2022-08-01 (Mon)✎
『日本百景』 夏 第522回 表大雪 〔北海道〕
チングルマを前景に
『白鳥・千鳥』の雪渓を
魅せる北鎮岳を望む
表大雪 おもてたいせつ (大雪山国立公園)
北海道中央に位置する2,000m級の峰々を中心に構成される山域で、一つの山ではない事を明確にする為に、よく『大雪山系』という呼称が使われる。 旭岳などを含む峰々(表大雪)と、その周囲の北大雪・東大雪・十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園は、面積23万haという日本最大級の国立公園である。
最高峰の旭岳を中心とする大雪火山群と、南方に広がる大地のエリアは『表大雪』と呼ばれている。
『大雪山』は、本来この『表大雪』と呼ばれている御鉢平カルデラを中心としたエリアを指す呼称であり、『大雪山系』がそのように使われる事もある。
標高大雪第3位の白雲岳より
大雪の盟主・旭岳の
ストライプの絶景を望む
また、狭義の『大雪山』は、旭岳連峰と呼ばれる以下の山(旭岳 2,291 m・北鎮岳 2,244 m・白雲岳 2,230 m・愛別岳 2,113 m・北海岳 2,149 m・黒岳 1,984 m・赤岳 2,078 m・緑岳 2,019 m)などから成る石狩川と忠別川の上流部に挟まれた山塊を指す。 『表大雪』はトムラウシ山周辺の山々も含むとされるが、ここではトムラウシ山は別個の山域である『奥大雪』と呼ぶ事にしている。
この底には硫黄ガスが充満していて
入ると突然バッタリと倒れるよ
御鉢平の底部には『有毒温泉』と呼ばれる温泉が湧いており、温泉と共に強力な毒性を持つ硫化水素ガスが噴出している為に立入禁止となっている。 お鉢平の北側の稜線から少し下った所や、登山道に沿った渓谷の脇にも高温の湯(但し、脱衣場はないので足湯のみ)が湧いている。 ここは入湯可能で、中岳温泉と呼ばれて訪れる人が増えている。
ヤマの紅い宝石
エゾノツガザクラ
また、大雪山は高山植物の宝庫で、高緯度の北海道にあるため気象条件は日本アルプスの3,000m級の山々とほぼ同じとされている。 大雪山はこの高度領域が非常に広く、また山々がなだらかに広がっている為、日本最大の高山帯を形成している。
大雪を白く染め上げる主役は
このエゾノハクサンイチゲだろう
地理的にもカムチャツカ・シベリア・日本の本州からの合流点となっている他、温帯・寒帯の狭間でもあり、小泉岳から緑岳の山岳永久凍土と呼ばれる永久凍土や多くの周氷河地形が残る事から、高山植物の種類も豊富である。
こういう花の波が見られるのは
唯一大雪の山々だろう
その地理や気候風土から、日本国内では最も早く紅葉を見る事ができ、9月からウラシマツツジやチングルマなどの紅葉で山野が鮮やかに彩られる。 また、例年9月中旬には初雪を観測する。
大雪山系は壮大な自然情景を魅せる事から、アイヌ語で『カムイミンタラ(kamuy-mintar)』と呼称され、これを直訳すると『神々の庭』という意味で、ここでいう『神』とは『キムンカムイ(kimun-kamuy)』=『山の神』=ヒグマの事であり、ヒグマが多数生息すしている。
黒岳~白雲岳 行程詳細図
行程記録 駐車場・トイレ・山小屋情報
※ 今回実際にかかった時間ですけど・・、何か?
