風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第34回  出雲坂根の秋

『日本百景』 秋  第34回  出雲坂根の秋  〔島根県・広島県〕
 

秋色満開の山肌を列車は往来する
 
鉄道マニアの聖地『出雲坂根のスイッチバック』を擁するJR木次線は、沿線に見どころいっぱいだ。 
鉄道マニア向けの景勝地から、風景探勝を志す者まで満足できる所がたくさんある。 
鉄道マニア向けには、御存知『出雲坂根のスイッチバック』、出雲坂根駅構内にある湧き水・“延命の水”、“蕎麦屋の駅”・《亀嵩》などであろう。 一方、景勝地でも、岩と水が創造する山峡庭園・《鬼ノ舌震》や出雲の神話色濃い沿線風景、そして資源の宝庫・宍道湖なと魅力いっぱいである。
 

かつては急行も走っていたのだ 
出雲坂根駅に停車中の急行【ちどり】

かつて、急行列車が運行されていた木次線も、今や“路線廃止”の風評もチラホラと聞えてくる程の閑散線となってしまった。 そして、目的地の出雲坂根駅を挟む備後落合~出雲横田 間では、運行本数が1日僅か4往復(今は3往復)となってしまった。 これによって、出雲坂根駅での撮影活動は真にキツいものになってしまったのだ。 それでは、木次線の鉄道線としての魅力を訪ねてみよう。

さて、JR備後落合駅始発の列車でスイッチバックの駅・出雲坂根へ向かうのであるが、芸備線からの乗継となるなら一番列車には乗車できない。 1日僅か4往復(現3往復)で、その内の1往復を逃してしまえば限りなくチャンスは少なくなってしまうのだ。 これらの条件を踏まえると、列車の撮影をするなら車で追っかけるか、又は出雲坂根近辺で一夜を明かすか・・のどちらかとなるだろう。
 

まるで模型のレイアウトのような
赤い単行気動車がウロウロと往来する

上記の事を実行すれば、朝の1往復を撮る事ができる。 スイッチバックをおもちゃ箱のような気動車が行ったり来たりするのを横手に平行する国道から全速力で駆けて追っかけよう。 これはかなりキツイ。
特に坂を駆け上がる時に、日頃どれだけ鍛えているかが判るだろう。 写真撮影といえどもスポーツに成り得るのだ。 教訓として、撮影旅を志す者は普段から体を鍛えておくべきだろう。
撮影を終えたら、駅に戻って“延命の水”で疲れを癒そう。 
 

スイッチバックを
ノコノコと単行気動車がゆく
 

スイッチバックを俯瞰する

さて、15時台の列車で出雲坂根駅を後にして、手打ち蕎麦屋の駅・《亀嵩》に向かう(現在、出雲横田で乗継が必要)。 素朴な手打ちそばで空腹感を満たして、店長兼駅長の親方の発車合図を見て木次線沿線めぐりを締めくくろう。
 

秋の里をゆく
出雲三成~亀嵩

※ 国道314号線の《奥出雲おろちループ》の開通で道路が付替えられた事により、スイッチバックを行く列車の撮影はほぼ不可能となりました(’07年に再訪して判ったのですが、撮影の足場となる所がなくなったようです)。 なお、写真と記事は約四半世紀前の1日4往復時代のモノです。

      ※ 詳細は、メインサイトより『木次線・・』を御覧下さい。
 
 
 


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No title * by -
ヤァー、本当に鉄道模型の一シーンと見間違うような写真、なかないいですね

No title * by 風来梨
重太郎さん、こんばんは。
見て頂いて、ありがとうございます。

この頃は、スイッチバックと平行して旧国道が通っており、ジグザグで高度を稼いでいました。 だから、国道を走って(もちろん、足で)スイッチバックをゆく列車を追っかける事ができました。

でも今は、無粋なループ道のコンクリートが被さって、イマイチになっています。 この時の状況を知っている私からしたら、残念な事ですね。

コメント






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No title

ヤァー、本当に鉄道模型の一シーンと見間違うような写真、なかないいですね
2012-11-29 * - [ 編集 ]

No title

重太郎さん、こんばんは。
見て頂いて、ありがとうございます。

この頃は、スイッチバックと平行して旧国道が通っており、ジグザグで高度を稼いでいました。 だから、国道を走って(もちろん、足で)スイッチバックをゆく列車を追っかける事ができました。

でも今は、無粋なループ道のコンクリートが被さって、イマイチになっています。 この時の状況を知っている私からしたら、残念な事ですね。
2012-11-29 * 風来梨 [ 編集 ]