風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『路線の思い出』   第496回  信越本線・青海川駅

『路線の思い出』  第496回  信越本線・青海川駅 〔新潟県〕

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海に最も近い駅で
あまり海の思い出がなかったりする

《路線データ》
       営業区間と営業キロ           輸送密度 / 営業係数(’15)    
       高崎~横川   29.7km          7895 /  161      
       篠ノ井~長野   9.3km   
       直江津~新潟  136.3km      
         計     175.3 km

運行本数(’22
      普通 上下とも12本(普通列車は全て直江津~長岡運行)
      当駅停車は普通列車のみで快速・快速〔信越〕・特急【しらゆき】は通過

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駅に掲示された
『日本一海に近い駅』の誘い
※ ウィキペディア画像を拝借

青海川駅(おうみがわえき)は、新潟県柏崎市大字青海川にあるR東日本・信越本線の駅である。
JR東日本の駅では鶴見線の海芝浦・仙石線の陸前大塚などと共に、『日本一海に近い所にある駅』といわれている。 プラットホームから望む日本海に夕陽が沈む光景は、日本一美しいと謳われる。

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素晴らしい夕景が見られる駅
コレだけでも立ち寄る価値がある駅だね
※『読売旅行』より

相対式ホーム2面2線をもつ駅で、両ホームは跨線橋で連絡している。 長岡駅管理の無人駅で、海岸段丘下に沿って設置されている為にホーム幅が狭い。 下り線(長岡方面)の2番線側が日本海に面している。

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こんなに大規模に崩れていたのね
※ ウィキペディア画像を拝借

2007年7月16日10時13分に発生した新潟県中越沖地震で、当駅に隣接した崖および法面の大規模崩落が起こり、プラットホームの一部と線路・架線が土砂によって埋まる(または切断される)という被害を受けた。

この被災により、海側プラットホームの基礎が10数センチメートルずれて外側に歪んでしまい、以降不通となった。 その復旧工事においては、駅舎(待合室)を撤去した上でセメントサイロを建てるなどかなり大きな規模となったが、復旧工事の完了に伴って当駅を含む最後まで不通となっていた柏崎~柿崎の運行が9月13日より再開された。 この復旧により、中越沖地震による信越本線の不通区間はすべて解消された。

新潟県では当駅付近の崖崩れが起きた箇所について、鉄筋コンクリートで固めたり線路脇に鉄柵を設置したりして、線路への土砂侵入を防止するなど新潟県中越沖地震を受けた災害防止の為の工事を本格的に進めた結果、2008年3月に全ての地震関連工事が終了した。 その地震関連工事が全て終了して程なくの2008年3月25日に、新駅舎が落成して供用を開始した。

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エバンゲリオンの
イカ使徒のような駅舎ですね
※ ウィキペディア画像を拝借

TBSテレビドラマ『高校教師』や『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』のロケーションにも使用されたのを始め、堀北真希出演のドキュメンタリー『その先の日本を見に。~少女と鉄道・一筆書きの夏~』(フジテレビ NONFIX 2004年7月9日放送)など、様々なジャンルの映像作品に登場している。

また、当駅の開設間もない1900年に制作された『鉄道唱歌』第4集北陸編でも、「みわたす空の青海川 おりては汐もあみつべし」と歌われている。 なお、当駅には、臨時快速列車〔越乃Shu*Kur〕など〔Shu*Kur〕シリーズの観光列車が停車する為、オリジナルデザインの駅名標が設置されている。



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地震の事を知らなければ
ただ古くなった駅舎が建て替えられて
新しくなったとしか映らないだろうね

やっぱり身体を切ったら、歳を食うのを度外視しても身体の力がなくなるね。 先日の連休に扇沢から鹿島槍~五竜の縦走を目論んだのだが、稜線の入口に建つ種池山荘まで以前は4時間かからずに行けたのが、大バテにバテて6時間近くかかり、空模様も雨がポツポツで予定の冷池山荘まで行くと雨の中の行程となるので、断念して種池で幕営したよ。

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本来はこの稜線を歩く
つもりだったんだけど

その夜は激しい雨となり、翌朝も幾分収まったものの雨模様で、「コリは縦走どころか鹿島槍往復もムリですね」と下山する。 だが、下りでバテにバテて、下山口から扇沢駅までの最後の舗装道は50m歩くのも倒れかけなくらいにバテたよ。

残念で摘出した甲状腺ホルモンを薬で補っているのだが、その薬の補助を含めた運動許容範囲を越えて禁断症状が出たんだろうね・・たぶん。 この前と同じく朝7時前に出て、この前は下山に3時間で扇沢9:55発のバスに乗れたけど、今回は5時間以上かかって扇沢に着いたのが12時半過ぎで、バスは13時半となったよ。

もう、最後の舗装道では「道路の真ん中で倒れてやろうか」と思ったくらいにダメージがあって、空模様も山の上の雨から夏のカンカン照りになっていて、タオルを頭にかけたゾンビの様相だったよ。

