風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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よも”ヤマ”話  第202話  裏剱・仙人池 act2 その4  (仙人池より下山)

よも”ヤマ”話  第202話  裏剱・仙人池 act2 その4 (仙人池より下山) 〔富山県〕  '98・10

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高天原と並ぶ秘湯にて
『日本一危険な温泉』の称号を
つけられた阿曽原温泉
※ ウィキペディア画像を拝借

  阿曾原温泉 あそはらおんせん (中部山岳国立公園)
富山県黒部市黒部奥山国有林地内にある温泉で、位置的には黒部渓谷の『下ノ廊下』の途中にある。
山小屋の『阿曽原温泉小屋』があり、温泉もこの小屋が管理している。 この山小屋は毎年7月~10月の登山シーズンのみの営業で、小屋宿泊者は無料で入浴可。 通過やテント泊など小屋に宿泊しない場合でも、料金を支払った上で利用できる。

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高台に建つ小屋より
テント場を通りその端を
河原に降りていくと温泉がある
※ ウィキペディア画像を拝借

風呂は、小屋から10分ほど下っていった場所の河畔にある。 浴槽はコンクリート造りの露天風呂が一つのみで、時間を区切って男女で交代している。 なお、小屋及び風呂の入り口に、男女別の時間割が掲示されている。 夜20時頃以降は混浴となる。

この山小屋は1949年開業と歴史があり、黒部峡谷の核心部『下ノ廊下』の登山道である水平歩道沿いにある。 水平歩道及び仙人谷ダムで同歩道と接続する日電歩道(黒部ダム方面)と雲切新道(仙人温泉方面)への中継地として利用されている。 

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『下ノ廊下』の中継拠点であり
また黒部渓谷内で唯一の
宿泊場である阿曽原温泉小屋
※ ウィキペディア画像を拝借

特に『下ノ廊下』においてはここが唯一の山小屋である事や、日電歩道が黒部ダムまで通行できるようになるのが毎年9月頃になってからの為、山小屋としては珍しく秋が最も混雑する。 山小屋の定員は50名であるが、秋は5倍もの宿泊客で混雑するという。 また、テント場も30張ほどのスペースがあり、水場・水洗トイレが備わっている。

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秋の折尾沢の無名滝

一方、10月末以降は日没が早くなってくる事や、冷え込みが強くなり路面凍結や積雪のおそれが出てくる事から、例年、10月末には小屋の営業を終了している。 営業終了後は、風呂・トイレ・水場の利用もできなくなる。

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最寄り駅は黒部トロッコの欅平駅で
距離12km・コースタイムで5時間かかる

黒部峡谷鉄道の欅平駅より水平歩道経由で約12km、関電トンネルバスの黒部ダム停留所より日電歩道経由で約19kmと距離が長く、いずれも徒歩のみでのアクセスとなる。 両歩道ともに上級者向けの登山道であり、通行に危険を伴う事から、阿曽原温泉は『日本一危険な温泉』と呼ばれる事もある。

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黒部渓谷随一の秘境・十字峡

黒部峡谷は豪雪地帯であり、温泉が位置する阿曽原谷も雪崩の巣窟の為、損壊の危険がある事から恒久的な建物の設置は不可能である。 この為に小屋はプレハブ造りで、毎年秋の営業終了後に解体され、翌年の初夏に再び組み立てられる。

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軽量素材では冬季の解体保管中に
雪の重みに耐える事ができないので
老朽化するも古い型のプレハブユニットが
使われ続ける阿曽原温泉小屋
※『山小屋 info』より

プレハブユニットを新型のものに入れ替えようとした事もあったが、新型のユニットは鉄骨が軽量化されているために冬季間の解体保管中に雪の重みによって変形し使えなくなってしまうことや、豪雪に耐えられる強度のものを特注すると多額の費用がかかる事もあり、老朽化が進行しているにも関わらず、古い型のユニットが現在も使われ続けている。