《1日目》 JR上川駅よりバス(0:30)→層雲峡バス停よりロープウェイとリフト
(0:25)→黒岳7合目(1:10)→黒岳(0:15)→黒岳石室
《2日目》 黒岳石室(2:00)→北海岳(1:05)→白雲岳分岐より白雲岳往復・所要1時間
(0:30)白雲岳避難小屋
《3日目》 白雲岳避難小屋(3:30)→忠別岳(1:10)→五色岳より五色ヶ原散策・所要1時間
(1:00)→化雲岳(1:00)→ヒサゴ沼
《4日目》 ヒサゴ沼(1:20)→トムラウシ・日本庭園(2:20)→トムラウシ山
(2:50)→ヒサゴ沼分岐(0:50)→ヒサゴ沼
《5日目》 ヒサゴ沼(1:10)→化雲岳(1:30)→小化雲岳(4:00)→天人峡よりタクシー
(0:50)→JR旭川駅
それは奇跡とも言える絶景だった
今回は九州・九重の平治岳や大船山をめぐる行程を取り上げる予定だったが、他の記事の作成に時間がかがって、記事のアップが8月直前までズレ込んでしまうのが確実となるので、ミヤマキリシマの花期である6月上旬から外れる事となって来年回しにしますた。
さすがに6月の花の山旅を
真夏に引っ張るのはダメだろうな・・と
それで、7月末あたりに行った山行であるこの『表大雪』を取り上げる事にしました。 だけど、この記事の製作でも時間がかかっちゃう様なら、『表大雪』のみで続きは来年回しにするかもしれませんので悪しからず。
遥かなる山
トムラウシを望む
《1日目》 大阪よりその日の内に大雪へ
今年の春は結局どこにも行かず終いであった。 そのGWの休みを7月に持ってきての連休が、今回の山旅の日程となったのである。 でも、取れたのは5日間・・。 この日程を最大限に使うとなると、乗りたくはないが飛行機って事になる。 でも飛行機って、キャンガスのボンベの持込みはダメなんだよね。
残念ながら、もうチョットという所でボッシュ~ト。 これで1勝2敗だね。 400円損したよ。
飛行機に乗るとトラブルの元と
なるのはいつもコレ
※ イワタニプリムスの商品案内より拝借
飛行機は20分程遅れて千歳着。 しかも、キャンガスボンベのボッシュ~トでかなりピンチな状況である。 キャンガスのボンベがないと、山で飯が作れねえよ。 その上に飛行機が遅れて、旭川到着リミットの列車が接続列車となって、これで『札幌で買出し』の不可能が確定した。 だが、救う神はあったのだ。
ボッシュ~トの現場を見ていた乗客のおじさんが、「ボンベ没収されたのか?」と天の声を掛けてくれたのだ。 続けて、「ボンベなら、空港のブルースカイ(空港の名店街)で売ってるよ」と、御教授して頂いたのである。 この事によって、荷物を受け取ってからのリミットの列車の発車までの24分間で、ボンベを買って乗り込めばいいのだ。
このタイル敷きの床面を
23kgをかついで登山靴で走ったよ
※ ウィキペディア画像を拝借
だから、23㎏担いで走ったよ、空港ターミナルを・・。 そして、まだ走れるよ、23㎏担いで・・。
立派だよ、筆者(じぶん)。 ・・で、何とかノッケからのリタイヤの懸念は回避して、後は列車で上川まで行くだけだ。 しかし、JR北海道の《みどりの窓口》って、ナシてああまでトロ臭いのだろうか。
あのペースで切符売ってたら、絶対乗り遅れる乗客が出てくるよ。 だから、切符は車内で買う事にして、取り敢えず自動販売機で札幌まで買っておく。
特急【スーパーカムイ】より
急行【かむい】の方がいい
写真は急行【天北】だけど
・・JRに変ってからの特急列車は快適だが、つまらない列車となってしまったね。 快速〔エアポート〕から、L特急【スーパーカムイ】に格上げされる列車だったが、乗車時のワクワク感が全くない。
昔に乗ったキハ56の急行【かむい】は、それはもうワクワクした。 停車駅毎に駅を凝視し、発車時のエンジン音に耳をすませたものだった。 まぁ、今回は鉄道は関係ないから、この話題はこの辺で切り上げよう。
