2022-12-25 (Sun)✎
『日本百景』 冬 第539回 インクラの滝 〔北海道〕
来年の冬の駅ネタで使えそう
困難を乗り越えても
魅たかったモノ
インクラの滝 いんくらのたき
北海道白老町にある滝で、太平洋に注ぐ河口が苫小牧市との境界という別々川上流に掛かる。
別名は『別々の滝』とも呼ばれる落差44mの直瀑の滝で、1991年にグリーンルネッサンス選定の『日本の滝百選』に選定されている。
滝を擁する凝灰岩の大岩盤は
滝のオーケストラを創造する
滝の名称である『インクラ』とは、この地に切り出した木材を運ぶインクライン(貨物用ケーブルカー)設備があった事に由来する。 滝幅は約10mあり水量も多く名瀑の1つとされているが、凝灰岩質の脆い地質条件のため姿形がよく変わる。
今は断層の模様を示す
凝灰岩の大岩盤にかかる一条の滝を
間近に望む事は叶わない
かつては滝直下までの遊歩道があったが、落石の危険等のため立入禁止となっていた。 2009年12月に遊歩道及び見晴台が完成し、滝の全景が眺望できるようになったが、遠望の為に周囲の樹々が生い茂ると遮られて見れなくなる事もあるという。
インクラの滝・アプローチ図
アプローチ
海沿いを行き交う国道36号線より室蘭本線の社台駅の左の踏切を渡り、別々川林道を別々川に沿って8kmほど北上すると駐車場とあずま屋・トイレ等がある。
滝壁を成す凝灰岩は
水と陽の光の反射で
金色に輝いていた
行程表
この駐車場の背後に流れる別々川を、約1kmほど遡上すると滝前に至る事ができるが、近年の豪雨で歩道は崩落して荒れ果て、通行禁止の処置が取られている。 この通行止となった林道の代わりに、駐車場から徒歩15分ほどの高台に滝の展望台が設けられていて、現在はこの展望台からの遠望のみとなっている。
この滝を仰ぎ魅た感動を忘れない
目的地の《インクラの滝》は、苫小牧市街から26km程で、雪道で50分位の所要だろう。
市街地はザクザクの雪道だったが、郊外に出て車が疾走するようになると雪が消えてアスファルト道となっていた。
社台駅舎
:
苫小牧から社台まで
ほぼ一直線に続く
室蘭本線と国道36号線をゆく
※ ウィキペディア画像を拝借
国道36号線を18km程走ると、社台駅を通り過ぎた所にある踏切で室蘭本線を跨いで別々川林道を北上していく。 この道は広域農道といった位置づけで、道幅はしっかりと轍もついている。 付近はただ広い牧草地のようだが、今は白一色の銀世界。 その中の坂も急カーブもないなだらかな道を、延々と奥に分け入っていく。
社台駅は完全に閑散駅となっていた
:
※ ウィキペデイア画像を拝借
牧草地帯までは除雪も行き届いて、道もしっかりと轍がついているので床を雪で擦る事もなかった。
ちなみに、最初に訪れた時のレンタカーの車種はマツダのデミオで、1300㏄と力もあるので行き帰り共に余裕で進む事ができた。 このデミオは、コンパクトカーとしてはかなり出来のいい車で、雪道でもかなりの安定性がある。 でも、次に訪れた時のトヨタのパッソでは『オチャメ』ったよ。 それは、帰りの時に語るとしよう。
ぢ・つ・わ・・2回目のパッソの時は
途中引き返しで
滝には行ってなかったりして
