風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

TOP >  よも”ヤマ”話 >  よも”ヤマ”話  第212話  奥美濃の景勝地めぐり

よも”ヤマ”話  第212話  奥美濃の景勝地めぐり

よも”ヤマ”話  第212話  奥美濃の景勝地めぐり 〔岐阜県〕  '99・3

n468 (1)
春先の白川郷・合掌造り集落

  奥美濃 おくみの
岐阜県の奥地にある山岳地帯のすそにある集落は、街より遠くまた雪深い事から長く隔絶された秘境の地であった。 そして街の文化とは違った地域独自の文化や伝統が伝承され、深い雪や寒さに耐えうる館が建てられた。 中でも合掌造りで知られる茅葺屋根は、街の建物に使用される瓦屋根では雪の重みに耐える事ができない為、軽くて油分を含み水に強い茅を屋根に葺いたという、木造家屋における古来からの知恵である。

n468 (2)
雪深い山里の合掌造り集落と
白銀輝く霊峰・白山

この合掌造りの館は、豪雪地帯での木造建築物の集大成ともいえる構造と、周囲の情景にマッチする芸術的な建築美を魅せて、今では日本の原風景的な情景を醸し出して、世界にも貴重な歴史遺産として残し伝えるべく『世界遺産』に認定されている。

y212-nagaragawa.jpeg
撮り鉄小僧の時に
長良川の写真を撮ってたよ

また、奥美濃を縦断して伊勢湾に注ぐ長良川と、奥美濃の山岳地帯から長良川を分けて富山湾に注ぐ庄川には、ひるがの高原の湿地帯辺りで中央分水嶺があり、日本を縦断する河川となっている。

y212-bunsuikai.jpg
大河が太平洋と日本海に分かれる
分水界が存在する
※ 別の訪問時に撮影

この2つの大河は我が国を代表する河川で、庄川が御母衣ダムなど電源開発が成されているのに対し、長良川は『清流を守り伝える』べくダム建設は一切されていない(長良川河口堰建設でも論争が起こった)事で有名である。

n422 (4)
始めてこの滝を見て心を奪われた
美しきストレート滝・阿弥陀ヶ滝

また、ひるがの高原の下方にある北濃には、白山修験道の滝である阿弥陀ヶ滝があり、ストレートの美しい滝は四季折々に魅惑的な姿を魅せて、グリーンルネッサンスにより1990年に『日本の滝100選』(いわゆる『百名滝』)に選出されている。



n529-m.jpg
当時の白川郷周辺地図
東海北陸自動車道はまだ開通してない

   行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
JR美濃太田駅より鉄道(1:55)→美濃白鳥駅よりバス(1:50)→白川郷・荻町バス停 
白川郷〔合掌の里・荻町集落・荻町城址など〕めぐり
※ 荻町バス停を16時までに出発すれば、中京圏からの日帰り可能
又は金沢市街より車で約75km・所要は約2時間(北陸道を使うと40分ほど短縮)
ライトアップは2019年度より完全予約制(要 現地宿泊)となっている

n422-m.jpg
北濃駅と阿弥陀ヶ滝の地図
                   
阿弥陀ヶ滝へは岐阜市街から約85km、車で所要2時間15分。 白川郷から阿弥陀ヶ滝へは約57kmで、車で1時間20分ほど。 なお、交通機関利用で最寄り駅は、長良川鉄道の終点・北濃駅で、北濃駅より滝への交通機関はなく、駅から徒歩で約2時間

n468-5.jpg
始めて奥美濃に訪れたのは
国鉄時代の越美南線の列車を使って・・だった
この時はまだ14歳だったよ

行程表では公共交通機関を利用する形で記述したが、ほぼ全ての人がマイカーやレンタカー利用で、公共交通機関を利用して立ち寄る者など皆無だろうね。 バス等でやってくるのは、旅行会社の仕立てた『白川郷のパックツアー』などの団体旅行以外にないだろうね。 かく言うワテも、前話でめぐった雨晴海岸よりマイカーでやってきているのである。 なお、この当時は東海北陸自動車道はまだ開通していませんので、コスくなくても下道利用でっす。