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空身ならこんな急傾斜の
下りも行けたけど

標高差もあるし一概に言えないけど、先月の九重のミヤマキリシマではテント一式の同じ重さを担いで4時間では禁断症状は現れなかったので、どうやら荷物(重さ約20㎏)を担いで歩き回る限界は4時間って事なのだろうね。 でも、荷を担がずなら、4時間のしばりはないみたい。 九重の時の2日目行程は、荷を担いで歩いたのが都合3時間で、カメラだけの空身で5時間だけど、ちょっとバテただけだったしィ。

13時半のバスに乗り、あまりにも汗をかいたので途中の大町温泉郷で降りて風呂に入る事にしたよ。
来ている服も雨と汗でずぶ濡れだったしィ。 そして、おもむろに体重計に乗ってみる。
メタボが解消して、標準体重に接近していたよ。 1日で5㎏以上痩せてしまったよ。 もう、完全な禁断症状ですな。

「コリはさすがにヤバい」と思って、今日はビジホに泊まってゆっくり帰る事にしたよ。
1日早く下りた事だし、日程的な余裕ができたので・・。 でも、ただ帰るのはもったいないので、「この辺りでやり残した事はないか・・」とフと考える。 でも、禁断症状が出で倒れかけた昨日の今日である。 もちろん、激しい運動を伴うモノは御法度だし、車もないので駅からも離れられない。

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身体がマトモだったら
こういうのを狙って
『撮り鉄』をしたかも・・ね
※『読売旅行』より

また、『撮り鉄』も身体に負担がかからないか?って問うと『NO』だし、大糸線のキハ130は三江線でお腹一杯だし、この状況なら駅撮り以外はムリそうだしィ・・で却下する。 「ならば・・駅めぐりかな」って事で、少し離れているが『オチャメ』をかました『アノ駅』を訪れる事にしようと思う。

という訳で、信濃大町から大糸線で糸魚川に出て、越後ときめき鉄道の単行気動車で直江津に出て、直江津駅前のビジホに飛び込みで泊まる。 以前のように「宿代惜しんで駅寝」という根性と体力はなくなったが、値引きナシのホテル飛び込み泊でも難なく出せる金はあったりする。 でも、一抹の寂しさがあるね。 金で解決するってのは・・。

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前に車が止まっていて
それを避けたらこんな
窮屈なアングルになっちまったよ

翌朝、朝食無料のビジホ朝飯を食って、直江津駅より『オチャメ』をかました『アノ駅』へ・・。
『アノ駅』に立ち寄ると、この駅の出来事にある『新潟県中越沖地震』に絡むあの時の『オチャメ』が蘇るよ。

その『オチャメ』であるが、この時は鉄道から離れて滝めぐりに夢中になっていた時で、この年の夏の旅は滝めぐりをする秋田までの旅費を如何にして"安く"するか・・だけで、最も安い『セ・セ・セ・セ青春18きっぷ』(中年ともなると切符購入の時にドモる恥ずかしい名前の切符だ)を使っていったのである。

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百名滝で三大難関滝の茶釜ノ滝

秋田の名瀑・安ノ滝茶釜ノ滝、そして秋田の名峰・森吉山などをめぐって、帰り道は羽越本線を『セ・セ・セ・セ青春18きっぷ』で下ってきたのである。 予定では新潟から【ムーンライトえちご】に乗るつもりだったが、案の定乗車当日では指定券が取れずに、大阪へと帰る道すがらの駅で駅寝する事と相成ったのである。

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百名滝で最も人気のある安ノ滝

この時はまだヘタレ始めで体力があって(駅寝を)ヤル気満々だったし、滝見も『山モード』だから、テントも食糧もあったしィ。 でも、駅寝を目指す方向が間違っていたよ。 それは、『新潟県中越沖地震』で不通区間だった信越本線の直江津方向に駅寝駅を求めてしまったのである。

確かに直江津方向は最終目的地の帰着地・大阪へは近いのであるが、信越本線が不通でかなり厄介な上に遠いハメとなったのである。 でも、鉄道から気持ちが離れると、「路線が不通となっている」という事も気づかないようになるんだね。 「えっ、それはオメエがタワケだがら?」 ごもっとも。

その直江津方向へは長岡で一度乗り換えねばならなかったのであるが、長岡までの列車の案内放送では、柏崎~犀潟の不通は告知していなかったのである。 それで、長岡より乗り換える《直江津行き》の列車が柏崎止まりで、車内放送で「新潟県中越沖地震で不通の為、柏崎から先は代行バスになります」と繰り返し放送されていたのであった。 要する、これを聞いて初めて、この区間がまだ復旧していない事に気が着いたのである。

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急行【きたぐに】はもうないしィ
急行【きたぐに】の廃止で
新潟から先が滝となって落ちてるよ

まぁ、この年の7月に、この駅で急行【きたぐに】が運休だった事で帰れなくなった事で十分解っているハズなのに、このタワケは「もうとっくに復旧している」と思っていたのである。 でも、このタワケの習態として、「都合の悪い事はすぐさまに忘れる or 聞かなかった事にする」という鋭い『忘却力』を身に着けているのである。