牧草地帯を過ぎると道は吹き溜まりが現れる林道然となり、雪道を最大30km/hまでの常時20km/hで進んでいく。 8km程奥へ分け入り、周囲の情景が幾分に鬱蒼とし始めると、トイレらしき小屋が建つ雪の吹き溜まりが見えてくる。 どうやらここが駐車場のようだが、雪が吹き溜まっていて車は入れそうにないので、車を何度も前後させて林道の脇に駐車スペースを造って車を止める。
林道はこのすぐ先に入渓口を示す櫓があって、その先にゲートがある。 このゲートから先は林野関係の車が行き来しているようだ。 車を止めるスペースを造って出発の支度が整ったなら出発しよう。
もちろん、今回は行き詰ったならば、『途中で引き返し』となる事を想定しての行軍である。
まぁ、轍があるとはいえ雪道をここまで車で来れた事自体が奇跡的な事かもしれないのだし、残念な結果と相成っても納得はいくだろう。 そうなったら、かなり悔しいとは思うだろうけど・・。
こんな穏やかな沢を目にしたら
楽観視しますよねぇ
トイレの小屋がある吹き溜まりから、雪に埋もれかけた進入禁止の警告の看板のあるパイプ柵を跨いで沢へと降りていく。 沢の前には砂防ダムによる治水事業のあらましを記した案内板があり、それを越えると沢が現れる。 通行禁止にする位だからどんな沢かと思いきや、掲載写真の如く何とも穏やかな沢で拍子抜けであった。
砂防ダムを越えると
状況は一変する
沢に沿って深くもない雪道を300m位進んでいくと、砂防ダムを乗り越えてブッシュ地帯に突入する。 所々にピンクの道標リボンが括りつけてあり、割と道は明瞭だ。 だが、これに頼りすぎると『リボンを探して右往左往』って事になりかねないので、ある程度のルートファインによる予測が必要だ。
まぁ、言っちゃあ何だが、筆者はリボンを見落として右往左往した挙句にとんでもない所で行き詰まってしまった前歴が多々あるので、この『右往左往』の怖さは心底承知済みですわ(威張れる事ではないが・・)。
御来光ノ滝でのオチャメ図
だが、沢筋で変な所で詰まってしまうと冗談では済まなくなる。 小滝そばの崖の登下降を強いられたり、沢徒渉やヘタすればカンヅメ(帰れなくなる事)も有り得るのだから(札内川・八ノ沢や御来光ノ滝めぐりで、このような目に遭った経験者〔愚か者〕は語る)。
ブッシュの中をリボンのある位置の見当をつけながら進んでいくのだが、ここで遅ればせながらある事に気がついた。 そういえば、雪に踏跡が一切ないな・・と。 これほどの有名な滝でも、冬は訪れる人が皆無のようである。 林道の轍があれ程にしっかりと付けられていたので、週に何人かは遡行していると思ったのだが・・。
ドデカい岩が転がる中を
上下しながらゆく
なかなか前に進めない
ブッシュの合い間から覗き見る沢は行きがけに見たあの穏やかな沢ではなく、大岩がゴロゴロと転がり、瀬滝が岩を食む源流沢となっていた。 「ここまで豹変するのか!」とも思ったが、文句を言った所で状況が好転する訳でもないので止めるとしよう。
沢で転んで掌を
ピッケルで割るケガをした時に
小さな子がモノをせがむ時の
親が見てる時だけ
泣き喚く心理が解ったよ
そういえば、沢で転んでピッケルで掌を割った時(今でも傷跡は残ってる)は痛さで喚き散らそうと思ったが、ふと考えると「喚いた所で誰も聞いてはくれないな」と思い、喚くのを自重したタワケた経験が筆者にはあるしィ。 まぁ、このケースと状況が似ているかな!?(どこが?)
