風来梨のブログ

このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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『路線の思い出』   第472回  根室本線、士幌線、広尾線・帯広駅

『路線の思い出』  第472回  根室本線、士幌線、広尾線・帯広駅 〔北海道〕

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高架駅となって規模が
縮小した感アリアリな帯広駅
※ ウィキペディア画像を拝借

《路線データ》
根室本線
       営業区間と営業キロ            輸送密度 / 営業係数(’15)  
      滝川~根室 446.8km                976  /  424
                     
帯広駅発着列車(’21)
         札幌~帯広  特急【とかち】5往復
         札幌~釧路  特急【おおぞら】6往復
         新得~帯広  普通 下り12本・下り13本(一部芽室発着)
         帯広~池田  普通 13往復
     ※ 2016年の台風災害により、現在は東鹿越~新得は不通となっている
       現在は不通区間に代行バスを運行

士幌線
       営業区間と営業キロ          輸送密度(’79) / 営業係数(’83) 
      帯広~十勝三股 78.3km             359   /    1743     
             廃止年月日              転換処置
              ’87/ 3/23                    十勝バス
廃止時運行本数
         帯広~十勝三股 4往復《糠平~十勝三股 バス代行運転》
         帯広~糠平   1往復
         帯広~上士幌  下り1本

広尾線
       営業区間と営業キロ            輸送密度 / 営業係数(’83)  
      帯広~広尾 84.0km               780  /    851       
        廃止年月日          転換処置         廃止時運行本数
       ’87/ 2/ 2             十勝バス            6往復

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かつての駅の方が駅らしかった
※ 帯広市のウエブサイトより

帯広駅(おびひろえき)は、北海道帯広市西2条南12丁目にあるJR北海道・根室本線の駅である。
帯広市の代表駅で、特急【とかち】の始発・終着駅となっており、特急【おおぞら】を含めての全旅客列車が停車する。 1996年11月に駅の高架化が完成している。

北口に帯広駅バスターミナルが隣接し、高速バス・路線バス(市内線及び郊外線)が共に発着している。 同じく北口には、タクシープールがあるなどJRのみならず各種交通機関のターミナルが集中し、十勝地方の重要な交通結節点となっている。 2019年の1日平均乗車人員は1592人との事である。

在りし日の士幌線
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東大雪の山麓へ路線を
延ばしていた士幌線
石北本線の上川に合わさり旭川
果てはオホーツク海までの
延伸計画もあった

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在りし時の幌加駅の駅舎
明らかな釣り餌だな

在りし日の広尾線
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愛国・幸福駅で
全国区となった広尾線
広尾より先の襟裳岬までの
延伸計画もあった

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その幸福駅は観光客が
来訪の足跡に貼り付けた
定期券や名刺が汚らしく
あまりソソらなかったよ

国鉄時代には当駅より北方の糠平・十勝三股方面に士幌線、南方の中札内・広尾方面に広尾線が路線を延ばしていたが、JR北海道への経営移管直前の1987年2月1日に広尾線、3月22日に士幌線が相次いで路線廃止となり、以降は根室本線の単独かつ途中駅となっている。

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かつては士幌線・広尾線を分岐し
単式ホーム1面と島式ホーム2面の5線と
帯広機関区を擁した大きな駅だったが
機関区はバスロータリーとなりホームも
島式2面4線の普通規模の駅となった
※ ウィキペディア画像を拝借

島式ホーム2面4線を有する高架駅で、現駅舎は4代目駅舎である。 『連続立体交差事業』と駅周辺の『土地区画整理事業』が、一体化して整備された全国初のケースである。 改札口は1・2番ホーム(下り・釧路方面)と3・4番ホーム(上り・新得方面)に分かれて設置されており、改札業務は北側の下り線(1・2番ホーム)は北海道ジェイ・アール・サービスネットが受託、上り線(3・4番ホーム)はJR北海道直営となっている

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改札口を上下線ホームに
区分けする形で南北に分けて
真ん中に自由通路を通している
※ ウィキペディア画像を拝借

高架化が完成した当初は中央部にまとまった形で駅改札口があって、両側に通路を設けて駅の南北を通していたが、駅テナントの撤退が相次いだ事によってテナント側の要望を受けて東西にあった改札口を南北に移設し、2001年7月1日の移設完成によって中央部が開放されて駅舎間の往来が容易となった。

地下1階に帯広市民ギャラリー、1階にエスタ帯広・セブンイレブン(北海道キヨスク)・みどりの窓口・ツインクルプラザ(2021年2月に閉店となった)・自動券売機・指定席券売機・自動改札機・待合室が設置され、2階に帯広市役所帯広駅戸籍住民課分室・とかち物産センターなどの施設が入り、その上にホームが設けられている。

コンコースにはからくり時計を設置している。 駅の周囲は帯広市の中心市街地となっていて、帯広競馬場へは約2 km、車で約7分のアクセスとなっている。 北口は帯広市総合体育館・帯広警察署・十勝総合振興局・帯広協会病院、南口は帯広の森運動公園・帯広畜産大学・緑ヶ丘公園などの最寄口になっている。 終日社員配置駅で、エレベーター・エスカレーターが設置されている。



