風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『ネームトレイン』 第40回  のぞみ

『ネームトレイン』 第40回  のぞみ

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岐阜羽島駅の通過線を疾走する
N700系【のぞみ】
※ ウィキペディア画像を拝借

  新幹線・特急【のぞみ】 ・・  JR東海・東海道新幹線 及び JR西日本・山陽新幹線
JR東海及びJR西日本が、東海道新幹線・山陽新幹線で運行している特別急行列車の愛称である。
案内表示では黄色が用いられている。

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【のぞみ】の種別カラーは
黄色が使用される
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1992年3月14日に、当時運賃の値下げなどにより利用を伸ばしていた航空機に対抗するべく、JR東海が運行する東海道新幹線において、それまでの【ひかり】よりさらに速い種別の列車として新たに設定した新幹線の列車種別である。

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【のぞみ】は【ひかり】を超える列車種別として
270km/h運転に対応する当時最新鋭で
第三世代車両であった300系が任に就いた
※ ウィキペディア画像を拝借

設定初年の1992年では、東京~新大阪を従来の最速列車よりも19分早い2時間30分で結び、運行車両には東海道区間の当時最高速となる270km/hでの運転に対応した第三世代車両である300系を充当し、特急料金体系もそれまでの【ひかり】【こだま】とは別体系のものを用意するなど、それまでの新幹線列車とは別格と位置づけられていた。

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運行初日朝のの列車行先掲示板
今は懐かしの
『パタパタ式掲示板』だったよ
※ ウィキペディア画像を拝借

翌1993年にはJR西日本との共同運行により山陽新幹線区間でも運行を開始し、以後東海道・山陽新幹線における最速達列車として位置付けられている。

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300系を使用した
【のぞみ】と【ひかり】
まだ車両のバリエーションが少なかった
創成期の【のぞみ】は
料金に差があるにもかかわらず
【ひかり】と車両を共用する事が多かった
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東海道・山陽新幹線の全区間を走破する東京~博多の列車の運行距離(1069.1km、営業キロは1174.9 km)は、在来線も含めた日本の鉄道の定期旅客列車では最長の運行距離である。 充当される車両は東海道・山陽新幹線での新型車登場の度に優先的に充当されており、最高速度も運行開始当初の300系の270km/hから500系・N700系の300km/hにまで向上している。

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ブサイクなカモノハシ【のぞみ】と
カックイイ500系の【のぞみ】
スピード感に大幅な違いが
あるように見えるが
事実もそうだったりする
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太平洋ベルト地帯の主要都市を結び、13の都府県を走破して、静岡県・岐阜県・滋賀県を除いた10都府県に停車駅がある。 都道府県庁所在地(東京都は23区内)は10都市、政令指定都市は12都市を走行するが、川崎市・静岡市・浜松市(通過都市のみ、東京は政令指定都市でない)を除く9都市を結んでいる。

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500系では【スーパーひかり】の名は役不足だが

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現在のブサイクなカモノハシモドキなら
【スーパーひかり】でも構わないと思うワテ
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【のぞみ】の列車名であるが、JR東海の社内で仮称で呼ばれていた【スーパーひかり】ではあまりにも芸がない為に、これの本採用を回避すべく別の名称を用意したもので、かつての修学旅行列車の名称だった〔きぼう〕をアレンジする形での命名ともいわれている。

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博多からの長い距離を走り抜き
東京駅に近づく300系【のぞみ】
※ ウィキペディア画像を拝借

その後、名称決定委員の一人である阿川佐和子が、父の阿川弘之より「日本国鉄の列車の名前は歴代全て大和言葉でつけられてきた」とのアドバイスを受け、委員会の最後に父の言葉とともに、最有力候補となっていた〔希望(きぼう)〕を大和言葉にすると【のぞみ】になるとの進言が採用されたとの事である。

後にJR東海会長となる葛西敬之によると、阿川弘之はかつて超特急【燕】にも採用された【つばめ】を推したという。 1000を超える候補を〔すばる〕・〔あすか〕などを含む20に絞った上で、外部有識者として阿川の他数名の決定委員の意見を聞いて最終決定に至ったとの事である。

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ブサイクなカモノハシも
真横から見るとちょっとマシ
※ ウィキペディア画像を拝借