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裏剱・仙人池コース・3日目〔仙人池~欅平〕行程図

    行程表              駐車場・トイレ・山小屋情報
《1日目》 JR富山駅より鉄道利用(1:05)→立山駅よりケーブルとバス(1:00)→室堂
     (0:20)→雷鳥平(1:50)→剱御前小屋(0:40)→剱沢キャンプ場
《2日目》 剱沢キャンプ場(0:30)→剱沢雪渓取付(1:50)
→真砂沢ロッジ
     (1:30)→近藤岩・二股(2:20)→仙人池(4:30)→池ノ平
       途中の仙人峠より仙人池まで片道5分、池ノ平まで片道30分
《3日目》 池ノ平(0:35)→仙人池(1:20)→仙人温泉(1:20)→阿曽原温泉
     (4:30)→欅平より渓谷鉄道利用(1:20)→宇奈月温泉駅より鉄道利用
     (1:30)→富山駅
  ※ 前話『第201話 裏剱・仙人池 act2 その3』の続き

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秋に染まり始めた
仙人谷を下っていく

 《3日目》 仙人池から阿曽原温泉を経て黒部渓谷・欅平へ
朝6時前に池ノ平を出て、約30分で仙人池に着く。 そこには、雲間から射す朝の光を浴びて縞模様を描く《八ッ峰》が、《仙人池》の水鏡に映る奇跡の絶景があった。 いつまでもいたい、いつまでも眺めていたいが、《欅平》のトロッコ列車の便の事もあるので7:00頃には出発せねばならない。 後ろ髪をひかれる思いで出発する事にしよう。

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現在は『雲切新道』と呼ばれる高巻き道で
左股の1629mピークを越えて
※ 四半世紀後の再訪時に撮影

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こんな急な梯子で数百メートル
下っていかねばならない
※『ルート案内・雲切新道』より

  ※ なお、コレは四半世紀前の若さと『奇跡の体力』があった時の事で、今のワテでは到底
    1日で欅平までは行く事は無理である。 また、仙人温泉から阿曾原峠を伝う登山道が崩落
    で閉鎖となり、新しく付けられた道は谷の左股の山を高巻きせねばならず、距離が1.5倍
    近く延びて相当な熟達者でもない限り、最終トロッコ列車の発車時間までに仙人池から
    欅平に降り着く事は不可能と思われる。

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部の谷を挟んで対峙する
後立山の山なみを見ながら下っていく

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日が影っても後立山が
こんな情景を魅せてくれる

《阿曽原温泉》へは、ヒュッテ前のクマザサの道を右へ下っていく。 クマザサ帯を過ぎると、岩が敷きつめられた階段状の道となる。 途中、つづら折りに折り返す地点が土砂崩れとなっているので注意しよう。 この土砂崩れを伝っての踏跡もついていて、逆コースからだと短絡ルートと見まがいそうだが、決して入らぬように(シーズン中はロープを張ってあるようである)。

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年々ガレの崩落が進行して
今はもっと下りにくくなっている
だから四半世紀後はコースタイム1:30を
3時間近くかかっちまったよ

しばらくこのガレにガレた道を下っていくと、《仙人峠》から刻まれた本谷と合流する。
ここから、長い長い《仙人谷》の下りだ。 この谷筋は8月初旬頃まで長大な雪渓となっていて傾斜もそれなりにあるので、早い時期だとアイゼンが必要となろう。

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時が経つごとに
朝日が山肌を照らしていく

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この時は仙人温泉小屋辺りが
最も紅葉が色づいていた

下っていくに従って谷幅も広くなり、雪渓も途絶えて右岸の岩場の一段下った所から登山道が現れてくる。 この道を伝っていくと、左下に《仙人温泉》の白い湯煙りが見えてくる。

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仙人温泉
野趣あふれる露天風呂だ
※ ウィキペディア画像を拝借

これが見えると左岸に渡って、石の階段を下ると《仙人温泉小屋》前に出る。 時間があればひと風呂浴びたい所だが、《欅平》までの道程が長く時間に追われているだろうから、今回は“見送り”であろう。
たぶん、この時間(AM8時頃か)に立ち寄っても、風呂には入れないであろうが・・。
《温泉小屋》前を通った先にある温泉風穴でひと息着いたなら、またひたすら下っていこう。

