風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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よも”ヤマ”話  第207話  四国・剣山

よも”ヤマ”話  第207話  四国・剣山 〔徳島県〕  '98・12
四国・剣山 1955m【名峰百選 82峰目】、次郎笈 1929m〔名峰次選 36峰目〕

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対峙する次郎笈のササ原越しに望む
優しい山容の峰・剣山

  剣  山 つるぎさん (剣山国定公園)
徳島県三好市東祖谷・美馬市木屋平・那賀郡那賀町木沢の間に位置する標高1955mの峰である。
徳島県の最高峰で、我が選定し【名峰百選】の一座となっている。 また、徳島県では県のシンボルの峰とされている。 別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、南西側の次郎笈と対峙している。

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三嶺より望む剣山(別名・太郎笈)と
次郎笈の兄弟峰揃い踏み
※ 三嶺山頂より撮影

剣山は千数百mの山々が連なる四国山地の東部にあり、同じく四国山地西部の愛媛県の石鎚山に次いで、近畿以西の西日本では第二の標高を誇る高峰である。 一帯は剣山国定公園に指定され、山頂には一等三角点『剣山』が設置されている。

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表参道入口の見ノ越にある
剣山本宮剣神社
※ ウィキペディア画像を拝借

修験道の山として古くから山岳信仰の対象とされ、表参道や登山拠点の見ノ越には剣山本宮剣神社等の寺社がある。 また、中腹には西島神社と劔神社の本社である大劔神社、山頂には劔山本宮宝蔵石神社などがあり、山頂近くには『行場』と呼ばれる修行用の難所や祠がある。

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大剣神社と大剣岩
※ ウィキペディア画像を拝借

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剣山の肩に立つお塔岩
※ ウィキペディア画像を拝借

頂上はなだらかな草地で、中央高地の剱岳の如く剣らしい所がない峰だが、頂に近い所に大剣と呼ばれる巨岩(大剱神社の大剣岩)が立っているが、それはほんの一つの点景に過ぎず、それをもって山の名とする訳ではない。 何故に『剣山』と名乗るようになったかと言えば、壇ノ浦の平氏滅戦の戦いを前に安徳天皇の剣を山頂に報じて、これを神体とした事から剣山と呼ばれるようになったという。



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剣山周回ルート行程図

  行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
貞光町市街より車(1:15)→見ノ残(0:45)→西島リフト駅(0:45)→剣山(0:50)→次郎笈
(0:50)→西島リフト駅(0:30)→見ノ残より車(1:15)→貞光町市街

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途中の西島神社までは
リフトも運行されているなど
剣山は超初心者向けの山だ
※ ウィキペディア画像を拝借

剣山は登山口の《見ノ残》が標高1400mと高く初心者にはうってつけの山であるが、それなりに山の経験を積んできた者にとってはやや物足りなく感じる山でもある。 そういった山の猛者ならば、剣山から山系の西の果てにそびえる三嶺 1893m までの縦走を行なって十分という所だろうか。 ちなみに三嶺までの縦走は、これより経る事ちょうど四半世紀後の本年度(2023年)の春に登頂を達成している。
なので、このカテゴリーで剣山~三嶺の縦走を語るのは随分と後になりそうである。

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経験だけで技術の伴わないワテは
雪のない年の冬季の剱山を
『夜討ち朝駆け』する事にしたのだが

という訳で、ワテのように経験だけで技術の伴わない奴(これはワテのみに当てはまる事で、ほとんどの人がこの反対であろう)や、中級者はどうすればいいのか?  その答えは『冬期の剣山に登るのがいいだろう』という事で、安易に登山計画を立ててみたのだが・・。 それでは、冬のひと味違った『名峰』の魅力を剣山に探しにいこう。

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真冬の三嶺の登山路
裕に積雪1m以上

南国・四国といえども、厳冬期に標高1400mまで上がれば霜の1つもあろうっていうか、この年('98年)の年末は雪のない異常暖冬のようで、剣山に積雪がなかったのである。 通常なら隣の三嶺でも、1mは積もる積雪を記録するのである。 そんな所なので冬タイヤは必須で、このタワケのようにノーマルタイヤで向かう愚行はくれぐれもせぬように。

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酷道マニアに知れ渡る
『ヨサク酷道』こと国道439号線

それに、通る道路は『ヨサク酷道』やら『四国横断酷道』と揶揄される国道438号及び439号線で、無雪期でも難路で有名な道なのだから。

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春から秋のシーズンの土日には
見ノ越まで運行するが冬期は
旧東祖谷村の最奥集落・名頃でストップとなる
三好市のコミュニティバス・名頃線
※ ウィキペディア画像を拝借

そして、南国・四国ならレンタカーで冬にスタッドレスタイヤを装着してくれるのは考え辛く、車が利用できないならば三嶺の登山口となる名頃集落まで三好市営のコミュニティバスに乗り、名頃からヒッチハイク等で見ノ越まで行くしか手はないだろう。 又は覚悟を決めて、名頃~見ノ越の9kmの道路を歩いていくしかないだろうね。 