  運行概況
現在は、東京~新大阪の日中の標準的な所要時間が2時間27分~30分である。 また、東京~博多は平均4時間57~5時間で結ぶ。 なお、2023年3月18日以降においては、東京~博多の下り最速列車の1号が4時間52分で結んでいる。 上りの最速列車は東京行き最終の64号が4時間46分であり、新大阪~博多間についても64号が最速で2時間21分で結んでいる。 東京~新大阪の最速所要時間はのぞみ64号・のぞみ265号(いずれも同区間の最終列車)の2時間21分である。

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N700系のロゴ
いずれN700系も過去帳入りの時を
迎えるのだろうね
※ ウィキペディア画像を拝借

2020年3月改正時点では、東海道新幹線内のすべての車両がN700系に統一され、日中時間帯に運行される全ての【のぞみ】の東京~新大阪での所要時間が2時間30分以内に短縮された他、2時間27分運転の列車も1時間に6本まで増加している。

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2013年までは700系の
『目つきの悪いムーミン』が
運用曲線の主要車両だった
※ ウィキペディア画像を拝借

2013年3月15日改正以前は、早朝に出発もしくは深夜に終着駅に到着する列車及び東京発毎時10分・博多発毎時30分の【のぞみ】以外は、緊急時の代走を考慮して700系の運転曲線でダイヤが組まれていた事と、山陽新幹線内ではほとんどの【のぞみ】が選択停車を行っている為に、列車によって所要時間で多少の差があった。

翌3月16日のダイヤ改正に伴って、臨時の【のぞみ】以外はN700系の運転曲線に改められ、新大阪~博多の標準所要時間は一部列車を除いて原則2時間30分以下に短縮し、東京~博多も原則5時間10分を切るダイヤで運行されるようになった。 2017年3月のダイヤ改正では、山陽新幹線ATC改良に伴って、東京~博多を4時間46分で結ぶと宣伝されている。

主要駅との標準所要時間表(定期列車)
東京
1時間35~40分名古屋
2時間11~15分34~35分京都
2時間27~30分49~50分13分~14分新大阪
3時間13~21分1時間35~40分59分~1時間5分44~49分岡山
3時間53~57分2時間13~16分1時間37~41分1時間21~25分35~40分広島
4時間57分~5時間3時間19~20分2時間43~44分2時間28分1時間42~43分1時間2~6分博多

  停車駅
現行ダイヤ(2023年3月18日ダイヤ改正)では、 博多・広島行きは東京発が毎時12・30・48分発で、48分発は広島行きであるが、早朝・夕夜間時間帯は博多駅まで延長運転される列車もある。
博多発毎時15分・36分(時間帯により00分もある)が東京行きであるが、19:30発と20:01発は運行時間に規制がある関係で名古屋止となっている。

名古屋・新大阪発着の途中停車駅は、東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪
姫路・岡山発着の途中停車駅は、新神戸・(西明石) ・(姫路)・岡山
広島発着の途中停車駅は、(福山)・広島
博多発着の途中停車駅は、(福山) ・広島・(徳山)・(新山口)・小倉・博多
  ※( )のついた駅は一部の列車のみ停車で、いずれか1駅停車が基本(定期列車では上り最終
      の1本のみ全列車停車の途中9駅のみに停車)
  ※ 山陽新幹線区間内の選択停車駅のうち、姫路・福山・新山口には、毎時1本が停車する一方
    で、徳山は停車列車が早朝・夕夜間帯に限られ、東京発着便は上下各4本のみ停車する。
  ※ 西明石には下り最終岡山行きが停車する他、上りの西明石発東京行きが1本設定されている。
  ※ 東海道新幹線内運行の列車は、東京駅毎時00分発が基本(7時以降)で、他の時刻にも
    博多行きの他、新大阪・岡山・広島行きの列車が設定されている。
  ※ 山陽新幹線のように選択停車は実施されておらず、途中停車駅は全列車で品川・新横浜・
    名古屋・京都で統一されている。

列車の号数であるが、定期の場合は200~265号、臨時の場合は282~483号であれば新大阪発着の【のぞみ】であり、不定期の499号は東京発名古屋行き【のぞみ】、定期の270号・272号は博多発名古屋行き【のぞみ】となっているが、ダイヤ改正で変更となる可能性が高い。

