風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『路線の思い出』  第550回  釧網本線・茅沼駅

『路線の思い出』  第550回  釧網本線・茅沼駅 〔北海道

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無人駅を想定して改築された
ログハウスの茅沼駅舎

《路線データ》
       営業区間と営業キロ           輸送密度 / 営業係数(’15)
     網走~東釧路 166.2km            513  /    583
 
運行本数(’23)
              網走~釧路    5往復(内 快速1往復)
              網走~知床斜里  下り2本・上り1本
              網走~ 緑    上り1本
              川湯温泉~釧路  下り1本
              摩周~釧路    下り1本・上り2本
         ※ 冬季の休日のみ、釧路~標茶に〔SL 冬の湿原号〕運行

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茅沼駅の駅名標
思うんだけど駅のナンバリングって無意味じゃね?
現地語に疎い者=外人の為って事だけど
そんなのより昔の国鉄のように
郡名と行政地名を入れて旅心を誘う方がいいよ

茅沼駅(かやぬまえき)は、北海道川上郡標茶町字コッタロ原野北17線にあるJR北海道・釧網本線の駅である。 単式ホーム1面1線の駅で、かつては副本線(旅客ホームなし)や側線を有していた。

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『ツルの来る駅』のPR看板
※ ウィキペディア画像を拝借

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でも事実上は
『タンチョウさんに占拠された駅』
だったりする

駅は釧路湿原の東端に位置し、『ラムサール条約』の登録湿地である釧路湿原のエリア内に所在する駅である。 かつての有人駅だった時代に、駅員によって餌付けされたタンチョウが来る駅としても知られる。

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茅沼駅のログハウス内部
無人駅を想定した造りで
トイレすら設置されなかった

釧路駅管理の無人駅となっており、駅舎は1989年に改築されて三角屋根のログハウスとなっている。

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ログハウス駅内には改築前の
木造駅舎の写真が掲示されていた

改築前の駅舎は木造駅舎であった。 駅の所在する標茶町の統計では、1995年度の1日平均乗車人員は5人との事。 また、JR北海道の調査によると、2022年度の1日平均乗車人員は2人との事。

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乗客は日に2人との事だが
タンチョウさんは毎日6羽以上飛来する

駅名の由来は、1973年に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では「もともとこの地は『二つ山』と呼称されていたが、駅の付近一帯はカヤの群生する沼地で、駅名はこれに由来したものである」と紹介している。 これについてアイヌ語研究者の山田秀三は、「シラルトロ湖の事を『茅沼』としたのではなかろうか」と推測している。

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無人駅になってからも
地元の方が餌付けを引き継いでいる

これは1964年の水害によって、タンチョウの棲息を心配した当時の駅長が自腹で始めたもので、駅長の交代時にも事務引継ぎ事項として餌やりが明記されていた。 餌付けは無人駅となった今も、地元町民や駅前の民宿の手によって引き継がれており、運が良ければ駅や車窓からタンチョウを、また冬にはオオハクチョウを見る事もできる。



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タンチョウの来る駅と
アピールはしてしているが
トイレもなく周囲はゴーストタウン化するなど
観光客の誘致は思わしくなさそうだ

有人駅時代に、駅長氏が水害により営巣地を失ったタンチョウの餌付け保護をし始めて以来、タンチョウの飛来する駅として全国区となった駅が、この茅沼駅である。 そして、タンチョウの写真を撮るなら、飛来地とされる所で飛来する可能性が低いタンチョウを待つより、餌付けがなされて冬ならば毎日数羽が飛来する茅沼は、確実にタンチョウが撮影できる所となっているのである。

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ログハウス内には駅名の起源となった
シラルトロ沼とタンチョウの
写真が目一杯飾られている

だが、無人駅となって30年以上が経ち、駅舎も釧路湿原や細岡(現在は臨時駅となって冬季は全列車が通過するらしい)と同様の『国立公園・釧路湿原スタイル』のカラマツ材のログハウス駅舎に建て替えられている。

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長期閉鎖となって雪の中に佇んでいた
立派な施設の標茶町営の茅沼温泉
※『じゃらん』より

そして、周囲は完全な無人原野になってる模様で、1kmほど奥にある茅沼温泉やビジターセンターの『シラルトロ沼自然情報館』は新しく建て替えられてすぐに閉鎖となったようで、真新しいログハウスが雪の中に佇んでいる。

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国道から離れゴーストタウン化した
茅沼駅はタンチョウさんの
独壇場と化していたよ

現在の駅寄りは、ペンションが1件(予約客が入った時だけ店を開けるみたい)と公民館があるだけの無人原野で、茅沼の集落はタンチョウさんのゲレンデの向こう側に数件の住宅があるのみとなっている。
これでは、タンチョウ目当てに下りる観光客以外に利用客はゼロだろうね。 幹線国道の国道391号線から2kmほど離れているしィ。

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コハクチョウさんの
もしかして空中交尾シーン?
※ クッチャロ湖にて

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昔のアニメでしか見た事がなかった
野鳥が一斉に飛び立つシーンを目にして
野鳥撮影の虜となったよ
※ 根室・春国岱にて

それゆえ、クッチャロ湖でコハクチョウ、春国岱で鴨のテイクオフとそれなりに野鳥撮影でも実績(但し、写真界の底辺を這いずる『写真床』としての実績であるが・・)を積んできたが、タンチョウは40年前(書いてて愕然としたよ・・、もう40年も経っているんだね)に有人駅時代の駅長氏が餌付けしていたタンチョウをここで撮って以来、まともに撮ってなかったのである。

