風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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起業と副業

世間をナメきった『メンヘル』のオッサンが、「仕事が嫌だ」「会社の奴に命令されたくない」と甘えた思考だけで『FIRE』を望み、悪意ある煽りサイトに簡単に騙されて、裏付けナシのまま飛びついて破滅へと一直線に向かっていこうとしているのが『起業』である。 逆に、ワテが数年後に訪れる定年を見据えて、今の仕事に就きながら老後の生活に備えて貯蓄しているのが『副業』である。

この『起業』と『副業』の違いを大まかに言うと4つある。 1つ目は、今の勤め先を辞めざるを得ないか否かである。 『起業』は、その業務の多さと煩雑さから、今の勤め先の業務と両立させるなど到底ムリな話で、今の仕事を辞めて『起業』の業務に全てを費やさねばならないだろう。

逆に『副業』は、今の仕事に就きながら並行して行う事が可能っていうか、今の仕事と並行してやらねば持たないって事が挙げられる。 なぜなら、『副業』の多くが、『小遣い銭』程度の収入しか得る事ができないからである。

2つ目は『基本的に・・』だが、心身に負担を感じればいつでも辞める事ができるのが『副業』である。 まぁ、ワテのような『ハイリターン』を狙っての『副業』はすぐには辞めれないが、売却等の手続きを踏めば辞める事も可能だ。

逆に、辞める事ができないのが『起業』である。 それは、初期費用が100万単位でいるからである。
いや、100万て利く訳がなく、数百万の初期投資が必要となるだろう。 それを全て返済しない限り、借金取りに追われ続けるのである。 なお、「何故にそのような多額の金が必要か」については、後ほどに事例を挙げて詳細に述べる事にしよう。

3つ目は、「大いなる」といっていい程の成功率の違いである。 である。 『副業』は片手間の掛け持ちアルバイトから、ワテがやってるハイリターンのモノまで様々あるが、新聞配達や牛乳配達、清掃業務や飲食店の皿洗いなどの時間や土日限定のいわゆる『アルバイト』は、稼ぎは月に2〜3万で多くても5万円程度だが、雇われ『副業』なので初期費用は全く要らず、身体がキツければいつでも辞めれるのである。
コレに金や持つ資産を失うような失敗は有り得ないのである。

また、ワテのやってる『ハイリターン』はすぐに手を引く事はできないが、やり方次第では現在の勤め先でもらえる給料より多い収入もあり得るのだ。 『ハイリターン』という事で少なからずのリスクはあるが、無茶な運営をしない事を心掛ければ、行き詰っても資産売却で負債の大部分から逃れる事が叶うのである。 これは、全くローンがかかってない完全自己所有物件を、最低1件は所有しないといけないなどの条件が付くけど。

ちなみに、今のワテは非正規であるにも拘らず、勤め先の給料と『副業』の上がりを合わせると、現在でも管理職並みの手取りとなっているよ。

それに対して『起業』は、「個人が手を付けて成功に導ける事は有り得ない」とまで言い切れるだろう。
『起業』で成功するとしたら、会社経営に対して余程のスキルを持ち、世間で出回ってない職種を展開し、人を雇って自身みずからも肉体酷使の業務に就く事が必要だろう。 要するに、他の人より遥かに優れた経営スキルと、超人並みの体力を持ち合わせなければ不可能だろう。 もちろん、絶え間なく仕事を取ってくる営業手腕が絶対的に必要なのは言うまでもない。

コレはワテの知り合いで唯一起業に成功した子の実例だが、ワテから見てもこの子は何事に対してもモノ凄いスキルを持っていて、ユーモアと卓越した話術を持っていたし、何よりまだ30代後半と若いしィ。
なので、この子を見た時に、ワテを含めたアラフィフ野郎では到底実現不可能な事を一発で理解させられたよ。

そして最後の4つ目は、『起業』はせねばならない『必須項目』が段違いに多い事である。
これは、身体も精神も潰れる事につながり、とてもじゃないけど1人ではできないのである。 
それは、客を絶え間なく引き入れる『営業』、起業した会社を運転させる為の運転資金などをかき集める『金策』、収支の状況をまとめて税務署に申告する『経理』、そして顧客のクレームに対応する『クレーム処理』である。