号数運行本数\駅東京駅品川駅新横浜駅名古屋駅京都駅新大阪駅新神戸駅西明石駅姫路駅岡山駅福山駅広島駅徳山駅新山口駅小倉駅博多駅備考
1-64号下り13本/上り14本
下り11本/上り9本
下り4本/上り4本
下り2本/上り4本
上り1本64号が該当、上り最速列車
99、270-273号下り1本/上り1本
下り1本/上り1本
下り1本
61-104号下り6本/上り10本上下各1本は姫路通過
下り5本/上り4本上下各1本は姫路通過
下り4本/上り3本下り1本は西明石停車・姫路通過
下り1本/上り2本上り1本は西明石始発
268、200-265号下り32本/上り28本
上り1本/下り1本
  凡例 ● … 停車、○ … 一部列車のみ停車、- → … 通過

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n700系のグリーン車座席

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指定席以下は
5列の混み混み対応座席
※ 上下とも
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  使用車両・編成
1992年3月14日の運行開始から現在まで、全列車16両編成で運行されている。 かつては全車指定席だったが、2003年10月1日から自由席が設定されている。

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禁煙室だけは豪華になってるような
たぶん10号車グリーン車の
喫煙ルームだろうけど
※ ウィキペディア画像を拝借

N700系・N700S 16両編成編成図
← 博多
東京 →
12345678910111213141516
SSGGGSS
  • Rauchen Verboten.svg 全座席禁煙
  ※ 3号車自由席車・10号車グリーン車・15号車指定席車には喫煙ルームがある

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現在の【のぞみ】は
ブサイク過ぎるカモノハシモドキ
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  N700系・N700S系
2007年7月1日の【のぞみ 99号】(品川 → 博多)、【のぞみ 1号】(東京 → 博多)、上りは【のぞみ 100号】(新大阪 → 東京)から運行開始となった。 2012年3月17日以降、定期列車の【のぞみ】は全て本系列で運行されている。 2020年7月1日からは、N700S系も充てられている。

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充電用コンセントが
取り付けられたものの

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窓側のみというサービス片手落ち
※ 上下とも
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車内には家庭用コンセントが取り付けられており(普通車はN700系だと車端部席全てと窓際席のみ・グリーン車は全席、N700Sだと普通車・グリーン車の全席)、東海道区間では無線LANによるインターネットサービスの提供など、従来以上にビジネスユース対応の車両となっている。

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でもダイヤが乱れると
JR東海使用の横5列座席から

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九州仕様のゆったり4列座席
(但し指定席のみで自由席は5列)
となるから歓迎である
※ 上下とも
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なお、ダイヤが大幅に乱れた際は、山陽新幹線で運転される臨時【のぞみ】に7000番台及び、JR九州の【さくら】・【みずほ】用の8000番台が運用される事もある。

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正直言うと新幹線らしい車両って
この300系で終焉を迎えた気がする
※ ウィキペディア画像を拝借

  過去の使用車両
   300系
1992年3月14日の【のぞみ 301号】(東京 → 新大阪)から運行開始。 【のぞみ】の創成期に使用された車両である。 2001年10月1日以降、定期列車の【のぞみ】運用から撤退している。

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『のぞみ型車両』と呼ばれた300系
※ ウィキペディア画像を拝借

その後は臨時運用で使用されていたが、2012年3月16日の【のぞみ 329号】(東京 → 新大阪)と【のぞみ 609号】(新大阪 → 博多)をもって臨時運用からも撤退し、運用を終了した。 700系の登場前には、300系を『のぞみ型車両』と称していた事があった。

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新幹線車両で唯一速さを感じる
500系の鋭く尖った先端
※ ウィキペディア画像を拝借

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500系車両はJR西日本で
開発された車両である
JR西日本はキハ120など気動車は
ブサイクだけどこの車両だけは秀逸
※ ウィキペディア画像を拝借

   500系
1997年3月22日の【のぞみ 503号】(新大阪 → 博多)から運行開始となる。 JR西日本で開発された形式であり、当初は山陽新幹線区間のみで使用されていた。 1997年11月29日のダイヤ改正から、東海道新幹線区間での運用も開始されている。

