風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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冬の写真で語りましょ その2

ますます殴り書きな記事となった緊急(穴埋め)企画の第2弾でっす。

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この瞬間・・高見石は
月面の世界に変る
その月面のクレータのような
情景から本物の“月”を魅る

  北八ヶ岳 きたやつがたけ (八ヶ岳中信高原国定公園)
フォッサマグナの中央部を占める大規模複成火山体である八ヶ岳火山列の北側を指す山域で、「北八ッ」と略される。 全域が長野県に属し、一般的には大河原峠から南の夏沢峠までの八ヶ岳連峰北部山域の事をいう。

蓼科山や横岳などの溶岩ドームや、成層火山からなる標高2,000 m台の山々で構成され、ハイキングから本格登山まで楽しめる山域である。 南八ヶ岳に比べて斜面がなだらかで。岩場が少なく森も多いので、山スキーの適地となっている。



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見事な氷瀑柱を魅せる山彦ノ滝

    山彦ノ滝  やまびこのたき   直瀑 落差 28m  北海道・遠軽町(旧 丸瀬布町)

    滝へのアプローチ
  遠軽町・旧丸瀬布町 道道1070号線・丸瀬布温泉の南5~5.5km

山彦ノ滝は直瀑で、落差の公称は28mであるが、35~40m位の滝に思える端正なストレート滝だ。
また、滝裏に不動尊らしきものが奉っている『裏見の滝』でもある。



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冬の宝剣岳

距離にすると僅か100m・・。 なのに年に1人か2人のクライマーが必ず滑落しているという宝剣岳。
宝剣岳の頂を極めるには、あの手のひらを形どった頂上直下の窪みを伝って、左から右へ上って行かねばならない。 その間は100mほど・・。 普段なら1分ちょっとで歩ける幅に、15分はかかってしまう。

ほんの100mの移動なのに、氷点下20℃という極寒の中でさえ額が汗にまみれる。 それは、西遊記の『釈迦の手のひら』に相通じるような気がした。 人が命からがらに伝うこの氷の峰は、釈迦(大自然)にとっては手のひらの隙間に過ぎないのだ。

今じゃぁ・・、怖くて絶対いけないだろうな・・。 コレを苦も無く伝っていた若き日のワテ・・。
違う意味で「偉大だな」って思うよ

・・翌日に登頂する冬の宝剣岳を見上げて



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そのつがいは仲睦ましく・・

  クッチャロ湖 くっちゃろこ (北オホーツク道立自然公園)
クッチャロ湖は宗谷・頓別原野にある、北西側の小沼と南東の湖の本体を成す大沼からなる汽水(海跡)湖である。 宗谷丘陵内陸部から流れ出る仁達内川の形成した河谷(川の流れで浸食されてできた谷)が、砂州によってオホーツク海と隔てられて形成された湖である。

湖の形成にこういった理由がある為、河口部の近くに位置する大沼はオホーツク海から流入する海水の影響を受けて塩分濃度が高くなり、元来川だった上流側の小沼は塩分濃度の薄い淡水に近い水質となっている。

この事で、淡水に近い小沼には淡水を好む野鳥が飛来する。 一方、海水の流入で塩分濃度が高い大沼では海から小エビ類などが流入し、湖水の塩分濃度が適度な為に海藻類も繁殖するなど餌が豊富で、渡り鳥達の絶好の越冬中継点となっている。 中でも、湖の別称が『白鳥の湖』と言われる程にコハクチョウが飛来し、優雅な姿を魅せてくれる。



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渓流に転がる
滝飛沫が創造した宝石

  匹見峡 ひきみきょう (西中国山地国定公園)
島根県益田市匹見町(旧匹見町)に位置する渓谷の総称で、高津川支流の匹見川の河川浸食によって形成された渓谷である。 道川~匹見間の表匹見峡、その奥部にある裏匹見峡、そして最上流部に位置する奥匹見峡からなる。 また、中流広瀬付近には前匹見峡があるが、前者三つと比較すると知名度は低い。
西中国山地国定公園の指定区域に属している。

  奥匹見峡
前出3つの渓谷よりやや離れた奥地にあり、広島県との県境にそびえる恐羅漢山 1364m を源とする渓谷である。 駐車場より約1.1Kmが渓谷探勝路として開かれているが、気象災害で探勝路が損壊して通行不能になる事が度々ある。 また、渓谷探勝路が途切れた先にも、知られざる滝が潜む秘境である。
探勝路上には《小竜頭》や《二段滝》など、変化に富んだ滝が魅られる。 この渓谷のクライマックスは最奥部にある落差53mの大竜頭で、人を容易に寄せつけぬ渓谷の最奥に、滔々と瀑布を掛けている。



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一面に白い綿帽子を被ると
旅気分が大きくなる
花輪線・湯瀬渓谷

周囲の野山が白い綿帽子を被ると、旅気分が大きくなる。 今は走行性能は良くなかったが、旅情を語るには今一つの車両に置き換わってしまった。 一時鉄道を撮るのを止めたのは、旅情を語る『風景鉄道』が撮り辛くなったからなのかも・・。



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今にも渡っていけそうな・・
近くて遠い島

敷き詰められた流氷原を伝って、今にも彼の島まで辿って行けそうな・・。 でも現実は、近くて遠い島・・。 彼の国により不当占拠された・・、事実上は異国の島なのだ。 幼かった当時のワテの目に、その茫洋とした姿がくっきりと焼きついている。
 
・・根室標津沖 流氷と国後島


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うわぁ・・、45分で作っちまったよ
この記事を・・



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No Subject * by ねむろ大喜
画像を見てるだけで身が凍るかと心配しました><;滝が凍るのは美しい風景やけど

Re: No Subject * by  風来梨
ねむろ大喜さん、こんばんは。

ぢ・つ・わ・・、山彦の氷瀑ですが、これを見てハシャいでいると
ハデにズッコケて、それ以来旅の期間中脇腹がイタイなぁと思って
帰って病院でレントゲンを撮るとアバラガオチャメッていました。

こんなのばっかりです。 でも、『オチャメ』る前でムテキだったので
何事もなく、ほっといたら治ったりしました。 ホント・・、こんなのばっかり。

コメント






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No Subject

画像を見てるだけで身が凍るかと心配しました><;滝が凍るのは美しい風景やけど
2022-02-11 * ねむろ大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

ねむろ大喜さん、こんばんは。

ぢ・つ・わ・・、山彦の氷瀑ですが、これを見てハシャいでいると
ハデにズッコケて、それ以来旅の期間中脇腹がイタイなぁと思って
帰って病院でレントゲンを撮るとアバラガオチャメッていました。

こんなのばっかりです。 でも、『オチャメ』る前でムテキだったので
何事もなく、ほっといたら治ったりしました。 ホント・・、こんなのばっかり。
2022-02-11 *  風来梨 [ 編集 ]