風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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よも”ヤマ”話  第170話  駒止湿原

よも”ヤマ”話  第170話   駒止湿原  〔福島県〕  '97・ 7

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ワタスゲの白の斑点と
緑の湿原よいつまでも

   駒止湿原 こまどめしつげん
福島県南会津町と昭和村との境界に散在する標高1,100mの高層湿原で、湿地帯の大半が福島県大沼郡昭和村に位置し、一部が南会津郡南会津町にかかっている。 水無谷地・白樺谷地・大谷地の3湿原を始めとする大小の湿原があり、1970年12月28日に湿地の植物群落として国の天然記念物に指定されている。
その指定面積は、湿原部分では三つの湿原を合わせて27ha、全体で148haとの事である。

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ライトグリーンの草原が広がる
湿原の原風景が魅られる

駒止湿原の特徴は、当地が奥会津に位置する豪雪地帯で冬は3~4mの雪に覆われるその厳しい気候条件から、低層湿原から高層湿原までスライド状に湿原が形成されていて、低層から高層に至るまでの幅広い種類の植物を見る事ができる事である。 また、湿原の層が変化する辺りでは、低層から中層・高層へと発達段階の植生が随所に見られる事も挙げられる。

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可憐な花が頭を垂れて
コオニユリ

4月下旬のミズバショウに始まり、初夏のニッコウキスゲ・ワタスゲ・キンコウカ・コオニユリなどの花々が湿原一面を彩るさまは圧巻である。 また、秋は紅葉の織りなす絶景が楽しめる。



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駒止湿原 位置図

  アクセスと行程表
アクセス ・・ 会津田島駅より国道289号線を車で約40分、また只見町からも国道289号で
        約1時間  現在は湿原入口に駐車場アリ
 行程  ・・ 湿原散策路は3つの湿原にまたがって敷設されていて
        散策路全てをめぐると所要は片道で約2時間半ほど

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湿原に咲く花では
ひときわ目立つコオニユリ

駒止湿原は上に記した通り、ミズバショウからワタスゲ・ニッコウキスゲ・ヒオウキアヤメ・コオニユリ・ヤナギランなど、低層から高層に至るまでの湿原で見られる植物が花開く湿原である。
だが、この湿原は、ワテが訪れた数年後の1990年後半から2000年初頭にかけて、消滅の危機に瀕していた事でも知られている。

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自然散策のルールを守る事は湿原を守る事
そして日本の動植物や自然を守る事
しいては日本の国土
即ち国と命を守る事である
※『おいでよ南会津』より
駒止湿原入口の案内板

なぜ、この湿原が消滅の危機に瀕していたかというと、湿原内へのペットの連れ込みによる踏み荒らしで、湿原が乾燥化して地割れを引き起こしかけていたのである。 今湿原内で実施されている上下一方通行は、このダメージからの植生回復策である。

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釘が撃ち込まれた木道を歩くのを
嫌がるペット犬に引っ張られた
人間のクズ共も湿原を踏み荒らす
それが犬連れ登山だ

現にワテが訪れた'95年の夏は、ちょうどペットブームから山にペットを連れ込む人間のクズが横行しだした時期だったのである。 そして、このペットを自然界に連れ込む悪しき所業は、在日チョンが広めたモノで、『日本アウトドア犬協会』と名乗る自然界にペットの連れ込みを奨励して日本の自然を破壊する団体の主催者は、まごう事なき在日チョンの日本人成り済ましであった。

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犬連れ登山は自然生態系を破壊します
やめてください!犬連れ登山

そして、こういった奴らの行動は、行政が「ペットの連れ込みをしないで下さい」と入口に立て札を立てると、徒党を組んで役所に押しかけて、役所内で一般の職員相手に「ペットを連れて楽しむ権利の侵害」やら「法で決まっていない」などと喚き散らし、看板の撤去や役所からの公式な謝罪を求めるなど、在日チョンそのままの行動に終始したのである。

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ヘット犬の連れ込みで
人間のクズ共々の湿原踏み荒らしと
ペット犬の糞尿で湿原は回復不能な
ダメージを受け乾燥化し地割れを
起こして消滅しかねないのだ

その結果、尾瀬の裏燧林道にある兎田代は、踏み荒らしによって完全に湿原が乾燥化してほぼ消滅しているし、その踏み荒らしの犯人がペット連れのハイカーという事が指摘されて、尾瀬では厳重に湿原へのペットの連れ込みが禁止されている。

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生きとし生けるモノ全ての反逆行為
それが自然界へのペットの連れ込みだ

また、ペットの連れ込みは、生態系への甚大な被害も引き起こす。 例えば、この駒止湿原の所在する福島県の隣県の栃木県にある皇海山では、ペットを連れ込んだ人間のクズが連れ込んだ犬と共に登山道を外れて踏み荒らした挙句に糞尿を巻き散らす為に土壌が腐って、国の天然記念物・カモシカの餌となる新芽が育ちにくくなった。

また、餌が無くなり飢えたカモシカが、人間のクズ共が巻き散らしたペット用の餌を食って腹を下して死ぬケースが相次ぎ、雑食系で力のあるニホンジカに淘汰されて個体が大幅に減少するなど、種の絶滅の危機に瀕しているのである。

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ペット犬の感染病
ディステンバーに冒された野生の狸
※『福島県鳥獣保護センター』の掲載写真より

また、同じ福島県の五色沼では、野生のタヌキがペット犬の持ち込んだ伝染病であるディステンバーウイルスにかかって、コロニーごと消滅する報告が相次いでなされているのである。 それだけではない。
立山の国の天然記念物・ライチョウが、登山者の連れ込んだ犬の身体についたダニに冒されて、皮膚病である疥癬を発症して死亡するケースも報告されているのである。

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ペットを愛するなら野生動物の威嚇を受けるなど
ペットの気が狂う程の恐怖を押しつける訳がない
真にペットを愛すると言いながら
ペットを死に追いやる人間の屑たる
虐待行為なのだ! 犬連れ登山は・・

もう、日本の国土を破壊して成し得る快楽行為・・、真に日本を逆恨みするチョンの所業そのままである。 現にこの時辺りから、日本を破壊するクズ共がヤマで見受けられるようになったし、この駒止湿原でも、遠目に見かけた記憶がある。 まぁ、日本の国土を破壊する人間の出来損ない・在日チョンの話題は、不快この上ないのでこの辺りで留めるとして、湿原を散策してみよう。

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ミズギクに蝶々が憩う

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ノリウツギもチラホラと

まぁ、掲載写真でも示す通り天気が今イチだった事や、まだ駒止湿原が観光地として広まる前で、木道の敷設された散策路も一般には手前の大谷地のみの公開しかされていなかったようで、行き止まりの折り返しだった記憶がある。

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訪れた時はこの湿原が
観光地として広まる前で
手前の大谷地のみ公開されて
他の湿原は木道が敷設されておらず
未公開だったようである

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美しい自然を後世に伝えるのが
人として生まれた責務だと思う

訪れた時に主に咲いていたのがコオニユリとワタスゲで、珍しい花は見つけられなかったようだ。
でも、ワタスゲが湿原を白い斑点で染め上げるなど、魅せる力のある魅惑的な湿原だったよ。

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湿原を白い綿で染め上げた
奇跡の湿原風景をいつまでも


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