風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『路線の思い出』   第490回  山陰本線・小串駅

『路線の思い出』  第490回  山陰本線・小串駅 〔山口県〕

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海辺の小さな町の長閑な駅だった

《路線データ》
       営業区間と営業キロ                  輸送密度 / 営業係数(’15)    
      京都~幡生・長門市~仙崎 677.6km           4785  /   309
長門市~下関 運行本数
     長門市~小串   上下とも1~2時間毎に1本(長門市~特牛の区間便1往復を含む)
     小串~下関    上下とも毎時1~3本(特牛~下関の区間便1往復を含む)
  ※ 全列車を普通列車で運行
  ※ 長門市~下関 直通列車もあり
  ※ 益田~下関の区間は、山陰本線で唯一優等列車のない区間となっている

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日本の鉄道駅の雰囲気を
大いに醸し出す小串駅舎

小串駅(こぐしえき)は、山口県下関市豊浦町大字小串字石堂にあるJR西日本・山陰本線の駅である。 単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ列車交換や折り返しが可能な駅で、下関方面への当駅始発着の列車が運行列車の2/3近くを占めている。 駅舎は単式ホーム側にあり、島式ホームへは下関寄りの跨線橋で連絡している。 また、下関方面・長門市方面双方からの折返し列車は主に島式ホームに発着し、相互の乗換の利便性を図っている。

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この前年のGW辺りまでは
業務委託駅として切符も売っていた

現在は無人駅であるが、2021年の5月までは業務委託駅で切符売り場があった。 上り本線である駅舎側の単式ホームは、上下線の両方向からの進入・発車に対応している。 下り本線である島式ホーム内側は両方向からの進入に対応しているが、発車は下関方面のみの対応である。 下り副本線である島式ホーム外側は、両方向からの進入と発車が可能である。 夜間滞泊設定駅となっている。

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到着列車の半分以上が
当駅で折り返す下関行の列車である

下関方面からの2/3に相当する列車が当駅で折返し運転(朝夕を中心に3・4両編成となる列車もある)となる運行設定となっていて、当駅を境に長門市方面へは運転本数が少なくなり、朝夕でも毎時1本で、日中は概ね2時間程度の間隔となる。 下関~長門市へと直通する列車は1日数本の運行しかなく、下関~滝部~長門市の間を往来する場合は、当駅で乗り換えとなる事が多い。 2020年の1日平均乗車人員は187人との事である。

設備保守工事による運休が行われた場合は、日中の列車は全て当駅で折り返して、以遠は長門市までバス代行輸送となる処置が取られる。 駅の裏側に国道191号が通じており、バス停も駅裏の国道沿いに設置されている。 駅前からは、県道小串停車場線を通じて国道に出る事ができる。

当駅は旧豊浦町(2005年に下関市に編入)の中心市街地に所在していて、駅周辺には民家が多い。
また、旧豊浦町の町役場以外の行政機関は小串地区に集中しており、警察署・保健所・病院・高校などの施設は当駅が最寄りとなっている。 なお、旧豊浦町役場(現・豊浦総合支所)や豊浦図書館は、隣駅の川棚温泉駅付近にある。



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駅の位置さえ見落とす
ワテ版『四国一の秘境駅』で

駅を発見できずに2km近くも通り過ぎたなど、ワテ版の『四国一の秘境駅』である前回の掲載駅を発ったのが、ようやく空が暮れ始めた18:41であった。 5月に入ると日も長くなるねぇ。

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雨を凌ぐ事もできない
ド最低な駅を発ったのは
前日の日没直後だった

乗車した列車は、1日9往復の長浜周り区間では『破格』の3両編成で車掌も乗務していたよ。 
でも、3両編成となる程にこの列車の利用客が多いって訳でもなくて、恐らく車庫のある八幡浜への車両回送の任に当たっているのだろうね。

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今年のGW旅は霧氷から

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夏のような陽気に
海辺で戯れる人を見るなど
季節を越えて盛りだくさんだったよ

途中の中心駅である伊予大洲で乗客のほとんどが入れ替えとなって、車内の乗客数はほぼ変わらないが、客層が全く異なって八幡浜へ進む。 八幡浜到着は20:00ちょうど。 何故にこの駅に向かったのかというと、この港町から出航するフェリーで九州に渡る為であるっていうか、九州に渡る為というより夜行フェリーに乗って駅寝を1日端折る為である。

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最近は九州に入る経路の大半が
このフェリーに乗っての
四国・九州の両得旅だよ
※ ウィキペディア画像を拝借

ちなみに、駅からフェリーターミナルまで1kmほどで徒歩で行けるっていうか、路線バスに乗っても港の400m手前のバス停で降ろされるので、歩いていくべきだろうね。 それと、駅から港へ向かう道すがらにはスーパー・コインランドリー・ほか弁屋が2件あって、夜飯のアテを求めて・・という側面もあったりするのである。 このタワケの旅って、「その日暮らし」の色合いが濃いよなぁ。 ちなみに銭湯は見つけていないが、フェリーで渡った先の別府がこの国指折りの温泉地で、敢えて探す必要もないのである。

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別府の駅より徒歩2分で
古式豊かな銭湯があるので
八幡浜で銭湯を探す必要ナシ
※『たびらい』より

だが、ほか弁屋が開いている20時に八幡浜に着いた為に、フェリーの出航する0:20まで4時間の空き時間ができちまったよ。 この4時間を弁当だけで凌ぐハメとなっちまったよ。 こういう間が開いた時こそ、『銭湯探しの旅』に充てるなどすれば良かったかも・・。

