風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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岬めぐり・・  経ヶ岬

岬めぐり・・  経ヶ岬

ゴールデンウイークに入りましたので、季節記事の『岬めぐり』おば・・。 記事内容は桜の季節をちょっと過ぎてしまったけど、タワケにしては春の岬を題材にしたいいのが撮れたので・・。 でも、他の写真ブログさん達と比べちゃぁ駄目だよ。 ヤッコさん達は写真『家』で、ワテは写真界の底辺をゆく写真『床』なのですから。



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海を望む断崖の中腹に
白亜の美しき灯台が建つ経ヶ岬

  経ヶ岬 きょうがみさき (丹後天橋立大江山国定公園)
京都府京丹後市丹後町袖志に属し、日本海(若狭湾西部)に面する岬である。 京都府及び近畿地方の最北端に位置する岬である。 岬の海を望む断崖の中腹に、白亜の美しき姿を示す経ヶ岬灯台がある。
丹後天橋立大江山国定公園に含まれる。

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丹後半島きっての朝日の名所
かまや海岸

丹後半島北端を構成する岬の周囲は、安山岩による柱状節理の発達した海食崖になっている。 
岬の名の由来は、岬を取り巻く柱状節理が経巻を立てたように見える事から・・とされている・岬の最高地点は201mで、前述のように中腹に経ヶ岬灯台がある。

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当時の世界最高峰であった
西洋からの技術を導入して
建てられた経ヶ岬灯台

  経ヶ岬灯台
1898年(明治31年)12月25日初点灯した灯台で、第1等フレネルレンズを使用した第1等灯台に指定されている。 レンズはフランス製のもので、レンズ台を含めた重量は5トン、焦点距離が922mmである。 日本国内では、犬吠埼(千葉県)、日御碕(島根県)、角島(山口県)、室戸岬(高知県)の各灯台でしか用いられていない特別仕様の灯台である。

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陽の光を背に受けて
大きなレンズがギラリと輝いて

レンズを回転させる装置は水銀槽式回転機械と呼ばれるもので、1893年にフランスの灯台技師・ブールデーユ氏が重いレンズを円滑に回転させるために発明したもので、パリ万国博覧会に展示されていたものを購入して、経ヶ岬灯台に設置したとの事である。

無線方位信号所(電波灯台:レーマークビーコン)としての役目もあったが、GPS測定機器の普及により、日本では2010年までに全廃となっていて、経ヶ岬灯台も同機構は2008年に廃止されている。
毎年、秋季の一定期間に、灯台記念日にちなんで内部が一般公開される。



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丹後半島の景勝地・位置図

   《岬訪問と周辺の景勝地めぐり》
今回の岬めぐりの旅は、《丹後半島》の美しき海岸と日の出を撮影を絡めながら経ヶ岬まで足を運んでみよう。 また、《丹後半島》の名所もめぐってみよう。

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今回は岬周辺の名所にも
立ち寄ってみよう

この旅では、公共交通手段の乏しい《丹後半島》を往来するので、車は必需品となる。 それでは出発しよう。

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素晴らしい朝の情景を
ゲットするには
海岸べりで前夜からの
車中泊が必須だろう

美しい海原から朝日が昇るのを撮影するなら、必然的に前夜のアプローチが必要となる。
前夜は狭く苦しい車中泊となるが、美しい朝日を撮影する為に「ひたすら我慢」である。

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桜ってこういう撮り方も
アリかなって思う

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桜の又枝に
夜明けの光をかざしてみる

朝日を撮るならば《経ヶ岬》の高台からか、その付近の海岸べりがいいだろう。
また、印象的な作品に仕上げるなら、《新井崎》付近の断崖の上にある千枚田を逆光で狙うのも面白い。

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海に沿った断崖の狭い耕地を
利用した千枚田も
闇から明ける光で美しく染まって
※ フォートラベルより

