風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第529回  初秋の白川郷

『日本百景』 秋   第529回   初秋の白川郷  〔岐阜県〕

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ユネスコの世界文化遺産に登録された
白川郷の合掌造り家屋

  白川郷 しらかわごう (ユネスコ世界文化遺産)
岐阜県内の庄川流域の呼称で、大野郡白川村と高山市荘川町(旧荘川村)及び、高山市清見町(旧清見村)の一部に相当し、白川村を『下白川郷』他を『上白川郷』と呼ばれているが、現在では白川村のみを指す事が多い。

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荻町城址の高台から
白川郷合掌集落を俯瞰する

白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られる。 独特の景観をなす集落が評価され、1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には五箇山(相倉地区・菅沼地区)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、日本では6件目の世界遺産となった。

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雪を被った合掌造りの
ライトアップもいいけど
コスモスに囲まれる初秋もいいよ

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秋は1年で最も
彩り豊かな季節だから

白川郷の荻町地区は、今も実生活の場として使われている所に価値があり、それが他地域の合掌民家集落と違う点である。『世界遺産白川郷合掌造り保存財団』などがその保存にあたっている。 毎年1月と2月頃の週末には夜間ライトアップが行われる。なお、2019年からライトアップ見学は完全予約制となった。



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白川郷・詳細図

   行程表              駐車場・トイレ・山小屋情報
JR美濃太田駅より鉄道(1:55)→美濃白鳥駅よりバス(1:50)→白川郷・荻町バス停 
白川郷〔合掌の里・荻町集落・荻町城址など〕めぐり
※ 荻町バス停を16時までに出発すれば、中京圏からの日帰り可能

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コスモス咲き乱れる秋と
ギラギラとした夏の光が交錯する
初秋の昼間時

JR美濃太田駅から鉄道とバスを乗り継いで約4時間で、合掌造の民宿や民芸屋が道の両脇に建ち並ぶ《荻町》のバス停に着く。 だが、今の御時勢公共交通機関を利用して訪れる者はまずいないだろう。

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中央に建ち目立つ合掌造りが
かつての庄屋であり現在は食堂や民宿など
白川郷観光の中心となっている

ちなみにマイカー利用だと、東海北陸自動車道が富山県の小矢部・砺波JCTまで開通していて白川郷ICもあるので、高速一本で訪れる事ができるが、行楽シーズンだと駐車場の確保に骨を折るかもしれない。

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重要文化財となった和田家合掌造り
今も人が住む民家である

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表の庭先には
赤いコスモスが咲いていた

それでは、《荻町》の集落を大周りしてみよう。 集落の外側をめぐると、民宿や茶屋を兼ねている合掌造民家とは違った素朴な普通の民家の合掌造が望めるだろう。

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納屋や薪置き場など
人の暮らしの匂いが漂っていた

撮影スポットとしては、重要文化財の『和田家』や境内の釣鐘さえも合掌造の《明善寺》などが挙げられる。 やはり、生活の匂いの漂った集落の方が“絵”になる。 《荻町》自体がそんなに大きな集落ではないので、小1時間もあれば一周する事ができるだろう。 

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合掌造りのお寺さん『明善寺』

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大きく見栄えのいい合掌造りは
民宿となって宿泊ができる

《荻町集落》をひと通り散策したなら、次に思う事は「上から全体を俯瞰したい」であろう。

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荻町集落と中央を通る国道156号線
あまり右側にアングルを撮ると
無粋な高速道路のICが入るのでご注意を

この思いを叶えるべく、《荻町集落》を俯瞰できる展望地を御紹介しよう。 それは、《荻町集落》の北の外れに位置する《荻町城址》の高台である。

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荻町城址からは合掌造り集落が
隅々まで俯瞰できる

ここからは《荻町集落》の隅々が俯瞰でき、しかもその上には頂上に白銀をまとう名峰・白山がそびえ立っている。 このスポットは、よくカメラ雑誌などでも使われている所である。 

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朝の靄に煙る白山と
夜明け直後の白川郷

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朝の光で黄金色に輝いた
ネコジャラシ

また、付近にある《荻町城址》は、“いわく付”の歴史があり興味深い。 その“いわく付”の歴史とは、この城が滅んだ理由の事である。 攻め落とされての落城や、『一国一城令』による廃城取り壊しなどが普通の理由なのだが、この城の最後は、何と「地すべりによって潰された」という事である。