一方の『副業』は、新聞配達や皿洗いなどの『雇われ副業』ならこの全てが不要だし、『ハイリターン』を目論んで金を借りるなどの規模の拡大をしなければ必要としない(ワテは金融機関から金を借りてやったので、『金策』や『経理』が必要だったけど)のである。

また、勤めながらやってる事なので『営業』などするヒマがないし、その穴埋めに『その手の業者に一任』で持たせる事ができる。 但し、成功報酬を払う事が必要だけど、金額が決まっているのでクビが回らぬほどの欠損になる事はない。 『クレーム処理』も、管理料を出して一任で凌ぐ事ができる。

だが、『起業』は、絶え間なく仕事を受注してこなければならないのだ。 その為には『営業』活動が必須となるし、ネット起業のように『営業』を端折るなら、ポータルサイトに広告を依頼する膨大な広告宣伝費が必要だろう。 『営業』活動をするとなれば一人ではムリで営業職を雇わねば回らないだろうし、人を雇えば給料を払わねばならないので、受注量を1人の時の倍は取らねば即潰れるよ。

ネット起業におけるネット広告費も、1社3日掲載で3万の相場なので、グーグルとYahooの代表的な2社に1ヶ月広告を出すと60万以上の広告費がいるのだ。 もちろん、広告費を出して申告キーワードで最上位検索となっても、集客につながる保証はないっていうか、怪しすぎる個人会社に依頼を入れる奴は皆無だろうね。

そして人を雇ったら、給料計算(源泉とか社会保険とか複雑になってくる)だけでも1人ではこなせなくなり、経理も雇わねばパンクするよ。 そうなると、1人で『起業』する時に上げた計画の何倍もの売上が必要となってくるよ。 もちろん、ネット広告費でも同じである。 そして、こういった出費を恐れて何も手を打たないと、全く仕事が取れずに負債だけがドンドン積み重なって、気が付けば首に縄を掛けているだろうね。

また、『クレーム処理』も凄くキツいよ。 立場の弱い個人企業なら、仕事をもらう代わりに奴隷同然の取引となるからである。 顧客先の意を少しでも違えれば、猛烈なクレームがくるよ。 負債が重なって借金取りに追われるのが『起業失敗者』が首を吊る第一原因となるが、『激しいクレームに耐えれない』ってのも、首を吊る第二原因となってるらしいよ。

次に、『起業』には経費が必要って事を述べるとしよう。 まず、『起業』の形態だが、大きく分けると3種類ある。 それはモノを仕入れて売る『物販』(介護関連など営業主体の『サービス提供業』も含む)と、自らが創作したモノで商売する『創作』と、IT関連などの技能で商売をする『知的・技能取引』の3つである。 まぁ、正しい表現かどうかは知らないけど。

なお、店を構えての飲食店経営とか『サービス業』や『運送業』、コンビニなどの『フランチャイズ経営』は、性質的に『起業』ではなく『自営業』の立ち上げとなるので、この項目からは除外する事にしよう。 

まず、『物販』は大まかに言えば、売れると思う品物を大量に購入し、それに利益を乗せて売るって事だ。 でも、イッキに経費を乗せて売れば価格が高くなりすぎて誰も買わないので、少しずつ利益を乗せるのである。 また、『サービス提供業』も、仕事を取ってきて人を使ってサービスを行うので、『物販』と同じく「仕事を取ってきて、サービスを提供して(売って)なんぼ」の商売である。 要するに、業態は違うが性質的には一緒なのである。

扱うのが一つの品物であっても品物のグレードを多段階で用意せねばならんので、仕入れ価格は大きくなるだろうし、品物を保管する倉庫の賃貸料など『場代』もいるだろう。 この品物の購入費と倉庫代で、数百万の初動資金が要るだろう。 モノを仕入れないと『物販』はできないのである。 そして、仕入れた商品は完売しないと負債となるのだ。

それゆえに、完売かそれに近い量を売り捌くべく、販売ルートを確立せねばならないのである。
要するに、『物販』では販売ルートの確立無くして『起業』の存続は有り得ないし、失敗=初動費用・数百万の負債となる訳である。 『サービス提供業』にしたって、「仕事を取ってきてなんぼ」なのだから、仕事を獲得する為に介護センター等の関係機関より確固たる『仕事受注ルート』を築かねばならないのだ。

