風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて 第78回  余ノ滝

日本の滝を訪ねて 第78回  余ノ滝 〔大分県〕
 

岩のオブジェを縫うように白絹を掛けて
 
  余ノ滝 あまりのたき 分岐瀑 落差 48m 大分県宇佐市(旧 院内町)
 

 余ノ滝 位置図
 
  滝へのアプローチ
国道387号、院内・余温泉分岐の南5km 『道の駅・いんない』より車で約20分
余温泉より駐車場までは道はかなり狭い。 駐車場は5台ほど駐車可
駐車場より滝まで遊歩道を徒歩5分

『道の駅・いんない』より国道387号を5km程戻ると、《余温泉》なる鄙びた温泉へと向かっての分岐に差しかかる。 道路地図には載っていない温泉だ。 そして、これからめぐる《余ノ滝》に至っては、カーナビにも記載されてないみたいである。

だが、温泉の方は特養施設を兼務しているらしく、『⇒いんない余温泉 あと○○km』といった案内表示が国道沿いの随所に設置されていた。 特養施設もある《いんない余温泉》温泉までは道も狭いながらも安定していたが、これを過ぎると舗装はされているものの、道幅は更に狭まって「トラクターがやっとこさ・・」位となってアプローチは至極厄介だ。

そして、坂の斜度もトラクターに合わせた狭く窮屈な急登攀(とはん)となり、運転していて
「ちょっとヤバいかな?」と感じる位である。 まぁ、距離は短いので何とかなるが。

 滝のオブジェは
落水によって更に磨かれて

まぁ、道がこんな感じなので、10km足らずの距離で20分の所要は見ておいた方がいいだろう。 それでも、6時頃には駐車場と思しき場所に着く。 これよりは道はついているものの、落葉で埋まった更なる急坂で、これ以上先への車の進入は無理であろう。

『駐車場と思しき所』は下に広がる段々畑の上にある『収穫物の仮置き場』のような空地で、左右に分かれると5台くらいの車が止めれそうだ。 だが、帰る時に車を転回する事を考えれば、仲間内でもない限り3台以上の駐車は『NG』だろう。 ちなみに、車止めと思しき柵にある滝の案内板には駐車場の表記がなされてあった。

さて、今の『6時』だが、空を見ると「九州って南なんだなぁ」ってつくづく思う。
未だ、縁が白くすらなっていない真っ暗闇だったのである。 案内板では「滝までは徒歩で5分程」との事なので、さすがに滝へ赴くのは早すぎる。

で・・、車の中で待機していたのだが、7時前となっても「まだ夜明け前」の雰囲気。
もう辛抱堪らず、薄暗い中を滝へと向かう。 滝への遊歩道は落葉で埋まり、倒木が通路を塞ぐなど荒れ始めていたが、下地は簡易舗装の急坂と一応は整備されていたようである。
 

岩のオブジェと蒼い釜淵と
 

岩をかみ流れ落ちる滴が
更に新たなオブジェを創造して
 
滝前へは、この遊歩道を5分程で着く。 滝の展望台は広く、滝を正面に望めるいい位置にある。 そして、この《余ノ滝》は、落水が岩に当たって何条もの枝垂れを分ける美しい枝垂れ滝であった。
 

枝垂れの部分全てが
岩と落水のおりなすオブジェだ
 
滝の解説板も、「この近辺は『宇佐の三瀑』(『百名滝』に選定された西と東の椎屋滝と福貴野滝)と謳われるように、60mを超える大型の直瀑が数多く見られる中で《余ノ滝》のような枝垂れの妙を魅せる滝も、また風流で貴重な存在だ」と書き記されている。
 

落水によって磨かれ育った岩の造形美

空が完全に開ける7:20過ぎまで滝前で待機し、空が明るくなって写真を撮れるまでの光を確保してから、存分にこの枝垂れの妙を堪能しようと思う。 その経緯は、拙の掲載写真をもって『カメラを通しての語った記憶』として表現したいと思う。
 

この落水が岩にあたって散らばり
岩と水のおりなす妙が奏でられる
 
     ※ 詳細は『滝と鉄道の旅・九州』より『余ノ滝』を御覧ください。
 
 
 


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No title * by 田舎のオッサン
おはようございます
“余の滝”~あまりにもすばらしいです!
いつもながら繊細な滝の表情は圧巻です、有難うございます
“秋田内陸縦貫鉄道”に乗ってきました
風来梨さんの投稿に刺激されたものですから・・

No title * by 風来梨
こんばんは。
見て頂いて有難うございます。

九州・大分はいい滝が多い所です。 記事にもあります宇佐三滝(特に福貴野滝がいいです)や、氷瀑の観音滝、震動ノ滝など盛りだくさんです。 これらの滝は、また『日本百景・冬』で取り上げようかと。

秋田内陸線、ほんと景色のいい路線ですね。 特に森吉山の山麓は安ノ滝や幸兵衛滝などのいい滝が滝さんあり、森吉山もハイキング感覚で登れる素晴らしき名峰です。

また、秋の燃える紅葉の時期に訪れたいなぁ。

コメント






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No title

おはようございます
“余の滝”~あまりにもすばらしいです!
いつもながら繊細な滝の表情は圧巻です、有難うございます
“秋田内陸縦貫鉄道”に乗ってきました
風来梨さんの投稿に刺激されたものですから・・
2012-12-05 * 田舎のオッサン [ 編集 ]

No title

こんばんは。
見て頂いて有難うございます。

九州・大分はいい滝が多い所です。 記事にもあります宇佐三滝(特に福貴野滝がいいです)や、氷瀑の観音滝、震動ノ滝など盛りだくさんです。 これらの滝は、また『日本百景・冬』で取り上げようかと。

秋田内陸線、ほんと景色のいい路線ですね。 特に森吉山の山麓は安ノ滝や幸兵衛滝などのいい滝が滝さんあり、森吉山もハイキング感覚で登れる素晴らしき名峰です。

また、秋の燃える紅葉の時期に訪れたいなぁ。
2012-12-05 * 風来梨 [ 編集 ]