2011-01-30 (Sun)✎
日本の滝を訪ねて 第12回 大瀬ノ滝・蛇淵ノ滝 〔新潟県〕
今回は、冬に訪れた山村集落にある滝を御紹介しよう。 それは、『飢餓の里』として有名な信州・秋山郷の信越国境にある大瀬ノ滝と蛇淵の滝である。 滝へのアプローチであるが、恐らくマイカーが中心となろう。 なぜなら、定期バスは一日4本しかなく、そしてそのバスも道が狭い故にマイクロバスの運行で、とてもではないが観光としては利用に耐えないからである。 このバスは、完全な生活路線なのである。
マイカーならば、新潟県津南町より出る国道405号線を南下して、県境を越えて長野県に入って最初の集落である大赤沢まで行けば、バス停のある所から徒歩圏内で蛇淵ノ滝にたどり着く事ができる。
だが、狭い道で離合困難な上に車の駐車場所も困難なので、それらの事を上手にやりくりする事が肝要だろう。
また大瀬ノ滝は、次の小赤沢集落より苗場山の登山道を1km入った所にある。 この登山道は3km先の3合目登山口駐車場まで車で行けるので、車でのアプローチが可能である。
それでは、蛇淵ノ滝から
大赤沢バス停よりすぐ
国道脇の中津川に掛かる滝で国道より見下ろし可能
中津川の右岸に掛かる滝
苗場山を源とする硫黄川が中津川に
合流する際に落差を伴った滝となっている
2段・落差30m
大瀬ノ滝
小赤沢バス停より東へ1km・徒歩20分ほど
苗場山の登山道の途中にある滝
雪深い奥の山村ゆえに
遅くまで雪が大量に残っている大瀬の滝
落差25m
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