そして、既得権益の巣窟となっている中で、販売ルート(『サービス提供業』の『仕事受注ルート』を含む)を確立させるのは並み大抵の事でないよ。 ともすれば、販売ルート確立の為に、流通担当に賄賂に等しい多額のマージンや接待(ここで言う接待は若い女を使った性接待)をかけて取り込まねばならないだろうし・・ね。

でも、常識で言うなら、起業した時点で販売ルートを確立して無ければ論外で、それに気付きもしないなら起業する自体が論外だわ。 そして、物販で取り扱う商品を熟知せねば、販売につなげる事などできないのである。 だから、その手のモノを売る業種の営業経験が必要だろうね。

次に、デザイナーやコビーライター、手芸、料理レシピ、挿し絵工芸etcと、自身が創造した著作物や作品などを元に商売する事だが、コレは自宅でもできて材料費や取材費などの経費も安く着くが、自身の作品を売るのが至極困難なのである。

それは自信作として製作して売りに出しても、誰も見向きもしないからである。 だから、自身の作品や技術を注目させるには、その筋の高い評価が必要なのだ。 要するに、その手の作品コンテスト等で金賞・銀賞やら、公でも認知された賞を受賞するか、メディアの取材を受けて自身と作品を世に知らしめねばならないのだ。

そして、その評価を下す側は、強固な既得権益の塊であるのだ。 だから言える事は、『先行者利益』を目一杯享受していて、後参入はほぼ絶望的な世界なのだ。 このカテゴリで独立起業できるとすれば、師匠からの『暖簾分け』や、勤めていた所の支援の下での独立起業で、そういった取っ掛かりがなければ、自身の作品評価に関わる団体への多額の寄付など、評価一つ得る為に賄賂に等しい金をバラ撒き続けねばならないのだ。

そうまでしても評価権者の意に添わねば、金だけ毟り取られていつまで経っても評価が得られないのだ。 話は反れるが、ワテは『写真床』のウデだが、写真コンテストで銀賞を取った事があるんだよね。
それに、撮った写真が絵はがきとして売られた事もあるんだよね。

でも、コンテストで銀賞を取ったのは今や希少価値の『銀塩(フイルム)写真』部門だし、提出作品数も希少価値って事で少なく、付け加えれば評価権者にとっては眼中にないフイルム部門はどうでもいいのである。 だから、受賞できたのだろう。 そして絵はがきも、次に続かぬ単発だったのである。 まぁ、好きな写真を商売にしてクソつまらんモノにする気も、商売の為に偽物であるデジタルを使う気も毛頭ないっていうか、偽物を使う位ならキッパリと写真をやめるしィ。

このカテゴリの根幹として、最初にやり始めた奴以外には継続できないし、何より自身で商品を創作できない奴は論外なのである。 要するに、ネットを見ての思いつきでできる程に甘くないのだ。

最後に、IT関連のエンジニアなど知的技術や技能サービスだが、最も商売にならないのがこの部門だろう。 それは、顧客となる依頼主が個人ではなく企業で、起業したての信用ゼロの個人会社に発注する訳がないのである。 例え1/10の価格であっても、タダであっても発注しないだろうね。 なぜなら、会社の機密データの消失・漏えいに対して責任保証がないからだ。 つまり、「タダより高いモノは無い」と言う諺を地で行ってる訳である。

そして、顧客である発注企業の要求を満たそうとするなら、受注した案件に対してテストや動作確認などの品質保証が不可欠なのである。 そして、そのテスト機器は専用の業務用パソコンが不可欠となるのである。

そんな業務用パソコン一式を揃えたら、初期投資が100万では利かないだろうね。 また、設備が大がかりとなり、自宅スペースには収まりきらないだろうね。 となると場所を借りて、放熱対策と騒音対策を講じなければならないのた。 また、業務用PCのメンテ費用やコピー機やFAXなど事務機器も揃えると、初期費用は5〜600万に達するだろうね。

そこまでしても、怪しいオッサンの個人会社に企業が発注をかけるなど絶望的で、いきなり5〜600万の負債をかかえるのだ。 逆に、設備を揃えなければ永遠に受注が入らないし、「IT業界をナメてる」として排除されて、二度とIT業界には関われないだろうね。