列車は、快速を飛ばして13:20に旭川に到着。 ここから20分チョイの待ち合わせで、キハ40の単行の上川行普通列車に乗り換える。 やはりキハ40の単行は、いつ乗ってもワクワクする。 窓を開けて北海道の涼風を扇ぎながらゆくと、いつの間にか爆睡してしまって、危うく上川からの層雲峡行きのバスに乗り遅れる所だった。 あぁ、ここでも23㎏を担いで階段ダッシュ付で走ったよ。
バスは30分でつづがなく層雲峡へ。 大阪の自宅を6時に発って、今の時間は15時半。 9時間半で大雪の懐に立てた訳である。 飛行機は早いねぇ、鬱陶しいけど。 ここからロープウェイとリフトに乗り、今日中に黒岳の石室まで入るつもりだが、「この筆者、本文で書いてる事と真逆な事をしとるなぁ」と筆者自身が心底思う。
もちろんロープウェイは使います
※ ウィキペディア画像を拝借
常々、「前日アプローチの早朝登山」を言ってきた奴が、ここまで事を違えるとは清々しい気分でもある。
・・で、16:25にリフトの黒岳7合目に着く。 荷物は4日分の食料を含めて23㎏だ。 午後から登山と言ってもコースタイムで1:10程なので、「下で水を500mlばかり飲んだなら、コレくらいは持つだろう」と言う事で、持ち水ナシでゆく。 ここで水汲むと、25㎏の『心のリミット』を越えて心の崩壊が始まって、Zガンダムのカミーユ君になっちゃうしィ。
少しでも楽をする為に
ペアリフトも荷物を
恋人(濃い人)ペアに乗ります
※ ウィキペディア画像を拝借
さて、登り始めの30分程は順調にゆくが、それ以降は無訓練のツケがまわってくる。 駄々っ子の上半身が『時の泪を見るモード』に突入するのである。 でも、かつてより7㎏も痩せたと言うのに、何故に駄々捏ね具合は酷くなるのだろう? 脂肪も減ったはずなのに。 そうなのだ、ここでも『過ぎたる脂肪は力なり』という新たなる学説が身をもって証明されるのである。
まぁ、このルートはハイキングルートで標高差は400足らず、夏道ならスニーカーでもOK(だからって、スニーカーで山を歩いたら足が潰れるよ)のコースだ。 いくら23㎏を担いでいるとはいえ、これで完全にヘバる(ちなみに少しヘバるのはOK)ようだと山から引退だぁね。 ・・で、それなりに汗はかいたが、17:35に黒岳山頂に到着。 コースタイム通りに1:10だった。
性質は『腐ったみかん』な
ヘタレなのに写真は結構いいのが
撮れたりする(但し当方基準)
いい天気なので何枚か写真を撮り、「もう、灰になっちまったぜ」の《矢吹 丈モード》で、下に見える小屋までダラダラと向かう。
夕陽で染まる山肌に浮かび上がる
仲睦ましい白鳥・千鳥の雪形
黒岳石室は『石室』=避難小屋から、完全無欠の山荘に様変わりしているみたいだ。 建物自体は石を積んだ石室なのだが、食事つきでバイオトイレもあり、テラスには木のテーブルがあるなど、本州の山荘そのままの雰囲気なのだ。 でも、素泊まり2000円は安いよね。 だが、せっかく担いできたのでテントを設営する事にしよう。
昔はナシナシだった黒岳石室は
今やビアサーバーまである
山荘になってたりする
※ 黒岳石室のウェブサイトより
着いたのは18時過ぎだったので、さっそく夕飯の用意をしながら夕景の撮影に勤しむ。 登り始めた時間はバットだが、結果としてはオーライである。 さて、明日は白雲岳の絶景を望み、白雲岳避難小屋でストップする比較的楽な行程にしよう。
飯の仕度の最中に見た
山上の夕景
ヤマが影絵となる
夜明け直前に出発しよう
《2日目》 ストライプの絶景へ
朝、4時起床する。 天気は上々。 どうやら、ワテが大雪を歩く4日間は「天気の大崩れはなさそう」との事である。 テントを撤収して、ひと通りの準備をしての出発は5時過ぎ。 北海道は緯度が高いので、3時半頃にはもう明るくなってきている。 日の出を撮るなら、2時半頃から動き出さないと無理っぽいだろう。
さて、黒岳石室を出ると、掘られたような道が沢の方へと続く。 沢とは、御鉢平より流れ出る赤石川である。 ルートはこの川を渡るのだが、本州の山と違う所は丸太などの桟橋は全くなく、飛び石伝いに徒渉せねばならぬ事だ。
黒岳石室を出て程なく
赤石川を渡渉する
:
流れや水量は大した事は
ないが川幅があるし
24㎏担いで渡らねばならない