「ここまで来たらしゃあないしィ」と言う事で、本来は《直江津行き》の《柏崎から先はバス代行》の列車に乗って柏崎へ。 「柏崎からの代行バスは『セ・セ・セ・セ青春18きっぷ』で乗れるのか?」と一瞬暗雲が漂ったが、バスの運ちゃんの「不通区間の代行だから乗れますよ」の”天国の声”に救われてバスに乗る。

バスに乗れる事が判ってポッとしたこのタワケは、その次の瞬間に”良からぬ事”を頭に思い浮かべたよ。 「代行バスのお知らせ紙に青海川駅での土砂崩れ」と書いてあるけど、それを見に行こうかな」、「そうだ・・、今日の駅寝駅は青海川で決め!」という、真にフザケた思考である。

バスは鯨波を過ぎて、土砂崩壊の傷跡生々しい法面が見えてきて程なく青海川駅筋の臨時バス停にさしかかる。 このタワケは、とっさに降車ベルの釦を押す。 運転手は淡々と道脇の臨時バス停にバスを横付けし、ワテを降ろす。 駅は国道を走るバス停より70~80m下の海岸沿いにあり、バスなどは当然駅には立ち寄らないのである。

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それは不夜城のようだった
昼夜問わず復旧工事をする青海川駅

復旧作業現場は煌々と灯かりが灯り、真夜中なのに不夜城の如く明るい。 「コリャぁ、明る過ぎて駅寝には向かないかも・・」とトンチンカンな事を考えながら青海川の駅の方向に向かう。

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駅寝するべく立ち寄って
駅舎がなかった時の気持ち・・
解りますか?

駅まで降りて行った結果・・、「駅寝に向かない」どころではなく、駅そのものが撤去されて『なかった』のである。 とどのつまり、しょうもない思惑で”ヤジ馬”に乗り出して自爆したのである。

普通ならばここで途方に暮れる所なのだが、このタワケは「自身の自爆に伴うアクシデント」には、慣れているせいもあり強かった。 すぐさま、隣の鯨波駅に”駅寝駅の代行駅”を決めて歩き出して隣駅の鯨波で駅寝したという、香ばしい『オチャメ』である。

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前はアレ(『オチャメ』)だったので
この駅に始めて降りた事になるねぇ

駅に降りると、あの時の『オチャメ』が蘇るよ。 バカだったけど、充実してたな。 いつもコケて(『オチャメ』って)ばかりだけど、コケても何とかなったよなぁ。 そして『コケても何とか本願成就させる』バイタリティもあったよなぁ。

・・あの時の事を思い出すと、少し感傷的になったよ。 それはもう、取り戻す事ができない『若さ』と『体力』が合わさってできた奇跡の数々なのだから。 でも、この駅に訪れる本来の目的である『日本海に沈む夕日』を魅る事は今回も叶わなかったよな。

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今回もこの駅での
日本海に沈む夕日はダメだったので
同じ日本海の山陰側のヤツで代用

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もちろん落日シーンも撮りますた


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1日の新たな感染者数が20万を超えたという
でも軽症者が多く気にし過ぎるなど
言う奴がいるけどこういう奴は
100%東京五輪の開催に賛同して
感染爆発を引き起こした奴らである

だから感染爆発の事も他人事のように言うし
「気にし過ぎる奴はパヨクに乗せられた愚か者」
と言うが感染爆発を引き起こしたのは
おまエラ日本人の面の皮を被ったヒトモドキ共だ

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そもそも今回の7次感染拡大の元の始まりは
おまエラが東京五輪を開催した事で
起こった感染爆発なのだ
それに感染爆発を引き起こす東京五輪を
開催して国民を大量に殺害した与党は

今回の7次感染拡大の要因は新たな変異株に
なりつつあるオミクロン株の亜種で
より感染力が強いと嘯いているが
6月より外人の受け入れを
倍にした事はダンマリを決め込んでいる

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その通り感染拡大のウイルスの種が
オミクロン株の亜種だったとしても
それを持ち込んだのも巻き散らかしたのも
外人の受け入れを倍にした為に
後から入ってきた外人だろうがよ!

最初のクルーズ船の時も客船の外人
日本国内に広まった第2次感染拡大も
春節のシナのヒトモドキの歓迎で
シナの工作員を大量に入国させた事

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東京五輪に至っては一般国民への
ワクチン接種率が18%程度で
世界中の保健機関から
「開催すると感染爆発に陥る危険が多分にある」
との警告を無視して開催を決定して

東京五輪関連で入国した外人を制御できずに
感染が拡大しつつあった日本国内で
外人が観光気分で自由に国内を闊歩して
日本国内に武漢ウイルスを巻き散らかし
日本人に感染させまくったからである

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その感染拡大が爆発的に広がる中で日本では
ワクチンによる一般国民への防御も取らずに
「安心安全の東京五輪」と国民を騙して
国家反逆罪級の犯罪・東京五輪を開催して
感染爆発を引き起こしたのである

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その責任から逃れる為に感染爆発の原因は
外出自粛要請に従わず出歩いた日本の若年層で
感染者が特に多いのがその証拠で
東京五輪と感染拡大は一切関連性がないと
日本人に感染拡大の罪を擦りつけたのだ
・・次回に続く

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