2023-09-29 (Fri)✎
『路線の思い出』 第539回 日豊本線・市棚駅 〔宮崎県〕
『秘境駅・宗太郎滞在15分』から
戻り着いた時に小降りになって
スマホで撮った市棚(駅ではなく)公衆トイレ
《路線データ》
営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’18)
小倉~鹿児島 462.6km 889 / 270
※ 佐伯~延岡の数値
※ 輸送密度のほとんどが特急列車での通過利用
運行本数(’23)
佐伯~延岡
特急【にちりん】 下り9本・上り8本
普通 佐伯~重岡 下り2本、上り1本
佐伯~延岡 下り1本、上り2本
市棚駅駅名標
:
駅の近くにパラグライダーのゲレンデが
あるとの事で駅名標の絵は
パラグライダーが描かれている
※ 再訪時に撮影
市棚駅(いちたなえき)は、宮崎県延岡市北川町川内名にあるJR九州・日豊本線の駅である。
宮崎県の最北端及び最東端に位置する駅で、大分・宮崎県境の宮崎側に入っての最初の駅である。
また、当駅と隣駅の宗太郎との間には、大分県と宮崎県の県境と共にJR九州の大分支社と宮崎支社との支社境界も存在し、駅単位では当駅から宮崎支社管轄エリアに入る形となる。
日に3本しか停まらないとは思えない
2面3線の勿体ない構造の市棚駅ホーム
※『ユキサキナビ』より
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する駅で、互いのホームは跨線橋で連絡している。 しかし、停車列車が上下合わせて3本と停車列車が極端に少ない為、単式ホームの1番線に上り2本・島式ホーム外側の3番線に下り1本のみの停車で、島式ホーム内側の2番線は特急と貨物列車の通過線として使用されて、2番線の停車列車はない。
駅の施設は風雨が入り込む
ダックアウト型の待合所のみ
:
裏手の建物は駅舎ではなく
公衆トイレであった
※ ウィキペディア画像を拝借
無人駅で駅舎はなく、ダックアウト型の待合所があるのみである。 2003年にかつて駅舎のあった場所に木造の便所が建てられている。 列車内からこの便所の建屋を見ると、駅舎と見間違う公算が高い。
また、簡素ながらも接近放送がある。 なお、同区間に4.5往復運行されていた2015年の数値は1日平均乗車人員は13人(JR九州では2015年以降は数値発表がない)との事であるが、現在は利用に堪えない運行本数の為に1日数人に落ちている事だろう。
現在は特急車両の佐伯寄りのみ
乗車可で特急車両を
間合い運用で運行している
※ 重岡で撮影
かつては、475系や717系及びキハ220形を使用した延岡方面からの折り返し列車や、延岡~佐伯間の列車が設定されていた。 だが、大分・宮崎の県境越え区間は利用客がごく僅かで減量ダイヤが実施され、2018年3月17日ダイヤ改正以降は787系特急電車4両編成(先頭1両のみ乗車可)を使用した普通列車が上り2本・下り1本のみの発着となっている。
宗太郎は県境にある
民家数軒の限界集落だ
※ 最初に宗太郎を訪れた約20年前に撮影
前述の通り、宮崎県では最東端及び最北端の駅であり、普通列車が運行される青春18きっぷが使用できる区間であるが、本数の極端な少なさと運行時間帯により、青春18きっぷを使う者には難所として名の知れた『宗太郎越え』に位置する駅でもある。
駅舎は撤去されてラッチのみ残る
今や早朝と夜に上下3本まで
減便された秘境駅・宗太郎
※ 別の時に撮影