沢の流れや水量は大した事はなく、普通なら簡単に乗り越えられる事ができるが、コチとら昨日の夜飯で1食減ったとはいえ、白雲岳避難小屋の水場までの行程水1.5リットルを加えて24㎏近くとなった荷を担ぐ身だ。 それに付け加えて、ワテの跳躍能力は金字塔モノ(最も身体の動く高校時でも垂直跳び33cmで、未だかつて走り幅跳びで3mを越えた事がない)なのだ。
沢で転びでもしたら、その時点でやる気が萎んでゲームオーバーは必至である。 また、大雪縦走の長丁場なので、山行ののっけから靴中を濡らしたくはない。 でも、「素足になるのはちょっと」って事で、妥協案として靴下を脱いで『素足に登山靴』で渡る。 徒渉自体は簡単に済んだものの、仕掛りと事の収め(靴下履いたり、靴紐結んだり)で併せて10分くらい費やす。 そういえば、この時も徒渉だけで30分以上かかったっけ。
御鉢平を挟んで望む
『白鳥・千鳥』の雪紋
これを越えると、御鉢平を挟んで『白鳥・千鳥』の雪紋で有名な北鎮岳と対峙しながら進む。
途中に『白鳥・千鳥』の雪紋とチングルマの花を添える名景があったので、荷物を下ろして撮影に勤しむ。
小さな赤い宝石が個々に
赤い光を放っていた
花の写真を撮るのも大変なのよ
下ろした24㎏のザックを
担ぎ直さないといけないしィ
『勤しむ』といえば聞こえはいいが、とどのつまり『高山植物撮影休憩』である。 だが、この休憩手法は、出発の度に24㎏を担ぎ上げないといけない『負の面』もあるのだ。
北海岳より広大な
大雪のグラウンドを望む
御鉢平を囲む火口壁
:
平面で撮ると穏やかだが
結構鋭い火口壁で落ちると
滑落+硫黄ガスで確実サヨナラ
それで、それなりにヘバって北海岳到着は7時過ぎ。 沢を渡るのに時間を食い、『高山植物撮影タイム』を連発した割にはいいタイムだ。 北海岳は、白雲岳避難小屋から来た人や、銀泉台からの人、旭岳方面からの人など、いろいろな方向から登山者がやってくるオアシスのような所だ。 そして、『白鳥・千鳥』の雪紋や旭岳の勇姿が望まれる。
白鳥・千鳥をアップで
高根ヶ原の大平原を従える
遠くの王冠の峰・トムラウシを望む
また、これより挑むトムラウシへの道がグリーンベルトのように連なる。 あの平な丘が高根ヶ原、非対称になだらかな丘がストンと切れ落ちる忠別岳、王冠のような頂を魅せるトムラウシ・・と夢の眺めが広がる。
白雲岳と北海岳の間にある
巨大なクレーターの窪み
しばし、この贅沢な眺めと涼風を受けて休憩(何度とっても休憩は心地良い)をした後、白雲岳方向へと進む。 白雲岳との間にある巨大なクレーターの中を中央突破して火口壁のようなクレーターの壁を登り返すと白雲岳分岐だ。 ここに荷物をデポして、白雲岳を往復してこよう。
クレーター壁の雪渓と
花の器から飛び出して咲き競う花々
白雲岳へは、山容の通りゴツゴツした岩場を登っていく。 岩場を尾根筋まで登りつめると、巨大な野球場がスッポリと入る位の大きな“クレーター”がある。
“花の器”に咲く花々
眩い黄色を魅せるキンポウゲ
赤い宝石・エゾノツガザクラも
花の器を染め上げる
クレーターを花の器と言わしめた花は
エゾノハクサンイチゲだった
最も可憐な花・・
その名はエゾコザクラ「小桜」
小さなイワウメの花が
眩く白い光を放って
もちろん、この大きな“クレーター”はお花畑の宝庫となっており、チングルマ・キジムシロ・アオノツガザクラ・キバナシャクナゲ・エゾコザクラなどが、彩り鮮やかな“花のじゅうたん”を“クレーター”のあちらこちらに敷きつめている。
クレーターの花の器越しに
憧れの峰・トムラウシを望む
花々に魅せられた事だし
立ち去り難い思いだけど
そろそろ頂へ登っていこうか
:
踏ん切りを着けないと
お花畑で暮れちまうから
この大きなグラウンドの縁を巻いて進み、壁のように積み重ねられた岩場をよじ登っていくと白雲岳 2230m の頂上だ。 頂上に立つと、思わず声を上げたくなるような“絶景”が見渡せる。 それは、旭岳から後旭、そして北海岳の山腹にかけての白銀と緑の見事なストライプである。
白雲岳の頂上に立つと
大雪山系・・いや我が国でも