岩がゴロゴロと転がり遡行困難となった沢を避けるべく、川岸の土手上をゆく。 ブッシュを掻き分けながら、雪道をズボズボと歩いていくと遂にきた。 出来れば避けたいと思う状況が・・。 それは、沢の徒渉である。
できれば遭遇したくなかったよ
:
冬の沢の徒渉はワテの“金字塔”的
身体能力の事もあって命賭け
夏ならばいい。 むしろ爽快だろう。 だが今は冬。 ハマってズブ濡れになれば、その時点で『ジ・エンド』だ。 なぜなら、水は体温を著しく奪うからである。 この状況で体温を奪われると、とどのつまり『サヨウナラ』ともなり得る訳だから。
そして、ワテは自慢ではないが、高校時の最も身体が動く時でも『垂直飛び』の記録が30cm、『走り幅跳び』に関しては「生涯1度たりとも3mのカベを超えた事がない」という金字塔の持ち主である。
それゆえに、思いっきり緊張した。
沢の石の飛び伝いは、着地にしくじればドボンとはまる。 また、沢の畔なので助走をつける事も叶わない。 それに加えて飛ぶ事に関しての己の身体能力は金字塔モノだし、また沢で流された経験も数多くあるし・・と、嫌な思い出が頭の中を駆けめぐる。
渡渉地点は対岸が凝灰岩が
形成する函状となっていて渡渉する以外は
沢の中央突破以外に進路がなかったよ
一度は『引き返し』も検討した位である。 往生際悪く徒渉せずとも済むルートを探したものの、徒渉した沢の対岸にピンクリボンが咲いている現実を目の当たりにすると、「渡る以外はないのだな」と思い知らされる。 ・・で、結局、勝負。 でも、コレって結構命がけかも。 沢を念入りに見て渡れそうな所をチェックしていくと、「少し下流地点で中州となった所へ渡り、中洲を伝って上にいくと何とかなりそうだ」と思い、そこでチャレンジする。
「沢にハマってズブ濡れになる位なら、岩にブチ当る方がマシ」との思いで、「とにかく、あの中州の岩に抱きつこう」との意思を持って飛ぶ。 何とか沢にハマる事もなく、岩にブチ当る事もなく渡る事に成功。 中州からは足が届く歩幅で水面より岩が出ていたので、難なく伝い渡る。
北海道の沢では
結構オチャメってるしィ
この難関を越えると、再び土手に上がってブッシュと倒木帯の間を縫うようになる。 今度はブッシュ以上に、流木か倒木かは定かでないが、横たわった巨木に進路を阻まれる。 横たわった巨木を潜ったり、根の所まで迂回して乗り越えたりしながら進んでいくと、また“嫌なの”が再来した。 沢の渡り返しである。 だが、最初の沢よりも岩の配置が良く、1度克服した強みも手伝って、これは難なく渡り終える。
沢を渡り返して少しばかり遡行すると、茂ったブッシュの間から4~5mはあろうという大岩塊と、その先にアーチダムのような岩盤に覆われた端正な滝を魅る事ができた。 だが、あの端正な滝へ行くには、この4~5mはあろうか・・という大岩を乗り越えねばなるまい。
雪の乗った大岩を、滑り落ちぬように抱えながらよじ登っていく。 だが、山の修練の賜物(そんなのあったのか?)からか、見かけよりはあっさりと大岩を上りつめる。 だが、調子に乗って上らなくていい大岩に登ってしまって下りるのに苦労したオマケが付くのは、いつもの如くのこの筆者(タワケ)の習性だったのであった。
大岩を越えると樹々の間から
大岩盤の真ん中に
掛かる一条の滝が現れる
この大岩をキャンセルし、岩の間のルンゼ状の段を伝っていくと、岩盤のオーケストラに囲まれたが如くのその中央から端正な滝が流れ落ちているのが見えてくる。 憧れやまぬ《インクラの滝》だ。
ルンゼ状に刻まれた涸れ沢の途切れる先の高台の上に立ち、この滝を思う存分カメラに収める。
憧れやまぬ滝のオーケストラが
眼前に広がっていた
凝灰岩の内部に浸み込んだ
水分が凍って
美しい氷柱を魅せていた
滝下に目を配ると
滝のそばには滝を護衛するが如く
直立した大岩があった
だが、これ以上先には行きたいとは思わなかった。 なぜなら、滝前に刺さる大岩が「これ以上先は進んではいけない」と訴えかけているように思えたからである。 まぁ、「これ以上しんどい思いをしたくはない」と思った事も動機の一つではあるが(半分以上がこの動機かも)。
滝を極めるなら
滝つぼまでまで行くのが常套だろう
でも、大自然の意思に逆らって、ここまでやってきたのである。 「端正あまりある美麗滝を魅る」という事を成し遂げた今、「これ以上、大自然の意思に背くような事はしたくないな・・」と思ったのである。
けれどタダでさえ冬という
大自然の意思に逆らって来たのだから
これ以上踏み込むのは