掲載した日の出の写真は、《経ヶ岬》の少し手前にある《かまや海岸》で撮ったものだが、この場所も当然、日の出撮影のお薦め場所となろう。

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夜明けと共に船出をした漁船を
朝の光が包んでいた

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朝の光が予期せぬ一瞬に
燃えるような赤い光を放った

朝日を撮ったならば、朝を追いかけるように《経ヶ岬》へ向かうとしよう。 岬の紹介の項目でも記した通り、《経ヶ岬》は《丹後半島》、そして近畿地方の最北端に位置する岬である。

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春爛漫の岬展望台へ

岬前の駐車場で車を止めて、大海原を見下ろす展望台へ登ってみよう。 この展望台を経て、海側へ乗越した所に白亜の《経ヶ岬》灯台がある。 この展望台まではかなり急な階段で約300段あり、ひと汗をかかされる。

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岬の高台にある展望台を乗越すと
西洋の古城のような
白亜の灯台が見えてくる

だが、登りきった高台の上からは、日本海の大海原と山陰地方の海岸線を美しく望む事ができる。
そして、足下の断崖絶壁の上には、白亜の灯台がたたずんでいる。 さぁ、あの白亜の灯台に行ってみよう。 

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夜間の水先案内の任務の為に
今は春の陽気にひと休み

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ひと休みする灯台の周囲は
長閑な時が流れていた

《経ヶ岬》灯台は明治初期に富国政策の一環として、海運事業の強化を目的に建造されたとの事である。 建造にあたっては、「西洋の技術を大いに取り入れた歴史的に意義のある灯台である」との事だ。

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桜って葉桜の方が
魅せる力があるかも

白亜の灯台の基礎建築様式にも、西洋を受け入れ始めた文明開化のロマンが息づいている。 
そう・・、この灯台は明治時代より1日も絶やす事なく、行き交う船舶に一条の光を届けてきたのである。

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海蝕崖の向こうに舟屋が
見られる経ヶ岬の北海岸

岬の断崖に突き出た灯台の上で海原に秘めた明治時代のロマンを胸に強く感じたなら、この岬を後にしよう。 《経ヶ岬》から先は、リアス式の海岸風景が多くなる。

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リアス式海岸は北海岸の
景勝地・間人へと続いている

《丹後松島》・《立岩》・《間人 たいざ 海岸》などに代表される景勝地は、いずれも断崖と岩礁が波を洗う迫力のある眺めを魅せている。 時間があれば、めぐってみたい所である。

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新井崎の崖っぷちに
密集する舟屋

《丹後半島》の北海岸を望んだなら、次は東海岸の景勝地を訪ねてみよう。 まずは、《巌門》。
《泊海岸》の入江に、断崖絶壁の大岩が門のようにそびえている。 港に漁船をつなげてのんびりした周りの雰囲気と、断崖絶壁の対比が面白い。 次に遣唐使の先駆けとして歴史の場ともなった、徐福上陸の地・《新井崎》にいってみよう。 

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新井の千枚田
海を望む千枚田海際の狭い耕地を
上手くそして美しく活用している
 ※ ウィキペディア画像を拝借

この辺りの海岸は最も水が澄んでいて、エメラルド色の海水と岩礁が美しくマッチしている。 
また、この近くには狭い海岸端の土地を上手く利用した『千枚田』が多く見られる。 朝、逆光を上手に取り入れれば、影絵のような美しい情景を撮影できるだろう。 

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朝の逆光で影絵のような
絵を魅せるのもいいかも
※『棚田 NAVI』より

撮影の名所はまだまだある。 その1つに挙げられるのは、《伊根浦》の舟屋であろう。
素朴な漁村風景を望むなら、ここがイチ押しである。 海岸沿いをゆく毎に景勝地が現れるが、前夜発の日帰りの行程ゆえに、この他の景勝地は次回まわしとしよう。

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直接漁船が出せるよう
海に面して建てられた伊根の舟屋

それでは、伊根の舟屋を訪ねてみよう。 この舟屋はNHKのTV小説の舞台となった事で一躍知られるようになった舟屋である。 今では道の駅が設けられ、舟屋の民宿もあり完全な観光地となっている。

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TV小説の舞台となり一躍
天橋立に次ぐ観光地となった
伊根の舟屋だが