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シーズンの土日は人だかりの
登山口・見ノ越も冬はひっそりと

「余裕のある登山とは、余裕のあるアプローチである』を登山の信条に掲げるワテとしては、空の明るい内に《見ノ残》に着いて、《見ノ残》の駐車場で夜を明かして早朝日の出前から登り始めるのがセオリーと考えるのだが・・。 それでは、このアプローチ方法を前提に、翌朝日の出前に登山開始するプランで剣山に登ってみよう。

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登っている最中の6時半頃から
薄っすらと空が明るくなり始める

厳冬期ならば、日の出時刻は7時過ぎであろう。 《見ノ残》から剣山の山頂までは、1時間半位である。 
この事から逆算すると、登山開始は早朝5時頃がベストであろう。 もちろん、この季節での早朝5時は、まだ空の端に白みさえ出ていない真っ暗闇だ。 当然の事ながら、カンテラ・ヘットランプの類は必需品となる。 

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剣山神社の本殿

《見ノ残》の剣山登山口は、剣山神社の鳥居をくぐる所から始まる。 鳥居をくぐって石段を50段程登ると剣山神社の本殿があり、その横の神社の宿坊(登山者の宿泊可能)の脇を通って、しめ縄の飾ってある山門をくぐる。

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この日は鈍重な雪雲が乗っかる
何かの予兆を感じさせる夜明けだった

ここから道は登山道らしくなり、徐々に高度を上げていく。 やがて、《見ノ残》からの参拝リフトの下を簡易トンネルでくぐると、『西島神社まで880m』の道標を見かける。 下を望むと、《見ノ残》の集落がまだ夜明け前の山里としてひっそりと街灯を灯していた。 さて、登山道は、森に分け入ってそれなりの急登で標高を稼いでいく。 

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冷たい風が頬に吹きつけ
周囲の樹々をざわめつかせる
少し怖さを感じる道中だったよ

闇の森の中を行くので辺りは何も見えず、風が吹く毎に樹木がざわめく。 夜明け前に歩くなら、少し肝っ玉が必要な道だ。 この登りを乗りきると、不意に強く冷たい風が頬を叩くようになるだろう。
稜線に出た証である。 この付近でようやく空の端が白み始め、剣山の山体と《頂上小屋》が影となって眼前に浮かび上がってくる。 強い風が舞う稜線を伝っていくと、《西島神社》にたどり着く。
ここは参拝リフトの頂上乗場となっている。 

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分岐からは最長ルート側に
大剣岩や御神水などの神社施設がある
※ ウィキペディア画像を拝借

ここから剣山の頂上まではいくつものルートがあり、最短は残り930mから最長2150mまでと、いろいろコースを組める。 ここは御来光を頂上で拝むのが主目的なので、迷わず最短ルートを取る。
この最短ルートは、《刀掛けの松》ルートと呼ばれている。 源平末期の悲運の幼帝・安徳帝が滅戦の前にこの御剣を奉納され、その際に刀を立て掛けた故事にちなむ大松が、この《刀掛けの松》だそうである。 

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安徳帝が剣を奉納する際に
刀を立て掛けたという『刀掛けの松』
※ ウィキペディア画像を拝借

《刀掛けの松》を過ぎると頭上に《頂上小屋》が見えてきて、それに向かってつづら折りの坂が続く。 
最後のひと踏ん張りである。 これを乗り越えると《頂上小屋》(冬季閉鎖)の脇を抜けて、いよいよササ原が木枯らしにそよぐ山頂大平原に飛び出る。

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剣山の頂上丘は
だだっ広いササの草原だ

だだっ広い大平原の全てをめぐる事ができるように木道が敷設され、その木道が途切れた所が剣山 1955m の頂上だ。

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剣山の頂上標
この頂上標は四半世紀前も
去年再訪した時も同じだったよ

頂上はササ原が広がる大平原だけあって、風が吹き抜け寒い。 朝日が昇るまでのひとときを、ここで寒さに耐えるとしよう。

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吹きっ晒す風と寒さに耐えていると
やがて御来光の瞬間がやってくる

やがて空がオレンジ色に染まり、前方にそびえる次郎笈が光を受けて骨っぽい節を浮き上がらせてくる。 こうなると、待ちに待った御来光の瞬間がやってくる。

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朝日が昇っていくと
上を覆っている雲に反射して
いつもの朝日と違った色を見せてくれた

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それは意味深な色情景で
何かの予兆を感じる夜明けのシーンだった

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やかて通常の朝日の色の
かぎろい色に変わっていった

今朝の御来光は、空の中央部を鈍い雲層が居座っていた為なのか、何か起きる前兆の如く妙に眩い光だったような気がする。 御来光を拝んだなら、眼中にそびえる次郎笈へいってみよう。

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剣山の山頂から魅た雄大な次郎笈の姿に
「あの頂に行ってみたい」と心がはやる

剣山から一度大きく急下降するその途中では、次郎笈の山肌が昇りたての朝日によって黄金色に輝き、その美しさにしばし時が経つのを忘れる。

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次郎笈へと続く稜線のうねりに
朝日が当たって美しい

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より朝日で輝いた2枚目は
フードの角度付け間違えで
右の縁がケラれてしまったよ

