風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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日本の滝を訪ねて  第58回  神通滝

日本の滝を訪ねて・・ 第58回  神通滝 〔徳島県〕
 

隠れ滝の印象が色濃い神通滝
 
   神通滝  じんつうたき  直瀑  落差 30m  徳島県・神山町
 

神通滝・位置図
 
同じ神山町にある『日本の滝百選』の《雨乞ノ滝》を少し過ぎた辺りから、国道438号線は徐々に“酷道”へと変化していく。 やがて、国道193号線との交点である川又集落に出る。
だが、この国道193号線は番号は若くなるものの、実情は国道438号線以上の“酷道”なのである。

林道格上線そのままの幅2mの道、ガードレールがはしょられた渓谷沿いの道、急勾配・急カーブの連続と、かなり神経をすり減らす道だ。 舗装はしてあるものの、かなりの狭隘道路を10kmほどつめると、谷へ向かう坂道が切られている三叉路に出る。 

 これほどの美しい直瀑が
目立たぬ山峡にひっそりと

標識に従ってV字ターンでこの道に入り4~5kmつめると、作業飯場のような建物の立つ駐車スペースとトイレが現れる。 その道の土手に『滝まで15分』の立て看板が放り出されていた。 道は緩やかな傾斜が長々と続く感じでこれをつめるように登っていくと、登路で目にする荒れた山肌の風景からいきなり幽谷と滝が現れる“サプライズ”な情景変化となる。

苔生した艶かしい岩肌を30mの直瀑が滔々と白布を掛ける様は、今までに目にした重苦しい雰囲気と相俟ってより瑞々しい雰囲気をかもし出している。 
この幽谷に掛かる涼やかな滝で、重くなった身体と心をクールダウンしていこう。

  ※ 詳しくは、メインサイトの『四国の滝めぐり』より『神通滝』をどうぞ。
 
 
 
 
 
 
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