この滝への礼に失すると思った
そして、雪道との格闘で濡れた手袋やダウンジャケットが、「もう、これで十分に満足しただろう」と訴えかけているようにも思えた。 だから、滝直下には行かずにおこうと思う。
鶴翼の如く広がる
『滝と岩盤のオーケストラ』
を大いに楽しむ事にした
滝を護る大岩を
望遠で望むと滝に向かって
拝礼する神官のように見えた
濡れたダウンジャケットや手袋を枝に吊るして天日干し(天気は青空が広がる程に良くなっていた)にし、雪との格闘でかいた汗を蒸発させつつ、鶴翼の如く広がる『岩盤オーケストラ』と滝を望遠と広角を交えて撮りまくる。 もう、フイルム3本目に入る“バカ撮り”だ。
もう夢中となり何も考えず
この滝を撮りまくったよ
いろんなアングルを
思いつくままに
立ち枯れた樹々も
この神秘の滝を護る
護衛のように思えた
でも、この高台に立った時のワテの心は満たされていた。 これほど充実した時を過したのは、山の素晴らしい景色に魅せられた時以来だ。 充実した幸せに帰る事を忘れてしまいそうになりかけたが、そこは我に帰って「この場所での滞在は1時間ちょっと」と時間を決める。 それでは、その充実した時をごろうじろ。
オーケストラを奏でる
凝灰岩の造形にも魅せられる
陽の光と水で岩壁が金色に輝いて
滝の白布が変性して層を成した
凝灰岩に幾何学模様を描いていた
滝の白布と火成岩の凝灰岩という
大自然が永い時をかけて
創造した不可思議で魅惑的な紋様
陽の光やその影と凝灰岩の模様が
金や銀・・そしてブロンズの色を奏でる
『滝のオーケストラ』に
夢中となっていると
さて、楽しい時はあっという間に過ぎ去り、先程定めた時間が経過した。 名残惜しいが戻る事にしよう。 帰りは、雪面に付いた足跡が『道しるべ』となるので心強い。 まぁ、間違ったり、彷徨ったりした所も『道しるべ』となるのだが・・。 間違った踏跡は、『自身の逃れようのない軌跡』として苦笑いする事にしようか。
楽しい時はあっという間に過ぎ去り
立ち去る時がやってきた
素晴らしき滝よ
また来るぞ・・いつの日か
と心に秘めて立ち去る事にしよう
また、例の徒渉地点も、帰りは行きの時よりも安易な徒渉点が見つかり(余裕があると違うものですねぇ)、難なく渡る事ができた。 ブッシュの掻き分けも、足跡を辿っていけば自身が通れる『最適ルート』を手繰る事ができるので心強い。 そうこうしている内に、あっという間に砂防ダムの所まで戻り着く。
行きで撮れなかった『ルートの説明写真』を撮りつつ戻っても、往路よりも所要時間はかからなかったよ。 結局、往路は1:15、復路は写真を撮りながらでも往路より短い1:05のタイムであった。
どうも最初は上手くいって
2度目はダメというタワケのジンクスは
滝見でも健在なようで
これよりは、雪に埋もれた林道を車で戻るのみだが、最初の時は性能のいいマツダのデミオで何事もなかったが、2回目は性能が軽なみのトヨタパッソである。 要するに、車の性能スペックが段違いなのである。 その車の性能スペックの違いというツケは、これよりの神経戦と労働奉仕、そして無意味な2時間という代償となったのである。
トヨタのパッソでバックで
轍をなぞりながら戻った時の写真なんて
撮ってないので滝下のアップで代用
残り5kmの内、2.5km程突っ込んだ所で、車輪が空回りして進めなくなってしまったのだ。
要するに、誰も来ない林道で行き詰ってしまったのである。 でも、このアホには、類稀なる悪運が憑いていたのである。 それは、かつてもこのような経験をした事によって脱出策を多少心得ていた事と、何故かハッチバックにシャベルが格納されていた事である。
冬の滝見はコレが重宝します
レンタカーを借りる際は
積んであるか確認しようね
※『Amazon』の商品写真より
後は、シャベルでタイヤの周りの雪を掘り返して、轍をつけるために前後に進めて轍を固めて脱出し、後は轍に乗せながらバックで2.5kmを恐る恐る下がっていくという神経戦を敢行するのである。
「なぜバックなのか」というと、転回しようものなら吹き溜まりに突っ込んでしまって脱出不能となるからだ。
バックで2.5km・・
今思えば『スーパーオチャメ』と同様に
ワテならではのオリジナルな旅体験で
:
それはこの滝見の
レジェンドに通じるね・・たぶん
バックでユルユルと後退するものの、何度か詰まって轍というレールから脱輪してしまう。
脱輪したなら、「再びシャベルで除雪作業」となる。 これを3~4回繰り返して、1時間半をかけて2.5kmをバックで抜け出す事に成功!