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現在は8両に短縮されて
山陽新幹線(JR西日本管内)の
【こだま】限定で使用されている
※ ウィキペディア画像を拝借

1998年10月から2007年10月までは、東京~博多7往復と新大阪~博多1往復の【のぞみ】に充当された。 その後は段階的に運行本数を減らされて、2010年2月28日の【のぞみ 29号】(東京 → 博多)をもって当列車名としての運転と、東海道区間の定期運用から撤退した。

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シンカンセンにしては
カックイイ500系の次は
目つきの悪いムーミンへと
急激にブサイク化したよ
※ ウィキペディア画像を拝借

   700系
1999年3月13日の【のぞみ 3号】3号(東京 → 博多)から運行開始。 2012年3月17日以降、定期列車の【のぞみ】運用から撤退し、2020年3月1日をもって臨時列車の運用も終了している。 なお、ダイヤが大幅に乱れた際は、山陽新幹線で運転される臨時【のぞみ】に『レールスター』車両の7000番台が運用に就く事もある。

  特急料金
特急料金の扱いは基本的に従来と同じであるが、1992年の運行開始以来、同じ路線を走る【ひかり】や【こだま】と比較して割高となる料金が設定されている。 当初は全車指定席であった。

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通過待ちで退避する500系【こだま】を
追い抜く500系【のぞみ】
ウィキには書かれていないが
こういう同一車両で料金格差が生じていた
のも料金減額の理由の一つであろう
※ ウィキペディア画像を拝借

運行開始時の消費税率3%当時は300~1800円の差額料金が設定されていたが、2001年12月1日に指定席に【ひかり】【こだま】の自由席料金と同額で立席利用ができるようになった他、2003年10月1日に特急料金が改定され、【ひかり】・【こだま】との料金の差額(割増額)が210~620円に縮小された。

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特に山陽本線管内での【ひかり】は
ほぼ各駅停車で【ひだま】と
揶揄される程に格落ちしていた
※ ウィキペディア画像を拝借

同時に自由席が設置され、自由席を利用する際の特急料金は特定特急料金として【ひかり】・【こだま】の自由席と同額となった。 なお国土交通省への料金上限認可は当初の消費税3%当時の加算料金を踏襲しており、330~1940円の差額料金で上限の認可を受けていたとの事である。

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【ひだま】と揶揄されていた
山陽新幹線【ひかり】の
内装バージョンアップ版が
【ひかりレールスター】である

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そしてムーミンにしては
いいデザインの
【レールスター】ロゴもつけられた
※ 上下とも
ウィキペディア画像を拝借

だが、【のぞみ】の大増発と【ひかり】の大幅削減によって自由席の乗車機会を確保する必要性が生じた事と、品川駅開業と同駅停車の影響で、早朝と夜間を除く【のぞみ】の運転時間が若干延び(東京~新大阪で平均2時間37分)、全区間270km/h運転となる【ひかり】との格差縮小の影響も踏まえて【のぞみ】の料金値下げの措置が取られた。

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その【ひかりレールスター】も

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九州新幹線の全線開業によって
鹿児島中央直通の【さくら】に
発展的解消となっている
※ ウィキペディア画像を拝借

r326 (5)
でもワテの中での【さくら】は
コレ以外にないよ

なお、2011年3月12日から運行を開始した山陽新幹線・九州新幹線直通列車の最速達列車【みずほ】についても、山陽新幹線区間については【のぞみ】と同じ料金表を用いている。

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ちなみに鹿児島への
最速達列車は【みずほ】

sindai (5)
ワテの中では【みずほ】もコレですね

当列車は航空機との対抗策として運行を開始した為、フルムーン夫婦グリーンパス(発売終了)やジャパンレールパスなどJR全線乗り放題の乗車券では【のぞみ】は一切利用できず、『ジパング倶楽部』や『レール&レンタカーきっぷ』などの運賃や特急料金が割引となる切符では、【のぞみ】の特急料金は割引の対象外となっている。

  車内販売
車内販売は原則、臨時列車を含めた全列車で実施している。 但し、西明石・姫路・岡山発着列車と臨時列車では、新大阪で車内販売が打ち切られて山陽新幹線区間内では行われていないとの事。
また、広島発着列車は新大阪以西ではグリーン車のみでの販売となり、早朝・深夜は岡山以西では行われていないとの事。