指折りの絶景が見渡せる
この絶景に魅せられたワテは
この大雪・白雲岳を
【名峰百選】の一席に加えたのである
やがて雲がストライプを
魅せる山肌に被さってくる
雪渓の“白銀”とグラウンドの“緑”との、これほどに見事な調和が惜しげもなく投げ出されているのだ。
これを魅せられると、大雪山の懐の深さを身にしみて感じるのである。 この山上の“楽園”を充分に満喫したなら、デポした荷物を回収して今日の宿泊地・《白雲岳避難小屋》に向おう。
高根ヶ原への入口にあるモレーンに
ちょこんと建つ白雲岳避難小屋下の
テント場が今夜の宿地だ
雪渓の脇に咲く
エゾノハクサンイチゲ
《白雲岳避難小屋》へは、《白雲岳分岐》から約200mの標高差を下っていく。 お花畑の急坂を下っていくと、やがて小高い丘の上にチョコンと“ドイツのお菓子箱”のような《白雲岳避難小屋》が建っているのが見える。
ドイツのお菓子箱な小屋の中は
シーズン中はすし詰めの満員だ
この小屋は、夏のシーズンには管理人が入って手入れが行き届き、またトムラウシや『奥大雪』の玄関口に当たる所に建っているので人気がある。 そういう訳で、シーズン中は利用客で常に満員となり、“すし詰め”は避けられない。
花に囲まれながらの
テント泊も乙なモノ
ゆっくり山の一夜を味わうなら、小屋前の幕営地でテント泊の方がいいだろう。 小屋の建つ小高い丘からは、広大な《高根ヶ原》の大平原とトムラウシ山、そして《高根ヶ原》につく“明日に歩くであろう”一筋の道が見渡せる。 また、この小高い丘の周りにはお花畑があちこちにあり、山の旅のオアシスとしてこれ程に条件の整った所もそうはあるまいと思う。 今日は、ここでトムラウシ山への“一夜の夢”を結ぼう。
なぜ武漢コロナが収まらないのか?
それには3つの理由がある
1つは最初の感染爆発をもたらした感染源が
東京五輪で入国した外人であるのが明白なのに
感染爆発の原因を日本人の若年層と
日本人に罪を擦りつけて
日本人にのみ規制をかけた事である
この原因である外国人を規制せず
関係のない日本人に規制をかける事で
感染対策は全く意味をなさないばかりか
制御不能の外人をフリーパスにして
更に被害を拡大させたのである
東京五輪から4ヶ月が過ぎて
1日の感染者が3ケタに収まったのに
『シナ五輪の参加とその強化』と銘打って
外国人をフリーパスで入国させた為に
再び6万人を超える感染爆発に至ったのだ
コレも日本人にばかり規制をかけ
外国人の入国は待機処置も守られぬまま
入国を許す見当違いの規制をかけた為に
感染爆発が収まらなくなったのだ
外人の受入を倍にしただけで今回も感染者は20万超だ
でも日本の国民にも問いたいよ
五輪関連の外人は原因ではなく
国民自身の『対策不徹底』が原因だと
嘯かれてもメダルを取って欲しいか?
感染爆発を招こうともメダルを取って欲しいか?
次に前述の通り武漢コロナの感染爆発に
至った最初の原因が「開催すれば間違い
なく感染爆発を招く」と世界の
多くの機関から警告を受けながら
五輪利権の為に何の対策もナシに
『安全・安心の東京五輪』と
国民を騙して東京五輪を開催して
感染爆発を引き起こした
政治屋共の処罰をしなかった為である
日本人を17000人も殺害した東京五輪を開催した
奴らを国民殺しの国家反逆罪として罪を糾弾し
なかった為に「日本人とは全く関連のない外国由来
のウイルス株なのに感染拡大の原因は日本人の三密」
という有り得ない事が既成事実化されたのである
これにより日本人にのみ規制して
経済も苦境に至らせるという
見当違いであり効果が全くないばかりか
感染源の外人には規制をかけずに
更に状況が悪化する感染対策か続けられたのである
だからこそ五輪利権欲しさに感染爆発を
引き起こした政治屋共の罪を糾弾して
キチンと処罰(もちろん極刑)する事で
経済も道連れに廃れていく今の日本人のみに規制を
かける間違いだらけの感染対策は防げたのである
:
・・ので長くなりそうな次回に続く
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