風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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第508回  東尋坊

『日本百景』 春  第508回  東尋坊 〔福井県〕

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海蝕崖と遊覧船との取り合わせは
絵葉書でもよく使われている

  東尋坊 とうじんぼう (越前加賀海岸国定公園)
福井県坂井市三国町安島に位置する海食崖の景勝地で、越前加賀海岸国定公園の特別保護地区に指定されている。 太平洋に面した海食崖で険しい岩壁が続き、最も高い場所で約25mの垂直の崖が即在する。
東尋坊を構成する岩は輝石安山岩の柱状節理で、これほどの規模を持つものは世界に3ヶ所だけで地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物および名勝に指定されている。 国内でも著名な観光地であり、遊歩道や遊覧船・展望用のタワーや土産物屋街などもある。

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海抜25mの垂直海食崖は
世界でも3ヶ所しかない
貴重な地質現象だ

東尋坊は、今から約1,200~1,300万年前の新生代第三紀中新世に起こった火山活動で、マグマが堆積岩層中に貫入して冷え固まってできた火山岩が、日本海の波による侵食を受け地上に現れたものとされている。 東尋坊の火山岩は、白色の斜長石の斑晶や暗緑色の普通輝石・紫蘇輝石の斑晶を含む東尋坊安山岩で、マグマが冷えて固まるときにできた五角形や六角形の柱状の割れ目(柱状節理)がよく発達している。

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岩の上に祠・・
ではなくて日本海の荒波が
このような情景を創造したのだ

この柱状節理の規模の大きさが地質学的に極めて貴重であるとされ、昭和10年に国の天然記念物・名勝に指定されている。 また、平成19年には、日本の地質百選にも選定されている。 地名の由来は、粗暴な振る舞いと色恋沙汰で土着の民の恨みを買って、この崖から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧の名前から来たという。



r508-m.jpg
東尋坊・景勝地 位置図

  行程表             駐車場・トイレ・山小屋情報
福井市街より車(0:45)→東尋坊(0:15)→越前松島(0:45)→福井市街

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東尋坊のイチ押しは
柱状節理ではなく落日の情景だ

《東尋坊》は署名な観光地だけに、観光客は途切れる事なくやってくる。 また、《東尋坊》は想像以上に小さく、対岸には《三国港》のコンビナートも目に入るのである。

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普通に撮ると撮りとめの
ない写真になりがちなので

それゆえに、写真で“作品”としてまとめるのは至難の業である。 写真集や絵はがきなどでも、荒波や行き交う船との取り合わせで何とかまとめているようである。

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すぐ沖に浮かぶ岩礁を
岩間を通る船のように
魅せて撮ってみた

《東尋坊》が魅せる世界でも有数の海蝕崖の柱状節理を眺めた後は、情景でイチ押しの『雄島めぐり』をしてみよう。 《東尋坊》より1kmほど北に、海岸と赤い橋で結ばれた島が浮かんでいるのが目に入るだろう。 この島自体が『大湊神社』となっていて、周囲1kmの島の至る所に灯篭やしめ縄を見る事ができる。

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北陸の海岸線は
夕陽の名所が多い

だが、“お目当て”はこれではない。 島の裏側に広がる安山岩のスライス岩が連なる波打ち際だ。
この海岸線は夕日の当たり具合で岩がほのかに色づいて、真に絵にある情景となるのだ。 

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岩を夕陽で影にすると
海原が黄金色に輝き

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岩を順光で照らすと
岩の造形美を魅る事ができる

なお、前述でも記した通り、『東尋坊』と呼ばれるようになった由来は、以外にも人物名からきている。 雄島の大湊神社では、以下のような由来を紹介している。

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黄金色の波は光の波となる
醜い人間の思惑とは関係なく・・

  昔、平泉寺には数千人僧侶がいた。 その中にいた東尋坊という僧は、怪力を頼りに、民に対し
  て悪事の限りをつくした。 東尋坊が暴れ出すと手がつけられず、誰も彼を押さえる事が出来な
  かった。 東尋坊はまさにやりたい放題、好き勝手に悪行を重ねていたので、当然のように平泉
  寺の僧侶は困り果てていた。 また東尋坊はとある美しい姫君に心を奪われ、恋敵である真柄覚
  念(まがらかくねん)という僧と激しくいがみ合った。

