風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『ネームトレイン』 第35回  ライラック

『ネームトレイン』 第35回  ライラック

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室蘭~白石の電化完成と
耐雪装備を強化した
新型車両781系のデビューを踏まえて
設定された特急【ライラック
※ ウィキペディア画像を拝借

  特急【ライラック】 ・・ 室蘭本線と千歳線の室蘭~白石の電化の完成と、千歳空港駅(現在の南千歳駅)の新設に伴う1980年10月1日のダイヤ改正にて、従来の特急【いしかり】の運転区間を延長する形で、室蘭~札幌~旭川で運転を開始した特急列車である。

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地上駅時代の札幌駅で
発車を待つ特急【ライラック】
※『北海道鉄道百景・監修 国鉄北海道総局』より

当初は9往復が運転されており、うち5往復が室蘭より旭川まで直通運転し、室蘭~札幌及び札幌~旭川の区間運転列車が各2往復設定されていた。 また、新設された千歳空港~札幌を自由席特急料金込み800円で乗車できる特別企画乗車券『エアポートシャトルきっぷ』が発売され、この対象列車としてもPRされた。 なお、1985年3月14日のダイヤ改正からは室蘭~東室蘭が普通列車となって、各駅に停車するようになった。

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小樽~旭川の急行【かむい】と

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名寄から札幌に直通する
1往復の急行【なよろ】の旭川~札幌部分を
特急【ライラック】に格上げし
札幌~旭川の運行を更に強化した
※ 上下いずれも
『国鉄急行列車・東日本編(廣田尚敬 著)』より

1984年2月1日には、急行【かむい】と【なよろ】1往復の旭川~札幌を統合する形(旭川~名寄は快速〔ピアシリ〕などに格下げ)で3往復増発され、札幌~旭川で合計10往復となった。1986年11月1日のダイヤ改正では、新たに苫小牧発着列車が設定されている。

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かつては根室本線の
エリートだった急行【狩勝】も
石勝線の開業で根室本線・山線経由の
ローカル急行となっていた
『国鉄急行列車・東日本編(廣田尚敬 著)』より

また、1990年9月1日には滝川より根室本線に入る急行【そらち】【狩勝】を滝川~旭川に運転区間を変更する形で統合・増発し、1998年4月11日には臨時特急【モーニングエクスプレス】も統合した。

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1992年に千歳空港新線の開業により
札幌~室蘭は新たに設定された
特急【すずらん】に分割された
※ ウィキペディア画像を拝借

1992年7月1日のダイヤ改正では、新千歳空港駅開業に伴い、室蘭~札幌をエル特急【すずらん】として分離し、【ライラック】自体は札幌~旭川の14往復に変更された。

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また札幌~新千歳空港は
札幌口より空港への乗客が
増える事に考慮して特急【ライラック】が
快速〔エアポート〕に格下げとなって
速達と札幌からの料金不要の両立を図った
※ ウィキペディア画像を拝借

また、このうちの10往復が、札幌より快速〔エアポート〕となって、旭川~新千歳空港の直通及び札幌~新千歳空港が特急料金不要で往来できるようになった。

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その後の改正で新千歳空港乗り入れ列車は
スーパーホワイトアロー】に変更され
ライラック】は札幌~旭川の運行に戻された
※ ウィキペディア画像を拝借

2002年3月16日のダイヤ改正では、新千歳空港駅へ乗り入れる列車が【スーパーホワイトアロー】に変更され、【ライラック】は従来通り札幌~旭川のみの運転となった。 2007年10月1日にスーパーホワイトアローと共にエル特急【スーパーカムイ】に統合され、ひとたび【ライラック】の列車名は消滅した。 この度の廃止時点では、札幌~旭川に1日11往復が運転されていた。 停車駅は、現行の特急【カムイ】・【ライラック】と同一であった。

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北海道新幹線の開業により廃止となった
青函連絡の特急【スーパー白鳥】で
使用されていた789系0番台が
札幌~旭川に転用されて
特急【ライラック】が復活した
※ ウィキペディア画像を拝借

だが、10年後の2017年3月4日に新青森~新函館北斗で北海道新幹線が開業すると、そのダイヤ改正で青函連絡特急【スーパー白鳥】が運行廃止となり、使用車両の789系0番台の特急車両が転用されて札幌~旭川の運用に就く事となった。

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グリーン車連結の789系0番台で
復活した特急【ライラック】
※『トレたび』より

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従来の特急【カムイ】は
789系1000番台に統一された
※ ウィキペディア画像を拝借