だが、道の駅や公開される舟屋など観光客の立ち寄る所を外せば、夜の漁の為に漁火のライトを仕立てる漁船や春の桜の下ののんびりとした漁村風景なとを魅る事ができるだろう。 また、漁の準備をする漁船など、波止場のいつもの風景を切り取るといい絵が撮れるかもしれない。

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観光客の流れと離れて
いつもの漁村風景や

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夜のイカ漁の為に
漁火を仕立てる漁船や

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波止場の長閑な春風景を
追うといいかもしれない

後はこの地域最大の観光地である『天ノ橋立』に立ち寄って帰路に着くのが旅の常套であるが、今回は『岬めぐり』という事で、『天ノ橋立』や“斜め一文”の『傘松公園』は敢えて外す事にしたので悪しからず。


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多くの企業で副業が解禁となり始めている
恐らく雇い側が給与的に雇用者1人1人の
生活の面倒を見きれなくなったかあるいは
見る気がなく投げたかのどちらかだろうね

でも考えて計画をもって職種を選ばないと
副業可能な業種と不可能な業種があるから
選択にシクじると共倒れして自滅するよ

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それにFIERしたいのなら副業を軌道に乗せる
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それは会社の中枢部に入れたごく一部を除いて
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現実的に給料だけでFIERの条件てある
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1度頭を解剖して脳ミソの状態を
見てもらった方がいいのでは?と思うよ

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そこで副業が可能な職種であるが
自分の人生や老後は自身で知恵を絞って考える
べきだと思うので明かす事は止めておこう
考えない怠け者を助ける気などさらさらないしィ

副業が可能な職種のヒントを言えば
老後も継続して可能な職種だって事だよ
ここで老後に継続も起業も不可能な
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でしか仕事が成り立たないIT関連の知識や技術は
老後にはクソの役にも立たないので
FIERしたいのなら決別すべきだと思うよ

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老いていく老後にネットにおける時代の
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要するにネットの世界は歳食って
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それに副業が軌道に乗ってウハウハになれば
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風来梨様 こんにちは * by railway99

見事な風景の数々ですね!!

日本の原風景とも呼べる美しい作品群ですね

まさに「旅情」を感じる一瞬です!!

ナイスです!!

Re: 風来梨様 こんにちは * by  風来梨
railway99さん、こんにちは。

ただ今、railway99さんの準地元の宇田郷の惣領川橋梁で海の風景+撮り鉄しています。

今回の旅は四国の石槌山で樹氷を望み、中津渓谷で幽谷の滝に魅せられて、四国カルストで朝の牛さんとの風景で癒やされ、四国から九州に渡って、九州から山口の萩に渡って、地球創生の断層・フォルンフェンスを訪ね、最後は撮り鉄編で夕日締めという山から渓谷・高原・海に至る壮大なたらい回し旅です。

その結果は、いずれ近いうちに記事で上げようかと。

たまたまいい写真が撮れた経ヶ岬に続けばいいけど。



コメント






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風来梨様 こんにちは


見事な風景の数々ですね!!

日本の原風景とも呼べる美しい作品群ですね

まさに「旅情」を感じる一瞬です!!

ナイスです!!
2022-05-04 * railway99 [ 編集 ]

Re: 風来梨様 こんにちは

railway99さん、こんにちは。

ただ今、railway99さんの準地元の宇田郷の惣領川橋梁で海の風景+撮り鉄しています。

今回の旅は四国の石槌山で樹氷を望み、中津渓谷で幽谷の滝に魅せられて、四国カルストで朝の牛さんとの風景で癒やされ、四国から九州に渡って、九州から山口の萩に渡って、地球創生の断層・フォルンフェンスを訪ね、最後は撮り鉄編で夕日締めという山から渓谷・高原・海に至る壮大なたらい回し旅です。

その結果は、いずれ近いうちに記事で上げようかと。

たまたまいい写真が撮れた経ヶ岬に続けばいいけど。


2022-05-04 *  風来梨 [ 編集 ]