要するに、フリーランスをするにしても、キチンとした会社としての体裁を示さねば、フリーランス組合も仕事を回してくれないのだ。 設備も揃えようとしないオッサンの個人会社に仕事を回したりしたなら、フリーランス組合自体の品位が問われるからねぇ。 こうなると、個人の力だけでは絶対にムリである。

また、個人向けのサーバー開設手法の講座も、全く商売にならんだろうね。 だって、メンテナンスの手間がかかる上に、メンテにシクじればデータが消し飛ぶリスクを負ってまで個人サーバーを持つ意味がないし、サーバーならレンタルサーバーで十分事足りるからである。 だって、レンタルサーバーなんて月1000円であるしィ。 ランニングコストは電気代だけだから月300円程だけど、サーバーを新調するのに2〜30万かかるよ。 原価償却計算(20万/700)で280ヶ月近く=23年半かかるって事だしィ。

それに、個人サーバーを仕立てようとする奴は、それ相応のPC技能や知識を持っていて、金を払ってまで見知らぬオッサンに教えを乞うなんて有り得ないからである。

また、個人サーバー設置の受講講座を開くなら、教える者の義務として、最新の本格容量のサーバーを準備しなければ、受講生の質問に答えられないよ。 まぁ、これでも、サーバー部屋の改装(熱対策と防音対策)とサーバー購入費用を含めると200万くらいの初期投資がいるね。 そして受講料は2万位取らなきゃやってられないので、高すぎて誰も受講しないだろうね。 

要するに、IT関連などの『知的』商売は、信用がないと商売にならないし、その信用の第一歩を構築するだけで、初期投資が数百万に膨れ上がるのだ。 そして1度販売ルートを確約すれば以降使える『物販』と違って、常に広告を出し続けねばならないし、売り上げが定かでないので金融機関も金を貸してくれないのだ。 なので高利貸しに金を借りる事になって、借金地獄に落ちるのだ。 そして『クレーム』は、3つの中でダントツにキツいのである。 要するに八方塞がりなのである。

そもそも、金を稼ぐって事はシンドイモノなのだ。 だから、世間をナメきって、「仕事が嫌だ」「命令されるのが嫌だ」と甘えた事をヌカすオッサンに、会社勤めより10倍以上厳しい世界でやっていける訳がないのだ。 そして、こんなオッサンが簡単に騙されて金を盗られるから、他人を騙して生業う『無責任に起業を煽る悪意あるサイト』が蔓延るのである。

ハッキリ言おう。 こういう世間をナメたオッサンが『起業』という言葉を使うだけで、『起業』にしろ『副業』にしろ真剣にやってる者にとっては大いなる迷惑となるのだ。


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この記事書いていて疑問に思ったのだけど
このオッサンは本当にITの知識持ってるの?
とてもそのようには思えないのである

ブログの内容もエンジニアの仕事が
全く出来ないで勤め先内で
干されまくってる奴が後調べで
書いてるようにしか思えないけどなぁ

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自宅にあるPC1台でIT関連の起業だとか
起業しても稼働は週2日程度だとか
ホームページで集客やら
依頼された顧客と関わないでできる仕事とか
あまりにもITの起業に対して無知すぎるよ

こんな事って例えPCのメンテナンスだけだ
としてもITの業務に携わっているなら
嫌と言うくらいに知っているハズだよね
毎日業務で現実を垣間見ているだろうしィ

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このオッサンの思考は全てにおいて
勤め先に干されている事への逆恨みと
怠けたい『FIRE』したいという
世間をナメきったモノなのである

普通の知能のある大人の男なら
例え『メンヘル』を患ったとしても
給付金詐欺を目論んだり
このような恥ずかしくて外を歩けなくなる
ような事は言わないよ

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そして逆恨みの相手も会社経営層はともかく
営業や違う職種の者を『会社の犬』と罵り
自身が乗るバイクが渋滞に巻き込まれた事で
休日にレジャーに出かける車を
「全て消えればよい」だとか

ともすれば上司や考えが違う同僚を
「ワクチンではなく活きの良い
ウイルスを接種させれば良い」
などと宣っているのだ

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コレって日本人ではなく「ニダ」「ウリ」といい
有る事無い事逆恨みして難癖をつける
給付金詐欺は元より国別の犯罪者数
断トツトップの在日チョンの
ヒ▽モドキそのままなんだよね






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