この特急列車再編により、グリーン車付きの789系0番台が【ライラック】、指定席『Uシート』設定の789系1000番台が【カムイ】となった。 この事で、再び特急【ライラック】が復活した。
なお、【ライラック】の運用にグリーン車連結の789系0番台が就いた事から、札幌~旭川の特急列車にグリーン車が復活した。

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『エル特急』時代の
絵入りヘッドマーク
※『ヘッドマーク辞典』より

《列車データ》
運行区間:札幌~旭川 136.8km
  ※ 登場時は室蘭~旭川(室蘭本線・千歳線・函館本線経由)で、273.0kmであった
    また、白石~札幌は重複運転となるが、区間の苗穂・白石は無停車の為に影響は無かった
  ※ 東室蘭~室蘭が特急から普通列車に格下げとなり、特急からの格下げ列車の最初となった
  ※ 新千歳空港駅の開業によって札幌~室蘭は特急【すずらん】に分離され、札幌~新千旭川
    は特急【ライラック】として、また札幌~新千歳空港は快速〔エアポート〕として運行
    され、旭川~新千歳空港の直通運転と札幌~新千歳空港の料金不要の両立が図られた

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落ち着いた図案に変更された
ライラックの絵入りヘッドマークと
ムリヤリ表示の感が拭えない
LED表示の絵入りヘッドマーク
※『ヘッドマーク辞典』より

運行期間:1980年10月  1日:室蘭本線・千歳線の室蘭~白石の電化が完成し、千歳空港駅(現在
              の南千歳駅)新設に伴うダイヤ改正により、従来の特急【いしかり】
              の運行区間を延長し、室蘭~札幌~旭川を直通運転するエル特急
              【ライラック】が新設される
              当初は室蘭~旭川直通が5往復、室蘭~札幌・札幌~旭川がそれぞれ
              2往復運転となる
     1984年  2月 1日:急行【かむい】と【なよろ】の札幌直通列車を特急【ライラック
              に格上げし、3往復増発で札幌~旭川で計10往復運転となる
              また、停車駅に美唄と砂川を追加する

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東室蘭~室蘭の盲腸線区間が
普通列車格下げとなり全国初の
『特急から普通への格下げ例』となった
※『全国の列車ガイド』より

       1985年  3月  1日:室蘭~東室蘭が各駅停車の普通列車に変更され、特急より普通に
              格下げとなる初のケースとなる

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札幌~旭川を走る全ての電車特急が
4両の短編成化された
※『全国の列車ガイド』より

       1986年  3月  3日:千歳空港(現在の南千歳)~札幌~旭川で【ホワイトアロー】が
              運転を開始する
              同時に、ライラックホワイトアローの一部列車が4両編成
              となる
         11月  1日ライラックホワイトアロー全ての列車が4両編成
              とな
       1988年  3月13日:千歳空港(現在の南千歳)発着系統を新たに設定
       1992年  7月  1日:新千歳空港駅開業に伴い、【ライラック】の運転系統が変更となる
              新千歳空港・札幌~旭川の運行が【ライラック】となり、室蘭~
              札幌は新設の特急【すずらん】に分離となる
              また、【ライラック】のうち10往復は、新千歳空港~札幌を快速
              〔エアポート〕に変更
       1998年  4月11日:785系によるライラックが定期運用を終了
              また、ライラックは12往復、【スーパーホワイトアロー】は
              15往復となって運転本数上で逆転となる

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指定席『uシート』が連結された
特急【ライラック】
※ ウィキペディア画像を拝借

       2001年  7月  1日:指定席として『uシート』が全列車に導入される
       2002年  3月16日:新千歳空港の発着系統がそれまで札幌~旭川の運行であった
              スーパーホワイトアローと入れ替えとなり、ライラック
              札幌~旭川のみの列車となる

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【ライラック】は【スーパーカムイ】に統合され
ひとまずトレインネームが消滅した
※ ウィキペディア画像を拝借

     2007年10月  1日:エル特急【ライラック】【スーパーホワイトアロー】が統合され、
              エル特急【スーパーカムイ】となり、ひとたび【ライラック】の
              名が消滅する

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北海道新幹線の開業で
余剰となった789系0番台が
特急【ライラック】となって復活した
※ ウィキペディア画像を拝借

       2017年  3月  4日:北海道新幹線開業によるダイヤ改正で、青森~函館を運行して
              いた【スーパー白鳥】が廃止となり、この使用車両の789系0番台
              が札幌~旭川に転用され、同車両使用の特急が【ライラック】と
              なって愛称が復活した
              また、『エル特急』の使用がなくなった