剣山から標高にして150mほど下って、《大剣神社》への巻道(登り時に剣山への最長ルートとされたコースである)を分けて、次郎笈へ下った分をそのまま急登でつめていく。 これを登りつめると、我が〔名峰次選〕に選びし峰・次郎笈 1929m の頂上だ。 剣山からは約50分の道程である。 

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三嶺まで続く四国の屋根たる稜線

頂上からの眺めは、剣山のそれを凌ぐ素晴らしい眺望だ。 三嶺まで続く深い山なみも印象的だ。 
遙か遠くにそびえる三嶺へは、これより14km。 今日はこの地より望むだけに留めて、縦走は次の機会に譲ろう(縦走成就となる『機会』は四半世紀後だが)と思う。 そして、この頂からのとっておきの眺めは、霜に覆われた冬のササ原越しに望む剣山の姿だろう。 

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次郎笈より望む
ササ原越しの剣山は真に艶姿

ここから望む剣山は、真に艶姿。 これぞ、『名峰』といわれる峰だけが魅せる艶姿なのである。 
この眺めを十分満喫しよう。 きっと、その素晴らしさに興奮して時が立つのを忘れ、そして寒さも忘れる事だろう。 素晴らしき眺めに去り難い思いが募るが、頃よく引き上げよう。 

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空を覆った雲から
天使のハシゴが山々に架けられて

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名頃や東祖谷の山なみを望む

帰りは往路を戻るが、途中の分岐で《大剣神社》を経るルートを取ってもいいだろう。
《大剣神社》を経る道には、山名の一端を担い神社の御神体となっている《大剣岩》や、《大剣岩》より湧き出る清泉・《御神水》がある。 この清水は、安徳帝が御髪を洗ったという故事が伝えられている。 

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朝の情景を楽しんでも
午前中には山遊を終えて
下の神社まで降り着く事ができるだろう

神社よりは、頂上への短絡道と《西島神社》への下り道が分かれている。 この下り道を行くと、登りに通った道と合流してリフト乗場(もちろん、冬季は運休中)へ・・。 後は往路を忠実に下る。
健脚の人なら、10時過ぎには下の神社に下り着く事ができるだろう。


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『失敗して破滅する奴』
端的に言えば日本の国や経営者を詰るクセに
国や金持ちからの施しを要求する
例の無職のオッサンがドンピシャで当てはまる

『国からの補償を要求するカス』
まずは立ち上がる機会が数多とあったのに
氷河期やらメンヘルやらと言い訳して
国からタカったその金は遊興費に消える

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氷河期世代は辛い目にあっただろうが
ほぼみんな自力で立ち上がって
何とか就職して普通に暮らしているよ
今の貧困の原因は氷河期から30年もの間
立ち上がろうとしなかった自身の怠惰だろうがよ

『裏付けが全くない奴』
ナメきって裏付けもなく起業を言いだしたり
夢物語で『プラスに転じる』とか言うが
その裏付けがなければ
プラスに転じる訳がないのである

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『損得勘定をしない奴』
個人経営者や起業を志す者でコレをしない奴は
タダのメルヘンバカで現実は潰れる以外に未来はない
商売ってものは何かにつけて
利益があるかないかの世界なのである

『自身の失敗を認めない奴』
失敗したら全て金持ちや国の責任で
こういう奴は自身の失敗に対する補填を
全て他人や行政に要求するので
終いに全てに嫌われて破滅する

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『リベンジをしない奴』
自身の失敗を認めない奴』にも当てはまるが
リベンジをしない奴は
いつまで経っても『負け犬』のままである

『クレクレ厨』
これは過去に辛い目にあった自身の1シーンで
国や経営者など他人に何度も償いを要求するカスで
援助を断られたなら断った相手を
口汚く罵るので皆に嫌われ自滅する

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またこの『クレクレ厨』に施しを与えると
何度も『おかわり』をしてくるし
エスカレートして更なる優遇を要求するよ
これは在日チョンの醜態そのものだ
こういうのは見捨てて野垂れ死にさせるのが良策

『仕事を放り投げる奴』や『「働いたら負け」
などの世迷言をホザいて実行する奴』
これを実行した瞬間に収入が途絶えるので
この先は生活困窮となって潰れるオチのみだ

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『ネットの情報を鵜吞みにする奴』
ネツトは便利だが金やビジネスが絡むと
ほぼ全て金をふんだくる悪意や騙しとなる
だから「初期費用ゼロで起業」などと
ちょっと考えれば解るウソも平気で着く

アフェリエイトがその典型で
これらの掲載者はただ単に
アフェリエイトで表示している著書などを
騙したバカに買わせて金にしたいだけで
その為に甘い言葉で騙しにかかってくる

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要するに成功に導く『裏付け』を構築して
失敗しても損失がリカバーできて
取り返しが着く損得勘定の力と
失敗から立ち上がるリベンジ心があれば
技術も能力も学歴も全て不要である





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