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タンチョウさんを撮ったのは
前の有人駅時代の茅沼駅で
それはもう40年も昔だった

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この時は小僧で気配を
気づかれたらダメだと思って
匍匐前進で撮った事を覚えているよ

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でもタンチョウさんが
鳴き声を上げるシーンは
40年前に撮ったモノが
一番いいデキだったりする

目にしたのは、根室の温根沼や春国岱、サロベツ原野などであるが、いずれも遠くで突っ立ったいる姿のみで、40年来まともに撮影した事がなかったのである。

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あれからタンチョウさんは
温根沼で佇む姿を撮ったのみ

そして、ワテの望遠の持ち弾は210mmの中望遠領域で、普通ならば野鳥撮影は不可能と言われる『戦力』だったりするのである。

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最大210mmなら
良く撮れてこんなモノだから
いつ来るか分からない飛来地では
撮影の確率はかなり低くなる

だから、いつ飛来するか解らない所なら、まずモノにする事が不能っていうか、210mmで届く間合いにさえ入ってきてはくれないのである。 だが、ワテには、『成さぬなら成してみしょうホトトギス』の諦めの悪さ・・、よく言えば一度『成し得たい』と思えば、成し得るまでリベンジし続ける『情熱大陸バカ』な執念があったりするのである。

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今回のタンチョウさん狙いも
テイクオフシーンを何としてでも
撮りたいという思いだった

真冬の無人駅で駅寝するのも、普通なら山には登れない程にヘタれまくっても、ナシナシビバークをしてまで奥穂~西穂の縦走を完遂させるなど、一度成したいと思えば『何でもアリ』で完遂させる執念があったりする。

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狙った獲物は絶対仕留めたい
というリベンジ心は猛烈にあるが
基本は勉強や努力が嫌いで怠ける事が
大好きな『腐ったミカン』なワテ

けれど、この執念を勉学に向ければ、一流大学にも入れて、行く末は国家を担う官僚にも・・なる訳ないか。 興味がある事以外にこの力は発動しないしィ。 ワテにとって勉学の為に机に向かう忍耐力は、片足立ち(バランス感覚ゼロのワテで僅か15秒)程の耐性しかないしィ。

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手っ取り早く少ない戦力で
成功させるにはそれなりの
戦略が必要なのですね

話は脱線したが、タンチョウのテイクオフシーンを撮るという目標を得て、手早く撮れる所である茅沼に通う事を始めたのである。

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タンチョウさんの雄叫びも撮れたし

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最初に訪れた時は
『ビキナーズラック』で
一斉テイクオフが撮れたしィ

そして、最初に訪れた時はいつもの如く『ビキナーズラック』の申し子なのかそれなりに撮る事ができて、それに味を占めて連続で訪れて、その後は鳴かず飛ばす or 失敗・駄作の山を築く『いつものパターン』に陥るのである。

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なかなか良く撮れてたみたいで
ひとまずはホットしたよ
根室本線の廃止予定区間は
1枚を除いて今イチだったけど

・・で、今回は、この記事が書き終わるまで、まだ撮ったタンチョウのリバーサル原版を見てないのだよね~。 まぁ、記事が書き上がったらスキャンして記事に挙げるのだから、全く持って意味のない事なんだけど・・ね。

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凛々しいお姿のタンチョウさん

『ビキナーズラック』の去年は、斜陽の雰囲気が良くてタンチョウさんの凛々しいお姿や、中途半端なデキだけど『テイクオフ』も撮れたけど、今年のデキはどうかなぁ。

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今年のタンチョウさんは
茅沼駅を支配していたよ

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風格漂うこのお方が
群れのボスみたいですね

今年のタンチョウさんは図々しいっていうか、度胸があるっていうか、悪く言えば人間をナメきっているっていうか、駅に到着する列車が警笛を鳴らしまくっても線路から退かなかったり、発車間際に線路に歩いてきたり・・と、我が物顔で茅沼の駅を支配しているよ。

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でも極めつけは最も
若手っぽいこのお方である

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周りをうろついて
ワテを封じ込めたり

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70~80cmまで近寄ったりと
つぶらな瞳の割には
ワテと同じく『何でもアリ』なお方だったよ
望遠のピントを最も近くに合わせて
野鳥を撮るなんて思いもしなかったよ

それに、駅の釧路寄りの撮影・見学スペースで撮影していたら、ワテから1mもないほどに近づいてきたり、ワテの立っている前をゴロツキの如くウロウロ歩いて半周したり、ワテを撮影エリアに封じ込めたり、完全にからかってやがんの・・。

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7回警笛を鳴らされて
ようやく線路から退避した若手のホープ

そういえば、コイツは列車の前面50cmでハシャイでいたなぁ。 もう、警笛を鳴らし続ける列車の運転士さんが気の毒に思えたよ。

あんまり飛び立たなかったけど
今回の『テイクオフ』シーンおば・・
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ゲレンデの端から端まで歩いても
なかなか飛び立たなかったよ

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そしてあまり高く飛ばないから
ネットが入っちまったしィ

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このお方もネットを
越えるのに飛んだだけ

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今回のテイクオフで
一番決まったのが

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ネット飛び越えと着地シーン
の2枚ですかね

ヤツは完全に人間をからかって周っているんだろうね。 かといえば、全く移動せずにひと所でずっと突っ立ってる奴もいたし、300mはある雪のゲレンデを歩いて向こう側に行った奴もいたなぁ。
いゃぁ、タンチョウさんにも、各個にいろいろな性格があるんですねぇ。 それでは、今年の北海道旅で撮ったリバーサルを開封しましょうか。


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