風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第576回  厳冬期の北八ヶ岳 その3

『日本百景』 冬 第576回  厳冬期の北八ヶ岳・その3縞枯山~高見石)〔長野県〕

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高見石の岩の上に立ち
上州の山々の暮れ情景を望む

  高見石 たかみいし (八ヶ岳中信高原国定公園)
北八ヶ岳山域の白駒池からほど近い場所にある小ピークで、北八ヶ岳随一の展望台として親しまれている。 山頂にある岩が高見石と呼ばれ、眼下に見える白駒池をはじめ、八ヶ岳の眺望、北アルプスなどが広がる。 また、暮れる直前の時間帯には、月が高見石の岩の上に輝き、あたかも月のクレーターの上に立っているような情景を魅せてくれる。

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通年営業の高見石小屋は
冬山縦走の重要な拠点となる
※『高見石小屋』より

周辺には通年営業の高見石小屋があり、冬山登山の場合はこの小屋が麦草峠(麦草峠を通る国道299号の冬季は、雪に埋もれてスノーモービル以外に通行不能)にある麦草ヒュッテと共に、縦走ルートの中間点として重要な位置を占める。



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北八ヶ岳縦走路 縞枯山~高見石 行程図

   行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 JR茅野駅よりバス(1:00)→ピラタス山麓駅よりロープウェイ(0:10)→山頂駅
     (1:20)→北横岳ヒュッテ(0:25)→北横岳(1:00)→坪庭(0:20)→縞枯山荘
《2日目》 縞枯山荘(0:05)→雨池峠(1:00)→縞枯山(0:45)→茶臼山(1:20)→麦草峠
     (1:20)→丸山(0:20)→高見石
《3日目》 高見石(2:00)→中山峠(0:10)→黒百合平(1:30)
       黒百合平より天狗岳・西天狗までは往復1時間10分(1:30)→黒百合平
《4日目》 黒百合平(1:50)→渋ノ湯よりバス(0:50)→JR茅野駅
   ※ 前回の『その2』の続きです

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縞枯山の頂上は
樹氷に囲まれて見通しが悪いが

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少し先の肩の展望台までいくと
八千穂高原など360度の展望が広がる

登り着いた縞枯山 2403m の山頂は、周りを樹林に囲まれて見通しが悪い。 従って展望を望むならば、頂上から10分程先にある《肩の展望台》までいこう。 この展望台からは、360°の大マノラマが広がる。

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肩の展望台では
庭園状になった岩が凍る姿を魅せてくれる

《麦草峠》へ連なる稜線に刻まれた縦走路、迫力をもって迫る天狗岳、蓼科の丘陵に向けて広がる深い樹氷原・・と、とびきりに贅沢な風景が望めるだろう。 しばし、大自然が創造した素晴らしい風景に酔おう。

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北八ッの最南端にそびえる
天狗岳(2646m)がひときわ高い

素晴らしい景色に感動を得れたならば、広大な樹氷原を南に下っていこう。 《肩の展望台》からは方向を90°右に変えてそびえたつ南八ヶ岳の方へ進んでいく。

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北八ヶ岳の縦走路は
差し当たって困難な所はないが
積雪量は半端ではなく
常にラッセルを強いられる

まずは、すぐ前にそびえる茶臼山への高低差100mのアップダウンだ。 夏ならば30分程でこなせるこのアップダウンも、積雪の深い厳冬期は45分はかかってしまう。 樹氷原の中を一筋に切られた道を緩やか過ぎずキツ過ぎずで上下して茶臼山 2384m の頂上へ。

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踏み跡を伝うと展望の利く
露岩の上に出る

だが、頂上は樹林に囲まれて眺望はなく、ただの通過点然としているが、西に切られた踏跡を伝うと展望の開けた露岩の上に出る。

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露岩の上からは
八千穂高原が一望できる

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同様に蓼科高原と
南アルプスも望める

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八ヶ岳のハイライトである
南八ッの主峰群が頂を突き立て
鎮座する姿を望む事ができる

