風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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2022〜23年末年始北海道の旅を終えて

楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうね。 年末の29日の仙台行きの夜行バスに乗ったのは昨日の事のようだよ。

この旅で使用予定だった『北海道東日本パス』のオプション券が、シーズン中は販売拒否されるなど、また鉄道離れとなる理由を突きつけられたよ。 でも、『北海道東日本パス』にオプション券2枚つけるのと、普通に乗車券特急券を買うのとを計算すると5000円位しか変わらんかったよ。 まぁ、オプション券の範囲外であるシンカンセンの仙台〜新青森だけで10000円別途だからね。 旅人の敵だよ! シンカンセンは・・。

そして、北海道シンカンセン。 年間200億でJR北海道の赤字の40%を占めるのはダテではなかったよ。 帰省ラッシュ真っ只中の12/30で、しかも最も乗車し良い時刻の【はやぶさ1号】でも、新青森〜新函館北斗の北海道シンカンセン区間では半数が空席。 帰省ラッシュでコレでは、通常時は乗車率20%以下で、北海道シンカンセンの輸送密度が烏山線より低い1430人/日は本当の事みたい。

だけど、南千歳まで乗った特急【北斗】は乗車率100%位で、室蘭本線区間内での乗り降りがかなりあったよ。 北海道シンカンセンの札幌延伸で、この利用客の大半を失う事になりかねないよ。
だって、函館からなら2回乗換えで時間の短絡はほぼないし、何より大きな荷物を抱えての乗換えはキツイよ。 ワテもシンカンセンと南千歳で味わったから解るけど、もう倒れそうなくらいシンドイよ。

特に南千歳からの特急【おおぞら】は、旅客機で渡道した客で溢れかえって乗車率200%以上の激混みで、帯広までの2時間半押しくら饅頭の立ちんぼで、南千歳から乗り込む客層は全て旅客機からの乗り継ぎだから、多くの者が1mを超える巨大トラベルケースを引きずってたしィ。 アレ、半分凶器だよ。
アレにぶつけられるとモノ凄く痛いよ。 シンカンセンとかいう前に、帯広方面のあの混雑の対策が先だよ。 編成も短いし、自由席も1両ないし2両だからねェ。

雪は道東方面はほとんど無しで、道もほぼ全てアスファルトが見えてたよ。 それと、エゾシカの出没が以前よりかなり増えてるみたい。 やっちゃってた車と足を轢かれて道路の中央で這っていたのがいたよ。 可愛そうだけどアイツはもう死ぬしかないだろうね。

今回の北海道旅の主目的は、ハクチョウさんのテイクオフだったけど、水に潜って餌を探してばかりで、日が落ちても飛び立つ気配ナシ。 だから、来年のリベンジ確定だわ。←今年の年末も行く気満々だな、このタワケ・・

けれど、タンチョウさんは『アタリ』だったよ。 本来はほとんど来ない根室の温根沼にツガイが姿を魅せたし、茅沼では9羽も飛来してテイクオフも撮れたよ。 でも、上手く撮れたかは別問題。
だって、ウデが写真界の底辺を這いずる『写真床』だしィ。 でも道東の4日間は全て晴天で、朝日・落日とも魅れたしィ。

次の旅の目的の留萌本線はヤバかったよ。 なぜなら、道央がドカ雪で札幌〜旭川の列車運行がマヒ状態だったからである。 そして、留萌本線の列車が運行しているかどうかの情報も判らないっていうか、札幌駅の駅員も特急【カムイ】の運休対応を捌くだけで手いっぱいで、ここで留萌本線の運行状況なんか聞いて駅員の仕事を邪魔すると、特急カムイの足止め客大勢を含めての全てを敵にまわしかねないしィ。

なので、留萌本線がウヤ(運休の事)だった場合のシュミレートをする。 1つは取り敢えず深川まで行って、深川からバスで秩父別か沼田に行って、予定通り現地で駅テント寝して、翌日は路線バスを使って駅めぐり。 2つ目は、取り敢えず深川まで行って、このドカ雪でキャンセルが出てるだろうから駅前ホテルに飛び込みで泊まって、翌朝の結果待ちって手だ。