この夜行のフェリーであるが、宇和島運輸フェリーのウェブサイトに載ってる時刻表には「朝5時半まで船内仮眠可能」と記してあるのに、「GW期間中は別腹」とかで夜明け前の3:10に船から追い出されたよ。 感じ悪ぅ~。

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宇和島運輸フェリーの
船からの追い出しが
もの凄く感じ悪かったので

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仕返しにさんふらわぁの
綺麗なターミナルと
宇和島運輸の村役場
ターミナルの比較写真おば・・
※ 上下ともウィキペディア画像を拝借

隣にあるホテルのロビーのような『さんふらわぁターミナル』に比べると田舎の村役場のような建物で、貧富の差の象徴ともいえる『宇和島運輸フェリーターミナル』内のプラッチック椅子(寝転がれないイスである)で、始発バスの出る6時過ぎまで微睡む。

6:18の始発バスに乗り、別府駅の500m手前の国道10号の交差点まで・・。 別府駅の記事で記した通り、別府・大分市内の路線バスの大半が別府・大分の駅には立ち寄らないのである。 ホント、感じの悪いバスである。 西鉄バス傘下の△分交通バス。 でも、この数年で5回九州に渡ったが、その出入りの計10回の内の6回が博多や小倉でなくて別府(別に1回熊本もアリ)だよなぁ。 

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駅より徒歩2分にある
200円の銭湯
※『ツーリズムおおいた』より

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でも200円だからロッカーナシの
シャンプー・石鹸ナシだよ
※『トリップアドバイザー』より

話は反れたが、駅までの500mの道すがらに朝の6時からやってる銭湯(さすがは温泉地・別府だわ・・、銭湯代も200円と格安だしィ)があって、ひと風呂浴びてから別府駅へ。 別府駅に着いたのが7時半。 別府から来た列車に乗って、中津で乗り継いで小倉に着いたのが12:21。 小倉から下関に渡り、貴重な小倉からの九州脱出である。

そして、下関から山陰本線に乗り換える。 冒頭の駅紹介で『下関発着の山陰本線列車の2/3が小串駅折り返し』と記した通り、13:22発の列車も小串止まりである。 この列車に乗って小串駅へ。
・・で、ついにやっちまったよ! 『串から小串・普通列車の旅』を・・。 たぷんであるが、前人未到の旅だと思うよ。 まぁ、目指す奴自体いないとは思うけど、快挙である事(但し、ワテ基準)は確かだよ。

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ついにやっちまったぜ!
『串から小串・普通列車の旅』を

前人未到の旅のフィナーレは、下関発車後40分ほどの14:04であった。 ここから長門市方面へは列車本数が1/3となり、1時間40分の空き時間ができる。

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列車待ちの空き時間で
海辺の長閑な町を散策してみよう

なので、山ザック(四国の石鎚山を登ってきますた・・ハイ)を駅にデポって、駅周辺を散策する。
海に近く、潮の香りが漂う長閑な街並みだったよ。

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幟旗の立つ高台に登っていくと
※ スマホで撮影

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光圀稲荷神社という
水戸の黄門さんに
纏わるお稲荷さんがあって
※ スマホで撮影

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その神社の裏手に上がると
小串の海が一望できる

海に出て、暑いくらいの日和で早くも海で潮と戯れる人を眺めたり、近くの街並みを一望する神社の高台に上がって、海の絶景を眺めたり・・。 少々胡散臭いけど、『海軍記念文庫』なる書庫蔵もあったしィ。

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日本海軍の書物を収めた
書庫藏があったよ
かなり胡散臭いけど
※ スマホで撮影

海を眺めてブラブラ歩いているとあっという間に1時間半が過ぎ去って、長門市への接続列車の発車時刻が近づいてきた。

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長大な山陰本線の末端区間は
今や普通列車のみの
閑散区間となっている

早足で駅に戻って程なく駅に到着したキハ40に乗り込んで、『前人未到の旅』のフィナーレ駅を後にする。 ちなみに、長門市方面へ向かう最終的な目的は、近々の『日本百景』の旅にて・・。

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『日本百景』記事の予告に
自己満足炸裂の写真床な
『○鉄』写真おば・・


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何とか鬱陶しい事この上ない
副業の本年度申告を終えたよ

本格的に副業を稼働させた
実質初年度なので
申告の上では赤字申告だ

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まぁ最初は購入の費用と取得税などで
赤字申告は避けられないし
減価償却やローンを組んで分割払いの
改装費もイッキに上げているので
実質は月に10万ちょっとの黒字だ

そしてこの副業は拡大すれば
するほどに利益が上がるので
早い内に「もう一丁」が欲しい所で
その為に低い金利の貸し手に
借り換える算段を講じてる所だ

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金利の低い貸し手にローンを
一本化すれば支払い経費が減って
月の収入が3万から3.5万も上がるしィ

でも税金の申告ってのは
いつやっても納得いかんなぁ
何で金を払う側が申告書作成に
ヘコヘコと動き回って
脂汗を垂らさねばならんのか?

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今回は全くPCスキルがないのに
金融機関への見栄えだけの為に申告書類を
去年の手書きからPC入力に変えた為に
申告書類を全てスキャンして
HPビルダーで数字を打ち込むなど苦労したよ

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普通なら取引の常識として
金を得る側が汗をかくべきだろうが!
まぁ不可能と理解しつつも
偉そうにされて金も取られる事に
納得できないのである







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