そこからは扇状に広がる蓼科高原が一望でき、その奥には南八ヶ岳の主稜線が凛々しくそびえ立っている。 また振り返ると、縞枯山の樹氷原が白銀の芸術を魅せている。

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振り返ると縞枯山の
『縞枯樹氷林群』が望める

樹氷群がおりなす白銀のキャンパスに湧き立つ水蒸気雲が縞の影を落とし、それが動画の如く樹々に表情を与える。 ワテのつたない写真でこれを表現する事は叶わないが、瞼の奥にはその素晴らしい情景が焼きついている。 それにしても風が強い。 また、この露岩の上は雪がなく岩肌が露出している。
恐らく、この風に雪が吹き飛ばされたのだろう。 この展望地に滞在する最中、常に顔に雹が当たる痛みを感じていたのだから・・。 

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中小場の展望地より望む蓼科高原

さて、この展望台から戻って、再び縦走を再開しよう。 道は茶臼山で左に方向を変えて、明るく開けた傾斜を下っていく。 《麦草峠》までの縦走路では、最も勾配がキツい下りだ。 これを下りきると、少し登り返して《中小場》という露岩の上に立つ。

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茅野の町を挟んで
対峙する南アルプス

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凍結してスケートリンクとなった白駒池

やや標高が下がった分は割り引かれるがここも展望がよく、《麦草峠》と真っ白な氷を張った《白駒池》、《麦草ヒュッテ》の赤い屋根、そして背後に君臨する南八ヶ岳の山々が印象的だ。

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展望を楽しんだら
麦草峠に向かって下っていこう

これより、今見えた赤い屋根まで下っていく。 緩やかに坂を下ってもはや地名だけとなった《大石峠》を過ぎ、《五辻》へ抜ける北八ヶ岳遊歩道に至る道を分ければ、程なく『国道299号線』の看板が見えてくる。 《麦草峠》である。

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雪に埋もれた国道299号を
ラッセルで渡る

峠で雪に埋もれた国道299号線をラッセルで、“対岸”に建つ《麦草ヒュッテ》に渡る。 そこには、スノーモービルの跡が無数に着いていた。 どうやら冬は、スノーモービルで行き来しているようだ。

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コチラの小屋はテレマークスキーの
ゲレンデがあって登山者より
冬山スキー客が中心との事である
※『麦草ヒュッテ』より

ヒュッテの前で軽く腹こしらえをして(寒いが、いちいちアイゼンを外すのが面倒である)、再び登高を開始しよう。 

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国道299号をラッセルで渡ったが如く
踏み跡が全くないテレマークスキーの
ゲレンデをラッセルで渡りきらねばならない
※『麦草ヒュッテ』より

さてこれよりが、測らずもこのルートの最大の悪場となる。 だが、岩は全くなく、夏ならばほんの5分で通過できるところである。 これがなぜ“悪場”なのかというと、ここからはテレマークスキーのゲレンデを200m程伝うのだが、スキー場ゆえに全く雪が踏み固められておらず、足を踏み出す事に股下までズッポリとはまるのである。 僅か200mを行くのに20~30分かけて雪のふきだまりを渡り抜いて、丸山の山腹に分け入っていく。 

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テレマークスキーのゲレンデを抜けて
写真が撮れる足場になって
ようやく撮れた1枚
だがこの後も樹林帯で視界が利かず
次に撮れたのは高見石に着いてから

道が登山道となり人の足で踏まれると、途端に踏ん張りが利いて歩きやすくなる。 まるで、川から這い上がって陸を歩くような感覚だ。 この事からも感じる。 スキーのゲレンデを造る事によって、雪上で人が人らしく立って歩く事が叶わなくなる。 「スキーをする事によって、”歩く”という人の基本を放棄しているのだ」と。 「何と愚かな行為なのか」と考えるのは、ワテが偏屈だからであろうか。 

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冬季も営業の高見石小屋は
高見石の岩下にある
※『ヤマケイオンライン』より

さて、話は脱線してしまったが、登山道は傾斜を増して樹林帯を縫うようにつめていき、樹林帯に囲まれてどこが頂上か判らぬ丸山 2329m を越えて一投足で《高見石小屋》に着く。 やや短い行程かもしれないが、雪面のラッセルが多く疲れた事と、ある事の為にここでストップとしよう。 その「ある事」とは、真っ先に朝日を望む事である。

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上州の山が夕日に輝く最中に
”耐寒訓練”を実施する

その為に、今日はここでテントを張ろうと思う。 「今後のワテの体験談を豊かにする」というより自慢話(聞いてる方はアホのヨタ話としか思えないだろうが)がしたいが為に、これを敢行したいと思う。
・・であるから、これはマネをせぬように。 それでは、これより耐寒訓練を開始しよう。