この他、繁忙期で自由席車で立ち客が多数いるほどに混雑している列車では、指定席車のみ巡回するケースや、臨時列車では巡回する車両を予め限定して営業するケース(主に7~11号車のみ)もあるとの事。

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ムーミンの【のぞみ】と
【ひかり】に格落ちとなった300系
歴代の静岡県知事は
ムーミンやカモノハシが
停まらない事にオカンムリになった
※ ウィキペディア画像を拝借

  エピソード
1992年の運行開始から現在まで、特別な事情がある場合を除いて【のぞみ】は静岡県内の駅には客扱いでは停車していない。 これに不快感を示した歴代の静岡県知事が、2002年12月9日の静岡県議会の本会議で「県内素通りの【のぞみ号】に対して通行税を取る」という馬鹿げた声明を出したのである。

この発言を受けて、2002年12月27日に同県交通政策室の幹部が「臨時列車を除いた東海道新幹線の停車本数は、静岡駅で101本、浜松駅で81本であり、東北新幹線は宇都宮駅で106本、郡山駅で94本、山陽新幹線は岡山駅で229本、広島駅で199本、姫路駅で127本であり、人口60万人の浜松市と比較して約6割の人口の34万人でしかない郡山市より本数が少ない」と追随する発言をしたのである。

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「人口の少ない都市より
列車本数が少ない」というその難癖は
飯屋で「いただきます」との合掌に
怒り出すのと同様に低レベルだったりする
※『ユーチューブ』より

この発言に対して、JR東海は「東海道・東北・山陽の各新幹線は列車1本の乗車人員が違うし、路線の性格も異なる。 それらの事情を全く無視した乱暴な議論だ」と反論した。 元々静岡県はパヨク的な政治屋を選出する土地柄で、こういったバカげた発言や原子力発電に強く反対して、シナが製造した粗悪なソーラー発電の推進で地滑り災害(熱海の地滑り災害など)を引き起こしたりと、粗悪な行政を展開している。
有権者も、もうちょっと考えて欲しいモノである。

2001年10月のダイヤ改正では、東京~新大阪間の【ひかり】を1時間に1本【のぞみ】に変更したのに伴い、繁忙期に運行されていた東京~新大阪・博多間の臨時【ひかり】が静岡駅に停車し、当該【のぞみ】の通過待ちを行う事となった。

2003年10月のダイヤ改正では、従来運行されていた東京発名古屋行き最終の【のぞみ】(途中ノンストップで平日のみ運行)を品川・浜松・豊橋の各駅に停車する【ひかり】に格下げする事で、浜松及び愛知県の豊橋への最終列車繰り下げも兼ねた措置を行った。

この改正では三島・浜松の【ひかり】の停車本数は増えたものの、静岡駅の定期列車の停車本数は現状維持のままで、繁忙期に運行されていた前述の臨時【ひかり】は【のぞみ】に変更される事で再び静岡を通過する事となり、2001年9月以前の水準に戻った。

2008年3月のダイヤ改正では、【ひかり】の1本を新横浜・静岡にも停車する事とした他、朝6時台に静岡に停車し、N700系車両を使用する事で東海道区間を日中の【のぞみ】と同等のスピードで走破する新横浜始発広島行きの早朝【ひかり 393号】(現在の533号)を新設し、途中駅での【ひかり】・【こだま】と【のぞみ】の乗り継ぎ時間を短縮するなどした。

2020年3月14日の改正では、早朝列車の増発として、三島発6時15分(25分から繰り上げ)に【こだま】を設定している。

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【のぞみ】のデビューは約30年前
JR発足から5年後の1992年だった
※ ウィキペディア画像を拝借

運行期間1992年  3月14日:東海道新幹線の東京~新大阪で【のぞみ】の運行開始
              新開発の300系を充当し、当初は朝晩の2往復のみの運行であった
              所要時間は東京~新大阪で2時間30分
              【のぞみ】登場時は運用の確立が為されておらず朝の下り【のぞみ】
              が新横浜に停車するも名古屋・京都を通過するチグハグな運用が
              みられた
       1993年  3月18日:山陽新幹線でも運行開始
              毎時1本の運行で、所要時間は東京~博多間が5時間4分、新大阪~
              博多が2時間32分
     1995年  1月17日:阪神・淡路大震災で新大阪~姫路が長期不通になり、山陽新幹線
              での【のぞみ】の運行が同年4月7日まで休止となる