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国道を挟んだ左が合掌造り集落で
右側が普通の民家家屋のようだ

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トンボが稲穂でひと休み

戦で敗れたのではなく、寝ている間に地すべりによって潰されたのだから、城主にしてみれば憤懣やる方ないであろう。 だが、“外野”であるワテには、実に滑稽な事に感じてしまう。 

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一番大きな合掌造りが
名主の和田家であるように
合掌造りが建つ屋号は
地の有力者なのだろう

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合掌造りの民家の前には
田畑が広がっている

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農具小屋も合掌造り

さて、昼食を《荻町》バス停前のメインストリートに並ぶ合掌造の茶屋で取ろう。 この《白川郷》の食べ物自慢は、『飛騨そば』である。 白山から生まれた清らかな水が、腰のあるそばの秘訣なのだろう。

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和田家前の花畑には
様々なコスモスが咲いていた

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コスモスが咲き乱れる中で
カメラ片手にブラリと楽しいひと時

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コオニユリも咲いていた

最後は、民芸品などを展示している合掌造が建ち並ぶ《合掌の里》を訪ねてみよう。 中は、昔の庵を再現した棟や工芸品の製作を実演するイベント棟、そしてこの《白川郷》に惚れ込んで移住し、絵や写真の創作活動をする芸術家の作品展示棟など見どころは多種に渡る。 また、園内は芝生が植えられ、御座を敷いて日向ぼっこでもしながらひと休みできるのもいい。

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ミツバチが冬を控えて
懸命に蜜を集めていた

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名峰・白山の麓で
ハクサンの冠を被った高山植物の
ハクサンフウロも咲いていた

その他、コスモスや菖蒲の花園など、カメラ片手に十分楽しめる所である。 バス停からも近いので、時間一杯まで楽しもう。 日帰りでも帰れる所だが、1日ここで滞在するのも「また楽し」である。

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昔の暮らしを表現できたこの1枚が
今回の合掌造りの一番星かな!?

合掌造の民宿に泊って、翌日に《御母衣ダム》や《五箇山》などに足を延ばし、より実りのある“旅”にするのもいいだろう。


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しきりに日本の円安に
危機感を煽っている奴が多いが
本当にヤバいのは通算で
金利を2.25%も上げたアメリカだよ

トランプさんと違ってバイデンは
リベラルで経済には全く理解がなく
そして米・民主党を操る黒幕は
GoogleやマイクロソフトなどのIT系国家企業で
そのつながりはロックフェラー財団である

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米・民主党の真の姿は財閥政党なのである
財閥にとって労働者は駒に過ぎず
平気で金利を上げて財閥以外の
米企業の経済活動の妨害をする

云わば財閥にとって自らの地位を脅かす
労働者や自動車産業などの他の企業活動
そしてアメリカ的な愛国的な国家主義は
みんな敵の位置にあるのだ

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だから米・民主党は民間の事を考えず
物価対策と称して米国の経済を阻害する
政策を次々に打ち出してくる

そして経済破綻ってのは
ある時突然やってくるのだ
例えばA社が高くなった金利を
払えず破綻したとしよう

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するとA社から決済を受けていた取引先の
会社全てでA社の決済が不渡りとなるのだ
もし取引先の会社BがA社の決済を自身の
取引先の決済のアテにしていたとしたら
B社も不渡りを出す事になる

この連鎖はあっという間に広がる
いうなればドミノ倒産だ
1社コケたら連鎖式に倒産しそして企業が
倒産するって事は失業者が爆発的に増大し
更に弁済不能者が増えるのである

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そして民間も住宅金利が2.25%上がるって事は
例えば2500万・35年・金利1%で支払いが
約7万だったものが2.25%の利上げで
支払いが9.6万と問答無用で2.6万上がる
もちろん他の借金も同じように上がるのだ

これはもう住宅ローンを抱える
何割かの民間人が破綻する額だ
そして借金は待ってくれないので
すぐにコゲついて債務不能となる

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それに加えて会社の倒産で
債務履行不能者が増えたら
再びアメリカはリーマンショクの状態となる

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もうアメリカ株式はヤバいよ
リーマンショクの再来となると
株式なんて紙屑同然となるよ
財産を失いたくないなら
アメリカ株からフェイドアウトする事だね





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