耐寒訓練で見た情景
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上州の山々が夕日に照らされて
1日の終わりと
耐寒訓練の始まりを告げる

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やがて西日が山に沈み

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西日が沈み切った瞬間
高見石は月面の世界に変る
その月面のクレータのような
情景から本物の“月”を魅る

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そして楽しかった冬山の1日が暮れて
耐寒訓練モードとなる
ちなみに氷点下17度だったよ

下準備として、一晩抱いて寝る為の湯たんぽの作成だ。 本来はガソリン等を入れるボトルで鉄製のシグボトルに熱湯を入れてタオルで巻く(熱湯を入れた直後だと、直だとやけどする位に熱い)ダケノモノなのだが、コレで3~4時間は暖が取れる。 上半身は着込む事で寒さはしのげるが、足のつま先は着込む事ができないので特に有効である。

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冬山を凌ぐ武器がコレだけで
耐えれたのも若さたる所以か・・

この時の武器で残るは『若さ』だけだったりする(ランタンもナシ・・よく凍死しなかったもんだ)ので、今なら寒さに耐えれず小屋に逃げ込むだろうね。 ちなみに、この時は氷点下17度だったりするが、弱いとはいえ風でテントがバタつく雪の地はしっかりと囲いがある駅舎より厳しかったりするのである。

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『北海道・冬の駅寝四人衆』の
末席だった若き日のワテ(アホ)が
挑んだ氷点下26度の駅寝・松音知
※『さよなら天北線』タトウより

まぁ、路線廃止となった北海道・天北線の松音知の氷点下26度(駅舎内氷点下18度)は、テントナシのシュラフのみで湯たんぽナシだけど木の椅子の上だったから、条件的には『とっこいどっこい』かな!?


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資産ゼロに近い位置(いくら何でも全くのゼロ
からはムリだと思う)から資産形成するなら
株式投資はほぼ全てで失敗して投げ無しの金を
失うが副業は割と上手くいくのである

それは株式投資は完全なる他力本願の行為で
ほとんど自らの意思を反映できないからである
自分の意思が反映できないとなれば裏付けの構築が
不可能で資産運用計画の立てようがないからである
要するに株は遂行状況を「見てるだけ」なのである

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そして「見てるだけ」で一喜一憂する毎に
精神をすり減らして現在の仕事にも身が入らず
結果として基本的な収入も減っていくのである
なぜなら資産形成を完全に軌道に乗せるまでの
収入源は給与所得以外にないからである

またトータルで考えても株は実勢的には
ほとんど変わらず上がってると感じるのは
物価や貨幣価値の下落分が株価に
反映されているに過ぎないのである

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従って物価も上がっていてそれに伴って
貨幣価値も時代を経る毎に下がっているので
含み益以外では仕手戦を仕掛けて大きく
株を動かす以外に儲ける手は無いのである

例として挙げると昭和40年にコカコーラが
初めて販売された時の売価は250ccで50円で
現在はペットボトル160~170円
250cc缶で130~140円って所で
売価が2.6~3.4倍に上がっているのだ

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だから株価が3倍に上がっても
実状的には全く儲けが無い訳である
だが副業は違うのである

それは副業は『裏付け』という計画に沿って
進める事で毎月に定まった額の収入があり
自身で進渉状況を把握し手を加えて
改善・拡大していく事が可能なのだ

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また『裏付け』の構築は金融機関から金を
借りての運用となるから金を借りるに当たって
資産形成を義務付けられるのである

従ってやればやるほどに資産が増えていく
という事になるがシクじれば多額の借金を
抱えて破滅するリスクもあるから念入りに
『裏付け』を構築せねばならないのだ

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だから言うのである
『裏付け』の計算の根本である
『損得勘定』が重要なのだと
これこそが『経営』そのものなのである

だがネットの評論家などは「浅ましい限りの
『損得勘定』を表に出す奴は嫌われる」
「『損得勘定』を表に出す奴は心が狭い」
「自分の利益は捨てて相手の為に動け」などと
『経営』を全否定するウソを吐き続けて人を騙す

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だが結果を見たら『損得勘定』で利益を計算し
それに即した経営を心掛けた奴だけが資産を形成し
こういったネットのウソに騙される奴が
仕事を投げたりFX・先物取引・海外株など
乱高下する株に手を出して破滅するのである





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