  そんな東尋坊を退治しようと、平泉寺の僧たちは皆で相談し東尋坊を海辺見物に誘い出す。
  一同が高い岩壁から海を見下ろせるその場所へ着くと、早速岩の上に腰掛けて酒盛りが始まった。
  その日は天気も良く眺めの良い景色も手伝ってか皆次第に酒が進み、その内に東尋坊も酒に酔っ
  て横になり、うとうとと眠り始めた。 

  東尋坊のその様子を伺うと一同は目配せをし、真柄覚念に合図を送った。 この一同に加わって
  いた真柄覚念は、ここぞとばかりに東尋坊を絶壁の上から海へ突き落とした。 平泉寺の僧侶達
  のこの観光の本当の目的は、その悪事に手を焼いた東尋坊を酔わせて、高い岩壁から海に突き落
  とす事にあった。 それから49日の間、海は大荒れとなった。 それは、寿永元年(1182年)4
  月5日の出来事だった。

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数ある『松島』の中で
最も情景の美しい『松島』は
この越前葛島だろう

そして、1日の“クライマックス”である夕暮れ時は、更に3km東方にある《越前松島》で迎えよう。

1日の“クライマックス”
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波紋が静寂(しじま)に輝く

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夕陽は様々情景を魅せる
写真床が撮った黒潰れさえ
想像性を抱いた夕景美となる

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夕陽の光が波間を貫くと
クライマックスが始まる

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これぞ『松島』たる夕陽の絶景
この写真は現地の絵葉書として
売られた事あったりして
写真床の数少ない実績の一つっていうか
万以上の金になったのはコレだけかも
まぁテキトーに撮っただけのモノだけど

美しい海岸風景にのみ名乗る事を許される『松島』の名の通り、夕日と島々の取り合わせで感動的な情景を魅せている。

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柱状節理に波がぶち当たり
波の華となる
※ ウィキペディア画像を拝借

また、波高き時に、“波の華”現象が見られる所でもある。 頭を絞って文を考えても、「百聞は一見に如かず」。 ここは、掲載写真を御参照頂きたい。

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夕陽が落ちて
静寂が闇になり始めたら
この地を後にしようか

夕日が沈むのを見届けたなら、《芦原温泉》などの『北陸湯めぐり』を交えて帰るとしよう。



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11年前に2万2千の
犠牲者を出した東日本大震災

その被害を拡大させた原因は
時の政権・ミンスがシナやチョンに忖度し
西側諸国の支援を陰ながら妨害し
自衛隊などの公的な救援も党是に反すると
異を唱え妨害しまくったからだ

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それと同じなのが
感染爆発により17000人以上の
国民を殺害をした東京五輪の開催だ

これも開催すれば感染爆発になると
世界の多くの機関が警告を出す中
感染爆発となる事を解っていながら
欲望や権力の為・私服を肥やす為・
建設屋の利益の為に開催し

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欲望のままに東京五輪を開催し
危惧されて世界のあらゆる
機関が警鐘を発した通り
感染爆発を引き起こし
17000人に及ぶ国民を殺害したのである

それもその罪を感染者が多かった
日本人の若者層に擦りつけ
日本人が犯人で東京五輪は関係ない
と言い逃れをして日本人にだけ規制をかけ
外人の入国はフリーパス同様としたのである

そしてまた政治屋の利権やアスリートという
一部の奴らの欲望を満たす為に
感染爆発の主原因である事が確定的な五輪・・
シナ五輪に参加して再び感染爆発を引き起こす

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これはミンスより悪逆なのでない?
そして五輪毎に感染爆発を繰り返す事に
そろそろ五輪での外人の出入りが
感染爆発の原因と気着けよ!
日本人同士で外国株が蔓延する訳ないだろうがよ






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