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思い入れとしては
士幌線や広尾線があった頃の
旧駅舎の方が大きいのだが
※『レイルラボ』より

帯広駅の思い入れとしては、士幌線や広尾線のあった国鉄時代の平屋駅時代の方に強い思い入れがあるが、帯広駅はあんまり憶えていないのだよね。

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夜行列車が到着するのが
3時過ぎと夜明け前で
駅舎の外に出る事が全くなかったよ
※『マイとかち』より

それは、帯広駅は士幌線や広尾線の乗り継ぎ駅として、札幌発の夜行急行【まりも】からの乗り継ぎでホーム上を往来したのみで、改札口よりほとんど外に出た事がなかったからだ。

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今なら駅舎のバルブ撮り
思いついたかもしれないけど
この時は待合室で寝落ちして
乗り逃さない事に気を取られていたよ
※『マイとかち』より

まぁ、札幌発の夜行急行【まりも】は釧路方面の廃止路線を追っかける時の前夜の移動&宿として重宝していたが、士幌線・広尾線といった帯広から分かれる路線に対しては【まりも】の帯広到着が3:22(だったかと)と早すぎて、駅の待合室で始発まで2時間ほどの待機時間があるなど、結構キツかった思い出しかない。

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全国で唯一の代行バス
区間が存在した士幌線

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その代行バスは白ナンバーだった

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そのさよなら記念乗車券裏に
記載された士幌線時刻表

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この時刻設定では
終点まで往復するだけで
まる一日かかってしまうよ

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士幌線を優先して
広尾線は広尾まで往復した
一度っきりで写真に撮ったのも
幸福駅に静態保存された車両だった

従って、駅外の思い出としては、日高のヤマに行くのに中札内方面(リンク先の出来事はドン引き必至のスペクタクル)に出たり、冬に通うようになった根室方面や士幌旧線のタウシュベツ橋梁に向かう為の駅レンタカーを借りる拠点となって、帯広駅に下車する機会が増えたのである。

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湛水期はダム湖に沈み姿を隠す
幻の橋としてのオーラを放つ
タウシュベツ橋梁

駅レンタカーは大手のレンタカーより割高ではあったが、旅に出る数か月前から駅レンタカー店を探して予約する手間が省けたので、料金が高くても構わず利用していたしィ。 まぁ、レンタカー代の割高な分は、野宿や車寝・食料持ち込みの自炊でケチる事で対応していたし・・ね。

だが、駅の高架化で駅の南北の往来は可能なのであるが、元が完全に分断されていたが為に駅往来はかなり不便で、車で駅に立ち寄ると道に迷う事が多くなったのである。 まぁ、マイカーを宿&移動手段としていた『山旅放浪』時代は鉄道駅に立ち寄るなんて事はほとんどなかった事もあり、鉄道を追っかけていた時代も上述の通り駅舎の外に出た事が無かったから、実質帯広駅は『初めて降りる駅』だったのである。

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青春を賭して追っかけていた
ローカル線が廃止となり

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士幌線だったターゲットが
東大雪のヤマに変わった

それに帯広を南北に通る国道236号線は駅の500m釧路側に通じていて、駅には駅テナントビル関連以外の『ワテが使える』店屋がほとんどなかったのである。 要するにブランド店や駅ホテルなど、ワテが生涯を通じて1度たりとも利用した事がない店舗が並んでいたのである。 そう、駅にある店屋で使えたのは駅キヨスク位であった。 その後は利用者というか日本の国全体の所得低下による倹約思考で、コンビニや牛丼屋などの『ワテが利用できる』店屋も現れ出したが・・。

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同時に広尾線も

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ターゲットが憧れやまぬヤマ
カムエクへと変わった

その帯広市街周辺の『ワテが使えた』店屋は、市街地が広がる国道236号線沿いにあったのである。
銭湯・ほか弁屋・コインランドリーの旅の『三種の神器』は、全て国道236号線より東西に分かれる市街地に点在していて、ヤマの用品店さえ駅前ではなく市街地側にあったのである。

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駅高架化となっても帯広まで
『ちほく高原鉄道』から
快速〔銀河〕が乗り入れていたが
その『ちほく高原鉄道』も2006年に路線廃止に
※『レイルラボ』より

そして、日高のヤマと東大雪のヤマをつなぐ道も、日高に向かう国道236号線(広尾国道)と、この地域の主幹国道38号線を挟んで糠平から東大雪に向かう国道241号線(東大雪・阿寒横断道路)で、車なら帯広駅に立ち寄る必要のない状況となっていたのである。

だから、初めて駅レンタカーを借りた『山旅放浪』明けの社会人1年目(といっても胡散臭い不動産屋で、まともな雇用形態ではなかった)は、ほぼ『初めて降りる』帯広駅に戸惑ったよ。 駅裏の隠れた位置にある駅レンタカー屋を見つけるのにも20分位かかったよ。