上の記述ではこのように書いたが、ぢ・つ・わ・・、初めて仙人池に訪れた前回の山行では《仙人温泉小屋》で露天風呂に入っていたりして・・。 いゃぁ、『奇跡の体力』がほぼ開花しているこの頃は、下りも風呂に入る余裕をかませる程に早かったのね。(涙)

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下るごとに山奥へ
分け入るような感覚だ

《温泉小屋》からは、特に変わりばえのしない樹林の道を下っていく。 途中の変化といえば、『黒四発電所』の鉄塔が見える位であろう。 期待する《黒部渓谷》の流れは、俯瞰できそうにないみたいである。 
やがて、樹林帯の中にもぐり込み、視界がなくなると《阿曽原峠》だ。

     ※ 上記で記した通り、《阿曽原峠》を通るルートは崩落の為に閉鎖され、
       現在は左股を高巻くルート道が付け替えられている。

峠からのつづら折りの坂を下って、《黒部渓谷・下ノ廊下》を貫く道と合わされば、程なく《阿曽原温泉小屋》の前に着く。 ここから《欅平》までは『旧日電歩道』を延々12km・・、所要時間は約4時間半である。

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阿曽原温泉小屋
これより最寄り駅まで
12kmの黒部渓谷・水平歩道歩きだ
温泉については
記事冒頭の紹介文を見てください
※『peaks』より

この風呂では、余程の『怖いモノ知らず』でないと、『欅平まで12km』という距離と最終列車の時間が気になって入れないだろうね。 小屋で受付してから、風呂場まで5~6分(今なら10分)かかるしィ。

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写真簡単に撮っているようだけど
こういう所で幕営装備一式の
20㎏担ぎながら撮ってるんだよ

欅平までの『旧日電歩道』は、落差200mの崖っぷちの『ヘツリ道』である・・という事と、途中に《志茂谷トンネル》という崩れた瓦礫で埋もれた中を掘られたトンネルの通過以外は問題となる所はない。
《欅平》までの12kmをただひたすら歩くのみだ。 

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志茂谷トンネル
構内はガレ場から浸透した水が
水深10cmで流れている

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実質は土砂崩れで埋まった中を
刳り貫いた洞窟ですね

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志茂谷のガレ沢
この先の高台に
志茂谷トンネルがある

なお、この《志茂谷トンネル》であるが、延長300m位の“洞窟”なのである。 もちろん暗闇で、下は水深10cmの水が流れているのである。 なので、登山靴が布製などの脆いものだと、靴の中に水が浸水してしまうだろうね。 また、洞窟の中を行くようなモノなので、カンテラが必須であるのは言うまでもない。 

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“お約束”として
この上で暴れないように・・

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暴れて転げ落ちると
谷の草葉の陰に潜む神様となるよ

後は、決して『水平歩道』上で暴れない!?事だ。 『水平歩道』から転落したなら、200mの“奈落の底”である事を忘れずに・・。 雨の日さえ避ければ、何も恐れて歩く必要はない。 渓谷を楽しみながら歩いていくとしよう。

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前方に見えるこの奥鐘山が
背後に見えるまで
12.5km歩かねばならない

《阿曽原温泉小屋》を出た直後はデンと前方に構えていた奥鐘山の大岩壁が、後方に見えるようになるまで歩いていかねばならない・・という事だ。 そして、この『日電歩道』は《志茂谷》や《折尾谷》といった渓谷に合流する谷筋を忠実に沿っているので、直線距離で1kmくらい前方に《欅平》のトロッコ鉄道の橋梁が見えてるのに、地形に従って食い込む谷筋を迂回せねばならない事に苛立ちを抱くだろうね。

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折尾沢の無名滝
黒部渓谷にはこのような
落差50m超の無名滝がひしめいている

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紅葉に彩られると
滝絵巻の絶景となる

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黒部上部軌道の線路はこんな感じ
※ 仙人ダムを渡る黒部上部軌道より
来年に観光開放される
『黒部宇奈月キャニオンルート』で
ここを通るのかもね