n468-2 (7)
訪れた前後に雪が降れば
ノーマルタイヤでは
通行不能だったろうね

そして、訪れた3月の中旬は道が微妙な時期で、下手すればスノータイヤの装着かチェーンの携行が必要かもしれない。 えっ、オメエは持って行ったのかって? ご冗談を・・。 金がないのに持っていく訳ござんせん。 いつでもどこでも、一発勝負を仕掛けるのがこのワテです。 だから、生キズと心の傷が絶えませんが、健気に何でもアリな『ロクデナシ道』を邁進しておりまっす。

n468 (3)
幸い道路には雪がなく
またライトアップとかもなく
比較的空いてる時期が3月なのである

幸い雪はなく、つづがなく白川郷に到着。 なお、手前の越中側にある五箇荘の合掌造り集落は、小規模だったのと駐車スペースが雪を被っていて、ノーマルタイヤでは止め辛かったのでパスしますた。

n468-t.jpg
今はお堂のみが残る荻町城址の
高台より合掌造り集落を望む

白川郷の中心集落である荻町は、観光客で込み合って駐車場も確保できなさそうなので、《荻町集落》を俯瞰できる展望地に向かう。 それは、《荻町集落》の北の外れに位置する《荻町城址》の高台である。
ここからは《荻町集落》の隅々が俯瞰でき、しかもその上には頂上に白銀をまとう名峰・白山がそびえ立っている。 このスポットは、よくカメラ雑誌などでも使われている所である。

n468 (4)
突然城だけが崩れる不運を
城下町の合掌造り集落は
どのように眺めたのだろうか

また、付近にある《荻町城址》は、“いわく付”の歴史があり興味深い。 その“いわく付”の歴史とは、この城が滅んだ理由である。 攻め落とされての落城や、『一国一城令』による廃城取り壊しなどが通常の理由なのだが、この城の最後は何と「地すべりによって潰された」という事である。 戦で敗れたのではなく、寝ている間に地すべりによって潰されたのだから、城主にしてみれば憤懣やる方ないであろう。
だが、“外野”であるワテには、実に滑稽に感じてしまう。

n468-2 (1)
現地にある共同浴場『白川郷の湯』
当時の白川郷は世界遺産でもなく
特段有名な観光地でも無かったので
こんなクアハウスも無かったと思う
※ ウィキペディア画像を拝借

n468-2 (5)
・・でこの温泉に入ったのは
これより15年後の
ライトアップ初年に訪れた時だった
※ 温泉紹介サイト『ゆらん』より

本来なら荻町で土産物と昼食を取るのが、この地に訪れた者の常套なのであるが、駐車場代だけで一食分の食事を軽く凌駕するのでパスりますた。 ・・で、白川郷は俯瞰撮影だけカマして素早く撤収。
この時は10ヶ月働いて夏の2ヶ月山旅放浪のフリーターだったので、金はなかったしィ。
でも、食うのに困るほどでも無かったし、コスいとは言えこういう小さな旅をする位の金はあったよ。

n422-2 (1)
中坊が撮った国鉄・越美南線の北濃駅

n422-2 (2)
今のゴシック文字の立て看板より
国鉄時代のモノの方が旅情が深い

お次は、第三セクターに経営移管されたとはいえ、まだ国鉄時代の雰囲気を残す北濃駅と、そこから北西に約7kmにある『日本の滝100選』の阿弥陀ヶ滝めぐりだ。 この滝は初めての北海道の『山旅放浪』をした時に、旅の終わりに立ち寄ってその爽快さに心惹かれて我が『日本百景』の一つの情景に加えた滝である。

n422-t.jpg
残雪が残る春浅き時
この滝が最も魅せられる季節だろう

さっそく滝の写真を撮りに滝前に立つが、雪は思ったより深く、持ってきたジャンク品の三脚(確か300円程で投げ売りされていた奴)では、210mmの中望遠装着のCanon F-1の重みに絶え絶えで、三脚の足が可哀そうなほどに弓なりになっていたよ。

n422 (2)
美しい情景を撮るのに
電脳を使って完璧を
求めたって無意味だろうに

今でもそうだけど、全く面白味を感じず人の能力を殺ぎ取る魔のシステム・デジタルは使わないと心に決めている(でも電脳緩和の波から、スマホはB級写真で使うようになったよ)し、『撮り鉄』でも三脚は「重くて嵩張るし、据え付けが面倒だからバルブ撮影位でしか使わない」し、野鳥撮影で皆が数十万のバズーガレンズを使う中で、8000円で買った中古の最大210mmの望遠で撮ってるワテ。 つまり、何かにつけて、常人がする行動と真逆の外れた行動を好んでする天邪鬼がワテなのである。

