2022-01-05 (Wed)✎
岬めぐり・・ 大間崎
去年は時間が無くて、旅立ちの時刻10分オーバーで昨日アップした『ネームトレイン3回目』とこの記事が書き残しとなってしまったよ。 まぁ、新大阪15:18のシンカンセンに乗れなければ、旅の企画全てがボツだから致し方なし。 でも、シンカンセンは米原での雪の影響で20分遅れて、前便に乗れたよ。
それではギリギリ正月の今日1/5に、旅立っている最中に予約でアップしようとした『岬めぐり』おば・・
岬のテラスより北の海峡を望む
※『グルコミ』より
大間崎 おおまさき (下北国定公園) 〔青森県〕
大間崎(おおまさき)は、青森県下北郡大間町にある本州最北端に位置する岬で、晴れた日には津軽海峡を挟んで、函館山から恵山岬にかけての北海道の海岸が目前に広がる。 潮流の速い海流である《クキド瀬戸》で隔てられた沖合600メートルの弁天島に、大間崎灯台が設置されている。 なお、岬一帯は下北半島国定公園に指定されている。
岬の沖合に浮かぶ弁天島に
大間岬灯台が建っている
※『大間町』のウェブサイトより
大間崎から北海道までは
18km足らずでしかも北海道最南端の
白神岬より北に位置している
※『大間町』のウェブサイトより
下北半島北端で津軽海峡に面する位置にあり、北緯41度33分・東経140度54分の位置にある。
対岸に位置する北海道の汐首岬との間は僅か18キロメートル足らずに過ぎず、本州・北海道の海峡では最短地点である。 なお、本州最北端にある大間崎は、北海道最南端の白神岬より北に位置している。
「ここ本州最北端の地」という文字が
岬にたどり着いた情感をかき立てる
※『大間観光協会』のウェブサイトより
岬には「ここ本州最北端の地」の石碑が建ち、一帯は公園として大規模に整備され、土産店や食堂が立ち並ぶなど観光地化が著しく、下北半島の東北側の端である尻屋崎とは対照的となっている。
岬の南方には、大間町の市街地及び大間漁港が展開する。 周辺は良好な漁場で、マグロの一本釣りの名所として知られている。
大間崎・岬周辺地図
岬周辺の空き地は無料駐車場で
駐車場前に公衆トイレ有
《岬訪問記》
下北半島は、文字通り“最果て”である。 青森から車でめぐるにしても、最低1泊2日は必要だろう。
それならば、大胆に北海道の帰りに訪れるのも一つの手だ。 こうすれば、無理なく下北半島を一周できるのである。
函館~大間の航路はかつて
東日本フェリーが就航していたが
倒産して津軽海峡フェリーとなっている
※『東日本フェリーの就航船』より
《函館港》より1時間40分の乗船で、下北半島の《大間港》に着く。 港から1.5kmほど大畑方向に向かうと、『本州最北端』の碑の立つ《大間崎》だ。 しかし、ここは眼前に浮かぶ《弁天島》に要塞のような灯台施設があり、打ち寄せる波や潮風といった『最果て』の情感はかき消されて、あまり岬情緒を感じない所であった。
最初にこの岬を訪れた時は
バス乗り換えのせせこましさと
侘しき情景に2~3枚写真を
撮っただけで引き上げたよ
だが、岬の突端から海を望むテラスに「ここ本州最北端の地」の石碑が建ち、これを目にすれば岬に着いた情感が湧いてくるだろう。 この時はまだ車を持たない小僧だった事から、大畑への乗り継ぎのバスの時間が気になって、数枚の写真を撮っただけで引き上げた。
その後30年の時を経て、再度この岬に訪れる機会があった。 その時は30年前に見た店屋が何もない侘しい限りの岬情景とは一変して、レストハウスが建てられて海鮮レストランが入り、岬前は展望テラスとして整備された観光地となっていた。
あの侘しく殺風景な岬が
展望レストランの建つ
岬園地に整備されていたよ
※『大間観光協会』のウェブサイトより
これで以前は殺風景だった岬はお洒落な岬となっていたが、年末に訪れた時はレストハウスは冬季休業(正月休みだけかもしれないけど)で開いておらず、かつて見た侘しい岬情景そのままだった。
そして、冬の岬ならではの、岬に向かうのが困難な位の強風が吹きずさんでいた事である。
ただ違うのは、30年前のあの時のバス待ちのせせこましさがなく、寒さや強風に耐えれなくなったなら車(レンタカー)に逃げ込めばいいのだ。 なので、大間の岬の標にウミネコが舞う情景を狙って、強風の中でカメラを構える。 正直言うと、岬テラスにある『マグロの一本釣り』のモニュメントなんか要らない。 欲しいのは、強風吹き荒れる侘しき岬情景と風に舞うウミネコと灯台風景である。
岬道標の前は暴風が吹き荒れて
立っている事さえ困難で
ウミネコと灯台を入れた写真を
撮るだけで精一杯だったよ
だが、この強風の中では5分立っているのが限界だろう。 狙う情景が撮れたなら、岬に吹き荒れる風に煽られて転ばないように、カニ歩きでレストハウスの下(2階にレストランがあって、1階は建物設備置き場となっている)に潜り込む。 ここで初めてレストハウスが役に立った訳である。
30年前のあの時は
レストハウスの建っている敷地は
サブ灯台の建つ通信施設だった
:
観光整備の為に灯台取り壊したのね・・
でも、このレストハウスの元は岬のサブ灯台が建つ高台だったようで、岬前はかなり大規模な観光地整備が行われたようである。 だが、観光客の足の出向く先は、岬より1.5km離れた大間港周辺のフェリーターミナル周辺にある一本釣りマグロを捌く料理店で、この周辺には宿泊施設も完備しているのである。
岬の駐車場にはワテの車1台きりで、1時間ほどの滞在だったが他に訪れる車はなく、空き地を利用した駐車場はワテの車以外は岬周辺の民家の車だけだったよ。 『岬めぐり』の歌で「♪ 岬めぐりのバスは走る~」とあるが、バスでめぐる岬の旅なんて、最初にワテがこの岬を訪れた時が最後だったのかもしれないね。
今年の秋頃に九州の
長崎シンカンセンが開業するらしい
だが開業するのは長崎から武雄温泉までの
全体の4割足らずで博多からだと
一度在来線に乗換えなければならない
在来線特急からの乗継ぎは
対面乗換によるスムーズな乗り換えで
従来より所要時間30分程の
短縮を見込んでいるそうである
でもシンカンセンの利用客って
キャリーケースなどの大きな荷物を
所持しているから30分早くなるより
乗り換えナシの方がずっと楽ですよ
それに子連れだと博多・武雄温泉での
乗り換えダブルはキツいよ
本州からだと直通してないので
特急料金二重取りになりかねないしィ
これは帰省客が敬遠しかねないよ
下手すれば長崎シンカンセンは
潰れかけの大村・長崎空港の
救世主になるかもね
JR九州は九州シンカンセンでも
収支トントンの業績だそうである
山陽シンカンセン直通など
条件の整った九州シンカンセンでこの業績では
シンカンセン経営に向いてないのでは?
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