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新幹線車両で唯一『カックイイ』
車両デザインだった500系

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300km/h運転を示す電光掲示版
また東京~博多の
最高速を樹立したのも
この500系だった
※ ウィキペディア画像を拝借

       1997年  3月22日:新大阪~博多の【のぞみ】1往復で、500系が運行開始
              同区間を300系より所用時間15分短縮し、2時間17分となった
          11月29日:500系【のぞみ】が東海道新幹線にも乗り入れ開始
              当初【のぞみ】3往復に使用され、東京~博多を4時間49分で結
              また、500系の【のぞみ】は歴代で最高速となった
              なお、このダイヤ改正で物議をかもした新横浜に停車し、名古屋・
              京都を通過する列車が廃止となり、名古屋・京都は全列車停車と
              なった

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『目つきの悪いムーミン』の700系
シンカンセンがブサイク化してから
尚更ワテの心はシンカンセンから離れたよ
※ ウィキペディア画像を拝借

       1999年  3月13日:700系による【のぞみ】が運行開始
              その後、300系か【のぞみ】の運用から外れて500系と700系の運用
              となる
     2000年  7月  1日:満席となった列車に限り、グリーン車以外の指定されたデッキに
              立つ事を条件とした立席特急券が発売開始
              料金は【のぞみ】料金より510円引きで乗車当日のみ販売だった
         10月  1日:全ての【のぞみ】が新横浜に停車
     2003年10月  1日:ダイヤ改正
              主な改正点は【のぞみ】の増発と、一部の【のぞみ】を静岡県内の
              駅に停車する【ひかり】に格下げ
              山陽新幹線内の【のぞみ】の停車駅に品川・姫路・福山・徳山
              新山口(同日に小郡から改称)を追加して選択停車とした他、全て
              の【のぞみ】が新神戸に停車となる
              【のぞみ】に自由席が導入され、自由席を利用する際の特定特急
              料金を設定し、料金は【ひかり】・【こだま】の自由席特急料金と
              同額となったが、営業上は自由席特急料金と別扱いと見なされた
              これは、新幹線乗車可能のフリー切符での【のぞみ】の乗車を認め
              ない処置である

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ブサイクなカモノハシに変わった頃
ワテもヤマでヘタレが顕著となる
曲がり角に差し掛かっていたよ
※ ウィキペディア画像を拝借

     2007年  7月  1日:N700系【のぞみ】が運行開始
       2008年  3月15日:全ての【のぞみ】が品川に停車し、東海道新幹線内では【のぞみ】
              の停車駅が品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪に統一

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かつての英雄には酷い仕打ちに思える
キティちゃんバージョン

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キティやらエバンゲリオンやらと
どうやらJR東海は新幹線最速の栄誉を持つ
500系を心底嫌っている節が見える
※ 上下2枚とも
ウィキペディア画像を拝借

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車内の案内オルゴールも
♪いい日旅立ち・西へから
♪残酷な天使のテーゼに変更されていた
※『SEGA』のポスターより

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エバァ内装となった500系には
オプションとしてエバァパイロット
のコクピットが設けられた
※ ウィキペディア画像を拝借

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でもエバンゲリオンより
レイズナーの方が合ってる気がする
※『バンダイチャンネル』より

       2010年  2月28日:この日をもって定期の500系【のぞみ】の運用が終了
          3月13日:東海道・山陽新幹線を直通する定期【のぞみ】101本を全てN700
              系に置き換えとなり、N700系【のぞみ】が120本に増発
              また、新大阪発着の列車も、順次N700系に置き換えられた

t40-wms.jpg
九州新幹線の鹿児島開業に伴い
8両編成の九州直通列車
【みずほ】・【さくら】の運行開始となった

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九州直通用の車両につけられた
JR西日本~JR九州のロゴ
※ 上下とも
ウィキペディア画像を拝借

