風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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冬の写真で語りましょ その1

この週末は、ブロ友さんの冬の駅訪問の記事を見て雪が見たくなって、何も計画せずにフラっと北陸の冬の撮り鉄の旅に出た。 駄菓子菓子・・、この週末は全国的な大雪警報が発令して、「ふらっと冬景色を魅る」状況じゃなかったよ。

帰りの夜行バスは運休となるわ、1時間に30cm(たぶんこの位)の降雪とか、列車の大幅な遅れとか・・。 適当に出たので、いつものように背に『簡易宿泊装備』を担いでおらず、飛び込みで駅前ホテルに泊まる羽目となったし、『北アの山々の雪景色と撮り鉄』を目論んだ写真は限りなく壊滅状態ですた。 なので、記事を書くヒマがなく、今週の『穴』は緊急企画で逃げようかと。



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冬の銚子大滝は夏の勇壮な姿と違って
水墨画のような佇まいを魅せていた

  奥入瀬渓流 おいらせけいりゅう (十和田八幡平国立公園)
奥入瀬渓流は、カルデラ湖である十和田湖より流れ出る唯一の川・奥入瀬川がおりなす清楚な渓流である。 清らかで神秘的な十和田湖より流れる水が創ったこの渓流には、清らかな水がかもしだす気品高き清楚な趣を感じるのである。 奥入瀬渓流を望むに最もいい季節は、萌える新緑の頃とあたり全てに白銀の衣をまとう冬であろうか。 この頃が、清楚な雰囲気をより一層感じる事ができていいだろう。



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観光客を呼び込むには
あまりにも雑な夕張という街
恐らくこのテール灯が
ワテ最後の『夕張』だろうな

街へと向かう列車のテール灯・・。 あと何回かの街への往復を終えると、終焉の時を迎える鉄路。
そう・・ 街に向かう赤いテール灯の残り数が、この消えゆく鉄路の残り日数なのだ。 その消えゆく鉄路の心の中を表現したい・・と欲したのがコレである。 だが、こうしてみると、この消えゆく鉄路は人煙稀な秘境地帯をゆくのではなく、家庭の明かりが灯る人が暮らす街へと向かう路線なのだ。

こういった情景の路線が廃止となる度に、「なぜこうなってしまったのだろう」と思う事が多々ある。
それは、便利さの陰で大切なモノが、不要なモノとして簡単に棄てられる今の社会の姿なのだと気づく。 でも、一つだけワテの持つ概念と異なる事は、「失ってもその痛みが気にもならない」って事。

人の心が乾いていく現代社会・・。 こういった廃止路線を追う姿を好きなモノを追いかける姿を、「キモい鉄オタ」と非難する奴が必ずいる。 日々パソコンの前に座って気に入らぬ者に批判をぶつだけの、何もする事もがなく批判以外に何もできない寂しく憐れな奴ら・・。

この路線が消えるこの月末には、ネット上でそんな不毛な論争が繰り広げられるのだろうな・・。
まぁ・・、ワテもそのパソオタの奴らが貶す行動に勤しんでいるのだが・・。

そしてワテ自身も、こういったパソオタ共を「批判だけしかない憐れな奴ら」と貶しているし・・。

・・まもなく終焉を迎える石勝線・夕張支線にて



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荒野をほのかに
赤く染める夕空と月一つ

  四国カルスト しこくカルスト (四国カルスト県立自然公園)
愛媛と高知の県境一帯に広がる四国カルストは、山口県の《秋吉台》・福岡県の《平尾台》と並ぶ“日本三大カルスト”の一つとして知られている。 東西約25kmに渡って広がるなだらかな台地はススキやササに覆われた草原となっていて、その中に白い石灰岩が露出した『カレンフェルト』が無数に散らばっている。 



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朝のスペクトルに染まる縞枯山

  縞枯山 しまがれやま (八ヶ岳中信高原国定公園)
八ヶ岳連峰の北八ヶ岳にある標高2,403mの山で、雨池峠の1kmほど南に位置する。 名前のとおり、縞枯れ現象が見られる事で有名である。 その縞枯れ現象とは、亜高山帯針葉樹林のシラビソ・オオシラビソが帯状に枯れ、その縞枯れの帯が山頂に向かって長い年月をかけ移動していく現象である。

八ヶ岳山域に属する他の峰々からこの峰を望むと、山の斜面に何列もの白い縞が魅られせる。
なお、この縞枯れ現象は、縞枯山だけでなく蓼科山や北横岳でも見られる。

標高1,700mあまりの地点から、2,200mあまりの坪庭までピラタス蓼科ロープウェイが通じているので、冬季でも登頂は比較的容易である。 また、ロープウェイ駅より10分程で、通年営業の山小屋・縞枯山荘もある。



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波涛が奇岩の基部を
エグるように打ち付ける

  仏ヶ浦 ほとけがうら (下北半島国定公園)
仏ヶ浦(ほとけがうら)は、青森県下北半島西岸の下北郡佐井村南部に所在する景勝地で、古くは仏宇陀(ほとけうだ)と称した。 陸奥湾口の平舘海峡に面した峻険な海岸沿いに、2km以上に渡って奇異な形態の断崖や巨岩が連なる海蝕崖の海岸である。

緑色凝灰岩を主とした岩石が永い間の海蝕を受けて形成されたもので、それぞれの奇勝には、浄土のイメージを重ねて「如来の首」「五百羅漢」「極楽浜」など名づけられている。 90メートルを超える断崖もあるなど陸地から近づくのが困難な土地で、長らく地元民のみに知られる奇勝であった。



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もうこの国には
存在しない鉄道風景
旧 名寄本線 沙留の丘にて
 
1980年代・・、それは鉄道がもっとも魅力的で輝いていたと思う時だった。 変な飾付けがなくても、無理矢理なイベントに頼らずとも、引き寄せられる魅力があった。 だが、魅力ある情景を走る鉄路は「経営的に魅力がない」と断じられて、この時代に一斉に消えていった。
 
今は、『もうこの国には存在しない鉄道風景』として写真で楽しむだけである。



ご覧のように、適当に作っただけですね。 まぁ、『適当』&『成り行き任せ』で、人気が無くても気にしないのにブログ村に登録している下心満載のブログだから、「それでヨシ!」である。


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取り敢えず今週は
3日分の『穴』は埋めれたよ



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No Subject * by ねむろ大喜
すぐそばの根室港の海が凍ってるのをカメラに収めに行くのも寒いので行っていません。行ってみましょう^^

Re: No Subject * by  風来梨
ねむろ大喜さん、こんばんは。

今年は例年になく寒い年だそうで、
根室の納沙布岬や標津沖にも流氷が接岸する予測が立っているそうで・・
もう、流氷は来ましたか?

去年は身体がオチャメッて北海道には行けませんでしたが、
今年の年末と来年の年始は必ずや行きますよ~。

春国岱・温音沼・釧路のコッタロ湿原よ、再び・・

コメント






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No Subject

すぐそばの根室港の海が凍ってるのをカメラに収めに行くのも寒いので行っていません。行ってみましょう^^
2022-02-11 * ねむろ大喜 [ 編集 ]

Re: No Subject

ねむろ大喜さん、こんばんは。

今年は例年になく寒い年だそうで、
根室の納沙布岬や標津沖にも流氷が接岸する予測が立っているそうで・・
もう、流氷は来ましたか?

去年は身体がオチャメッて北海道には行けませんでしたが、
今年の年末と来年の年始は必ずや行きますよ~。

春国岱・温音沼・釧路のコッタロ湿原よ、再び・・
2022-02-11 *  風来梨 [ 編集 ]