              この運用再編によって、789系1000番台で運用されていた従来の
              特急が指定席『Uシート』連結の【カムイ】となり、789系0番で
              運用される特急が【ライラック】となった
              また、789系0番となって初めてグリーン車が連結されて現在に至る

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グリーン車連結の【ライラック】は
旭川止めと区間短縮された
宗谷本線の特急【サロベツ】や

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石北本線の特急【大雪】大雪の
札幌連絡列車となっている
※ 上下いずれも
ウィキペディア画像を拝借

停車駅:札幌・岩見沢・美唄・砂川・滝川・深川・旭川
 ※ この停車駅は【ライラック】・【カムイ】ともに共通である
 ※ 室蘭まで運行時の札幌~室蘭の停車駅
   〔札幌〕・新札幌・千歳・南千歳(当時は千歳空港)・苫小牧・〔白老〕・登別・〔幌別〕・
   東室蘭・室蘭(1985年3月のダイヤ改正より、東室蘭~室蘭が普通列車格下げとなって各駅
   に停車するようになった)

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登場時のライラック】には
耐寒・耐雪装備を強化した
北海道向けの特急車両として
登場した781系が充てられた
※『全国の列車ガイド』より

使用車両:登場時は雪に弱い従来型の485系1500番台から、切り替え投入された系電車であった
     その後列車の高速化に対応した785系電車が登場したが、この車両は主に【スーパー
     ホワイトアロー】と【(スーパー)カムイ】に使用され、ライラック】は始発及び
     終列車の運用に留まり、ライラック】がひとたび消滅する2007年の改正まで781系
     電車が運用に就いていた

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北海道シンカンセンは大赤字を招き
在来線を食い潰すなど
北海道の鉄道にとっては負の存在だが
グレードアップして復活した
ライラックは唯一の得点だろうね
※『トレたび』より

     北海道新幹線の開業に伴い、青森~函館で特急【スーパー白鳥】の運用に就いていた
     789系0番台電車が札幌~旭川の運用に転出となり、同車両で運用する列車がグリーン車
     連結の特急ライラック】となり、約10年ぶりに愛称復活となった

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この車両の時は
『乗り鉄&撮り鉄』の最盛期で
周遊券が特急乗車可能な事も
あって何度も乗車したよ
※『列車データ館』より

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だがこの塗装とこの絵柄になった時は
ヤマ期に突入して乗った記憶はあまりない
(もしかしたら1回くらい乗車した事あるかも)
※ ウィキペディア画像を拝借

乗車経験:2007年まで運行された第一次のライラック】は何度も乗車経験あり
     2017年のダイヤ改正より復活した789系0番台のライラック】は、乗車予定の列車が
     大雪で間引き運休となり、代替え列車が【カムイ】となって乗車は果たせずにいる

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思えばこの形が国鉄型電車特急の
最終型だったよね
撮っておけばよかったよ
※『ヘッドマーク辞典』より

撮影経験:当時の781系電車は好みに合わなかった為、撮影する事はなかったよ


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前回(6回目)の続き
シナのウイルス兵器開発の失敗と
失敗したにも関わらず防疫処置を取らずに
ウイルス兵器開発を続けたのが
『武漢コロナ』の世界的蔓延の原因だ
と説いたのが前回である

でもその費用に目を向けると
日本の国を『国家ATM』に貶しめて
タカられ続けるなどチョンの背乗り天皇
ヒロヒトの日本の売国棄損行為が
原因の一端である事が明らかになる

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チョン・シナにタカられるままタカられ
金を出す度に国として謝り
要求をすべて飲んで国防の権利を放棄した
日本の国にチョン・シナは
つけ上がってしたい放題をしたのだ

そのシナにタカられた金のほとんどが
今回のようなウイルス兵器開発費と
なった事は想像に難くないのだ

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クドいかもしれないが
終戦時にキチンとチョンの背乗り
ヒロヒトを絞首刑に処していれば
タカられる要因は全て消えていたのである

シナに兵器開発費をタカられる事もなく
毅然とした態度を取れると共に
その裏付けである国防力を強化して
北チョンの核に対しても核装備で対処できたのだ

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国防力を強化するとタカられたり
最悪の侵略に遭う事もなく
そして日本を棄損する獅子身中の虫たる
チョンの日本人成りすましもいない
日の昇る勢いの国となるのだ

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だからこそである
今からでもノリヒト・アキヒトを始めとする
天皇一族をチョンと正体を暴いて
『日本の仇敵・チョン』として
追放する必要があるのだ
次回に続く





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