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駅前としての機能を備えた
感のある駅の南(西)口
※ 帯広市のウェブサイトより

それは高架化して南北がつながっているとはいえ、帯広駅の南北出口は全く別の土地柄で、一見何が何だか判り辛いのである。 似ているというか札幌駅の南北口の劣化版といった感じで、南(西)口は駅前の街並みを備えているが、元貨物ヤード跡地の北(東)口は広大な敷地にバスターミナルや駐車場、移転した官公庁関連の施設など、地元民でないと縁のない施設がそろっている。

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元は貨物ヤード跡地で
駐車場やバスロータリーはあるが
閑散した町外れの感がある駅の北(東)口
※ ウィキペディア画像を拝借

そして駅レンタカーは、その南北口には属さない帯広駅の新得寄りの建物の影にあって、同じビルに有りながら、駅舎内を通って駅レンタカーの営業所に行きつく事ができなかったのである。 要するに、駅の南(西)口から駅舎の壁を伝っていくのだが、行けば行くほどに人通りがほとんどなくなるシチュエーションなのである。

それは、帯広駅の駅レンタカーが使用する駐車場が駅に隣接した駅直営の駐車場でなく、タイムズの一般駐車場で駅利用者の駐車利用がほとんどないからである。 だから、何度か帯広駅レンタカーを利用したけど、借りるのも返却するのも違った意味で困難をきたしたよ。

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真冬は水没する
幻の橋・タウシュベツ
真冬に日の出前の林道の
真っ暗闇を歩いて行く位だから
凍った道に対しては鈍感だったよ

そレは、ヤマへ通うべくや根室方面に出向くべく国道38号線に出る為に、「通り慣れた」国道236号線から駅に戻る時に、必ず道に迷うのである。 もう、どっちが南北だか判らなくなる上に、その南北の高架通り抜け通路も数本あって、どこも南北それぞれに似たような情景で、どの通り抜け道かも迷うのである。 そして、前述の通りに駅改札口から駅レンタカーの営業所までの道のりもややこしいので、行きも帰りも迷う『アリ地獄』のような駅レンタカーだったのである。

最初に借りた冬なんか、駅レンタカーの駐車場が判らなくなり、何度も駅高架下をぐるぐる周って、返却時間15分前に何とか駅レンタカーの駐車場入口の反対車線側に行きつく事ができたが、バリバリに凍った道で横断する程の度胸もなく、駅レンタカーの営業所に「返却指定場所への戻り方が解りましぇ~ん」と泣きを入れたのである。

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寝床へ向かうエゾシカの群れ
春国岱にて
こんなドキドキするような
シーンには出会いたいが
返却時間オーバーの
ドキドキシーンは御免蒙りたい

すると、返却5分前に営業所のお姉さんが歩いてやってきて、運転を変わってもらって駅のロータリーで方向転換して1分前に駐車場のゲートをくぐる事ができたよ。 それに加えて列車に乗って帰るべく、自由席特急券を買う為に帯広駅の『みどりの窓口』に並ばねばならないのだ。 なぜなら、この時は『東日本・北海道パス』を使っていたので、新夕張で普通列車に乗り継ぐとしても、帯広~新得は特急券と乗車券を購入する必要があったのである。

だが、北海道の『みどりの窓口』は伝統的というかイラつく程に業務が遅く、特急【とかち】の発車5分前なのに、まだ10人くらい並んでいるよ。 これを見て即効見切りをつけて、新得までの紙切符(丸める事のできる券売機切符)を買って飛び乗る。

特急【とかち】の自由席は札幌寄りの端1両こっきりで、3分前飛び乗りでは案の定立ち席だったよ。
でも、車内はガンガンに暖房を利かしていて気分悪くなるので、デッキの方で地べたに座る方が落ち着いたよ。 車寝・自炊旅なので荷物もデカザック+カメラバックの合わせて25㎏だったしィ。

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根室・春国岱での感動
根室など遠方まで行くなら
予定より遅れる事を見越さねば
追加料金を払わされるし
凍った道を飛ばすのはもっと危険だしィ

この事でレンタカーを借りる時は、その日の営業時間いっぱいまで借りる事にしたよ。 次に借りた時も返却時に道に迷ったけど、返却時間まで4時間以上あったので、営業所に泣きを入れる事なく無事に返却できたよ。 まぁ、普通なら、バリバリに凍った北海道の冬道に関する不安が増大するのであろうが、このクソタワケは返却の場所が判らなくて悩むのである。

国道236号線側の活動域にある銭湯・コインランドリー・ほか弁の『三種の神器』に立ち寄って、国道沿いにあるガソリンスタンドで満タン返しすると、必ず返却路が判らなくなるからね。 でも、最近は千歳空港や南千歳駅の『判りやすい』大手レンタカー店で借りる事が多くなったので、帯広で借りたならまた道に迷うだろうね。


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