途中の見どころといえば《黒部渓谷・下ノ廊下》の景観と、《折尾沢》に掛かる落差50~60mの無名滝と、渓谷の対岸にある黒部第三発電所と、この『日電歩道』の建設に供した黒部上部軌道の線路跡を跨ぐ所くらいだろうか・・。

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奥鐘山の大岩盤が横位置になったよ

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欅平上部で
黒部渓谷から一度離れる

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かつては仙人池から
1日で欅平に行けたのに
四半世紀後は
阿曾原から欅平まで7時間もかかったよ

延々と歩き続けて奥鐘山の大岩壁が後方の位置に移動したなら、《欅平上部》という鉄塔の上に出て、トロッコ鉄道のある《欅平駅》まで200mの急下降だ。

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水平歩道・終点
これより欅平駅のある谷まて
200mの急下降だ

でも、ここまで来るであろう・・トロッコ鉄道のトレッキング目当ての乗客の為に整備されているのか、仙人谷の急下降より下りやすいよ。←四半世紀後は、整備されたこの下りでさえ1時間以上かかったよ。

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欅平駅に到着
最盛期の『奇跡の体力』満開時は
仙人池から7時間半
四半世紀後は1泊2日で
歩行時間合計17時間ですた
スンマセン
1枚しか撮ってないので冒頭写真の
記事内使い回しでっす

だが、延々12kmを歩き抜いてやっと着いた《欅平》では、登山行と違った試練が待ち構えている。
それは《欅平》からトロッコ鉄道に乗って帰るのだが、乗車にあたって難点が2つある。 
1つは乗車定員制で、行楽客の押し寄せる秋本番ともなると1日乗車待ちを食らう事もあるのだ。

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欅平に着いてからの試練
それは乗客をぞんざいに扱う
トロッコ鉄道の乗車だ

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ヤマから下りて汗をかいた身体で
このトロッコに乗ってトンネルに入ると
凍え死ぬ程の寒さで
身体がガタガタと縦て振えするよ
コレ・・マジです

もう一つは、『乗車中の寒さが尋常ではない』という事である。 これは、最低クラスの“普通車”(吹きっさらしの車輌である)の利用者に限られるが・・。 車輌の“囲い”に料金差をつけるとは、「関西電力もやってくれるな」という気持ちでいっぱいである。 また、終点の《宇奈月温泉駅でも、荷物料金を取っているにもかかわらず登山リュクは放り投げられるなどぞんざいに扱われるのである。

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こういうハリボテを目にすると
「大丈夫か?」と思ってしまうよ

後は、《宇奈月温泉》でひと風呂浴びるも良し・・、そのまま富山に出て帰路を急ぐも良し・・である。


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前回の続き
そして感染爆発の責任を取る事も罪の贖罪もせず
利権の為に更に感染拡大必至の
感染元シナ冬季五輪に参加するべく
またもや外人の入国規制を撤廃して
更に感染拡大をさせたのである

その結果はシナ冬季五輪参加後には
感染死者数6万に達するに至り
更に7月には外人の入国規制を完全に撤廃し
一時は『世界一の感染拡大国』と
なってしまったのである

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そしてその舌の根も乾かず今度は
コロナ蔓延が原因の全世界的な不景気時に
増税路線を敷くなど完全なる日本国民の敵と化し
『増税メガネ』と揶揄される始末

思うけど今の自民党は日本を敵視して
日本が苦しむ事に手を叩いて喜ぶ
チョンそのものだよね
到底日本人とは思えないよ

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こんな状況を変える方法はただ一つ
チョンの背乗り天皇の正体をチョンと暴いて
チョンに追放しそれを口実にしての
チョンの一斉国外追放と国交断絶なのだ

そしてチョンに汚染された国の機関や機能の
全てを洗い直して徹底的に除鮮する事だよ
東京五輪の開催を強行して
日本国民を多数殺害した事で

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パヨクは元よりウヨクも
日本人に成りすましたチョンで
ある事が判明したのだから





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