早朝と夜の上下3本のみと運行本数の極端な少なさから、『駅降り鉄』には難所として名の知れた秘境駅・宗太郎だが、今では延岡駅でシティホテルに泊まって始発列車に乗って宗太郎まで行って、佐伯からの始発列車で折り返して延岡に戻るという宗太郎駅の攻略パターンが確立している。
朝の上下列車は重岡で交換するので
隣駅の宗太郎では
15分の滞在時間が確保できる
※ 重岡駅にて
それは、宗太郎の隣駅の重岡で上下の普通列車が交換するので、手前の宗太郎で約15分の滞在時間が確保できるって事から編み出された攻略パターンである。 でも、ひねくれ者のワテは15分の滞在を良しとしないのである。 そして、ワテは『ローカル線が廃止淘汰された現在の鉄道<<<山や滝めぐり』であって、駅をめぐる為だけに街のシティホテルに泊まる散財も、ワテ的には『NG』な事なのである。
重岡は駅寝の神様の宿る駅だったよ
なら、どうするか・・と考えると、列車に乗っての宗太郎での滞在時間15分と変えられないが、列車で訪れた後にもう一度訪ねる事ができる車(レンタカー)寝なら、宗太郎での『撮り鉄』も可能なのである。 でも、撮れるのは、特急の『カマキリ』(特急用の787系)だけだけど。 けれど、普通列車で使用する車両も延岡から折り返し特急車両となる『カマキリ』で、話術次第では『秘境駅宗太郎で普通列車を撮った』と言いくるめる事ができたりして・・。
宗太郎に初めて訪れた時は
ここに車を止めて坂の為に
タイヤに石をカマしたっけなぁ
そして、レンタカー店の開店が朝8時以降と、重岡で車寝して今回取り上げた市棚まで車を回してそこから上り2本のみの列車に乗ると、秘境駅・宗太郎への列車での訪問及び宗太郎での撮影も適うのである。
もちろん、車での宗太郎訪問は前日でも構わないしィ。
・・で、レンタカー返却日の朝に宗太郎での滞在時間15分を実行する為に前日に重岡に向かうが、訪れた時は日豊本線を訪れた2日間いずれも大雨で『撮り鉄』は断念となっちまったよ。 雨の中で傘を差して、カメラを濡らしてまで『カマキリ』を撮る気しないしィ。
市房山は暴風雨に見舞われて
写真どころではなかったので
五家荘・二本杉峠から望む市房山の写真おば・・
また、この時は雨続きで計画していた市房山の登山も、登山の最中に天候が大崩れして暴風雨となって登頂断念して引き返したし、『ヤマがダメなら滝へ』で向かった名瀑・祇園滝も、滝への道が雨続きの為に土砂崩れを起こして通行止となっていて、重岡に予定より早く着く事ができた。
重岡で撮っていたので
雨の中で撮るほどに
宗太郎での『撮り鉄』に拘りはなかったよ
重岡で車寝した翌日も大雨で『撮り鉄』は諦め、滞在時間15分の『撮り鉄』はスマホのみとしたよ。
九州に入った初日に、雨だったけど重岡で『カマキリ』の交換を撮る事ができていたので、宗太郎での『撮り鉄』はそれほど拘ってはいなかったしィ。
駅舎を撤去した敷地に建てられた
延岡市が所有する公衆トイレ
※ ウィキペディア画像を拝借
重岡から宗太郎の手前の駅・市棚に向かって、そこから『秘境駅・宗太郎滞在15分』を実行するが、車窓からは駅舎に見えた建物は便所だったよ。 直見・直川・北川・・そしてこの市棚と、『駅舎と見まがうトイレ』が日豊本線のこの区間の基本設定となっているようだ。 もう、鉄道利用者の為のトイレではなく、並行する国道を通る車の為の公衆トイレといった塩梅である。
駅の近くにパラグライダーの
ゲレンデがある事から
駅のトイレの壁にはタイルアートで
パラグライダーが描かれている
※『mapIon』より