y212-amida (1)
弓なりになった三脚の脚が折れるのが先か
雲台が飛ぶ(撮ってる最中に
雲台がガタついてきた)のが先か・・

でも、こういった事で、『成さぬなら成してみしょうホトトギス』の『何でもアリ』で何とかして、こんな今どきの小・中学生の『撮り鉄』より貧弱な装備で、かなりの好結果(但し、評価はワテ基準)を残しているのである。

n422 (3)
できるだけ道具は使わず
自然な写真を撮っていきたいと思うワテ
そしてそれを写真で表現できるのは
フイルム以外にないと思うワテ

コリは、無いモノは欲しがらず、無理に揃えようともせず、そんな金があるなら旅に出る為に使い、後は体力任せで冬でも野宿したりして、『行ってみたい』『撮ってみたい』という思いを叶えるべく行動してきたのがワテである。 こういった事で、モノがない中で何とかするべくの知恵や、必ず本願成就させる逞しさが培われたのだ・・と、自分を最大限にホメ殺してみるですと・・。

n422 (1)
縦位置で三脚セットすると
雲台が荷重に耐えれず
レンズが下に向き始めたよ

すく手に入るモノや、パソコンの解析を駆使していくらでもズルのできるデジタルで撮ってもちっとも楽しくないし、やり遂げた充足感もない。 好きな事でズルして見栄えを良くしても、虚しさが残るだけなのだ。

n422 (6)
三脚がいよいよ限界となり
3段に伸ばした脚を2段に縮めて
脚を強化して再使用したので
ローアングル以外に撮れなくなったよ

他の事なら大いにズルをするけど、好きな事に対してはズルはしたくないよ。 そして、失敗しても必ずリベンジするしィ。 だから不便を感じても、知恵を使って事を成就させる面白さを知った喜び・・、ワテが写真を撮った時がフイルム時代で本当に良かったと思えるのである。

n422 (5)
弓なりになりながらも
耐えてくれた安物三脚に感謝

だから、弓なりになりながらも耐えたこの三脚は、もう使う事はなくなったけど、まだワテのカメラ道具の仲間として四半世紀の時を経て保管しているよ。


にほんブログ村 写真ブログへ
前回の続き
このオッサンは在日のようであからさまに
「私は日本の衰退を信じています」って
言ってるけど『何とかを呪わば穴2つ』で
このオッサン自身の破滅も近づいて来てますね

早く破滅してくれないかなぁ
だって『日本の衰退を願ってる』って事は
日本の国民全体の不幸を願っているって事で
日本国民の仇敵なのだしィ

にほんブログ村 写真ブログへ
それにアメはあと5年位で不況になるよ
なぜなら金利爆上げを甘く見ちゃダメだね
金利爆上げによる破綻は忘れ去った頃に
いきなり襲ってくるものだしね
そして一度起こるとドミノだよ

それに世界情勢もアメが好景気を
維持できない動きとなりつつあるしね
世界情勢にアメの経済を
阻害する要素が多すぎるのである

にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ
ウクライナが苦戦してる事で
ロシアの影響力が増すと
相対的にアメの威信は落ちるし
シナが暴発して台湾有事になれば
当然アメの経済も戦争モードとなるからね

戦争状態になれば特に台湾有事になれば
日本もそうだけど世界経済は
ガタガタになって世界的に株が大暴落するよ
もしトランプ&共和党が勝つとウクライナの支援は
凍結となってアメの威信は地に落ちるよ

にほんブログ村 写真ブログへ
バイデンの民主党のままでも
無策の金利の爆上げ状態が続いて
いつローン破綻が発生するか
知れたものではないなど
日本より危ないのが金利爆上げのアメだよ

PVアクセスランキング にほんブログ村
それにアメは不況になると外国人の
株保有に対して重税をかけかねないよ
アメリカの資産で外国人が潤うのは許せないと
アメ株の保有など外国人の資産に対して
特別関税みたいなのを掛けるかもよ




関連記事
スポンサーサイト



コメント






管理者にだけ表示を許可