2013-02-01 * kei [ 編集 ]

No title

Keiさん、こんばんは。
トラックバック有難うございます。

逆さ滝の現象が起こるほどに強風が吹き荒れた時の奥能登は味わい深いですね。 押し寄せる波が岩にぶち当たって波の花を咲かし、横殴りの潮が岩礁を帯のように飾ります。

厳しい気候で10分立ってるのがやっと・・ですが、これを目にした心の高揚は今でも忘れません。
2013-02-01 * 風来梨 [ 編集 ]