       2011年  3月12日:九州新幹線全線開業に伴い、新大阪~博多の16両の【のぞみ】1往復
              が8両編成の【みずほ】に編入され、山陽内で完結する定期【のぞみ】
              が消滅し、山陽区間を走る定期の【のぞみ】は全列車がN700系での
              運行になる

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『300 ありがとう LAST RUN』
ロゴが描かれた【のぞみ】創成期車両
300系のさよなら運転

       2012年  3月16日:この日の臨時【のぞみ】による『さよなら運転』をもって300系の
              運行を終了

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最高速が285kmとなっても
キティちゃん内装となった

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500系【のぞみ】より10分遅かった
※ 上下いずれも
ウィキペディア画像を拝借

       2015年  3月14日:東海道新幹線の最高速度が285km/hに引き上げられた事により所要
              時間が最大3分短縮となるが、それでも500系【のぞみ】より10分
              ほどかかっている
              また、東京~札幌で運行された寝台特急【北斗星】の定期運行終了
              ・臨時列車化に伴い、定期列車としては日本最長の運行距離の列車
              となった

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さよなら運行を迎えた
ムーミンの顔に書かれた
『700 ありがとう』の文字
※ ウィキペディア画像を拝借

     2020年  3月  1日:この日の団体臨時列車をもって、700系の運行を終了
              『さよなら列車』の運行は武漢コロナの蔓延により中止
            3月14日:【のぞみ】全列車のダイヤがN700系の運転曲線によるダイヤと
               なり、東京~新大阪の所要時間が最大2時間30分に短縮

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500系【のぞみ】も
1回だけ乗った事があるが
乗車の大半は【こだま】格下げ後である
※ ウィキペディア画像を拝借

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500系の喫煙ルーム
ちなみにタバコは吸わない
(数少ないタワケの善行の一つ)
のでこの部屋も立ち寄った事はない
※ ウィキペディア画像を拝借

乗車経験:東海道と山陽とに分かれての乗車だが、東京~博多の全区間で乗車経験アリ
撮影経験:シンカンセンは撮影対象ではない為、カメラを向けた事がない


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前回の続き
昨今の神社神道の冷遇や
天皇の国家元首就任による
全体主義支配の邪魔となる安倍氏の存在を
疎ましく思ったのだろうし

それに加えて在日チョンは締めつけるのに
東京五輪開催の為に
免税店など外国人を優遇する
安倍氏の施策にも怒り狂ったのだろう

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その状況で今まで『持ちつ持たれつ』であった
統一教会サイドとモメて
ウヨクの総本山である『日本会議』が
『統一教会』寄りの二股となった安倍氏を訝り

また在日チョンの締め付けと
東京五輪の開催をしたいが為に左寄りとなった
安倍氏の施策に不快の念を持っていた
在日チョンヤクザの天皇信奉ウヨク双方の思惑が
安倍氏殺害で一致したのが安倍氏殺害の真相だと考える

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だから安倍氏が東京五輪の誘致に
失敗さえしていれば
暗殺事件は起こらなかったと思うよ

なぜなら五輪を招致してからの
安倍氏はシナ優遇や免税店など
左寄りとなって支持を失い

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更に外人は優遇するのに
在日チョンは締めつける事で
在日チョンヤクザである
天皇信奉ウヨクの逆恨みを買い

更には武漢コロナでのマスク対応や
シナを始めとする外人の入国緩和や
東京五輪を1年延期した事などで
安倍氏は統一教会との二股を口実とした
殺害対象となったのである

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あの時にキッパリと中止せずに
延期とした事が左寄りの施策や
国民には消費税を上げて増税するのに
外人には免税店など優遇する事につながって
安倍氏は国民の支持を大いに失い

首相の座を追われてその結果は
暗殺されやすくなった上に
パヨク・ウヨクの双方から
逆恨みされる事となったのである

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東京五輪は75000人もの
国民の命を奪った上に
開催したいが為にウヨク・パヨク共に
いい顔をするコウモリ政治が横行し

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国の功績者であった安倍氏が
晩年を汚し暗殺の悲劇を迎えるなど
また世界ワーストの感染蔓延国となる
不名誉を負うなど東京五輪は
日本にとってのガン細胞そのものだったのだ





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