けれど、輸送事業者であるJR九州が、国道を通る車の為にトイレを整備するなんて事は考え辛くて疑問に思っていたけど、この駅前トイレの所有者は大分県側の駅が佐伯市・宮崎県側が延岡市で、扱いも市が建てた『公衆トイレ』だったのである。 即ち、駅跡の敷地ごとJRから払い下げられて、市が建てた公共施設だった訳である。 要するに、敷地払い下げにより土地を売っぱらって金が入ったJR九州にとって、トイレの事は『与り知らず』って事なのである。
イラストが端折られた
JR九州仕様の駅名標
※ 別の時に撮影
さて、『秘境駅・宗太郎滞在15分』であるが、市棚から乗っての訪問例は過去にも稀少だったようで、市棚からの乗車を予測できなかった車掌氏も乗車券発行に周ってこれなかったようで、降り際に直接運賃を払って下車する。 帰りは、休日を中心に『秘境駅・宗太郎滞在15分』の乗客が毎日数人は要る事から、乗車券発行もスタンバイ状態で、すくに検札にきて切符を買ったよ。
降りた途端に雨が降り出して
後追い撮りにシクじって
『撮り遅れ』一枚のみに終わった
だが『撮り鉄』は、この日も大雨が降ってスマホでも撮影困難だったよ。 それで乗ってきた上り列車は、最初の1枚目はスマホカメラの扱いにシクじって、後追いでの典型的な失敗である『撮り遅れ』が1枚撮れたのみだったよ。
後は、JR仕様の新駅名標を撮って、入ってくる日に1本の下り列車も撮ろうとしたけど、大型三脚にデジカメの『車撮り鉄』が出張っていて撮るのを止めたよ。 撮ったとしても、デカい黒点(デジカメ野郎)が写り込むだろうしィ。
2つの岩塔を突き出す
特徴ある姿の傾山
:
祖母傾山の縦走は初日を除いて
いい天気に恵まれたよ
・・で、予定通り市棚で降りて、後は国道をゆっくりとレンタカーを走らせて8時前に延岡のレンタカー店に返却すればいいのである。 そして、この旅の真の目的である祖母傾山の縦走山行に向かうのである。 ・・幸い、旅の後半戦でメインの祖母傾山の縦走は、山行初日以外は天気に恵まれたよ。
怠けたい一心で裏付けもなく起業して
当然の如く失敗してもその責任を
自らの身を処して取るなら何も文句はつけない
失敗しても清く自らの身を
処して消えればいいのだ
でもこういう奴らは日頃は日本を恨み
成功者を妬み悪態ばかりついて
日本の不幸を望み「この国は終わりだ」
「働いたら負けだ」「皆して仕事をやめて
経営者共を人手不足で潰してやろう」と誘い込む
当然仕事をやめて無職になっても
このオッサンが「仲間が増えた」と喜ぶだけで
誘いに乗って無職無収入となった事に
誘った責任を取る事はない
要するに悪い誘いに騙されて潰れるだけだ
そうまでして呪う日本の国から
自身の生活が苦しくなると
補助金や公的給付の支給を求める
その公的給付の元手は
言わずもがな日本の国民が払った税金だ
日本を恨み日本を侮辱し日本の不幸を望み
日本に対して悪態の限りをつくのに
苦しくなればさも当然の事のように
日本の国から公的な援助を求める
チョンそのままの行為が許せないのだ
ここまで日本に対して悪態がつけるのは
このオッサンが日本人ではなく
日本に『恨』の思念を持つ在日チョンの
日本人成り済ましだからだろう
だからこそこんな反日思考の成り済ましは
この国から追っ払わねばならないのだ
その為にはチョンの背乗り天皇を
チョンと看破して追放する事で
在日チョン全追放の口実を得る必要があるのだ
そして外人に対する支援は一切打ち切って
日本で勤めを果たさない不逞外国人は
遅滞なく母国へ強制送還処分とする
法の明文化が必要なのである
またナマポも基準を厳しくし
働ける者の支給の条件として
公共施設の清掃や公共工事への就労など
強制労働を義務つけるべきである
そうしなければ高過ぎる税金は下がらない
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