2022-05-08 (Sun)✎
『ネームトレイン』 第13回 ピヤシリ・えんれい・すずいし・てしおがわ
塩狩峠を力走する快速〔すずいし〕
快速〔ピヤシリ〕・〔えんれい〕・〔すずいし〕・〔てしおがわ〕
札幌・旭川~名寄の急行列車として運行を開始した急行【なよろ】が1984年2月1日に廃止となり、2年後の1986年11月1日に速達列車の必要性から旭川~名寄に4往復の快速列車が設定され、個々それぞれ快速列車に〔ピヤシリ〕・〔えんれい〕・〔すずいし〕・〔てしおがわ〕と愛称をつけて運行を開始した。
確証はないが、恐らく列車名の並び順は運行の順番であろう。
名寄の隠れた名峰・ピヤシリ山
この山が旭川~名寄の
1番快速の名前の由来だ
※ ウィキペディア画像を拝借
ピアシリ山の北にある
美深・松山湿原では
希少種・トキソウが咲く
だが、この4つの列車名は短命で、4年後の1990年9月1日に1往復増発した上で、再び快速〔なよろ〕に名称を統一して5往復が運行されるようになった。 その後、2000年3月11日のダイヤ改正で1往復減便され、現在は運行本数も元通りの4往復となっている。
列車名〔えんれい〕の
由来となったエンレイソウ
※ 日高の十勝幌尻岳で撮影
列車名は〔ピヤシリ〕が名寄市北東部にそびえるピヤシリ山(標高987m)から、〔えんれい〕は名寄市に多く自生するエンレイソウから、〔すずいし〕は名寄市にある天然記念物『名寄鈴石』から、〔てしおがわ〕が宗谷地方を北上して日本海に注ぐ一級河川・天塩川に由来する。
名寄産の天然記念物も列車名の由来だ
※『天然記念物・名寄鈴石』より
中は粘土層を包む空洞となって
振れば音が鳴る
天然記念物『名寄鈴石』
※ 名寄市のウェブサイトより
運行状況は、現在は列車名が快速〔なよろ〕に統一されて旭川~名寄に1日4往復が運行されている。
所要時間は旭川~名寄で1時間18分~1時間27分で、概ね所要時間は1時間20分台であった。
北海道遺産に指定された
北の母なる大河・天塩川が
列車名〔てしおがわ〕の由来だ
※ 美深町のウェブサイトより
また、一部の快速列車は、名寄から宗谷本線の音威子府までを列車番号を変えた上での定期普通列車として運行していた。 これは、下りが旭川~名寄を快速〔すずいし〕として運行した列車が名寄~音威子府を愛称ナシの普通列車として運行し、上りは音威子府~名寄を定期普通列車として運行された列車が、名寄から快速〔ピヤシリ〕となって旭川に直通していた。
この記事書いて初めてこの花が
エンレイソウだって知ったよ
※ 撮影場所は日高の十勝幌尻岳
また、1989年4月末をもって名寄本線が廃止となるまでは、上り遠軽発の早朝の2番列車が名寄本線内を普通列車として運行し、名寄から快速〔えんれい〕として旭川まで直通運転していた。 一方下りも旭川から快速〔てしおがわ〕として運行された列車が、名寄から名寄本線に入り同線の最終列車として遠軽まで運行されていた。 名寄本線に直通していたこれらの列車は、これら快速列車の登場時に運行廃止となった急行【紋別】の代替の位置づけもあり、仮乗降場や仮乗降場上がりの小駅は全て通過していた。
奇跡の絶景・天塩川『氷の川流れ』
の痕が残る天塩川と宗谷本線列車
※ 筬島付近にて撮影
《列車データ》
運行区間:旭川~名寄 76.2km ※ 一部の列車は、宗谷本線の音威子府及び名寄本線の遠軽が
始発着駅となっていた
運行期間:1986年11月 1日 - 旭川~名寄・音威子府・遠軽に4往復の快速を設定
4往復の快速に、それぞれ〔ピヤシリ〕・〔えんれい〕・
〔すずいし〕・〔てしおがわ〕と列車名がつけられた
(同時に普通列車には〔かえで〕とつけられている)
上記でも述べた通り遠軽発着(名寄本線直通)の下り〔てしおがわ〕
と上り〔えんれい〕、音威子府発着の下り〔すずいし〕と上り
〔ピヤシリ〕は、いずれも名寄~遠軽及び名寄~音威子府は愛称名
ナシの普通列車として運転
1989年 5月 1日 - 名寄本線廃止により、下り〔てしおがわ〕及び上り〔えんれい〕