『オチャメ』とはいえ
一つの事をやり遂げた事は
インクラの滝の滝見と共に
指折りの熱い思い出となった
この時は、あの時のように熱かった。 ちなみに、あの時に興味のある方はリンクをクリック!
筆者が数多く体験した『オチャメワールト』にトリップできます。 このような事を数多く繰り返す、筆者のアホっぷりを目の当たりにしたなら解るだろう。 これをやりきった筆者の胃は『聖なる胃』と称され、精神力はゴキブリなみという事が・・である。
沢への道が通行止となった今
インクラの滝は
遠望の滝となっちまったのね
だが、今回の『オチャメ』で2つの事が解った。 「コンパクトカーに乗るなら、マツダかニッサン」という事と、「吹き溜まりで行き詰ったなら車をデポって、セオリー通りに歩いていくべきだよな」という事である。 まぁ、かなりヘタったとは言え、まだテントを担いで山に登れるので、轍のついた雪道の林道の5kmやそこらは許容範囲内であろう・・というかそうであって欲しい(願望である)。
体力的に大きくヘタって
もうこんな事をするのは限りなく
難しくなったから尚更思うよ
何とか『お間抜けに熱い脱出劇』をやり遂げたものの、その結果は濡れた手袋と靴下と、それに蒸れて痒くなった足の指が残っただけであった。 それで、前回と同じコインランドリーに入って、洗濯タイムとなったよ。
滝のオーケストラが
沢に響き渡っていていた
あの情景を今一度
でも、温泉に入ってホッとした時に、今回のワテだけが味わった冬の滝の情景をしみじみとかみしめる事ができたよ。
♪もういくつ寝ると冬休みィ
冬休みには久々北海道
3年ぶりの北海道
根室の春国岱と温根沼で
ハクチョウやエゾシカなどの野生動物
氷点下の大自然での御来光
茅沼でタンチョウと
釧網本線の列車のコラボ
コッタロ湿原での
タンチョウや渡り鳥
そして来年の3月末で廃止確定の
留萌本線の峠下で
今度こそ留萌本線の『撮り鉄』
をモノにする
留萌本線は過去3回連続でシクジって
うち一回はウヤ(運休)を知らずに
吹雪の中1時間近く待って
クタバリかけたオチャメ付きだしィ
1週間という限りある休みなので
できるだけ早くかつ安く移動する為
乗りたくないけど
シンカンセンも厭わない
鉄道に乗るのは仙台から
レンタカーを借りる帯広までと
帯広から留萌本線の移動と
留萌本線からフェリーの苫小牧東港まで
シンカンセンは仙台~新青森のみ自腹で
新青森~帯広と帯広~深川までを
オプション券で特急に乗れば
後は普通列車だけで行ける
秩父別や北秩父別も降りれるなぁ
もちろん宿は車寝と
最後は駅テント寝で宿泊費ゼロ
その為にガスランタンで暖を取ろうか
でもガスランタンのお代で
ビジホに泊まれるよなぁ
けれど始発列車が撮れないのは
ローカル線『撮り鉄』には
痛手だから止むを得ず
この旅が終わった直後には
必ず呟いてるだろうなぁ
「早くゴールデンウィークにならんかなぁ」と
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