3つ目は、深川へは行かずに札幌のマンガ喫茶で泊まって、翌日は日髙本線でもまわって1日を潰すかって事である。 なお、北海道シンカンセンの札幌延伸で廃止が決まった函館本線の山線区間は、札幌〜旭川の影響を受けて小樽行きも大半が運休で、その先は室蘭本線の岩見沢〜苫小牧と同じく終日運休のようだったしィ。 でも、雪に弱くなったね、今の鉄道は・・。

3つの方法を考えていると、2時間遅れで札幌に着いた折り返しが14時に運行されるって事なので、3つ目の札幌居残りは却下で、14時ので取り敢えず深川に行く事にする。 結局、特急カムイは12時発・13時発と2本運休で、2時間半遅れて何とか深川にたどり着けたよ。 でも、深川からの留萌本線はドカ雪も何のそのの通常運行で、同じJRでも札幌管内と旭川管内とでは雪への対応力の差がマジマジと出ていた気がするよ。

・・で、旅に出る前に立てた計画より1本遅い16時台の留萌本線列車に乗って留萌を往復して、予定通り石狩沼田で駅テント寝敢行。 でも、鉄筋コンクリートの建物は暖かいね。 テント内温度は、我が築80年のボロ家が記録した3.4℃より高い4.1℃だったよ。 それに床もキレイだし、和式トイレだったけど内トイレで寒く無いしィ。 

但し、ウデは『写真床』なので、現像して結果を見なけりゃ判らんけど。

それと、峠下は思ったより徒歩圏内での撮影場所は無かったよ。 道路側は全部電線が邪魔してたしィ。 後は、『駅降り鉄』のブログさんのテクニックの路線バスを使って、立ち寄り駅を一つ増やして留萌本線とはお別れしよう。

深川から札幌への帰りも、旭川〜札幌のダイヤは乱れに乱れていて、特急❴カムイ❵は3時間半遅れで、普通は旭川〜岩見沢の全列車が運休で、札幌まで特急料金ナシの処置だったよ。 踏んだり蹴ったりだね・・、JR北海道は。 きっと、シンカンセン建設で税金をムダ使いしてるからだよ。

それで今、大部分廃止後の日高本線の再訪と、下車駅を一つ稼ぐべく浜厚真からフェリー乗り場まで歩いていって、今敦賀への船が出港した所だよ。 海の沖合に出るとスマホの通信不能となるので、アップは翌日の夜に敦賀に着いた後だろうね。 久々の北海道の冬の旅は、なんだかんだで結構内容の濃いいい旅になったと思うよ。


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今回の事で思ったよ
乗り換えはキツ過ぎるよ
1週間の旅程のうちの半分以上がレンタカーで
レンタカーにさえ荷物を積み込めば
荷物を担ぐ必要はなかったけど

行きの新函館北斗と南千歳
留萌本線への往来への札幌~深川も
雪で列車運行がマヒしてキツかったよ

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でも新函館北斗では帰省ラッシュだというのに
シンカンセンから特急【北斗】への乗継客は
20~30人ほどしかいなかったよ
それでも乗り換えはシンド過ぎるよ

今回は特に使わないのに三脚や
代えの服・アイゼンなどを持ち込むなど
荷物の編成を誤って25㎏
(計ってないけどたぶん)となったからね

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大きな荷物を持っての乗り換えは
担ぎ上げて運ぶのもシンドイし
座席の確保は奇跡を待つしかない

また座れる座れないに関わらず
大きな荷物の置き場の確保は絶対に必要だし
その置き場所は車両の一番後ろの席の
隙間以外にないのである

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置き場所が確保できねばデッキで
荷物を支えたままで立ち確定となって
途中の駅に着く毎に荷物を持ち上げて
乗降客に通路を開けねばならないのだ

それはザックのワテはともかく
巨大トラベルケースの旅客機からの
客も同じで奴らのは幅も取るし
硬くてしかも角張ってるのでブツケられると
死ぬほど痛いのは言うまでもない

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このように帰省ラッシュの乗り換えは
阿鼻叫喚の地獄なのである
室蘭本線沿線の都市や帯広・釧路に行くのに
そんな事を2回も強いられ値段も上がる
シンカンセンの札幌延伸に未来はないな





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