の遠軽発着列車は旭川~名寄の運転となる
1990年 8月頃 - 旭川~名寄に快速列車が臨時列車扱いで1往復増便され、列車名は
〔なよろ〕となる
停車駅:旭川・(旭川四条)・永山・比布・(蘭留)・(塩狩)・和寒・剣淵・士別・
(多寄)・風連・名寄
※ 旭川四条・蘭留・塩狩・多寄は一部の列車が停車(主に昼間時運行の列車が停車)
塩狩駅に進入する快速〔すずいし〕
:
使用車両は一般型のキハ22と
キハ40の混成だった
使用車両:急行時代はキハ56の2~3連であったが、快速に格下げられてからはキハ22やキハ40
との混成がほとんどだった
乗車経験:下り〔てしおがわ〕で遠軽まで全区間乗車アリ
撮影経験:塩狩や名寄本線の沙留で撮影経験アリ
列車名〔てしおがわ〕の由来となった
天塩川に沿って快走する急行【宗谷】
《乗車記と撮影記》
乗車記としての思い出はほとんどない。 記憶では下りの〔てしおがわ〕を遠軽まで乗り通して、遠軽で夜行の急行【大雪】を待って網走方面に抜けた事を憶えている位である。
一生の宝物となった
沙留・流氷の丘での一枚
:
名寄本線上り2番列車が旭川に直行する
快速〔えんれい〕となった
一方、撮影の思い出は、塩狩で降りた時に通過する快速〔すずいし〕を撮った事と、名寄本線の流氷列車として、旭川直通で名寄本線内普通列車の上り〔えんれい〕を撮れた事だろうか。 残念ながら〔ピヤシリ〕は、乗車も『撮り鉄』も縁がなかったようである。
北の厳しい環境を表したのは
冬は3m超の積雪とシュカブラを魅せる
〔ピアシリ〕だろうね
※『Yamap』より
他の快速が旭川~名寄を82~87分で走っていたのを、下りの〔ピヤシリ〕だけが78分と70分台の最速列車だったという事をおぼろげに憶えている。
『FIERを煽るサイト』『起業を煽るサイト』
『フリーランスを煽るサイト』に共通する事は
「思ったより簡単にできる」「やれば儲かる」
「こんな美味しい話をなぜしないの?」と
「やれば成功」詐欺そのものだという事である
これらのサイトに事細かく理由を述べて
「そんな甘いモノではなく裏付けナシで
やれば必ず自滅する」「詐欺そのもの」
とイチャモンをつけるワテはこういった
「やればできる」サイトの天敵だぁね
ワテとこれらのサイトのどちらを信用しよう
が勝手だがワテが言える事は失敗しても
こういったサイトは責任を取ってくれないし
ワテも失敗して首を吊ろうが焼身or投身自殺
しようが知ったこっちゃないって事だよ
でもこういうサイトが何故に無茶振りして
でも煽ってくるのは騙されて手をつける
バカがいればいる程にこういうサイトの
サイト主に広告料やマージンが入るからだよ
こういうサイト主はワテと同じく
金さえ入れば騙されたバカがどうなろうと
知ったこっちゃないって事だよ
フリーランスの受ける仕事は受注契約ではなく
フリーランスの組合などから
紹介を受けた先からの委任契約なので
納品に対する責任はないハズと脳ミソ
が膿んだ都合のいい事を宣っているけど
紹介を受けた所から仕事を回してもらうという
極めて弱い立場であるフリーランスは
全ての責任を押し付けられるよ
即ちクレームが発生すれば解決するまで
延々と対応を迫られるって事
要するに問題発生した際の丸投げ先が
フリーランスって訳でワテが依頼先の
担当であってもコイツらフリーランスに
責任を丸投げするよ(笑)
刃向かったら仕事を回さず干すだけだしィ
フリーランスにはそれ位の
価値しかないんだわ・・現実的に
そして干されればその時点で
負債を抱えて潰れるのもフリーランスだ
そしてこういったフリーランス組合に
入会したら年会費は当然かかるだろうし
仕事を紹介してもらったら契約料の数%を
紹介料として払わねばならないだろうね
こんなのを続けたら半年ともたずに
心身ともに潰れて廃人と化すだろうね
世の中そんなに甘くないって事だよ
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